雨降の長く続く今年の夏 乗鞍岳・姫川源流・八方尾根をグリル一回り・故郷へ |
日程 2017年8月24-27日 曇り、雨、快晴、晴れ フシグロセンノウ
2004/10/9-10:唐松岳(標高2696b) 五龍岳(標高2814b)八方尾根と遠見尾根を歩く
コース 24日:つくば市13:40=(国道354号)⇒釈迦15:06=(R56)⇒利根川橋15:15=(国道4号)⇒栗橋=(国道125号)⇒待田16:00=(国道17号)⇒熊谷16:08=(国道407・140号)⇒花園16:35=(国道254号)⇒荒船山(内山トンネル)19:00=(国道254号)⇒佐久19:20=(国道254号と142号)⇒右:国道254号道標19:50=(山越え 国道254号)⇒国道152号と合流20:00=(国道254号と152号)⇒腰越上20:05=(国道254号 三才山トンネル 有料)⇒松本城21:01=(国道254号)⇒国道19号・158号出合21:08=(国道158号 奈川渡ダム)⇒前川渡大橋21:55=(乗鞍岳線 R84)⇒22:15乗鞍高原観光センター 25日:乗鞍高原観光センター6:10(降水確率高い日のBダイヤ)=(乗鞍エコーライン:鈴蘭 スキー場前 すずらん橋 休暇村 東大ヒュッテ口 三本滝 摩利支天 冷泉小屋前 位ヶ原山荘前 宝徳霊神 大雪渓・肩の小屋口 標高:2716b)⇒7:00乗鞍山頂(畳平)9:05=(乗鞍エコーライン)⇒9:55乗鞍高原観光センター「乗鞍高原:善五郎の滝」=(乗鞍岳線 国道158号)⇒新村=(R48等で穂高まで北上)⇒15:13大王わさび農場15:55=(国道147・148号)⇒17:20白馬ジャンプ競技場・ゴンドラリフト八方駅・白馬駅19:30=(R33)⇒20:00サンサンパーク白馬(駐車場) *乗鞍エコーライン(長野県側) 三本滝〜県境、乗鞍スカイライン(岐阜県側) 平湯峠〜畳平 26日:サンサンパーク白馬(駐車場)5:30=(R33 R324)⇒6:32青木湖・姫川源流7:55=(国道148号)⇒8:55第3無料駐車場8:59―(0:30)→ゴンドラリフト八方池9:25=(アルペンライン:ゴンドラリフトアダム)⇒兎平駅(標高:1400b)9:35=(アルペンライン:アルペンクワッドリフト)⇒黒菱平駅(標高:1680b)9:50=(グラードクワッドリフト)⇒第1ケルン(標高:1820b)八方池山荘9:55―(0:37 尾根道)→石神井ケルン(八方山ケルン)(標高:1974b)10:32―(0:08)→第2ケルン(標高:2005b)10:40―(0:16)→八方ケルン(標高:2023b)10:56―(0:08)→八方池・八方池山荘/唐松岳登山道標識11:04―(0:06)→11:10第3ケルン八方池(標高:2080b)11:24→八方ケルン→第2ケルン→石神井ケルン―(木道コース)→第1ケルン八方池山荘12:42=(グラードクワッドリフト)⇒黒菱平駅12:50=(アルペンライン:アルペンクワッドリフト)⇒兎平駅12:59=(アルペンライン:ゴンドラリフトアダム)⇒ゴンドラリフト八方池13:15―(0:15)→13:30第3無料駐車場=(R33)⇒道の駅「ほかほかランド美麻」=(R31大町街道)⇒道の駅「中条」実家(泊) 27日:実家(泊)=(R31 国道19号)⇒長野市=(国道18号)⇒軽井沢 碓氷峠=(国道18号)⇒高崎=(国道17号)⇒前橋=(国道50号)⇒佐野「佐野ラーメン」⇒下館=(国道294号)⇒つくば市 「詳細報告」 乗鞍高原 24日 午後出れば22時頃に乗鞍高原に着くだろう、上高地や高山方面に向かう時によく使うルートです、若い時は夜中に走り、朝、登山口に着き歩き出したものです、70歳を超えると、ノンビリ明るい道を走り、車中泊し、翌朝登る 松本城の近くを21時通過、松本から約1時間で乗鞍高原です、乗鞍高原観光センターは大きな看板が有って迷う事は無い。ここに無料のトイレもあり、また道路「R84」の反対には芝生立派な広い無料駐車場もあり静かに車中泊ができる。8/27(日)は全日本マウンテンサイクリングが予定され乗鞍高原観光センターの駐車場は明日(26日)夜から利用が出来ないらしいから、反対の駐車場に停めて置く。 25日 乗鞍山頂(畳平)への乗鞍ご来光バスは7/24〜8/31 3:40発だが「前日午後から深夜にかけての天候及び当日早朝の天候が良好でない」と運休になり、乗鞍高原観光センターのバス発着場に張り出された!
