紅葉狩り 八方尾根から台風一過を期待し! 唐松岳(標高2696b) 五龍岳(標高2814b)
八方尾根と遠見尾根を歩く

日程 2004109-10   晴れ


五龍岳山頂から黒部渓谷側を望む

 

コース


8:常磐線牛久駅21:54=(車)⇒新宿駅23:54=(ムーンライト信州81号:鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ)⇒95:30白馬駅5:45=(バス)⇒5:50八方バスターミナル−(0:20)→6:20八方駅7:30−(アダム0:08)→兎平−(ゴンドラリフト0:07)→黒菱平−(リフト0:05)→弟一ケルン、八方池山荘8:00−(0:30)→公衆トイレ8:30−(0:10)→八方ケルン8:40−(0:10)→八方池8:50−(0:25)→下カンバ9:15−(0:15)→上カンバ9:35−(0:10)→扇雪渓9:45−(0:10)→丸山9:55−(0:30)→ガレ場(網でガード)10:30−(0:35)→11:05唐松岳頂上山荘11:06−(0:20)→11:20唐松岳山頂11:30−(0:10)→11:40唐松岳頂上山荘(泊)

 

10唐松岳頂上山荘5:45−(0:45)→牛首ノ頭通過6:30−(0:05)→最初の鞍部6:35−(0:15)→小さなケルン6:50−(0:05)→シャクナゲの多い平坦地6:55−(0:10)→大黒岳の鞍部7:05−(0:10)→稜線(唐松・五竜岳の標識)7:15−(0:10)→大黒岳の巻道ピーク7:25−(0:05)→立入り禁止の尾根の入口7:30−(0:20)→白岳登り口:遠見尾根分岐7:50−(0:01)→7:51五龍山荘8:10−(0:20)→砂礫から岩場8:30−(0:10)→岩壁、手前のピーク8:40−(0:15)→クサリ場8:55−(0:05)→五龍岳分岐9:00−(0:01)→9:01五龍岳山頂9:15−(0:40)→9:50五龍山荘10:05−(0:01)→遠見尾根入口10:06−(0:08)→白岩(標高2451b)10:15−(0:10)→最初のクサリ場10:25−(0:20)→長いクサリ場10:45−(0:15)→西遠見山(標高2268b)11:00−(0:20)→西遠見の沼、地塘数個11:20−(0:30)→長方の池二つ連続(大遠見池)11:50−(大遠見山(標高2106b)は巻く、0:40)→中遠見山(標高2037b)12:30−(0:25)→小遠見山(標高2007b)12:55−(0:30)→一ノ背髪13:35−(0:08)→ベンチ13:40−(0:03)→見返り坂13:43−(0:10)→地蔵ノ頭、ケルン13:55−(0:25)→アルプス展望リフト14:20−(0:05)→14:25白馬五龍テレキャビン14:25=(0:08)⇒とおみ駅14:40−(0:20)→15:00JR神城駅15:3016:40松本駅17:2319:12甲府駅19:4520:33大月駅20:50⇒高尾駅21:26⇒神田駅22:3022:45上野23:120:06牛久駅

 

8日 台風22号接近でムーンライト信州81号紅葉狩り臨時電車はガラガラ、大雨の新宿駅を定刻に発車、信州に入る頃雨は小降り、穂高駅で数人、信濃大町で大勢降り、終点の白馬駅では5,6人のみ。

 

9日  5:45 猿倉行きと八方行きのバスが出る、八方行きの乗客は私1人直ぐに八方バスターミナルに着く、傘をさし20分ほどゴンドラの案内に従って進むと八方尾根ゴンドラリフト(アダム)の八方駅に着く。

 

白馬駅から黒菱平までタクシーだと約3,400円と言うが、この天候、この閑散とした状況では、アダムに乗った方が良い、アダム・アルペンクワッド・グラードワッドを乗り継いでの料金は1,400

八方駅の脇に明かりの灯った喫茶店「ももちゃん」に入る、客は私1人であるまだこの店に勤めて数週間の男性がサービスをしてくれる。

 

