雨巻山縦走、山桜、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、コアジサイ、クロモジ 
雨巻山(標高:533b)足尾山(標高:413b)御嶽山(標高:433b)三登谷山(標高:433b)
大川戸登山専用駐車場⇒清滝⇒足尾山⇒御嶽山⇒雨巻山⇒三登谷山⇒大川戸登山専用駐車場 

 

 

雨巻山はトウゴクミツバツツジが綺麗

 

 

雨巻山は山桜の点々が散らばる筑波山の新緑の斜面を見て、つくば市からR41を走る、続いて加波山、燕山を見る。新緑の筑波連峰は一見お価値充分である。

 

北関東自動車道を見て、国道50号へ、ここを右折し、元岩瀬交差点で左折し、長堤交差点を右折、高館山の看板を左折、後は山道を走り、栗生、大川戸登山口を目指す。

 

登山口の駐車場、満杯、一番奥の隅っこに空き地、周囲の車の動きをチェックし、スタート。

 

足尾山沢コースに入ると、峠コースと間違えた二人の若い女性が引き返す、彼女らには雨巻山山頂で再開。

 

 

クロモジ

2017年4月23(日)晴れ トウゴクミツバツツジ・ヤマツツジが綺麗 雨巻山を一回り

コース

大川戸登山口:専用駐車場9:55―(0:05)→足尾山/御岳山道標10:00―(0:05)→沢出合10:05―(0:07)→足尾山尾根コース・足尾山沢コース分岐10:12―(0:02)→沢出合10:14―(0:08)→清滝入口10:22―(0:04)→清滝10:26―(0:03)→清滝入口10:29―(0:11)→滑沢歩き10:40―()→10:49小さなピーク(トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ)11:09―(0:01)→地蔵院/大川戸・足尾山道標(T字路)11:10―(0:03)→11:13足尾山山頂11:25―(0:10)→鎖の岩場11:35―(0:05)→御岳山山頂11:40―(0:10)→足尾山尾根コース分岐11:50―(0:09)→大峠 峠コース11:59―(0:16)→12:15猪転げ坂 登り切ったピーク 標高:453b12:26―(0:14)→標高:460b(昼食)(12:40―(0:15)→雨巻山沢コース分岐12:55―(0:04)→12:59雨巻山山頂13:05―(0:03)→岩の道13:08―(0:06)→雨巻山尾根コース分岐13:14―(0:10)→栗生・雨巻山沢コース分岐13:24―(0:03)→展望尾根13:27―(0:01)→大川戸迂回路分岐13:28―(0:04)→メインコース分岐13:32―(0:15)→13:47栗生・三登谷山展望コース分岐13:51―(0:07)→三登谷山山頂13:58―(0:35)→林道出合14:31―(0:04)→14:35大川戸登山口:専用駐車場

 

 

 桜川市からR41を走り続け、長堤交差点と右に入り、高館山の道標を右折、道が細くなって日光連山が良く見える峠を越える、ピークは樹林の中で展望は無い、ここは注意が必要、栗生登山口は峠の下、ここを見送り、西明寺や高館山への道、明るい道を走ると、大川戸への案内が出てくる、ここを渡れば再び見晴らしの良いピークを越えると、地蔵院の手前に大川戸への道がありここを右折、道幅は一台が通過できる狭さ、マス釣りが見え、登山専用駐車場に着く。

 

 約50台の駐車場、自分の車は軽自動車(マニアル車)、駐車場の奥に軽ノミの入る空きに滑りこむ。イラストマップを得て、歩き出すと二人の女性先を行く、マップを開くと2枚取ってしまった事に気づき、彼女らに一枚を渡す、持っていない方が大喜び。

 

 

左:オヘビイチゴ(雄蛇苺)バラ科             右:歩きやすい登山道

 

 平坦な道が続き、後から来る二人が「道を間違えた。。。」と言いつつ「林道へ」向かうという、林道を歩いてメインコース雨巻山尾根コースを使って雨巻山に向かう道は、雨巻山を知るにはお勧めできません。清滝経由の足尾山沢コースが面白いのだが。

 

