美ケ原 山本小屋から王ガ頭・王ガ鼻を往復

王ガ頭(標高2,034b)王ガ鼻(標高2,008b)

 

 

日程 202168(火) 晴れ

 

日程 1999年7月19(月) 晴れ

 

コース

 

信州 道の駅「中条」(実家の近く)8:15=(県道31号)⇒笹平=(国道19号)⇒道の駅「信州新町」(おやき販売)=(国道19号)⇒長野市(古戦場入口)=(国道18号)⇒上田(大屋)=(国道152号・国道142号)⇒長和町(和田宿本陣入口=(県道178号)⇒ビーナスライン合流点(落合大橋)=(ビーナスライン)⇒美ケ原高原美術館/山本小屋分岐=(県道178号)⇒11:30山本小屋駐車場11:33―(0:17)→美しの塔(標高:1961b)11:50―(0:04)→塩くれ場11:54―(0:31)→王ガ頭ホテル12:25―(0:04)→王ガ頭山頂12:29―(0:11)→王ガ頭0.7`/王ガ鼻0.5`/自然保護センター1.2`12:40―(0:10)→12:50王ガ鼻13:07―(0:29)→王ガ頭ホテル13:36―(0:36)→美しの塔14:12―(0:14)→14:26山本小屋駐車場14:30=(県道187号)⇒美ケ原高原美術館/山本小屋分岐=(ビーナスライン)⇒美ケ原高原美術館=(ビーナスライン)⇒和田宿本陣入口=(国道142号)⇒跡部16:05=(国道141号)⇒平原16:10=(国道18号)⇒高崎 軽井沢=(国道17号)⇒熊谷=(国道125号)⇒行田・加須・古河=(国道354号・国道408号)⇒21:30自宅

 

*国道152号から国道142号に入ると道の駅「女神の里たてしな」がある、長和町からここの駅を通過し佐久市に入る国道。ここで「信州立科町まるごとガイド」を手にし、御泉水・蓼科山のコースが近いことを知り、2000/7/9に女神湖を経て御泉水自然園から大河原峠に車で入り、将軍平から蓼科山(標高:2530b)に登り将軍平から急降下で天祥寺原経由、大河原峠に下った事がある。チャンスが有れば歩いて見たい山である。

 

 国道254号は下仁田から内山峠を通過し佐久市を通過、国道142号に入り、国道152号を経て三才山トンネルを通過し松本で国道158号に入り、上高地や槍ヶ岳に出かけた、若い頃夜中に通過した道路です。中央自動車道や上信越自動車道が出来る迄は重要なコースでしたネ。

 

徒歩:14531

 

山の景色

自動的に生成された説明

北アルプス 実家の脇から

 

 実家道の駅「中条」の近く、これから北アルプスへ行く人、帰り人が立ち寄る道の駅で、北アルプスが美しく見える。実家はチョットずれる位置にあるが、ほぼ同じです、見えるのは白馬岳から鹿島槍ヶ岳の峰々です。虫倉山(標高:1378b)は信州百名山で長野県民の人気、屏風の北アルプスの展望で紅葉・新緑時期には一度は登りたい山、ここに登れば槍ヶ岳バッチリ見える。運が良いと富士山が見えるそうです(生まれ故郷だが見たことは無い)。

 

 信州名物の「おやき」を道の駅「信州新町」寄って購入(道の駅「中条」はコロナで販売中断とのこと)し、信州の中心にある美ケ原を目指します。長野で国道19から18号へ、上田の大屋から国道152号に入り、長和町でビーナスラインを目指し、合流地点からこのビーナスラインの高原道路で美ケ原高原美術館と山本小屋へ向かい、手前の分岐で山本小屋を目指します。

 

草, 屋外, フィールド, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明 丘の上に立っている

中程度の精度で自動的に生成された説明

左:王ガ頭(おおがとう)                     右:蓼科山(標高:2531b)と美ケ原

 

 長和町でビーナスラインを目指す道路に入ると、一台の車が無いがだんだん新緑になってクネクネ、ビーナスラインに入ると怖いくらいの高度、広く不安は無い、どんどんと上に行き展望が開く、美ケ原高原美術館/山本山荘分岐、左に蓼科山の姿を見て、展望バツグンの広い駐車場に着く、無料でトイレは山本小屋内に有料である。

