尾瀬の紅葉を楽しんで! 鳩待峠(標高:1591b)、中原山(標高:1939b)、アヤメ平 |
日程2005年7月9日(土)曇り
日程 2003年6月7日(土)晴れ
日程 2012年7月25-26日 (水−木)晴れ
日程 2012年8月17-18日 キンコウカ満開(水−金)晴れ
左:横田代から富士見小屋まで富士山展望 右:八木沢の紅葉
コース
つくば市城山10:10=(国道408号 国道50号)⇒桐生 広沢高架橋下=(国道122号)⇒下田代=(県道62号)⇒利根町日向南郷で左折 県道267号と合流=(県道267号)⇒薗原湖(そのはらこ)=(県道267号)⇒大原南15:25=(国道120号)⇒吹割ノ湯15:30=(国道120号)⇒鎌田(尾瀬戸倉入口)15:55=(国道401号)⇒16:30尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)
【2019/10/10】快晴 尾瀬ヶ原の朝の気温:0° 昼間はポカポタ、アヤメ平は真っ白な霜、横田代から夕日までポカポタ
尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)4:30=(バス)⇒4:50鳩待峠5:32―(0:26)→鳩待峠1.2`・富士見峠5.1`6:08―(0:35)→鳩待峠2.3`・富士見峠4.0`6:43―(0:40)→横田代(標高:1860b)富士見峠3.3`・鳩待峠3.0` 7:23―(0:38)→鳩待峠4.1`・富士見峠2.2` 8:01―(0:13)→中原山(標高:1969b)8:14―(0:14)→8:28アヤメ平山頂8:33―(0:17)→富士見田代 富士見小屋8:50―(0:22)→9:12富士見小屋9:15―(0:03)→富士見峠1883b 富士見下 7.2`・下田代十字路(見原)5.7` 9:18―(0:27)→一二曲り 見晴4.7`・富士見峠1.0` 9:45―(0:51)→昼場(水場)10:36―(0:23)→八木沢橋10:59―(0:56)→見晴沼尻川橋 富士見峠4.7`・見晴1.0` 11:55―(0:35)→12:30下田代十字路(見晴)弥四郎小屋 「竜宮と見晴の散歩」
尾瀬の思わぬ事件が発生⇦登山中何があるか解らない!
尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)から鳩待峠にバス:今日はBダイヤ
運行かと心配の4:40発は運転手さんの掛け声で、スタート。注意する点は鳩待峠の最終便は16:30。
【2019/10/11】曇り 温度は問題無し!
下田代十字路(見晴)弥四郎小屋6:32―(0:30)→竜宮 竜宮小屋7:02―(0:24)→下の大堀川 ミズバショウ群生地7:26―(0:30)→中田代三叉路 東電小屋3.3`・山ノ鼻2.2`・竜宮0:4` 7:56―(0:15)→上の大堀川8:11―(0:49)→9:00山ノ鼻9:10―(0:04)→川上川橋9:14―(0:19)→テンマ沢 鳩待峠1.81` 19:33―(0:27)→山ノ鼻 2.2`・鳩待峠1.1` 10:00―(0:11)→ベンチ 鳩待峠820b 10:11―(0:15)→ハトマチ沢 山ノ鼻2.92` 10:24―(0:02)→石段の階段開始 10:26―(0:24)→10:50鳩待峠11:00=(バス)⇒11:35鳩待峠行バス連絡所/尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)=(国道401号)⇒鎌田(尾瀬戸倉入口)=(国道120号)⇒中禅寺湖=(国道120号)⇒いろは坂=(国道120号)⇒日光=(国道119号)⇒宇都宮=(国道408号)⇒つくば市へ
関越交通株式会社:11:35以降 尾瀬戸倉発 13:30、14:30、15:30で都心へ、(10月14日まで)
今日は明日12日から13日台風19号が関東を襲う、11日至仏山登山を予定した人は早めに予約を確保したそうです。
私は車:
帰宅はいろは坂を通過、奥日光からいろは坂を経由し、日光に向かたが、大雨・強風の影響は無かった!
徒歩:16,717歩
それでは草紅葉とブナ林の紅葉を楽しみましょう、そして雄大な日本一の富士山を眺めよう!
【2019/10/9】快晴
鎌田から戸倉間、お出迎えの立派な吊り橋
家を出る、ナビで行き先を戸倉、「一般」を指定出発、ナビで案内されるまま走って見た、国道408(294)号から下館の手前で左折し、小山の先で合流、まさか沼田経由に?