乗鞍高原⇔乗鞍山頂(畳平)の運行期間は2017/7/1(土)〜10/31(火)晴れ:Aダイヤ、雨:Bダイヤが用意され、今日はBダイヤ、始発は同じく6:10、BダイヤはAダイヤの半分で、2時間間隔。運行時間は7/1〜9/30と10/1〜10/31の期間、期間毎に始発が乗鞍高原で6:10と7:00、乗鞍山頂(畳平)の終わりが17:05と16:30。 今日はBダイヤ、7/1〜9/30の期間で乗鞍高原:6:10,8:00,10:00,12:00,14:00,15:30。乗鞍山頂(畳平):7:10,9:05,11:05,13:05,15:05,17:05と運行される。 乗鞍ご来光バス:往復 2800円 片道 1750円、A/Bダイヤバス:往復 2500円 片道 1450円 発車、10分前頃、キップ売場が開き、販売の方が車掌さん、大型バスで、約30名を乗せ出発。鈴蘭、スキー場前、、、客を拾うが乗ってこない、曇りですが小雨の落ちてこない、最悪でも畳平から剣ヶ峰まで歩けそうな気がするが、甘い期待かもしれない。 やがて、三本滝、乗鞍周遊バスはここが終点、乗鞍山頂行きはマイカー規制のゲートを通過し乗鞍エコーラインの始まりです。 バスはくねくねと高度をあげる、木々もだんだん背が低くなって森林限界を超える。 乗鞍エコーラインのバス停は鈴蘭、スキー場前、すずらん橋、休暇村、東大ヒュッテ口、三本滝、摩利支天、冷泉小屋前、位ヶ原山荘前、宝徳霊神、大雪渓・肩の小屋口、標高:2716bと停まって行く。 時々、道路の斜面に登山道が見える。調べて見ると:登山ルートはここ
冷泉小屋前(れいせんごやまえ)バス停はまだ曇り、時々遠望の空が明るい、展望も少しあるので窓からシャッターを押すがクネクネ曲がって撮影は成功しない、位ヶ原山荘前(くらいがはらさんそうまえ)のバス停で停まる、急に小雨が降り出してくる。この小屋の宿泊人数は40人で営業期間:12月23日〜1月9日、2月4日〜10月下旬 (2016−17シーズン)とのこと、5月15日から10月末まで1泊2食付きで7,500円。 全く外の景観が見えない、やや道が平の感じ、大雪渓・肩の小屋口バス停でスノーボードを担いだ青年らが数人降りて行く。この雨と強風はサマースキー・スノーボードが楽しめるとは思えない!肩ノ小屋は開設期間:6月下旬〜10月上旬、宿泊料金:一泊二食 9000円(税込)、収容人数:200名。 標高:2716bバス停、車掌さんが「ここは日本一標高が高いバス停・・・・」の説明が終わるまで停車、写真の通り視界はゼロ! バスは県境を通過、乗鞍山頂(畳平)バスターミナルに着く。
乗鞍山頂(畳平)バスターミナルには乗鞍高原/平湯温泉・ほおのき平行きのバスが有って、ほぼ同じ本数が運行されているようです。 雨、強風の天気、急いでターミナルの中に入る、急いで準備を整え、剣ヶ峰に出て行く人もある。畳平から剣ヶ峰、時間の限り可能なピークに登る予定で来たが、今日は9:05のバスで下山する事に決める。晴れた日に、ここに立ち、畳平から剣ヶ峰頂上へ、肩ノ小屋に戻って 位ヶ原山荘、冷泉小屋、三本滝と歩いて見たいものです! 同じ下山のバスを待つ人で、一日目乗鞍高原に泊、二日目畳平に泊、三日目の朝が今、二日目に畳平へ着き、雨!の畳平で、銀嶺壮に泊まり、この周辺で一日を過ごし、奥さんと孫を何処にも連れて行けずとどまっていたという。