ツツジの尾根歩き JR常磐線岩間駅−「愛宕山、難台山、吾国山」−JR水戸線福原駅
笠間つつじまつり愛宕山(標高306b)・難台山(標高553b)・吾国山(標高518b)

日程:2010429  (木 昭和の日) 晴れ


笠間 つつじ山 「笠間つつじまつり」

まだまだ満開は先だが、咲き出しの花は奇麗です、日動美術館バス停から10分程で着きます。


愛宕山の登山道(参道)静かです

岩間から歩く人は少ない、多くの観光客は愛宕神社の直ぐ下まで車でやって来る、従って登山道は静か!


難台山のミツバツツジ

難台山への登山者は道祖神峠から登る人が多いようです。


吾国山のブナ林

吾国山から福原駅に下る斜面はツツジとカタクリの群生地でした、
カタクリの時期に訪れたい所です、ただ、
福原駅からの登山道入口には駐車場が見付かりませんでした!
きっと
大覚寺辺りから登山道が有るのだろう。


吾国山から福原へ ツツジの群生地が続く   ヤマツツジと黒い木 美しい


コース

つくば市自宅5:20―(0:30)→5:50JR常磐線牛久駅6:01=(JR常磐線)⇒6:37JR岩間駅0:18)→六所神社6:55―(0:15)→福祉センターいわま7:10―(0:30)→愛宕神社・飯綱神社(標高306b)7:40―(0:10)→大鳥居・餅つき道祖神7:50―(0:15)→見晴の丘8:05―(0:15)→すすきヶ原8:20―(0:10)→南山展望台8:30―(0:20)→団子石峠8:50―(0:20)→団子山9:10―(0:10)→大福山9:20―(0:05)→鼻ノ下9:25―(0:05)→獅子ヶ鼻9:30―(0:02)→天狗ノ鼻9:32―(0:08)→9:40屏風岩9:45―(0:10)→難台山山頂(標高553b)9:55―(0:20)→すずらん群生地分岐のピーク「吾国山2.5`、福原駅7.7`、愛宕山4.4頃、岩間駅8.1`」10:15―(0:20)→長沢分岐ピーク10:35―(0:07)→長沢・難台山分岐10:43―(0:02)→道祖神峠10:45―(0:10)→旧吾国山洗心館10:55―(0:10)→林道「笠間土浦線」11:05―(0:20)→吾国山(わがくにさん)山頂(標高518b)11:25―(0:15)→御花畑下の池11:40―(0:20)→林道出合12:00―(0:05)→三差路「福原駅3.5`、吾国山2.1`」12:05―(0:03)→沢出合・田んぼ12:08―(0:42)→JR水戸線・踏切12:50―(0:05)→12:55JR福原駅13:23=(JR水戸線)⇒13:31JR笠間駅13:32=(バス)⇒13:40日動美術館バス停<―「笠間つつじ祭り」→日動美術館バス停14:40=(バス)⇒14:55JR笠間駅15:05=(JR水戸線)⇒15:15JR友部駅15:18=(JR常磐線 土浦駅13分停まる)⇒16:13JR牛久駅

牛久駅始発は6:01、この電車に「ときわ路フリパス」をポケットに入れ飛び乗る、意外と込んでいる、学生には連休は関係ない、ハイキング姿の人も見かけたが、JR岩間駅で降りた客は私だけ、小さな駅ですから、もらった「笠間の花まつり」パンフレットを見ながら、でも六所神社へすんなり行けない、国道355号を横切るのだがその道路に標識がなく、国道355号か不明、庭先のご主人!六所神社の直前で!ごみだし中の奥さんら!に道を訪ね迷い無く、愛宕山登山道入口に着きました。

細い道は落ち葉が多く、素敵な道です、まもなく大きな建物の福祉センターいわまの裏に着く、駐車場が右にあり、登山道らしいコースを選び、直登する、散歩中の人に出遭う、「あたご 山桜まつり」は41日から51日だがここの桜は既に散り葉桜になっている。

道路に出て、新旧に二分、旧道を選択して左折、展望の良い駐車場、奥には東屋が建っている、その東屋の右を通過、鳥居を潜り、再び道路に出て、愛宕神社の長い階段を登る、振向くと目が回りそうな急傾斜、途中、階段を迂回する登山道があが、そのまま階段を上がる、スタジイの見事な大木、ようやく愛宕神社に着く、左に難台山への標識を確認し、境内を回ってみる、最高点には飯綱神社が建っている。

難台山へ標識を見て、階段を下って大鳥居、可愛い餅つき道祖神、大きな駐車場を通り抜ける、一番奥に難台山への林道が続く、左:乗越峠と有るが右へ、野鳥の森入口の駐車場、その先で舗装道路からハイキングコースに入る、静かな登山道を登り切ると、見晴の丘入口、立寄るとベンチが有って休憩に良い、展望はガスの中、ここに立ち寄って良かった!

