富谷山 今日は富士山がみえるか? 小山寺があり、三重塔(国の重要文化財)関東の富士見100

富谷山(標高:365b)

富谷山ふれあい公園は「関東の富士見100景」だが見えず、日光連山はクッキリと綺麗に姿を見せてくれる。

 

 

屋外, 空, 山, 草 が含まれている画像

自動的に生成された説明

富谷山山頂
今日も富士山は見えない、ここに富士山をお見せしたい

 

 

 

天気の悪い日でも登る価値はある20181212

 

富谷山は「関東の富士見100景」で有名だが、小山寺三重塔(おやまじさんじゅうのとう)は国指定文化財 建造物。桜川市のHPによると【小山寺は天平7年(735)聖武天皇の勅願により、行基を開基として創立されたと伝えられる。この三重塔は相輪の銘によると、寛正6年(1465)に多賀谷朝経が大旦那となり、大工宗阿弥家吉とその息子によって建立されたものである。建築様式はほぼ和様からなり、細部に禅宗様を混じえている。関東以北で室町時代にさかのぼる塔は、この塔と栃木県益子町の西明寺三重塔の2基だけである。昭和63年(1988)度から3か年継続事業で全解体修理を行った。】

 

筑波山・加波山・吾国山が近くに見え、遠方に日光連山、関東の富士見100景と展望は素晴らしが、富谷山山頂では展望が無いが、富谷山ふれあい公園が素晴らしい。従って富谷山山頂を訪れる人は少ない。

 

空, 木, 屋外, 置かれている が含まれている画像

自動的に生成された説明

ヤマハンノキ(山榛の木)カバノキ科

2019年1月4(金)晴れ 富谷山ふれあい公園 富谷山 小山寺 三重塔【国指定重要文化財】

 

コース 2018/12/12に登った記事を参考にしてください。

 

木, 屋外, 地面, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:小山寺・富谷観音の入口       右:小山寺(富谷観音)のご案内

 

広に駐車場に車を置き、右に下り細い道を見送り、小山寺・富谷観音の入口へ向かう、今日は富士山が見えるか?と思いながら、家内を連れてやってきた。彼女は富谷山の「関東の富士見100景」には数回来ているが、日光・那須の登山帰りに富士山展望に寄っただけで、小山寺・富谷観音の入口を入り富谷山山頂に立ったことは無い。

まず入口を入ると、仁王門(桜門)の前に着く。

 

木製, 屋外, ベンチ, 地面 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木, 屋外, 建物, 家 が含まれている画像

自動的に生成された説明

仁王門(桜門)

 

 ここは仁王門。

 

木, 屋外, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木, 屋外, 地面, 草 が含まれている画像

自動的に生成された説明

仁王門(桜門)

 

床, 椅子, 室内, テーブル が含まれている画像

自動的に生成された説明 木製, 室内, テーブル, 座っている が含まれている画像

自動的に生成された説明

仁王門の金剛力士像
左右に豪快な金剛力士像が立っている。

 

 金剛力士像は同じ背丈で大きな目を大きく開き寺を守っている。ほこりで汚れている姿が残念だが、体全体が力強い遺志を感じます。

 

建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木, 屋外, 草, 地面 が含まれている画像

自動的に生成された説明

:仁王門の見事な彫刻                    右: 富谷観音、小山寺本堂への階段

 

 この仁王門には長い登りの階段があって、昔はこの階段を登ってお参りしたのだろう。

 この門の裏に急な石段がのぼっている、ここと上がると、鐘楼台、富谷観音、小山寺の本堂が建っている広場に出る。

 

屋外, 建物, 木 が含まれている画像

自動的に生成された説明 屋外, 木, 道路, 空 が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:鐘楼台、       右:富谷観音、小山寺の本堂

鐘楼台は箱に「心づけのお金」を入れると鐘が突ける。私達は素通りでしたが、富谷山山頂近くでこの美しい音色を聞く、とても優しい音色でした。

 

木, 空, 屋外, 容器 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木, 屋外, 植物, 空 が含まれている画像

自動的に生成された説明

小山寺三重塔 国指定重要文化財 

 

 本堂の奥に美しい三重塔は建ち、ここの寺で中心的な建物と言ってよいと思う。

 

木, 屋外, 地面, 植物 が含まれている画像

自動的に生成された説明

市指定 小山寺の大杉

 

 写真では表現が難しい太い大杉、近くの筑波山神社周辺にも大杉が見られるが、この大杉は一段と凄みを生んでいる。

 

木, 屋外, 空, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木, 屋外, 建物, 空 が含まれている画像