お孫さんは美しい夜空の星を見たかったようです! また、せっかく来たのでと、畳平のお花畑を見に出かけるご夫婦がおり、同じように外に出て見るが強風と雨が行く手をさえぎり、お花畑への道が解らない? 次々とやって来るバス、大勢の人が集まって来る、8:50発の平湯温泉行きがでる、9:05発の乗鞍高原行に乗り込む。冷泉小屋前バス停から乗ってくる人を乗せ、三本滝に到着、同じキップで再度乗れるそうで、ここで三本滝を見ることができるそうですが雨が降っておりダメ。 乗鞍高原観光センターに着き、ここがバスの終点、皆さんとお別れです。 ちょっと雨が止み、教えてもらった善五郎の滝(すずらん橋バス停の近く)入口まで車で戻り、ここ入口に広い駐車場ある。再び雨!だが傘をさし善五郎の滝へ向かう。 入口から自然林の中を少し下って、鞍部からちょっと登ると、道が分岐、右が滝の展望台、左の善五郎の滝へと下る。雨で道がぬかり歩きにくい。
立派な橋を渡る、橋の左に巨岩が転がって面白い、右奥に小さな滝が見える、これでは人を呼びつける滝ではない、橋を渡り切り、階段を登れば善五郎の滝の姿が現れる!
善五郎の滝は標高1525bにあり、落差21.5b、幅8bで、幅いっぱいに水が落ちる端正な滝です。東向きであるため、早朝には朝日に輝き、虹が現れることも多いそうです。春夏秋冬とも人気のある滝で、厳冬期には迫力ある氷瀑となり、スノーシューなどで見学に行くのも楽しい体験だそうです。 道路に戻って、三本滝へ向かってみた、三本滝バス停には三本滝レストハウスが建ち、今日は休業のようです、庭先の広い駐車場に入りますが大ぶりの雨です、標高差100b以内で片道約2`、往復約1時間半。 雨は止まず乗鞍高原の散策を諦め、前川渡大橋を経て、奈川渡ダムで野麦峠への道を見送り、新島々駅を見て、新村から国道158号を離れ、広域農道を北上する、松本まで行き国道147号を走るより空いている。
国道147号と大糸線の並んで走る、晴れていれば常念岳が立派に見えるが、白馬・大町地区は朝から大雨、午後になって注意報が解除、北アルプスの峰々はまだ雲の中、頭まで見える山は標高:2268bの有明山のみです。 大王わさび農園 穂高駅近くで大王わさび農園の看板が出て、この看板を追いかける、穂高駅から国道147号を超え、以下、大王わさび農園の散歩です。 乗鞍岳方向から流れる梓川、高瀬川、穂高川などが集まる地点、わさびの生命は水である。
2003/4/19のわさびは花が咲き、周囲は桜満開です!
大王わさび農園を訪れる場合、桜の咲く4月、北アルプスは雪景色、園内に展望台があって素晴らしい北アルプスの景色を見ることができます。 大王わさび農園から国道147号に出て、木ア湖・中綱湖・青木湖を過ぎると白馬の世界、鹿島槍ヶ岳や五竜岳、唐松岳は見えないが、白馬岳・杓子岳・鑓ヶ岳の白馬山が早朝の大雨が嘘の様に切れ、美しい。 白馬ジャンプ競技場 次は八方を目指す、理由は「2018年の〇〇〇会(今年古希を迎える)で八方尾根を歩いて見よう」と言う話、国道147号から148号に変わり八方の道標に従って国道148号から離れ「白馬・長野オリンピック道路」を走ります、向かうと八方尾根入口交差点、左折すると、右に第3無料駐車場を見て白馬ジャンプ競技場へと向かう。