予想通り、桐生で国道122号へ移り、ナビを頼らなくても下田沢で曲がる、ナビも同じで県道62号に入る。花見ケ原キャンプ場入口を左に見て、薗原湖(そのはらこ)へと進む、ここまで来れば老神温泉、吹割ノ滝(皇海山入口)、ここまで来ると鎌田は直ぐである。
ここを入れば、尾瀬戸倉・大清水ので、道標に従うがう、「鳩待峠(県道63号)・大清水」交差点で尾瀬ぷらり館の方に曲がり、片品川の橋を渡ると尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)です。
【2019/10/10】快晴 尾瀬ヶ原の朝の気温:0° 昼間はポカポタ、アヤメ平は真っ白な霜、横田代から夕日までポカポタ
台風19号が関東に向かっている、予定では11日尾瀬に泊まる予定、12日は関東を襲う、弥四郎小屋へ電話を入れ、11日→10日に変更してもらう。1日前で良いかは問題だが、天気予報の気圧配置を確認すると、10日にアヤメ平を歩くには経験上ベスト、小さい期待だが天城山の右に見える富士山も大きな希望です。
4時、運転手さんが「1台分のお客さんがそろえば出発する・・・」と大声、一番先に乗り込む、直ぐに満席になり、スタート。
横の席に座ったおじさんは鳩待峠から竜宮十字へ向かい、ヨッピ橋を回って中田代三叉路(尾瀬ヶ原三差路)を通過し戻ると言う。
鳩待峠が近くなると、運転手さんが「・・紅葉が綺麗で、今日を楽しんで下さい・・・今日鳩待峠発は16:30が最後です。
4:50頃鳩待峠に着き1時間程待つと5:32、足元が良く見える。前方に至仏山が大きく姿を合わしている、雄大で見事!今日は至仏山と燧ケ岳の展望も楽しみです、雲ひとつない好天気です。
左:休憩所の裏が登山口 右:最初の木道
石がゴロゴロした登山道に、木々の根が張り、ちょっと歩き難いが、特にブナやダケカンバが大木で何度ここに来ても新鮮です。
左:ブナにからむカエデ 右:木々の間から至仏山
樹林の道を階段・石段・大木の木々を進む、展望は得られないが、時々木々の間から朝日を受けた至仏山の姿が見え、至仏山に登ると言っていた若いご夫婦はそろそろ広い尾根に着いただろうか?
左:ツル、真っ赤だ! 右:最初の道標
階段を登り切ると、ベンチの置かれている、ここで二人の登山者に抜かれる、富士見峠まで5.1`、まだまだ、でも既に1.2`を進んでいる。
左:大きく青空が広がる 右:長い木道が続く
背の高い木々、広がる青空が広がる、早く横田代に・・・・
左:富士見峠まで4.0` 右:目の前が急に明るく
木道を幾つも踏んで行く、鳩待峠から2.3`、二人に抜かれた以外誰にも会いません、小鳥のさえずり、熊の動き、鹿の叫びもない、長く続く木道、周囲がブナやダケカンバから針葉樹林の深い道。時々切れる木道にはぬかるみの有る、足を取られないように進む。
先方に明るい湿原が見えてくる、同時に暗い気分のパット明るい気分。
左:横田代 右:至仏山が樹林の上に大きく見えてくる
標高:1769bの中ノ原から樹林を抜け、富士見峠まで3.3`、鳩待峠から3.0`の道標。富士見峠と鳩待峠のほぼ中央。2012年8月17-18日 に来た時はキンコウカが満開の美しさ、今は草紅葉である、まるで別の湿原の姿です。
左右に幾つもの地塘を見て緩やかに登る。振向くと至仏山、笠ヶ岳がどんどん大きく見えてくる。
左:長い湿原が続く 右:燧ケ岳が姿を!