 小屋の庭先に牛伏山(標高:1990b)の登山道入口、広い道に入り、美ケ原高原ホテル(広い売店がある)の前で北アルプスの美しい姿が見えて来る。

 

牧草地にいる馬

自動的に生成された説明 丘の上にあるベンチ

低い精度で自動的に生成された説明

左:牧場と牛伏山     右:塩くれ場

 

 オベリスクのような大きな石の塔、美しの塔「美ケ原溶岩台地」(標高:1961b)で美ケ原のシンボルです、気分は牛になった気分になる。

 直ぐに塩くれ場に着く、中央分水嶺トレイル(長門牧場−霧ヶ峰−美ケ原 38`)、美ケ原高原 案内図によると山本小屋から30分、王ガ頭(標高:2034b)まで30分、王ガ頭から王ガ鼻(標高:2008b)まで20分と記されている。

 百曲りで広木場(三城)夢の遊歩道で茶臼山(標高:2006b)への登山道がある、ご夫婦がこの道に入って行くが何方に?

 これ向かう王ガ頭まで30分とあるから楽そうだが広い牧場で道のりが有るように様に見える、従って多くの観光客はここか手前の美しの塔から引き返してしまう。

 

草, 屋外, フェンス, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明 丘の上にある数種類の木

中程度の精度で自動的に生成された説明

左:この広い道に一人歩く人          右:アルプスの屏風

 

 前方を眺めるとこの広い道に一人の女性?(若い女性の知ったのは王ガ頭に山頂)のみ、急いでも追いつけない、また戻って来る人もいない、振り返ると美しの塔周辺には人が複数見えるけど!

 北・中央・南アルプスの全体が見える位置になるには遠くに見える丘を越えなければならない、今は12時頃でこの時刻を過ぎるとアルプスにガスが濃くなって良く見え無くなる従って自然と足が速くなる、先行の女性はもっと早い。

 

山の景色

自動的に生成された説明 建物の前に立っている家

中程度の精度で自動的に生成された説明

左:振り向くと蓼科山       右:王ガ頭ホテル 裏が王ガ頭山頂

 

 王ガ頭が近くなって丘を越える位置になると、右の奥に浅間山がガスに包まれている、雄大な姿で、昨日登った水ノ塔山や篭ノ登山も霞んでいる。振り向くと美ケ原の誇大な牧場の奥に蓼科山が立派、右に八ヶ岳が続く。期待の富士山は見え無いが南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳北岳辺りがボンヤリみえる。

 さらに左には中央アルプスの木曽駒ケ岳や空木岳が長い稜線を見せてくれるが、存在は解るがここの峰の名前はガスが広がって分かたない?

 そして、王ガ頭ホテルの左に北アルプスが見えて来る、槍ヶ岳は見えず、たぶんだが乗鞍岳方向かも?

 そんな雄大な景色を眺めつつ進むとあっと言う間に王ガ鼻ホテル迄の最後の登り、一歩一歩休みながら上に出ると八ヶ岳中信高原国定公園 「美ヶ原高原」と大きな道標に着く、人の気配無し。

 王ガ頭山頂は王ガ頭ホテルの前で右に林道(王ガ鼻と美ケ原自然保護センターに続く)を右下に見て、ホテルと裏に回る。女性登山者が1人お休み中ですがホテルの庭先なのにとても静かです。進むと王ガ頭0.1`/塩くれ場1.7`/王ガ頭1.0`・天狗の露路0.8`の道標が立ち、0.1`の王ガ鼻へホテルとテレビ中継塔の間を進む。

 

草の上にある橋

低い精度で自動的に生成された説明 石の上にある岩山

自動的に生成された説明

左:テレビ中継塔の立つ美ケ原最高地点         右:王ガ頭(標高:2034b)山頂標識

 