白馬ジャンプ競技場のロータリに車を停め、階段を上がる、26,27日のノルディックスキーの公式練習中、おそらく午前中は雨で中断し、午後の17時を過ぎても練習が始まったのだろう。なお、26日はノルディックスキーのNBS杯女子白馬サマージャンプ大会で伊藤有希さんが「117bと最長不倒の127bを飛び」、合計249.0点で4連覇を果たした。高梨沙羅さんは出場していない! 思わぬ公式練習で、私を含め、白馬ジャンプ競技場を訪れた観光客は大喜び、また、「伊藤有希さんが出場するなら、26日は応援に来よう!」と言う人も多い! ここのジャンプ競技場を後にして、ゴンドラリフト八方駅と狭い道をくねくね回って白馬駅を回って、サンサンパーク白馬(駐車場)へ移動しここで車中泊。 雨さえ降らなければ乗鞍岳で遊び、乗鞍高原のキャンプ場に泊まって、26日は乗鞍高原を歩く予定でした、車にはテント用具が積まれている(笑)。 26日:今日の予定は夕方実家の道の駅「中条」に行けばよい!今日は一日自由である。 ジャンプ:姫川源流 八方尾根
姫川源流 地図を開くと青木湖の北側に姫川源流がある、娘と大王わさび農園に立ち寄って、ここの寄ったところだ。
国道148号青木湖を過ぎ、佐野坂峠を抜けると、左側に広い姫川源流の駐車場(無料)がある、この先に「姫川自転車道(基点)の標識」があり、国道148号を渡り姫川源流入口に入る。 川を渡ると、姫川源流と親海湿原(およみしつげん)案内板があり、左折が姫川源流で、直進が親海湿原。 親海湿原へ向かう、右に鹿島槍ヶ岳が位置しているが見えず、畑が広がっている。案内に従って向かうと親海湿原の入口に出る、この入口の左に姫川源流への道がある。親海湿原は入口から入り、木道で湿原内を歩き、一番奥から、湿原を回って、ここ親海湿原入口まで戻ることになる。 親海湿原をお楽しみください。
シロネは霞ケ浦の湖岸に咲きます、大きな姿でヒメシロネとの差が良く分かります。霞ヶ浦自然観察会
ホソバノヨツバムグラかどうか?だが、ガイドブックの写真によく似ており、湿地に生えるとある。分布は北、本、四、九。
親海湿原入口から木道を歩いて、湿原の様子をタップリ観察、迷ってしまうほど夢中になると、湿原の奥に入り込み薄暗くなるが、案内が出て、縁を回って行くと、親海湿原入口に戻り、姫川源流の方に行く道が有る。
親海湿原入口に戻り着き、姫川源流に向かう、朝まで降り続いた雨で、細い道は草に覆われズボンがビショビショになるが、ここを通り切らないと姫川源流に着けない。静かな道が続きます。 ヌスビトハギやハエドクソウが道端に沢山咲くが、薄暗い道でピントが合いませんネ。 急に姫川源流が目の前に現れ、東屋が建っている、オタカラコウの見頃の時です。オタカラコウは東北地方以南〜九州の山地の湿地に自生する多年草。葉はフキに、花はツワブキに似ている植物で、草丈は高く1b近くにもなる。名前の由来は、“タカラコウ”については、根茎の匂いが防虫剤や香料にする宝香=竜脳香(樟脳)に似ている為に名付けられたもので、頭の“オ”については、豪壮な姿を“雄=オ”と名付けたと言う説や、良く似た植物の“雌宝香”と対比させて“雄”と名付けたと言う説がある。良く似たメタカラコウとの違いは、オタカラコウの葉は基部が丸くフキに似ており、舌状花は5〜8枚なのに対し、メタカラコウの葉は基部の両端が尖り、舌状花は1〜3枚しかついていない。 この後登る八方尾根では見付けなかったが、栂池高原のロープウェイ自然園駅〜自然園辺りに多く咲くそうです。
姫川源流の駐車場(無料)からここまで誰にも会いません、一人占めの散策です。
姫川源流の石碑から右に向かうと川が流れ、田んぼに出てしまう、バイカモを見て、右奥に入ると木道にツルウメモドキがたれ邪魔をする、綱で横にずれしている。