登山道に入ると湿った沢を横切る、直ぐに傾斜がキツイ登りになる、周囲はアオキが多いが日陰のせいか背の高い雑木林、新緑がとても美しい、山桜も綺麗です。ジグザグに登れば足尾山沢コース・足尾山尾根コースの分岐、尾根コースは清滝を上から眺め御岳山の近くに出て、足尾山には寄らずに雨巻山へ、今日は沢コースを選択する。

 

 
左:足尾山沢コースの沢出合              右:足尾山沢コースの細道

 

 沢コースは薄暗いスギ林を大きく下る、直ぐに地蔵院の方向から登って来る登山道と沢との出合、足尾山を目指す、小さな沢で足元を気にしながら登る。

 

 
清滝

 

 沢を横切ると清滝入口の道標、荒れた道を行くと、沢底に入り、水の少ないコースを登り切ると、清滝である、水が無く細い岩の間を水が流れ落ちる。右を見上げると尾根コースが通過するところだがここからは見えない。久しぶりに入って見たが一度は見たい雨巻山の滝である。清滝入口から往復葯10

 

 
左:滑沢     右:新緑と山桜

 

 清滝入口に戻って、足尾山へ、一人歩きの女性が下ってくる、聞くと「団体さんが今登って行き、足尾山山頂辺りで会うかも。。。」とのこと。

 

沢に沿って登ると滑沢の下部に着き、左斜面に鎖が置かれ、凍結時は安全確保だが、今日は水が少なく、足場を選んで登ることになる。滑沢を過ぎて足尾山までは、幅が狭いが快適な登山道で明るい所です、足尾山沢コースというか雨巻山のコース中でもっとも美しいところです。

 

 
左:フモトスミレ(麓菫) スミレ科        右:チゴユリ(稚児百合)ユリ科

 

 登山道の脇にフモトスミレがひっそりと咲き、チゴユリも下向きの花を見せている。

 

 
左:足尾山の手前のピーク:山桜       右:足尾山の手前のピーク:ヤマツツジ

 

 美しい登山道を登り切ると、山桜を見る、足尾山の手前のピークで、登山道を離れ踏み跡がある、ここを入ると、蕾の残るヤマツツジが見事です!

 

 
左:足尾山の手前のピーク:トウゴクミツバツツジ       右:足尾山山頂

 

 更に奥に入ると小さなピーク、トウゴクミツバツツジの美しい姿が木々の間に何本も現れる。この後雨巻山の方でも見るが、ここが一番綺麗です

 

 小さなピークから登山道に戻って、とても気分のよい登山道を緩やかに登る、足尾山山頂を右に見て登る感じです。足尾山の肩に出る、ここに地蔵院/大川戸・足尾山道標(T字路)の道標があり、足尾山に向かう。

 足尾山山頂にはベンチが置かれ、一休みしたい所です。ここは木々が茂り展望は期待できません。

 


2011/10/10 孫と二人で!
写真では傾斜が緩く見えますね(笑)!

 

 次の御岳山の鞍部まで降り、前方を見ると木々の根が尾根を覆い、ここを過ぎる長い鎖が置かれ、ちょっと心配ですが、孫も平気で登ったことがあり、足の運びだけ注意すれば御岳山(御嶽山)山頂に着いてしまう。

 

 

左:ウリハダカエデ(瓜膚楓)カエデ科                右:御岳山(御嶽山)山頂の展望

 

 御岳山はマップでは御嶽山、現地の道標では御岳山と示される。岩場を鎖で登ったらそこが御岳山の山頂で、振向くと素晴らしい展望が広がる。雨巻山縦走で展望が楽しめる所は、ここ御岳山山頂、雨巻山山頂、メインコースと迂回路の間の稜線、三登谷山周辺です。

 

 
左:オオバギボウシ(大葉偽宝珠)ユリ科 右:ヤブレガサ(破れ傘) キク科

 

御岳山から急降下、足尾山尾根コースに出合。周囲にミヤマシキミが花を咲かせ、時々ツツジが咲き、新緑の美しいコースです。

 次の鞍部は大峠で標高:352bとあり、峰コースで林道経由の大川戸へ下る道です。ピークを越えると、林が密になって、木の根の上を歩くようになる、でもルンルン気分で歩けます。

 

 
左:猪転げ坂                右:標高:453bと標高:460bが続く

 