7:00 八方駅は開門7:05頃従業員を乗せたゴンドラが昇って行く、7:15発売が始て、二人の男性が現われる、7:30定刻にスタート、混雑時は6人乗りを案内されているが、最初の一台に1人乗り、前方に一台も無いとちょっと怖い。

 

乗り出すと直ぐに展望は360度に広がって素晴らしい眺めである、アダムは兎平まで、右に50bほど歩いてアルペンワッドに乗り移る、黒菱平から今度は左に40bほど歩き、グラードワッドに乗り移る、スキー場の斜面をすれすれに昇って行く。

 

雨が本降りになってきた、二人の男性は早足で見えなくなって行く、グラードワッドから降り八方山荘の上にトイレが有って、利用する綺麗な建物である。再度雨具の点検をして、登山道に入ろうとすると直ぐに二分する、尾根道と研究路と案内され、ガスで展望も無いので研究路を選択する、左眼下に八方尾根からの裾野が広がっている、グラードワッドを乗って降りるまで強風だったがこの道になって静かになり雨も止んで来た。

 

石畳と言うかゴロゴロ岩の登山道を登って行くと突然目の前に長い木道が現われる、ベンチも有ってお花畑で八方池の散策コースとなって観光客が多いらしい。一般の登山者はどうやら尾根道を行くらしい、二人の男性は尾根道のようだ。木道はしばらく沢にそって緩やかに上り、階段を登り切ると公衆トイレが建っている。

 

二人の女性が唐松岳頂上山荘から下って来る、聞くと五龍岳はあきらめ下って来たという、上高地か八ヶ岳に立寄って帰るとのこと。この雨では仕方が無いか、台風一過を期待して登って来たと言うと、不思議な様子だった。

 


雨の八方池

 

そこからナナカマドの脇を登ると八方ケルン、大きな物である。岩の道を登って行くと右下に池が見えてくると白砂のピークで第三ケルン、その池が八方池、ガスって回りの景色が見えず観光用のパンフレットとは比べられない。

池から急な登りになって登り切ると前方に美しい紅葉の林が現われる、林の手前は展望の良い所だ、岩に腰を降ろし朝食、福岡から見えた男性が登って来る。

 


雨の紅葉狩り

 

この林が下カンバと呼ばれる所で、ダケカンバの下に登山道は入り込む、綺麗に色付いたナナカマドがとても美しく見事であり、ガスの中だがとても明るく感じられる。

林を抜けるとガレ場で左方向に出て右に曲がって登って行くと、左の谷が美しい、ここをしばらくトラバース気味に登って行くと、再びダテカンバの林だ、ここは上カンバと呼ばれるようだが、下とは異なって細く木の数が多い。

抜けると異様な雰囲気の扇雪渓、雪田で雪が残っている、周りは岩の斜面だ、ウラジロナナカマドが見事だが紅葉時季は過ぎている。登山道は扇雪渓を避け山腹を右に巻いてこの雪渓の上部に上がっている。

 


目の前に不帰ノ嶮が現れる
今回は通過しませんが、唐松岳から白馬岳縦走には通過する

 

ようやく、森林限界を超えたのかハイマツの広がる斜面に出る、ウラシマツツジの紅葉も見事だ。このハイマツ帯を避けるように登山道は上に向かっている、突然目の前の幕が落とされたように視界が開け不帰ノ嶮(かえらずのけん)のデッカイ岩稜が間近に迫って思わず足は釘付け状態である、一、二、三峰と有ると言うが区別は付かない、足元は唐松沢に急激に落ちて覗くには勇気が必要である。

反対には五龍岳が白岳のはるか上に姿を大きく現している、凄いに尽きる。

前方に尖った峰が見える、唐松岳のピークだ、登山道は尾根から離れ、山腹を斜めに登って行く、五龍岳が益々迫力を増す所だ。

上からは何時、落石が発生しても不思議ではない岩場を横切って行く、その落石を防ぐ網が見えてくる、そんな岩場を横切って進むと、目の前に、唐松岳頂上山荘が現われる、五龍岳との分岐を右に折れる。

