「身近な葉っぱで草笛を吹こう」

7回霞ヶ浦自然観察会 (ちば里山草笛音楽隊)

 

日程:20231021日(土)晴れ 秋本番

日程:2014524(土)妙岐ノ鼻 ヨシ原と多様な湿性植物
日程:2022年5月7(土)身近な植物を観察しよう
日程:2022年5月21(土)霞ヶ浦にはどんな魚がいるのだろう
日程:2022年6月18(土)曇り 梅雨の中休み
日程:2023年3月18(土)小雨(一日中雨)身近なコケを観察しよう
日程:202356(土)晴れ 強風自然再生区のヨシ原で植物を観察しよう
日程:2023520(土)曇り後晴れ 強風 妙岐ノ鼻と和田公園で霞ケ浦を観察しよう
日程:2023年8月19(土)快晴 台風6,7号が去り、暑い日が続く水草を観察しよう
日程:2023年9月16(土)晴れ 真夏日妙岐ノ鼻と和田公園で霞ケ浦を観察しよう!

 

 

草の上に立っている男性たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

講師のミニコンサート
上池コンサートにて

屋外, 人, 男, テーブル が含まれている画像

自動的に生成された説明

ウットリと聞きます

 

 

 

日 時 20231021日(土)10時〜12時 

場 所 茨城県霞ケ浦環境科学センター野外施設(雨天時は多目的ホール)

講 師 金田正さん、野村昭夫さん(ちば里山草笛音楽隊)

案 内 小幡和男先生(茨城県霞ケ浦環境科学センター 環境活動推進課)

集合場所・時間 霞ケ浦環境科学センターエントランス9時50分

送迎バス 土浦駅東口発920分(送りはセンター発1210分を予定しています。)

募集人数 30名(小学生以上、小学生の場合は保護者同伴)参加費 無料

参加費 無料

以下省略

 

 

 今回は土浦駅東口に迎えに来てくれる、講師の先生と私だけ、820に駅を出る予定だが早めにそろい出発、広大なレンコン畑はすっかり枯れて秋のモード、霞ケ浦の先に牛久大仏が大きく見える。

 まもなく、茨城県霞ヶ浦環境科学センターに着く。

 開始時刻、案内をされる小幡先生から講師の金田正さん、野村昭夫さん(ちば里山草笛音楽隊)の紹介があり、上池を通過し、森の広場に出る。参加者の多くは小学生とそのご両親、単独の参加者は高齢者。

 

 

左:講師のお話                右:案内の小幡先生が今日使う葉を探す

 

 流石の小学生のおチビちゃんらが講師を取り囲む、草笛案内に「草笛を吹いたことはありますか。身近にある葉っぱを使って音楽が演奏できたらどんなにすばらしいことでしょう」と書いてある、参加したい・参加させたい親子の会話でここに集まってくる。この観察会では、「ちば里山草笛音楽隊の金田さんと野村さんをお招きし、いろいろな草笛の吹き方をレクチャーしていただくとともに、しかもミニコンサートを開催します」と案内。70を超えた私は信州人、草笛の小諸や上田は現在信州そばが今人気だが、小諸城址懐古園で「草笛禅師」横山祖道をしのぶ集い」(祖道の命日の616日)が行われる。

 

 草笛に使用される植物はタンポポ、スズメノテッポウ、カラスノエンドウ、アシ、マテバシイ、ミョウガ、ツユクサなど。種類、構造は多彩であり、古来子供の手作りの玩具として親しまれてきた。私の田舎では小学生のころ草笛で遊んだ記憶がある、ピアノを弾く子がまれにいたが田舎では指導用オルガンが学校で一台だけ、ピアノを習うには高い交通費を払い都会に出て学んでいた、早く言うと変人だ!今では散歩中にピアノの音が聞こえ、草笛の音は聞こえない

 

 帽子をかぶっている人たち

自動的に生成された説明

左:トウネズミモチ      右:いろいろ試すが!

 

 チヂミザサ(縮み笹 イネ科]が足元に、講師は簡単に吹くと好い音色で私を襲う、出来るだけ大きな理想的葉をつかみ吹いてみる、鳴った笑顔!でも二回目以降吹いても・吹いても鳴らない!チヂミサザは葉の形がササに似ていて、やや縮んだようなしわがあることから講師が一番先に教えてくれたのだろう。とうとう額に汗がにじんでくる。隣の参加者が笑顔で「鳴る・鳴る」と喜んでいる、だが、次に彼女も鳴らなくなる・・・・・子供達にも成功する・成功しない人が出て来る、なかなか鳴らない子は真剣に挑戦!鳴るとエミが可愛く頼もしい!

 

 

講師の教えを聞き、いろいろ試す!