姫川源流を出る、まだ8時、晴れてきた、再度乗鞍への思いも有るが、道の駅「白馬」へ寄って見た。この道の駅は白馬村特産品販売・レストラン・外売店・野菜直売所紹介・白馬村イベント情報を発信しており、この辺の穴場を聞いてみた、白馬五龍テレキャビンで登るアルプス平山野草観察園、八方尾根、白馬岩岳、栂池高原と穴場が多い! 八方尾根 「2018年の〇〇〇会(今年古希を迎える)で八方尾根を歩いて見よう」と言うお話をすると、八方尾根か栂池高原が良さそう、結果的には自分で下見を! 昨日、白馬ジャンプ競技場・ゴンドラリフト八方駅・白馬駅に行き、この話を聞くと、この快晴!八方尾根に行くことにする。 昨日と同じように国道148号を走り、八方の道標に従って国道148号から離れ「白馬・長野オリンピック道路」を走ります、向かうと八方尾根入口交差点、左折すると、右に第3無料駐車場を見る、ゴンドラリフト八方駅から八方尾根を登る人がおり、行き方を教えてくれる。この駐車場は無料で観光バスが5,6台も停まっている。
散策路の傾斜が大きくなると、「ここがゴンドラリフト八方駅への最後の有料駐車場・・」と案内する人が数人、広場に着くと左がゴンドラリフト八方駅です。 白馬駅からバスですと:2004/10/9の時は「白馬駅5:45=(バス)⇒5:50八方バスターミナル−(0:20)→6:20ゴンドラリフト八方駅7:30」でした。 八方ゴンドラにも有料駐車場600台分が有るが既に満車です。 八方アルペンライン往復乗車券 大人2900円を購入、八方尾根ゴンドラリフト:全長2064b、アルペンクワッドリフト:全長783b、グラートクワッドリフト:全長598b。 ここ八方駅は標高:770b。 最初のリフト、八方尾根ゴンドラリフトに乗り込む、空中散歩が楽しめる、白馬三山が見えてくる。やがて兎平に到着、標高:1400b。
アルペンクワッドリフトに乗り移る、出だし数分の停止が発生するが原因は不明、急げば地面に降りられるので不安は無い。展望は一段と広く、見晴らしを楽しむ、同時に足元の高山植物を観察できるが、撮影にはリフトのスピードは早すぎる。
アルペンクワッドリフトから白馬三山が並ぶ、一番右奥が白馬山、中央が杓子岳、一番手前が白馬鑓ヶ岳。黒菱平と白馬山が美しい! 黒菱平(くろびしだいら)の標高:1680b。
アルペンクワッドリフトからグラートクワッドリフトへ乗り換える、長い木道はやや下っているが、池塘が有って黒菱平の撮影スポットです。しかも今日は年に1,2度の快晴、しかもここ数週間天候が悪い八方尾根がこんなに晴れたのは久しぶりと、黒菱平の駅員さんも笑顔です! 黒菱平からグラートクワッドリフトに乗り換える、八方池山荘が見えてくる、右が白馬三山、左が唐松岳と展望はまた広角になってくる。 グラートクワッドリフトの終着駅が八方山荘 第一ケルンです。標高:1830b。
村営八方山荘にはトイレ、レストランが有って、AEDも備わっている、通過してきた兎平・黒菱平にもAED(各駅に有る)が有り、トイレもレストランも有る。 ここから登山道に入る、道は二分、右の尾根道に入る、左の道は帰路にとって置く、何故なら歩きやすい木道の道で、お花畑が続くからです! この尾根道、白馬三山が見事です。
展望は文句なし、高齢者にとって嬉しいのは足元の花、撮影の度に休みになる。登山道や山々の雰囲気を出し撮影、ハクサンシャジンやタカネマツムシソウは八方尾根の代表の花!