唐松岳頂上山荘の前は:左に五龍岳、中央に立山連峰と剱岳、右に唐松岳と大展望が広がって、素晴らしい所である。荷物を小屋に預け、唐松岳山頂へ向かう。

20分の登りだが、山腹から右に不帰ノ嶮が見え、後に五龍岳がどんどん大きく見え、左は沢に落ち込むハイマツの斜面が美しく、なかなか上に着かない。

 


唐松岳頂上山荘を唐松岳頂上から見下ろす

 

唐松岳山頂に着くと不帰ノ嶮が一段と凄みを増し、その奥に白馬三山が見えている。伯父谷、黒部渓谷を挟んで剱岳からの稜線がとても印象的である。

台風の影響だろうか風が強くなってくる、唐松岳頂上山荘へ下る、正面に牛首ノ頭、大黒岳と続く稜線が五龍岳山頂に延びている、迫力満点である。

唐松岳頂上山荘に着くと福岡の男性も到着、ゴンドラで会った二人の男性は五龍岳へ向かった。

続いて徳島からの女性、若いご夫婦が唐松岳に向かう、戻って五龍岳に向かうという、彼女らが小屋に戻ったころ本降り、彼女らも今夜はここ泊まると決めた。今日の宿泊客は、ご夫婦と二人の男性が加わって計8人。

唐松岳頂上山荘は少ない泊まり客でも、サービスは万全、ストーブに灯が灯り、その周りで頂くラーメンが美味しい。

夕方、小屋のおねいさんが「凄い光景よ!」と叫ぶ、その前から、外が明るくなって太陽の光が見え始めていた、何度も外に出て様子を見ていたので、直ぐに庭先に飛び出る。夕日は剱岳の右に輝く、上空はオレンジ色に染まって、剱岳が雄大に全姿を現し、神がかりである。

 


台風一過の贈り物 剱岳
唐松岳頂上山荘は剱岳の展望台

 

これぞ「台風一過」の恩恵である、悪天候を登って来て良かった、長い電車のたび、長い登りも全てが帳消しの一瞬である。

短い時間、刻々とオレンジ色から青紫色に変化する、山荘の増築作業に登っていた人たちも歓声を上げる、やがて静まり返った様に墨の色に変わってこの神秘的な自然の演出は終わる。

夕食は8人、静かな一時で、明日の天候を期待し眠りに着く。

10 朝の日の出時刻、雨が降っている 朝食5:30、暖かい味噌汁とご飯をたらふく頂く。徳島からの女性は4:30に出たようだ、残りの人達は時々天候を確認しに部屋から出てくるが、食堂に姿を見せていない、予定通り6時前には小屋を出る、霧雨に変わった。

 


牛首ノ頭辺り、祖母谷温泉への登山道が見える

 

牛首ノ頭は手強い、いきなり岩登りだ、足元には黒部渓谷に続く大きな谷が広がっている、足元を確め一歩一歩進む、細い鎖を使っての岩壁越えもある。

牛首ノ頭を越えると急坂が待っている、ハイマツ帯の斜面になって振向くと、牛首ノ頭の凄さを改めて知る。

砂礫に出て展望は大きく広がって唐松岳から祖母(ばば)谷温泉に向かうルートが山腹を下っている様子が見え、その下って行く先は紅葉真盛りの谷である。

唐松岳側の鞍部に下り、振向くとハイマツ帯に覆われた斜面の先に唐松岳が白い肌を見せている。少し登り緩く下ると遭難者の慰霊碑の小さなケルンが建っている。

ここから潅木帯に入り、ケルンの下は両サイド谷の危険な箇所を横切る。さらにどんどん下り続ける、潅木も多くなる、ハイマツとシャクナゲが混じる平坦な箇所に飛び出る、ちょうど左右の谷の源頭が交わるような所だ、緩やかにダケカンバの中を登る途中に昨日の雨の水が溜まったのか池が二つ現われる、林を抜けると再びハイマツ帯に飛び出る、唐松岳−五龍岳の中間辺りで標識が有る、展望の開けた所で一休み。