 


新緑が美しい  正に新緑の雰囲気!

 

新芽が美しい林に囲まれ、のんびり歩きます、道は時々二分するが迷うようなことは無い、すすきヶ原、大木のヤマザクラが見頃、5,6年前ここを通過した時ミツバチの大群でしたが今日は一匹も見えない?ここにもミツバチ異変が起きている。

二回目の急坂、巻道はここも選ばず直登、登り切ると南山展望台、巨大な矢倉が立って、上がれば360度の展望である、ここに取付けてある二台の望遠鏡は無料です。通過した愛宕山は立派、筑波山方面は大木の桜が延び良く見えなくなっている。

家内と以前来た時はここで引き返しており、この先は初めてになる、筑波山方向に向かって左の道は八郷スカイパーク、右の登山道に入る、一度は下って登り返す、急斜面で綱が置かれ助かる、そしてやっとピークに着くと、貯まった貯金は一気に放出、次のピークは石が転がっており、下ると団子石峠です、林道が合流し、大きな石が真っ二つに割られ、その周りに石椅子が並んでいる、難台山1.6`、吾国山4.1`地点、林道を横切ったとこりにも、割られた半分の石でさらにワンセット置かれている。

最初は緩やかで、大きな団子石に着く、ここから長い長い急坂が続く、振向くと越えてきたピークが遠くなって、大木のサクラ、ここで休憩。

 


大木のヤマサクラ  実に立派

 

休憩後まだまだ急坂は続く、それでも5分、ようやく団子山に着く、新緑が美しい所です、大木のリョウブを見て下る、ヤマツツジが奇麗、しかし花の芽が少ない、そして団子石以上の巨岩を見る、そこからまた急登、静岡県沼津の沼津アルプスを思い出すようなピークが続く。

 


素晴らしい展望 筑波山が見える  美しい100名山

 

ジュウニヒトエが群がる岩場を登れば筑波山が奇麗に見える、そこから30b先が大福山、ここは展望が無く、今度は難台山を見て下り登り返す、岩群が現われる鼻ノ下と呼ばれている、再び急登、幾つもの石の間を登る、今度は獅子ノ鼻で、手前の鼻ノ下はここから連想する。

 


獅子ノ鼻と呼ばれる巨岩の岩から筑波連峰を眺める

 

続いて天狗ノ鼻、この岩は登山道から10bほど、入ってみると大展望、足元にはミツバツツジが咲き誇る、登山道に戻って、少し登ると左に屏風岩が見える、良く見ると屏風岩を回るように登る道がある、登るとミツバツツジが奇麗に咲いている。

登山道に戻って、岩場を登る、ご夫婦が下ってくる難台山を往復とのこと、登り切ると山頂かと思ったが、少し下って、難台城跡分岐、巨木のサクラが現われると、ようやく難台山山頂である、小さな祠が祭られ、新品で立派な方位盤が置かれている。

 


巨木のサクラとヤマツツジ

 

吾国山へと向かう、まず急降下、JR福原駅から、逆コースの二人の女性に出遭う、聞くと「スズラン群生地は、まだ小さく開花は先、、」とのこと、辛い登り返し、振向くと難台山は遠くなって見え、ピークでスズラン群生地分岐、吾国山2.5`、福原駅7.7`、愛宕山4.4`、岩間駅8.1`地点でほぼ中間点です。

何度か難台山にツツジを見に来たが、今日は花の数が少ない、まったく花をつけていない木が多い、天候不順と花の少ない年かも知れません、難台山名物の凄い急坂を下る、ジグザグに着けられた木道はありがたい、そして登り返す、ピークがスズラン群生地か登ってくる凄い急の道がある、大木のヤマサクラ並木が続き、再び急降下、ひとつ前の坂より傾斜は小さいが長い下り坂、下り切ったところが三差路で長沢(ここからスズランを見に行くと迷いやすい、難台山方向へ登って分岐から!)と難台山山頂。道相神峠分岐、数分で道相神峠に飛出る。