木道に休憩ポイントが見えてくる、足元は先行の足跡、白く歩き難い霜である。
この広大な傾斜湿原を登ると、今度は双耳の燧ケ岳が見えてくる。
左:至仏山が大きく 右:左に平ケ岳
更に高度を上げると、笠ヶ岳が立派に見え、左奥に名峰平ケ岳、雲ひとつない大きな青空が広がる。
左:小さな樹林帯 右:ナナカマド
横田代から小さな樹林帯へ、赤く美しい実を付けるナナカマド。
左:富士山が見える 右奥に見える 右:至仏山の左奥に笠ヶ岳が見える
富士見峠はまだまだ先、赤城山の右奥に富士山らしき姿、12日に関東にやってくる台風19号のお陰なのか、赤城山が大きく見え、その奥に霊峰富士山が見える、木々で見えない場所もあるが富士見小屋の庭先まで富士山とお友達です。
左:ツツジの紅葉 (標高:1939b) 右:工事中の展望台
ツツジの群落を過ぎると赤城山と富士山の1枚の感動ポイント、アヤメ平より富士見峠より素晴らしい展望所です。
この展望所は鳩待峠4.1`・富士見峠2.2`の地点で道標前に大きなベンチ(工事中)が置かれ、思う存分富士山と赤城山の遠望を楽しむ。
左:赤城山のズーム 右:中原山(標高:1968.8b)「アヤメ平の最高峰」
展望所から一段登ると中原山です、アヤメ平が近くなって来る、ここは少し下る、足元の霜が気になる所です。
富士山を探しならアヤメ平へ
アヤメ平に着く、ここでは富士山が見えるが、アヤメ平の山頂まで手前の山に隠される。
前回はキンコウカで染まった湿原、今日は地塘と燧ケ岳が重なって素晴らしい!
1人の男性が去って、一人占めのアヤメ平を満悦、赤城山の右奥に美しい富士山がここでも見え、二重の感動です。
燧ケ岳と富士山
アヤメ平は尾瀬ヶ原の南方に連なる尾根上にある、傾斜湿原で通過した横田代から湿原が美しく、その上、富士山が赤城山の右に見え、感動もの、燧ケ岳や至仏山の大きな展望も得られる。
由来は湿原に多いキンコウカの葉がアヤメの芽を出す時の葉の形に似ていることから誤って名付けられたもので、アヤメは見られない。
鳩待峠から横田代までは樹林の道が続き展望は無いが、横田代から素晴らしい展望が開け、アヤメ平まで続き私の好きな尾瀬である、その上、ここから立派な富士山が見え、想い出の深い山旅になる。
左:富士見下方向を見下ろす 右:富士見小屋
アヤメ平から富士見峠へ、右下が切れ落ちる尾根の縁にでる、ここが大きく崩れ落ち危険、数人の男性が修復作業、木道を妙案に設計し迂回路を新設。「富士山が見えますね・・・」と声を掛けると「今日は小さいよ、雲が取れ、大きな裾が見えると、もっと雄大で大きいよ・・・」と慣れた口調です、そんな姿の富士山をまた見に来なければならない。
右下の林の中に富士見小屋が見え、先に進む。
左:セン沢田代 右:燧ケ岳が美しい地塘 コースのビュウポイント
更に切れ落ちた尾根の縁上に付けられた道を進むと、左側にセン沢田代が現れる。右は美しい景色。樹林の中に入り、滑らないように足元に注意して下ると、富士見峠への分岐の大きな道標がある。
その道標を竜宮十字路へと左折する、数b先に、燧ケ岳が正面に大きく見える大きな地塘の縁に出る。展望のベンチがある。お勧めの展望ポイントです。
左:大きな湿原 右:富士見小屋
地塘から富士見小屋へと下る、ちょうど地塘に続き大きな湿原を通過、数分下ると富士見小屋に着く。小屋に前は富士見下、皿伏山(富士見峠や八木沢道もこちら)、アヤメ平(竜宮と鳩待峠へ)の分岐。
富士見小屋は営業を止めたようですが、小屋の前のトイレは綺麗に保持されている、お借りに休憩。
3台の車、工事を担当する車です、富士見下まで立派な林道が続いている。富士見下へ下って戸倉まで:2012年8月17-18日
今日は富士見峠「八木沢道へ」方向進む。
左:富士見峠 八木沢道入口 右:ジグザグの急登
富士見小屋から幅広い道を進む、この道は富士見峠を通り白尾山へ行く事になる。一台の車が停まっている所が富士見峠で白尾山・八木沢道の分岐です。
八木沢道に入り地図を見ると「ジグザグの坂道」と記されている。
左:カエデが綺麗に紅葉 右:良く刈られている
ジグザグな道を下って行く、道幅が小さく、右下の林に滑るが一歩一歩歩を進めると難は無い。まだ新鮮な笹の葉で刈り入れ行われたばかり、人の手が入った所は歩き易く、嬉しい気分です。
左:美しい燧ケ岳 右:一二曲り
前方に大きな燧ケ岳が見え、右に皿代山も見える、とても明るいジグザグ道、坂道ではあるが気になる傾斜ではない。
一人の男性が上がって来る、身軽な格好です。「富士見峠で富士山が見える・・・」と告げると笑顔、急に早足になるが大きな冗談で簡単に登れる登山道ではない、富士見峠か下る私は楽ですが!