ここからは緩やかな登りが大黒岳へと続いている、二羽のライチョウが姿を見せ、背の低いツツジの根本の餌を捜している、冬は直ぐおなかの周りは白く変わって愛らしい。

登山道は大黒岳のピークを通らず、右斜面をトラバースして行く、ハイマツに覆われた斜面は実に綺麗だ、大きくカーブをし五龍岳側に出る所に立入り禁止の尾根がある、踏跡も残っている。

なお緩やかに登り詰める、ライチョウガ今度は一羽、どこからか飛来し三羽、ここでも、背の低いツツジの根本を突付いて餌を捜している。

やや傾斜が大きくなってキツイ登山道を斜めに登り切ると、遠見尾根の分岐で直ぐ下に五龍山荘が見え、過ぎに小屋の裏を横切ると五龍岳登山口側の入口に着く。ここに来て雨が落ちてきた、中に入りコーヒーを頂く、昨夜の泊まり客は5人、みなさん鹿島槍ヶ岳へと発った後だとのこと。

今日始めての訪問客になった、最初の質問は「唐松岳頂上山荘の宿泊者は何人?」だった、荷物を預かってもらって、やまない雨の中、雨具だけを着け五龍岳山頂を目指す。

登りは砂礫の道だが、20分ほどで岩場になって、直ぐに岩壁の前に出てよじ登って越える、大きな峰が見え、岩の間を左右に縫うように登り続ける、このピークの中腹を越えると、いよいよ本峰の登りだ、岩が大きくなって、前方をふさぐ、クサリ場である、
突然ガスが切れ左に大きな黒い姿のナイフリッジの峰が幾つも見える。

ペンキマークを着実に踏んでクサリ場をクリアーすると鹿島槍ヶ岳の分岐に立つ、富山県側は快晴、台風一過そのものである、立山連峰と剱岳のピークにはまだ雲が覆う、そのピークから黒部渓谷に落ちる沢には積雪が残って迫力満点、谷底の周辺は今真っ盛りの紅葉が広がって、その谷を一筋の沢がくねくねと蛇行している様子がとても印象的な光景を見せている。

 


鹿島槍ヶ岳に向う、G4G5が続く

 

分岐からやや斜めに立っている岩群を越えると標高2814bの五龍岳山頂である。展望は360度、残念だが信州側は深いガスである。

鹿島槍ヶ岳への縦走で通過しなければならない北尾根ノ頭、幾つものピークが立ちはだかっている、こちらも信州側からガスが登っている、黒部渓谷から立山連峰、剱岳はすっかり快晴モードである。

 


五龍山荘

 

そろそろ下山という時に唐松岳から五龍山荘に下る、長くて雄大な稜線からガスが切れ、唐松岳頂上山荘が高い位置に建っているのが判る、その山荘から牛首ノ頭、大黒岳、白岳を経て五龍山荘を結ぶ登山道が良く見える。そして改めて唐松岳の美しい姿を見る、山肌が白く独特の美しさである。

 


唐松岳と青空

 

五龍山荘への下りは登りに比べ楽である、登り時とはまったく変わって、ガスが切れ、美しい山々の姿と黒部渓谷の美しい紅葉が重なってそれは見事である。

小屋に着くと遠見尾根からの登山者だろうか、男女4名と単独の男性に会う、「あれ、さっき五龍岳が綺麗に見えた時に山頂だったですね!」と言われる、「剱岳側は晴れているので、山頂からは凄い展望ですよ!」と返答する。

五龍山荘から一分ほど登り返し、再び遠見尾根分岐へ、遠見尾根にちょっと登ると、白岳ピークの分岐、右に下ると山頂を経由しないで下ってしまう、ここは立寄って標高2451bのピークを踏んで行く、正に五龍岳と唐松岳を展望するのにはベストの位置である。

 

遠見尾根の紅葉

 