自動的に生成された説明

富谷観音、小山寺の本堂

室内, キャビネット, 木製, 床 が含まれている画像

自動的に生成された説明 室内, 建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明

富谷観音、小山寺の美しい芸術

 

 本堂は識者が語ると凄い事になるだろう、芸術品が揃っている。ただ黙って見つめるだけである。

 

屋外, 木, 草, 地面 が含まれている画像

自動的に生成された説明 屋外, 木, 草, 岩 が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:富谷山登山道                 右:富谷山山頂

 

 近くの宝篋山、筑波山を歩く予定を変え、富谷山を歩く。家内は剱岳・鑓ヶ岳を平気で歩いた足腰、特に岩登りは上手く歩き、一度も弱気をはくことは無い!本堂の奥から富谷山への壊れ、踏み跡の薄い道、初めて登る場合は文句を並べるが、スイスイ登ってしまう。寺の裏山はスタジイの木々が多く薄暗い。

 まもなく、富谷山山頂/富谷山ふれあい公園の三差路、直進し富谷山山頂へ、次の三差路で、上に向かう、石切り場から続く登山道に出て、コンクリートを流したような道を登り切ると、富谷山を愛する人が祭った祠のある小さな山頂に飛び出る。

石切り場もの発破が原因で岩が飛んでくるのを防ぐ、コンクリート壁もある、これを今は使っていないようです。登山道に発破の知らせがあり、避難することを促す看板が有るが壊れて今は使っているかどうか?

 狭い山頂、展望は木々の間から微かに見えるだけ、でもここにはヤマザクラが多く桜の時期に来たい所です。

 同じコンクルートの細い道を戻る、直ぐ横の石切り場は奥の山のピークまで掘りが進み、この道がピークにつながっているようで、縦走して見たいものです。標高:365bの富谷山は雨巻山(標高:533b)高峯(標高:520b)、仏頂山(標高:431b)と栃木県境の峰につながっている。

 ただJR岩瀬駅の方に下れば御嶽山・雨引山・・筑波山へと続く筑波連山縦走路JR原駅経由で吾国山・難題山・・・JR岩間駅の縦走路になる。

 今回は引き返し、富谷山山頂/富谷山ふれあい公園の三差路に戻り、右折し富谷山ふれあい公園へ向かう、落ち葉の深い道で、家内も満足。

 

山, 屋外, 自然, 空 が含まれている画像

自動的に生成された説明 屋外, 空, 山, 草 が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:吾国山から難題山方面                  右:奥が筑波山、続いて加波山、その前が御嶽山

 

 富谷山ふれあい公園の展望台に登る、二段階になって左から吾国山・難題山方面、御嶽山・加波山辺り、右奥が筑波山。関東平野は更に南の広いエリアだが、暖かく晴れ空いて富士山が見えません。

 富谷山ふれあい公園の展望台から「関東の富士見100景」へ下る。

 

山, 屋外, 空, 自然 が含まれている画像

自動的に生成された説明 屋外, 草, 山, 空 が含まれている画像

自動的に生成された説明

左:大真名子山/小真名子山・女峰山/赤薙山        右:左が日光白根山・男体山・大真名子山/小真名子山・女峰山/赤薙山

 

 富谷山ふれあい公園の「関東の富士見100景」から富士山方向が晴れているのに、姿は無い。その代わり、日光連山が大きな姿を見せてくれる皇海山も尖って良く見える。男体山の左奥の日光白根山が良く見え、嬉しい気分です。

 日光連山、加波山、筑波山を眺め、駐車場へ、県道41号戻り、今度は益子駅方面へ、益子で陶芸品を見て回り、栗崎で国道121号に右折で入り、七井中央で左折し国道123号に入り(七井駅に近い)、そのまま走り、下赤羽で右折し県道61号を走れば道の駅「はが」ロマンの湯がある。

  道の駅「はが」:お休みは水曜日「祝日は営業」、年始。今日は大人600円、休憩室でゆっくりお休み。

近くの日帰り温泉:さくら市の道の駅「きつれがわ」(国道293号)、真岡井頭温泉(国道121号 国道408号に案内板)、ゆりの郷(筑波山の裏 定休日:毎月第2・第4月曜日祝日の場合はその翌日・元旦 )・・・・筑波山に登ったら、ゆりの郷で汗を流しお帰り下さい、想い出が残ります。

 道の駅「はが」ロマンの湯でゆっくり、同じ道を引き返し、県道14号と国道125号合流点の手前の老舗のそば屋で夕食、てんぷらそばが美味しかった。

 そば屋を出ると真っ暗、静かな正月でした。

 

HP:わたしの天気予報