 ホテルの裏に回ると、鳥居とテレビ中継塔に神社が祭られアンバランスの光景、各地で不要な中継塔は撤去されるがここは美ケ原の最高点(標高:2034b)・・・・。

 山頂から大展望で屏風の北アルプスが「八ヶ岳中信高原国定公園」を囲むように広がっている

 山頂標識で追いつけなったか若き女性が記念撮影、聞くと「これから霧ヶ峰に行くので、王ガ鼻には行きません、、、、ここが美ケ原の最高点なので・・・」という「早目に向かった方が・・・・」と答えるしかない、今の時刻は12時半、山本小屋には早くても13

 ここから霧ヶ峰は近くで良く車山(標高:1925b)、鷲ガ峰(標高:1798b)などが見えるが、ビーナスラインで落合大橋を渡り、扉峰や三峰口、和田峠を通過し、八島高原に寄らず、車山高原(車山肩)まで車で約1時間は掛かる、車山肩から霧ヶ峰の最高点車山まで徒歩25分、今から向かうと車山山頂に14時半に着く。王ガ鼻を往復し山本小屋に着く時間と変わらない。彼女のファイトには感服する!

 

森の風景

中程度の精度で自動的に生成された説明 丘の上に立っている

中程度の精度で自動的に生成された説明

左:目的地の王ガ鼻          右:降り向くと王ガ頭

 

 ホテルの庭に戻って林道を使う方法も有るが、王ガ頭山頂から歩き憎いゴロゴロの岩道を下って王ガ頭からの林道に出る。

 

森の中の家

自動的に生成された説明 草の上に寝転んでいる

低い精度で自動的に生成された説明

左:王ガ鼻/美ケ原自然保護センター/王ガ頭分岐       右:シロバナノヘビイチゴとキジムシロ

 

 林道を下ると王ガ鼻/美ケ原自然保護センター/王ガ頭分岐に着く。

 美ケ原自然保護センター(美ヶ原高原)へは松本から国道254号経由で美玲湖、思い出の丘、武石峠、焼山を通り車で走り大きな駐車場があり、今日はこのセンターから王ガ頭ホテルまで車で車が通れたようです(一台の車が通過)。松本駅からバスでセンターまで1時間20分のようです。このセンターの天狗の露地の道標からここの分岐まで徒歩25分、王ガ頭や美しの塔、牛伏山(標高:1990b)を越え、牛伏山東側の美ケ原高原美術館(標高:1890b)まで広い牧場と大展望を楽しむコースが人気です。

 

草の上を歩いている

低い精度で自動的に生成された説明 

左:溶岩台地              右:王ガ鼻・石切場/王ガ頭・美しの塔

 

 この分岐を王ガ鼻に向かい、溶岩台地を緩やかに登ります、ここのレンゲツツジはまだつぼみ。

 平らな道が続き、男性一人が下って来る、「王ガ鼻・石切場/王ガ頭・美しの塔」の道標に着く。左が王ガ鼻(標高:2008b)の平らな細い登山道に入ると神社がある王ガ頭山頂は直ぐです、右はテレビ中継塔の広場で北アルプス側に大きな反射塔が立っている。

 

草の上にいる

自動的に生成された説明 山の景色

自動的に生成された説明

左:シロバナノヘビイチゴ       右:焼山 美ヶ原牧場

 

 右に曲がり、2本のテレビ中継塔の広場に入る、焼山(標高:1907b)ですが美しの塔から見て王ガ鼻(標高:2008b)と間違うほど美しい山です、ここ焼山山頂にはテレビ中継塔は無い。チャンスが有れば焼山山頂から王ガ頭・王ガ鼻の風景を写したいものです。

 広場にはシロバナノヘビイチゴの群生地は広がり、お腹が空いたので腰を下ろしお弁当タイム、ここの中継塔広場には誰も入って来ないので気を使うことも無い。

 

屋外, 草, 建物, 山 が含まれている画像

自動的に生成された説明 山の景色

自動的に生成された説明

北アルプスの主峰 槍ヶ岳   今日のコース一番の展望

 

 北アルプスを望むが、槍ヶ岳を隠すように大型の反射場がある、鉄柵も設置されているが、人の足跡が残っている。ここを訪れたら主峰槍ヶ岳を望みたい。鉄柵を越え美しく写る場所を探す(笑)。

 左に穂高連峰、前面に常念岳、右に大天井岳・・・標高:3180bの誰が見ても槍ヶ岳の峰だ!許す限りここにいたいが、日が暮れる前に碓氷峠を下ってしまいたい、登山は行き来の運転が大きな負担です、特に高齢者にとっては!