まもなく一二曲りで見晴4.7`・富士見峠1.0`地点です、この道標はこれから一二個の曲がりを示しており、以後やや楽になる。
左:時々燧ケ岳が姿を見せる 右:水場 昼場?
八木沢道、寂しい静かな道だが一人の元気な若いお嬢さんが登ってくる、前回アヤメ平で出合った人も八木沢道を上がって来た女性で、前回は長かったが今日は挨拶程度で富士山が見える話をしなかったのが残念。翌日尾瀬ヶ原を散策中出合った男性が「昨日、太った外人男性にアヤメ平を説明し、八木沢道に進めたとい、彼が下山後、富士山が見えたよと喜んでいた」と聞く、出合った外人に相違ない(笑)。彼女は富士山を見ただろうか?
左:昼場 右:美しい!
富士見峠から小さい沢が流れていたが、沢山水が流れる沢を横切る、直ぐ前の道標を読むと、富士見峠2.5` 「昼」と読める、地図を開くと、ここが昼場の水場である。燧ケ岳の展望も良く、弁当を開くには良き所だろうが、壊れた道標が立つが、ベンチの無く残念である。
この後、ブナ林が美しい、ジグザグの坂道もおおきなジグザグになり、傾斜も穏やか!
10月10頃は例年ブナの紅葉が美しい時で今日ここに来たわけですが、ブナの紅葉が一週間から10日ほど遅い様で、今年は暑い夏が続いたのが原因ですかね、先ほど出合ったお嬢さんは「ブナの実が今年は少ない・・・」と言っていたが、確かに目に付く実は有りません、熊の好みらしいが!
左:一個目の橋 右:八木沢橋 富士見峠3.4`・見晴2.3`
これが!八木沢橋
時にはぬかるみ足を取られ、注意して歩くが数多いぬかるみで、つつい靴が泥まみれ化し重くなる(笑)。
昼場では八木沢に流れ出す小沢でしたが、八木沢本流に出合う、この八木沢はこの後出合う沼尻川に合流し、ヨッピ川と合流し、東電小屋の横を流れ、三条ノ湯を経て只見川として尾瀬から流れ出す。
最初に渡る橋が八木沢橋かと思い慎重に渡ると、直ぐに壊れた橋が置かれ、続いて八木沢橋の道標があって、ここで渡るのが八木沢橋である。この辺は道が八木沢に沿って歩くので注意が必要です、今日のような天候だと問題は無いが!
しばらく美しい八木沢に沿って進む、沢の縁に沿って進む道はまさに八木沢道である。
左:ブナ林の散策 右:真っ青な空、紅葉狩りには大きな条件
八木沢から離れ、ブナやミズナラなどの樹林の紅葉が10月初は綺麗です、芽吹く6月は新緑の季節です。
男性2人、太い木の根元を検索し、〇〇キノコ、「良く見付けますね?」と聞くと「太い木の幹しか見ません・・・・」と言う「キノコを覚えると楽しいヨ」と付け加える。
左:見晴沼尻川橋 見晴1.0`・富士見峠4.7` 右:沼尻川 紅葉に回りを飾る
彼らは先を急ぐ、紅葉狩りをノンビリ楽しむ、今日は見晴で一泊である。
後1`の紅葉狩りをお楽しみ下さい。鳩待峠から見晴(下田代十字路)までは大勢やって来るが、見晴と八木沢橋間の紅葉を楽しむ人は知る人しか入って来ない紅葉スポットです、短い距離ですから!
見晴まで1` ノンビリ紅葉狩りをどうぞ:
大木に絡みつく ノンビリ歩きたい
上ばかり見ていると危険(笑)
」
紅葉の主役 尾瀬ヶ原に近いのに人の気配はない!