 目の前に急な斜面が見え、猪転げ坂の道標が現れる、とても楽そうに下って来る人に出会う、中間点辺りに着くと、また、出会う「もー直ぐですか?」と聞くと「まだまだ。。。」とのこと、ようやくピークのマーク、以後、快適に尾根歩きになる、標高:453bと標高を超え、続いて460bのピーク、雨巻山山頂は人が多く混んでいるとのこと、ベンチが有るので460bで昼食、この新緑、この天気で大勢の人が通過。

 

 
左:クロモジ                  右:雨巻山山頂から

 

 幅の細道、雑木林に囲まれる、雨巻山の雰囲気が味わえる所です。「初心者は上りに利用してください、下りは危険」の雨巻山沢コース入口。

 

 
2011/4/17に下った雨巻山沢コース 悪路と鎖場

 

  この入口は見送り、傾斜がややキツクなって、美しいブナ林を右に見て登る、人の声が聞こえ、山頂の中央で団体が記念撮影、その後下山開始らしい。

 

  大川戸で林道のコースへ引き返した、美女二人に再会「何処かで逢った人?」と言うから、「何処から来られたの?」と聞くと「水戸から、、、」、、お互いに思い出さず残念。彼女らは大川戸に引き返し、林道を歩き、峰コースで大峠に登って、猪転げ坂を通り、ここまで来たという、下山は三登谷山を経由とのこと。

 

 
左:フモトスミレ(麓菫) スミレ科 右:ミヤマシキミ(深山樒)ミカン科

 

 ブナ林を通過、岩の道、この辺りは道幅が狭い、続いて最初の大川戸への道は先行する団体が下って行く。ここから下ると長い林道歩きでつまらないコースだが、会話が弾む団体には一番かも知れない。

 

 本数は少ないがトウゴクミツバツツジが木々の間に、足元には可愛いフモトスミレが、周りにはミヤマシキミが咲き、快適なコース。

 

 
大川戸への迂回路入口からメインコース入口周辺は美しい 展望の良い

 

 栗生・雨巻山沢コース入口を通過し、大川戸への迂回路入口からメインコース入口周辺は美しい林と展望が楽しめる。

 

 岩場の稜線になって来る、ツツジが綺麗なところです。

 

 
岩場の道とヤマツツジが見頃です

 

 この辺り、木々に隠され展望は無い、ピークには決まって松が生え、岩が多くて歩き憎いが、右の斜面にツツジが咲き誇り、気分はルンルン!

 

 
そろそろ三登谷山が近い登り

 

 岩場も若干険しくなり、登りもキツクなってくる、脇に咲くツツジが更に多くなってくる。

 

 
栗生・三登谷山展望コース分岐の展望 左:筑波山 右:雨巻山方向

 

栗生・三登谷山展望コース分岐にはベンチが置かれ、数人が座って展望を楽しんでいる、彼らが去った後はベンチを一人占め、ここは御岳山同様に楽しみの展望台です。ただ、初めて通過する人は筑波山を見逃して過ぎてしまう人も多い。

次の人達が見えたので次のピークへ、今日一番の細尾根で左右切れ落ちている。ここの岩場から雨巻山が木々の間に見えている。

 

 
左:三登谷山山頂から芳賀富士       右:下りのスギ林

 

 岩場を過ぎ、急坂を登れば、三登谷山山頂です、日光連山の男体山・女体山が正面に見え、高原山、那須連峰と続く、赤城山の方は霞で良く見えません。益子の芳賀富士が可愛い。富士山も見えるのだが今日は無理。

 

 混んできたので、次のピークに移動、ここのピークは登山道から2,3歩入る、木々で展望は無い。ベンチに腰を下ろし休憩。

 

 大川戸に向かって下山開始、ジグザグに道が整備され、忠実に下る、鞍部まで降り、小さなピークを越え、登山道の左が大きなスギの道を下る。

 木の階段が最後の傾斜、樹林帯に入り、右に曲がると橋、渡ると林道で、右に行けば雨巻山へのコースになり、ここは左折し、林道歩き。

 

大川戸登山専用駐車場の山桜 見事です!

 

 5,6分で大川戸登山専用駐車場に到着、14時半過ぎですが、車の台数は増えている。

 

 同じ道を引き返す、帰りは岩瀬から筑波山への縦走コースの山々を眺めながら帰宅。

 

HP:わたしの天気予報