 

 あれこれして懸命に挑戦、飽きない、下手ではない経験不足だ・・・時間の過ぎるのがとても早い。

 

 

ミニコンサートが始まる

 

 ミニコンサートは本館の前のデッキ、それ用に良いされた見晴らしのコーナー、両講師の草笛コンサートが始まる。

 

 二人の「ハーモニー」に参加者は大きな期待、秋の季節で日差しもどんどん注ぐ中で講師の草笛がおたがいの音を、おたがいの「心」と「耳」で調和し期待のメロディーを繰り広げる。自然の音、草笛の世界へ自然と虜にする。

 

 

草笛の響きが森の広場に流れる

 

 懐かしい曲が流れる、、、私達が舞台に立ち・・・と思う・・・厳しい練習と経験が必須だ!

 

 

草笛ミニコンサート会場  正面に霞ケ浦が大きく広がっている!

 

皆さん、コンサートにウットリ
こんなコンサートが・・・・・・・と子供達は希望と夢を!

 

 嬉しい自然観察会、密かに練習し、草笛を吹き鳴らして見たいものです。

 

以下は今回渡された資料:

 

今日 講師さんから教わった内容

左:「植物の葉っぱや茎で音をだしてみよう」         右:「草笛の吹き方」

 

「植物の葉っぱや茎で音をだしてみよう」

 巻き笛:良く葉を巻き口にくわえて吹く。出ませんでしたが、鳴らしてルンルンの男の子、彼は最初の草笛から成功・・・・・。トウネズミモチの葉を巻くが講師の教え通りに吹くが小さい音が出る、続かない。

 拝み笛:これは以前鳴らしたもので、私も吹ける。エノコログサ等が適している。翌日散歩でサクラの葉で試すと良い音がでる、だがメロディーは出来ない、周囲に恥ずかしく・・・今度一目の無い所で(笑)。

 茎笛:タンポポから花の茎を切って、一方をつぶし吹く。秋では無く奇麗な花が咲く頃が良さそうだ!

 葉笛(草笛):上も右の資料を参照。今回の講習会に参加したいもの、大きめのツツジ(オオムラサキ等)の葉、案内人がツツジを有りかをご案内するが、今の時期は良い葉を見つけられない、だが、流石に講師の口に合うと立派な音が響く!

 ササ笛(ダックコール):口にあてて息を吹き込むと、「グェッグェッ」というアヒルの鳴き声がする笛です。楽しい音に子どもは興味津々。自然になじむ音は、自然体験活動やネイチャーゲームなどで集合を知らせる合図として人気です。講師の方からプレゼント(下記左の写真)。池や湖で泳ぐカモに出会ったら、ダックコールをふいてみる。鳴き声につられて近寄ってくるかもしれません。ダックコールは、自然の中だけでなく、学校やイベントなどでも大人気。自然の音は、子どもだけでなく大人にも人気。でも最近はダックコール吹く少年を霞ケ浦で見つけた事は有りませんネ。

「草笛の吹き方」

 葉脈(曲線)がきれいな葉を選ぶ:最初は薄くて葉にコシがある葉を選ぶ あけび、はぎ、まさき、さくら、なんてん、ベンジャミンなど

 裏返して左右にピーンと貼る:葉の上部を3aくらいピーンと引っ張る

 張った上部を前方に曲げ唾液で湿らす:唇と葉を唾液でよく湿らせ下と横から息が漏れないように葉の先端5_位の部分に優しく息を吹き付ける(葉の先端5_が振動する)

                   口の形は、ほっぺたを膨らませずにロウソクの火を吹き消すように口を絞って軽く吹く付ける

 上唇の内側に曲げた葉先を入れる/下唇に軽く葉を押し付ける:葉先を曲げたところを振動させて音をだす

 

 上記を講師さんが実演してくれる、早い人は今日から吹けるらしいが、普通の人は半年くらい続けないと・・・・・上手に鳴らないらしい!

 

 

左:ダックコール      右:葉笛の練習道具

 

 講師から上記の品とオオムラサキの葉をプレゼント、「皆さんも吹いてね・・・」と言われる、、、鳴らない・鳴る人もいる、練習を続ける必要がある、貴方は練習ができるかどうか?

 おやおやミニコンサートも終わりだ、質問時間に入る・・・質問する言葉も用意できない内に解散に・・・。

 

 講師をされた、金田正さん、野村昭夫さんはここ茨城県霞ヶ浦環境科学センターには初めて来られ、また「同様の草笛を吹きに・・・」に来たいようです。正面に霞ケ浦が広大に見え、その向こうに大きな牛久大仏も見え、右方向を見れば双耳の筑波山も見える。

 講師は「ちば里山草笛音楽隊」でご活躍、近所の幼稚園などに出かけ楽しんでおられるようです。

HP:わたしの天気予報