登山道に戻ると、ガスの中、ここから中遠見山迄ガスは切れなかった、信州と富山側は全く異なった天候である。

白岳の山頂から直ぐに笹、こちらにはハイマツは見当たらない、急降下が続く、クサリ場を通過し、一度展望の良い岩場が有る、ここだ唐松岳頂上山荘のお弁当を頂く、おかずが可愛らしく配置され、大きな鮭の塩加減が良く、味も美味い。遠見尾根は八方尾根の様に広い稜線ではなく狭いやせた尾根である。

直ぐに長い鎖場が出てくる、その次の岩場には鎖がない、欲しい所だ。五龍山荘から一時間、男性に会う、続いて元気な4人の男性、「稜線は晴れているよと!」、「元気が出てきました、もっと下ると紅葉が綺麗ですよ!」と返事。ナナカマドが赤く美しい、ガスが切れればと思いつつどんどん下る、5,6十人には会っただろう、台風一過を期待し五龍岳を目指している、彼らに「稜線は晴れですよ!」と言うと決まって「嘘、本当ですか?」と返って来る、確かに遠見尾根のこのガスからすて稜線の「晴れは」は信じられないのは当たり前。

西遠見山(標高2268b)は何時の間にか過ぎてしまったが、大木のダケカンバの有った辺りなら巻いている、大きな沼に着く、西遠見ノ池、「西遠見」の標識、ガスで残念だが雰囲気の良い所だ、娘さんとご両親も稜線は晴れと言うが信じない、しかたなく、デジカメで再現、三人とも大感激で、奥さんはバンザイをしてVサインで登って行く、登山はこの方の様に明るい人が多く嬉しい。

 


美しい紅葉が続く

 

池から5,6歩登ると数個の地塘がある、白い砂の道に変わる、突然、右が谷のガレ場に出る、そのガレ場に下から階段が続く、白い砂が美しく、晴れていたら素敵な所だろう。

長方形の池が二つ現われる(大遠見池)、その先登山道は湿地帯が続く、どうやらこの辺りで大遠見山(標高2106b)を巻いたのかも知れない、大きく下って鞍部になって、登り返すと木道が出てくる、水平になって中遠見山(標高2037b)に到着、紅葉の綺麗なナナカマドが茂っている。

しばらく尾根になるが、階段の急登に変わって、登り返すとネマガリダケの多い湿地帯、五龍遠見トレッキングコースが分岐し、ここは真っ直ぐ登り詰めると、唐松岳で一緒だった若いご夫婦に再会、ここは小遠見山(標高2007b)である。お二人は、私が五龍岳山頂の頃、白岳から下る辺りだったようだ。別の一組のご夫婦も彼女らの先を下ってしまったらしい、残念と言うしかない。

神城駅まで6.2`地点、この辺りから観光客が多くなって賑やかである、中遠見山から地蔵ノ頭間は今が紅葉真っ盛り。

小遠見山から下ると、五龍遠見トレッキングコースはここで合流している。ガスが切れだし、八方尾根が見えてくる、唐松岳の山頂はスッポリガスの中だ、姫川の向こうに信州の山々が見えて来る、菅平の四阿山が美しい、浅間山も見えているだろうがちょっと遠望である。

一ノ背髪、展望のベンチの直ぐ下が見返り坂、鞍部から地蔵ノ頭へは数分の登りだ、ケルンが立って、素晴らしい展望が広がって、信州の山々を見ることが出来る、従って散策コースのメインで子供を連れた家族に人気が高い。アルプス展望リフトに着き、リフトの手前を右に下って五龍アルプス山野草園を下る、アルプス平駅に下り、白馬五龍テレキャビンに乗って、とおみ駅へ、エスカルプラザの前を右に折れ、国道148号・神城駅方向曲がり、綺麗な樹林の中を真っ直ぐ下る、踏切りを渡って、国道148号に出て右折し直ぐに神城駅の標識が出てくる。とおみ駅から神城駅までは約20分程です。松本行きの電車は1時間に一本程度、駅前には食堂は無いが国道148号沿いに有ります。

 

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