道相神峠は八郷と笠間を結ぶ幹線道路が越えている、その道路を横切って、吾国山洗心館へ、車道と登山道が並行しており、狭き門を通過する、吾国山洗心館は最近休館になっている、ここから吾国山へ広く急な登山道を登る、途中、笠間土浦線を横切る、長い長い斜面を登り切るとスギやヒノキが終わって、美しい雑木林になる、雑木林にツツジが多いけど難台山同様ここも花芽が少ない、大木のブナが見え出すと、石垣が積まれ、周りはツツジに囲まれた、神社が建ち、吾国山山頂(標高518b)に着く、晴れていれば富士山が筑波山の奥に見えるだろう、岩瀬からつくば市へ続く筑波連峰が全峰見え素晴らしい眺めです。

 


晴れていれば富士山も見えそう、筑波連峰  一寸雲が多くなってきた!

 

JR福原駅を目指す、ここからは登りは無い、カタクリ群生地を下る、花期は過ぎ、チゴユリが沢山咲いている、奇麗に手入れがされカタクリの群生地、花期に来たいところを後にする。

 


お花畑   カタクリが主役のお花畑

 

清水が湧き出す神秘的な池を見ると、ヤマツツジの多い雑木林の登山道が続く、登山道は奇麗でとても歩き易い、カタクリの時期には大勢の人々が訪れるのでしょう。

 


次ぐ次と現われるヤマツツジ ここも花が少ない、だが綺麗!

 

尾根道から離れると林道に出る、この林道は吾国山方向に向かっており、大覚寺も近くにあって、簡単に吾国山のカタクリを見に上がれるのかも知れない。

林道を横切り登山道に入るとまもなく沢に出合、田んぼに出る、JR福原駅まで50分、山菜取りの人達に出遭う、山菜も今年はツツジ同様不作だそうだ「笠間ツツジ祭りに寄ってネ、、」と何度も教えられる。

農家は田植えの準備に入り、田んぼには水がタップリ入れられている。

しばらく、田園風景、農家の間に入るが標識は有って迷うことは無い、高速道路の下を通過し、広い道路に交差する所には標識有るが、さて右か左か?ここは左に、50bほど行くと再び標識が現われる。

 


高速道路の下を通過後標識不足ですが、見つかった標識

 

ようやくJR水戸線に出合、右にJR福原駅が見えるが、駅は真っ直ぐだが道無く、ここは大きく左折し、踏切を渡って、5分程でJR福原駅に着く。

この時間帯は1時間に一本の電車、13:23に乗るとJR笠間駅13:31着、降りると笠間つつじ祭り近くを周遊するバスが待っている、飛び乗ると直ぐ発車、10分ほどで日動美術館バス停、運転手さんに教わった通り日動美術館へ向かうと、つつじ祭りの旗が案内してくれる。

まだまだ見頃は先とは言うが立派です、大勢の観光客が楽しんでいる。筑波山周辺の山々が見え連休に見頃になる今年は混雑間違いなし!

見頃前で、入場無料でした、今日は良き日でしたネ。

 
流石!笠間つつじ祭り ここは花芽が多い!

 

 

 

日動美術館バス停に戻ってバスに乗ると駅からの運転手さんのバスです!

バスは陶芸美術館からのお客さんで満席、駅から歩いても20分ほど、つつじ祭り期間中(59日まで)のバスは20分〜30分間隔(9:00から17:00)で運行大人160円「尚、かさま観光周遊バスは乗車1001時間に一本 JR友部駅とJR笠間駅間を周遊する」、JR水戸線に乗ってJR友部駅でJR常磐線に乗換えると、JR牛久駅までのんびりである!

2日後の2010/5/1 笠間陶炎祭(ひまつり)へ家内と再び行ってみた、

連休に入り大勢の人、笠間つつじ祭にも足を延ばす、29日に比べ人が凄く多く驚く。ツツジは二日前に比べだいぶ開き、さらに美しい。

 

写真は2010/5/1 笠間つつじ祭り

 

 

 

 

 

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