静かに流れる沢 まだまだ紅葉はこれから
ツタウルシ(蔦漆)ウルシ科
大木のダケカンバに絡みつく、黄色、オレンジ、赤と変わるツタウルシの紅葉は主役です。ツタの姿をしていても、ウルシの中まで最高に危険もの。かぶれには要注意だ、カメラに収めるだけ!
山モミジも青空に輝く
八木沢道の紅葉はブナやミズナラ、ダケカンバの林に広がり美しいがそろそろ、見晴(下田代十字路)の領域です。
左:見晴のテント場 右:弥四郎小屋
数日尾瀬でテント生活の男性に出合う。登山雑誌に時々記事と写真を載せるそうです。今回は熊沢田代経由で燧ケ岳に登り、木道も山の木々も真っ白な白銀の世界を楽しんだそうです!特に木々は樹氷になって一般の人は目にできない世界・・・・だったようです。
目も前は尾瀬ヶ原、その出入り口に建つ弥四郎小屋の庭に飛び出る、既にビールを片手に尾瀬ヶ原を楽しんでいる人が多い、これから鳩待峠へ帰るお友達の女性に聞くと、夕方まで散策するには「東電小屋へ回ってヨッピ橋を渡り、竜宮十字路、竜宮小屋を回ってここに戻る」のがお薦めと言う。彼女らはノンビリ歩いて、夕方には近くの家に戻ると言う、尾瀬愛好家の人ですね。
竜宮十字路へ歩み出すと、一人に旅人「散策に・・・」、大清水から三平峠越え、尾瀬沼に下って白砂峠の段小屋坂を歩き、ここまで来たらしい。散策に出る、戻る時には大きなビール缶を片手に、弥四郎小屋は個室だったようです。尾瀬に旅、人それぞれの目的や結果がある。
快晴、雲も無い、尾瀬ヶ原を散策してみる:
左:弥四郎小屋から尾瀬ヶ原 右:振り返る弥四郎小屋
燧ケ岳
「尾瀬の思わぬ事件」
小屋を出て約10分、一人の男性木道に座っている、足がツッテ動けない、しかも尾瀬沼で燧ケ岳に一人登る80代の男性と別れ、まだ下って来ないと言う、後から休憩時間に尾瀬散策に出た「弥四郎小屋の愛知からアルバイトに来た女性」と二人で竜宮小屋に二人の男性が遅れると伝えに進む、直ぐ先の休憩所にはステッキを忘れたご夫婦・・・竜宮小屋の手前で彼女は東電小屋へ向かい別れた、その後小屋番に二人の男性の名前を告げる、庭先のベンチにご夫婦が忘れたステッキも発見し、小屋番に届ける。
東電小屋への散策を止め戻ると、まだ木道に座っている「今は寒くは無いが、尾瀬で日が暮れると急に寒くなる・・・・」と強い口調で告げると、彼は足を引きずり竜宮小屋に向かう・・・燧ケ岳に登った男性はペースメーカを埋めて心臓を保護しているが、以前は海外の山にも登った山男とのこと!誠に残念に思う。
小屋に戻ると、大きなビール缶を片手の女性、東電小屋への回りを止めた原因を話すと、彼女も尾瀬沼で燧ケ岳に登るその男性を見たと言う、彼女はビールに酔っているわけでは無いが、その男性とても弱い感じだったようです。
この話の続きは明日ですが、竜宮小屋の施設工事を終えは人らに「中田代三叉路(尾瀬ヶ原三差路)」辺りで「見晴で遭難・・・大変!」と聞く、竜宮小屋の人達が対応したらしい。弥四郎小屋のアルバイト女性を竜宮小屋の手前で東電小屋へ向かわせて良かったと思います、楽しい尾瀬のアルバイトを続けて欲しい!山小屋は来週今年の営業を終える。
草紅葉の尾瀬ヶ原
左:奥が竜宮 右:貴重なシラカバ
見晴と竜宮間の広場 今日は暖かくゴロ寝
途中の休憩所、日を受けゴロリ・・・ちょっと風が出てきた!
