白鳥の飛来地:茨城県潮来市、北浦の南

白鳥の里(北浦湖畔)           オオハクチョウ・コハクチョウ・コブハクチョウ、アシ(ヨシ)・マコモの違い

2005/12/11に訪問、圧倒されたが、今は?と期待する

日程 2015224日 (火)曇り

  
白鳥の里(北浦湖畔) 2005/12/11の場合 11時半頃

「茨城県 白鳥飛来地」と検索すると、大島公園(ひたちなか市 400羽)、大塚池公園(水戸市 300羽)、千波湖(水戸市 30羽)、古徳沼(那珂市 160羽)、一ノ関ため池那珂市 60羽)、池花池(小美玉市 30羽)、遠州池(小美玉市 50羽)、北浦湖畔「白鳥の里」(潮来市 50羽)、菅生沼常総市 350羽)、牛久沼(龍ケ崎市 10羽)、乙戸沼(土浦市 100羽)

**(999羽)は最大飛来数らしいが規模の大きさと思ってください。

石岡から国道355号を南下し、玉造の高須交差点で国道354号に左折し、泉北でR50を右折し南下する方法もあるが、一番簡単で早いのは潮来市の永山交差点で国道51号と交わるまで南下し、鹿島方向に走り、国道51号の延方(のぶかた)交差点で左折に、R188に入った方法です。目的の北浦湖畔「白鳥の里」かんぽの宿潮来の手前の水原地区にある、R188に「白鳥の里」の案内版が有って迷わず到着する。

田んぼを通過し、土手に出る、56台の駐車場、この雰囲気は2005年当時と少しも変わらない。

 
白鳥以外の鳥で白鳥の里?

 
白鳥は56b離れて!
 
餌を求めて近づいてくる!

潮来市・北浦湖岸「白鳥の里」は白鳥飛来地で、今年も100羽弱のオオハクチョウの飛来が確認されていますが、オオハクチョウは日の出とともに行動開始し、餌を求めて飛び立ってしまいます。訪れた時刻には15時頃でした。

さて、帰りですが、同じコースでは旅にならない、R188に出てかんぽの宿潮来の入口を見送り、大賀交差点からR187、麻生に向かう途中でR50に入り、小高交差点で左折しR184へ入り、道標に従って国道355号に出る、晴れていれば霞ヶ浦が輝き、運が良ければ富士山も見え、霞ヶ浦大橋の奥に筑波連山が見える。

玉造の高須交差点で左折し国道354号へ、霞ヶ浦ふれあいランドを見て霞ヶ浦大橋で、かすみがうら市に入る、国道354号から離れ、JR常盤線土浦駅東口(霞ヶ浦側)を通り、桜川を渡ってJRひたち野うしく駅へ、ここまで来れば自宅は近い。

オオハクチョウ・コハクチョウ・コブハクチョウの違い

大きさ:コハクチョウは名前の通り一回り小型です。大型の野鳥で一羽だけではわかりにくく、比べてみて違いが分かります。
コブハクチョウの大きさはオオハクチョウとほぼ同じです。

くちばしの違い:オオハクチョウとコハクチョウはくちばしの黄色と黒の広さの割合に違いがある、
黄色が多いのがオオハクチョウ、黒い部分が多いのがコハクチョウです。
コブハクチョウは顔がピンクがかり、ひたいに名前の通りのコブがありますネ。

ハクチョウの1年間の生活

 越冬期

9月に入ると、シベリアでは日中でも気温が氷点下になるため、氷に閉ざされて餌が食べられなくなります。

10月上旬 越冬のために日本へ渡ってきたハクチョウたちを北海道東部の湖沼・川などで観察できるようになります。

10月中旬〜下旬 ハクチョウ・ガンの越冬隊は、ほとんど北海道の湖沼に集結し、渡り鳥でにぎわいます。

11月上旬 渡り鳥たちは、寒い北海道を飛び立って本州へ渡って越冬します。

3月下旬 本州で越冬を終えた渡り鳥たちは、それぞれの越冬地から北海道の湖沼などに集結。

4月下旬 日本を飛び立ち、シベリアの繁殖地に渡って行く。

 繁殖期

5月下旬〜6月上旬 コハクチョウの親鳥は木を集めて、北極の嵐に耐えられる巣づくりをします。

産卵は、卵を35個、孵化日数は約一ヶ月。

6月〜7月 ヒナが生まれ、翌日からヒナは水辺に移動して親鳥に見守られながら餌のとり方を学ぶ。

9月〜10月 ヒナは飛べるまでに成長。そして、日本へ渡ってきて私たちを楽しませてくれる。

 

アシ(ヨシ)&マコモ

マコモ:沼地や河口に群生する高さ12bの大型多年草。根茎が太く泥中を長くはう、茎は直径約2aの太い円柱形。葉は白っぽい緑色、長さ0.51b、幅23aの広線形。多くの枝を出し枝の上部に雌小穂、下部に雄小穂。

アシ:別名がヨシ、池や沼、川岸に生え、高さ1.53bの多年草、太い地下茎をはりめぐらす、大群落を作る。茎は太くかたく、節間は長い、葉は互生、長さ2050a、幅24aの線形、先が垂れる。花序は長さ1240aで大型の円錐状、淡紫色を帯びる小穂を蜜につける。小穂は長さ1.21.7aで24個の小花。

 

マコモとヨシの自然観察:マコモは霞ヶ浦では、湖周全域に分布しますが、やや泥深いところを好む傾向があり、並んでヨシが生える。ヨシの葉には横に走るシワシワがある。

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