ウメバチソウは純白、登山者の多くが知っている、日当たりの良い、湿地に5,6個の花を見せてくれる、上向きの花で特に可愛い。
このイワショウブやミヤマコゴメグサは既に花期を終え、一寸判り難い。
ハッポウタカネセンブリは高山種であるタカネセンブリの変種で、北アルプスの八方尾根にだけ生育する固有種。8月初旬、スキー場のある低い場所から2000b付近まで、いたるところで群落が見られる。ハッポウとは八方尾根ですが、八方尾根を中心とした超塩基性岩の蛇紋岩の地質に分布している。
ここは砂礫地、白馬三山に良く有っている、白色に近いクリーム色の小花が密でソバの花に似ている。オヤマとは白山をさすそうです。
モウセンゴケは名札が付きましたが、ここで見ただけ、湿地帯でしたね、尾瀬とか会津駒ケ岳など沢山咲き、子供らに教えると昆虫を捕らえる姿を探すのに、ここでは被害の昆虫は見つからない。
ここから八方池と第3ケルンの分岐、多くの人は八方池に下って行く、ここは第3ケルンに向かいます。稜線から八方池の間は急斜面で限られた植物しか生えていない。
第3ケルン(標高:2080b)が稜線上のトップで、直進は下ノ樺・上ノ樺と呼ぶダケカンバの林で丸山ケルンを経て唐松岳頂上山荘へと続く。このケルンから見下ろす八方池が綺麗です、今日は風が強く白馬山三山の影が映らない。 八方尾根の登山者・観光客は@黒菱平(くろびしだいら)「黒菱第3ペアリフトで無料の200台駐車場から登って来る」(標高:1680b)A八方池山荘「第1ケルン」(標高:1820b)B石神井ケルン「八方山ケルン トイレと山小屋が有る 登りを尾根道・下山はお花の多い木道」(標高:1974b)B八方池「第3ケルン 撮影ポイントが多く観光客の最終目的」(標高:2080b)C丸山ケルン経由唐松岳(標高:2696b) 意外とCの人が多く羨ましい限り、時間は1時間40分で丸山ケルン、さらに50分で唐松岳頂上山荘、20分歩けば唐松岳山頂である。
第3ケルンでの展望を楽しみ、同じ登山道を引き返す。白馬連峰展望図:唐松岳(標高:2696b)・不帰三峰・不帰二峰(南峰・北峰)・不帰一峰・天狗の大下り・天狗ノ頭(標高:2812b)・白馬鑓ヶ岳(標高:2903b)・杓子岳(標高:2812b)・白馬岳(標高:2932b)・小蓮華山(標高:2768b)・白馬乗鞍岳(標高:2436b)・天狗原(標高:2204b)が置かれ、ここから唐松岳に登り天狗原まで縦走し栂池に下る峰々が記されている。
石神井ケルン「八方山ケルン」にはトイレと小屋があり、大勢の人々が休んでいる、中には大勢の団体もおり、ここで休まず早めに下りの花の多い木道の道に入ります。写真を写しながら休めばよい。
イブキジャコウソウはジャコウソウと検索すると同じシソ科ですが、大きく違いますね。
チングルマは木の仲間。写真は花でなく実。花が終わった後のおしべが長く伸び面白い。雪が融け直ぐに咲きだし、秋には一番早く紅葉し美しい。
ミヤマダイモンジソウはダイモンジソウの高山種で、本州中部以北の亜高山帯から高山に分布。残り花で違うかも知れません。
ハッポウタカネセンブリに名札が付けられているが、花が終わったかと思ったが、まだ蕾の状態のようです。
キバナノカワラマツバはカワラマツバの仲間で、花が黄色。名前は松の葉のように細く、川原や草原などに育つことからだが、環境に順応する能力が高く、高山でも見られるという。
クルマユリは葉が放射状に輪生し、コオニユリの葉は互生。おしべの色がクルマユリはオレンジに対し、コオニユリは茶色に近い色をしています。クルマユリはスマートな姿ですが、コオニユリは頑丈そうです。花の径は、クルマユリの5〜7aに対し、コオニユリは5〜10a前後と少し大きい。
ハッポウタカネセンブリを何度も観賞、木道コース(下山に歩く)と尾根道(登るとき歩く)の合流点に着くと、美しい花を見せてくれた、まだこの地点では全く認識が無く下山、帰宅し整理してハッポウタカネセンブリであることを知る。センブリ(千振)は筑波山の一部の領域で咲いている、こちらは白でハッポウタカネセンブリには負けるが、花の形はそっくりで、花びらに印があるのもそっくりですね。 第1ケルン八方池山荘からグラードクワッドリフトで黒菱平駅へアルペンライン:アルペンクワッドリフトで兎平駅へ、最後はアルペンライン:ゴンドラリフトア:ダムに乗ればゴンドラリフト八方池に着く到着。ここから散策路をノンビリ歩き第3無料駐車場へ、ジャンプ競技場へ行って見たい思いも有ったが、八方尾根の思いを残し、道の駅「ほかほかランド美麻」を経て大町街道で道の駅「中条」実家(泊) 27日は実家から長野市、軽井沢、碓氷峠、高崎、前橋を経て、佐野で「佐野ラーメン」を食べ、下館経由でつくば市 *今回雨の乗鞍岳、都合をつけ、9月下旬から10月初旬に乗鞍岳に行き、ここを歩きたいものです。 |