弥四郎小屋に戻って:
受付時、追加で明日のお弁当、個室に案内され、窓から美しい紅葉の林。案内人が風呂場の窓から尾瀬ヶ原が一望と言う、まずは風呂場へ、草紅葉の湿原が広大である。弥四郎小屋が真っすぐ尾瀬ヶ原を向いている。
夕食時間になると放送が流れ、満席の食堂へ、草紅葉に酔った若い女性、ビールを持ったおじさんと背の高い男性と私が同席、食堂には50人程。皆さんの話題は今日の雲ひとつない尾瀬と明日の天気である、この時刻の予報では午前中から夕方まで曇り、夕方から雨、台風19号の影響前に家に帰れる、明日は雨に会わず鳩待峠へ向かう事が出来そう、鳩待峠からバスと愛車だ。
個室だが隣のご夫婦の話声は壁の仕切りが無いほど明瞭、弥四郎小屋は紅葉に囲まれる、疲れた体、仮眠を受け入れる。
部屋の窓から紅葉狩り 仮眠
1泊2食:大人9,000、200人収容 お弁当:800円
売店、喫茶室、男女別風呂
風味色合いを工夫した和夕食、魚・野菜を中心とした和朝食をご用意しています。
夕食(17:30頃〜)・朝食(6:00頃〜)ともに食堂で順次セルフサービスとなっております。
風呂は利用時間概ね15:30〜夕食前まで(入浴開始時間は放送でお知らせします。
合併浄化槽は設置済みですが、ここは湿原の最上流地域ですのでお風呂でのせっけん
・シャンプーのご使用はご遠慮ください。これは尾瀬の山小屋全体でのルールとなっています
現地:090-8316-2864
予約センター:0467-24-8040
前橋案内所:027-221-4122
【2019/10/11】曇り 温度は問題無し!
弱い雨の音、5時頃小屋から外へ、数人が尾瀬ヶ原に、嬉しいことに、草紅葉に酔った若い女性もその一員である。
2010年7月10-11日に同時刻にここに立ったと時は「夕べ良く眠れなかった若い女性、隣の部屋の声が聞こえたかな?」でも山小屋泊まりを何度も経験すると慣れてくるものです(笑)。
左:弥四郎小屋 まだ薄暗い 右:霧が走る
至仏山の燧ケ岳もガスの中 雨は止み、雨は止んでいる
6時、朝食、夕食時は4人、今朝は6人。今日の天気予報は9時迄雨、以降は曇り、昨夜と変わったが今止んでおり、バスに乗る頃迄雨に会わないようです。
左:至仏山の登山を止めたお姉さん 右:雨に濡れた草紅葉
小屋を出る、朝食前に出かけた人がいたかどうか? 食後小屋を出発したのは一番かと思ったが100bほど先に一人の女性!昨日は鳩待峠からアヤメ平経由で長沢新道を下り竜宮十字路に下って、下田代十字路(燧小屋)に泊まったという、彼女は遅くアヤメ平から富士山は見なかったようです。
今回は至仏山が目的で尾瀬に、でも天気予報を調べ尾瀬戸倉で戸倉発 13:30のバスを予約したそうです。今日帰る人が多く、予約を遅らせると取れず帰れないらしい!
下田代十字路と竜宮十字路間
正面にその至仏山が見えるが今はガスの中、振向くと見える燧ケ岳もガスの中、六兵衛堀り、八木沢道で出合った沼尻川を再び渡る。
左:竜宮小屋 右:地塘が増えてくる
下田代十字路から下田代だが、最初の樹林に竜宮小屋がある、竜宮十字路は右はヨッピ橋、左は富士見峠への長沢新道、直進すると竜宮現象に入る木道。
中田代
小川が流れ、美しい光景が続き、登山を諦めた至仏山が見えてくる、紅葉の進む山肌は美しくなり、彼女も未練な気持ち、「山は逃げないから・・・」と会話!
地塘が点在し目を見張る
左:何処を見ても美しい 右:工事が進む
左:逆さ至仏山 右:牛首 中田代三叉路「尾瀬ヶ原三差路」
竜宮小屋で施設工事を終え帰る人に出合う、何度も工事で尾瀬へ、この地塘を指さし「ここを写しなさい・・・」、ガスで一部しか見えない至仏山が逆に写っている。 尾瀬の思わぬ事件
足元に「下ノ大堀川 ミズバショウ群生地」の道標、美しい沢が流れ、シラカバが点在し美しい。
ヨッピ橋からの木道が合流しここが中田代三叉路「尾瀬ヶ原三差路」、上ノ大堀川、尾瀬ヶ原で一番狭まった所で牛首と呼ばれている。
ここから上田代
ここの橋はちょっと高く、足が滑らないように!