 

草の上にいる白い花

自動的に生成された説明 屋外, 草, 建物, ストリート が含まれている画像

自動的に生成された説明

二本のテレビ中継塔の一本

 

 お弁当を広げ見上げる空、真っ青だが槍ヶ岳はガスに覆われているが、13時でもこの景色が見え天候に感謝しませんといけない!でも快晴では無い!

 

森の中の道

自動的に生成された説明 草, 屋外, フィールド, 道 が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:王ガ鼻への道    右:王ガ頭へ引き返す

 

 王ガ鼻は松本が眼下に、そして屏風の北アルプスですが13時過ぎになれば、展望は薄くなる、槍ヶ岳は美ヶ原の西、朝の日が差し込む時刻に来たいものです。

 でも北、中央、南アルプスが見え、天候に文句は言えません!

 

 山の景色

自動的に生成された説明

左:石切場方面         右:王ガ鼻の左斜面

 

山の景色

自動的に生成された説明 山と湖の風景

自動的に生成された説明

左:王ガ鼻の山頂と槍ヶ岳      右:美ケ原自然保護センター

 

 鞍部の王ガ鼻/王ガ頭/美ケ原自然保護センター分岐から王ガ頭へ登り返す、チャンスが有れば美ケ原自然保護センターきて焼山に登りたい。今日は王ガ頭と美ケ原自然保護センター間は車が走っていた(確認が必要)、今日は上田・佐久側から美ケ原自然保護センターには松本側か入ることになる。

 

山の景色

自動的に生成された説明 草, 屋外, フィールド, グリーン が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:王ガ頭ホテル前から槍ヶ岳     右:美しの塔

 

 王ガ頭ホテル前から槍ヶ岳、13時半でもまだ姿を見せてくれる。振り向くと浅間山だが雲で全く見えません。

 

 王ガ頭ホテルから美しの塔までホテルでアルバイト中の二人の娘さんと雑談、美しの塔の前でお別れ、ちょっとホームシックかな?でも二人でアルバイト中、何かを得て下山して欲しいものです。お陰で王ガ頭ホテルから美しの塔までは雑談で写真無し(笑)。

 

 山の景色

自動的に生成された説明

左:一頭の牛と広大な牧場              右:牛伏山

 

 この暖かさ、牛になりたいが、夜は何処で眠るのか?朝から短い雑草を食べ、塩くれ場で塩を・・・・・。

 見える牛伏山は山本小屋から約15、山頂から美ケ原高原美術館まで約20分、360度の大展望だそうです。

 

山の景色

自動的に生成された説明 山の麓にある道路

中程度の精度で自動的に生成された説明

左:美ケ原から            右:山本小屋から

 

 美しの塔から美ケ原高原ホテルの前を通過、浅間山の方向は見え無いが蓼科山は良く見える。

 山本小屋の駐車場は10台程の車、ベンチからの展望はピカイチですが、混んで座れる場所が無い、無理は禁物、コロナは「うつさない、うつらない、一回目のワクチン接種は614日」、車に乗り込み下山開始。

 

屋外, 草, 電車, 跡 が含まれている画像

自動的に生成された説明 草, 屋外, フィールド, 丘 が含まれている画像

自動的に生成された説明

美ケ原高原美術館

 

 駐車場を出ると直ぐに美ケ原高原美術館分岐です、チョト気になり美ケ原高原美術館をグルリ、ナビに自宅を指示して見るとやはりビーナスラインで落合大橋の前で県道178(美ヶ原和田線)で佐久に出て軽井沢経由で来た道を引き返す、碓氷峠はガラガラです。

 国道142号で立科町の道の駅「女神の里たてしな」に立ち寄る、美ヶ原と関東の間でとてもありがたい道の駅!次回は白樺高原に寄ってみたいですね!

HP:わたしの天気予報