続いて逆さ燧
「ここが逆さ燧よ」と教えてくれる彼女、カメラを構える私、急ぐ彼女は先に進みお別れです。ここで燧ケ岳はガスの中で希望の写真は得られない。
彼女からのお話 日光の薬師岳・夕日岳・地蔵岳でアカヤシオ、シロヤシオの話題になって、地元の彼女「あら!三ノ原山はまだ! 薬師岳から縦走路、、、ここはヤシオツツジが素晴らしい・・・」と自慢。 調べて見ると、明知平から細尾峠を経て薬師岳(標高:1420b)へ、ここでは夕日岳へ「禅頂行者みち」を進むが、ここで「1本行者みち」があって、丸山・大木戸山(標高:1229b)・三ノ宿山(標高:1229b)を経て、やしおの湯に下るコースが人気なよいです。 バスは日光から奥日光、利用可能です。 「ヤシオの湯」風呂場(男女別)・サウナ・露天風呂・休憩室・食堂・売店・駐車場(77台) 営業時間:10〜21時(1月2、3日12〜17時)、毎週木曜日(木曜日が国民の祝日にあたる場合は翌日)、12月30日から1月1日は年末年始。 入浴料:市街の人(大人510円、65歳以上340円、小学生250円)※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び日光市公共施設使用料免除カードをお持の方は、無料でご利用いただけます。 |
カメラを朝からシラカバに向けた人
シラカバにカメラを構えた男性が、昨日八木沢道の十二曲りで会った外人にアヤメ平を説明したおじさんに出会う、朝から重い雲なのにシラカバに太陽の光が辺り輝く姿を求めて立ち続ける、凄い!
太陽が雲から出ない、、、と確信し彼から離れると、50bほど離れると頭上の雲の間から太陽の光!思わず私のデジカメを向ける、美しいシラカバが写せました。
至仏山の山肌の紅葉が美しい!
そろそろ山ノ鼻、川上川を渡ると山ノ鼻は近い!
左:木道が山ノ鼻へ 右:山ノ鼻休憩所
下田代十字路から尾瀬ヶ原を歩き、山ノ鼻で終わる。
尾瀬ヶ原は標高:1400b、東西に細長く約6`。下田代十字路から下田代・中田代・上田代と続きく。
下田代は沼尻川から燧ケ岳の山裾、今日の八木沢道のブナの紅葉、六兵衛堀周辺のニッコウキスゲ、燧ケ岳山麓の紅葉。
中田代は牛首から沼尻川の間、地塘・至仏山と燧ケ岳の展望、下ノ大堀川周辺の地塘とシラカバ林、ニッコウキスゲやミズバショウ、ワタスゲの綺麗です。
上田代は至仏山の山裾から牛首まで。水生植物のオゼコウホネとヒツジグサ、木道の両側の数々の地塘。
鳩待峠に登る、同行させて頂いた施設工事の方曰く「山ノ鼻から鳩待峠への石段や石畳の道が気になる」の登りです。
樹林の平坦な木道
山ノ鼻にはビジターセンターと公衆トイレ、キャンプ場、山小屋がある。また至仏山の登山口(上りのみ)と尾瀬ヶ原への道が交差する。
公衆トイレは利用料100円(寄付金?)でサービスを受ける、このトイレの前にキャンプ場があり、ビジターセンターが並んでおり、ここに立ち寄る。
川上川を渡る
山ノ鼻から川上川までは平らで、尾瀬ヶ原から解放されて静かなところです。
左:至仏山は時々見える 右:紅葉に囲まれた木道
左:紅葉 平坦な木道の道 右:木道が90度折れる
川上川からテンマ沢を経て木道が90度曲がる所から上下の大きい木道になる。山ノ鼻まで1.97`のベンチ。
左:至仏山山麓の紅葉 右:飲み水には無理なようです
美しいヨセ沢を横切り、一段と傾斜がきつくなる。
左:鳩待峠1.1` 右:石畳
鳩待峠1.1`・山ノ鼻2.2`の道標、最後の石段の途中に残り150bの道標を見る、皆さんがこの登りの終わりの鳩待峠に着くと大きなため息である。
10:50着、次の戸倉行きは11:00発、キップを購入し、バス停へ、別れを告げた施設工事の方もタクシーよりバスの運行が早いので乗って来る。
無事に尾瀬戸倉、バスの人も車の人も台風19号の被害前に自宅にと期待・・・・・この台風19号は予想以上に被害が広まった。
HP:わたしの天気予報