尾瀬縦断(燧ヶ岳&至仏山)尾瀬夜行23:55と関越交通高速バスの旅

燧ヶ岳(標高:2356b)至仏山(標高:2228b)

 

日程:2010710-11日 (土-日)晴れ

 

2008/9/27 初冠雪の尾瀬アヤメ平は真っ白
2012/7/25-26
アヤメ平
2004/7/10
至仏山逆コース
2010/9/18-19
至仏山から笠ヶ岳

 

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左:広沢田代のワタスゲ                  右:柴安ーのハクサンシャクナゲ

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左:夕日に輝く 尾瀬ヶ原                右:日の出30分前の神秘、燧ヶ岳

 

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左:早朝の尾瀬ヶ原 至仏山を目指して!                 右:尾瀬ヶ原のオゼコウホネ 3輪咲いていた!

 

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左:高天ヶ原のお花畑 ミヤマアズマギク               右:至仏山 ホソバヒナウスユキソウ

 

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至仏山 オゼソウ

 

 これまで尾瀬にはマイカーでやって来た、今回初めて交通機関を利用してみました、東武の尾瀬「列車とバス、エコと健康の旅」に賛同した訳ではありません、地球にやさしいと言うなら家でゴロリが一番です、でもこれでは自分にとって良いことではありません。

JR常磐線牛久駅から北千住駅へ、東武浅草駅から夜行列車「尾瀬夜行2355に乗ると、初心者から上級者までが楽しめる人気の尾瀬に着いてしまう。早朝の澄んだ空気も味わえ、尾瀬の自然を存分に楽しむことができます。

尾瀬夜行23:55(北千住駅から)に乗る、3:18会津高原尾瀬口着、4:20発の直通バスに乗って尾瀬御池で私だけ降ろしてもらう、尾瀬御池→熊沢田代→燧ヶ岳「俎ー・柴安ー」→下田代十字路→竜宮十字路→山ノ鼻→至仏山→鳩待峠と一泊二日で尾瀬を縦断、鳩待峠から連絡バスに乗って尾瀬戸倉、ここから16:20高速バス尾瀬号に乗って20:00(渋滞で21:00)新宿駅新南駅着。

行も・帰りもぐっすり眠っての尾瀬行き、料金は一泊二日二食付き、おにぎり弁当も付き、大人19,300円で尾瀬を縦断できる、東武トラベル窓口「海の日で予約を申し込むがダメ、翌週もダメ、結局10-11日に!交通機関は空いているが山小屋に空きがない、人気は尾瀬夜行+大清水から高速バスの日帰り(このプランでやってくる女性達に出会います)らしい、これなら直前でも空きがありそうです」

尾瀬夜行23:555月末から10月末、基本的には週末の運行だが、電話:03-5962-01028:30-19:00)東武鉄道お客さまセンターに問い合わせください。

 

コース

一日目

尾瀬御池6:15―(0:25)→広沢田代6:35―(0:50)→熊沢田代7:25―(0:35)→雪渓250b下部8:00―(0:15)→雪渓250b上部8:15―(0:05)→ガレ場8:20―(0:30)→燧ケ岳「俎ー(まないたぐら)8:509:05柴安ー(しばやすぐら)9:30」―(0:45)→見晴3.0`地点10:15―(0:45)→見晴2.0`地点11:00―(0:20)→沼尻分岐点11:20―(0:20)→11:40下田代十字路・弥四郎小屋(泊)
※ チェックインは13:00からとの案内で:下田代十字路・弥四郎小屋11:40→赤田代→東電小屋→ヨッピ橋→竜宮十字路→竜宮小屋→下田代(昼寝)→14:30下田代十字路・弥四郎小屋と周遊

二日目

下田代十字路・弥四郎小屋5:50―(0:15)→竜宮小屋・竜宮十字路6:05―(0:20)→尾瀬ヶ原三又6:25―(0:10)→牛首6:35―(0:35)→山ノ鼻・至仏山登山口7:10―(0:40)→第一回目展望休憩所7:50―(0:15)→第二回目展望休憩所8:05―(0:20)→高天ヶ原9:15―(0:45)→10:00至仏山10:05―(0:15)→小至仏山10:20―(0:20)→オヤマ沢田代・水場10:40―(1:10)→お花畑・巨岩11:50―(0:10)→鳩待峠2.0`地点12:00―(0:30)→鳩待峠2.0`地点12:30―(0:15)→12:45鳩待峠13:40=(連絡バス)⇒14:15戸倉バス停16:20=(関越交通高速バス)⇒21:00新宿駅新南口

 

尾瀬は植物の宝庫、尾瀬国立公園、ミズバショウの季節、ニッコウキスゲの季節、尾瀬沼、尾瀬ヶ原、燧ケ岳、至仏山、三条ノ滝、、と多くのテーマがある、今回のテーマは燧ケ岳、至仏山を歩く」、一泊し朝夕の尾瀬を見たいと出かけました。

 

9日、雨が降り続く、家内にJR常磐線牛久駅まで送ってもらう、雨の中を出かけるのは珍しくない、我が家では驚く行動ではない、予報では明日尾瀬は一時的に晴れる、ただ参考にする新潟地方のて天候が悪い予報だ!

 

尾瀬夜行23:55(北千住駅から 008予想を反しガラガラの六両編成、新越谷、春日部、新藤原に停車、ここを過ぎと席を移動しゆっくり!

会津高原駅、4:00を回り、改札口に出ると、お弁当の配布がはじまっている、5台のバスに乗込む、全員がそろったことを確認し、スタート、何時もならマイカーで通過する道路(国道352号)、他人の運転で客は自由に周囲を見学、新発見が多い、これがバスの旅の醍醐味、しかし、ぐっすり眠る人がほとんど。もったいない大自然観察、でも現地に着いても眠い時間帯。

 

希望すれば、会津駒ヶ岳登山口、尾瀬御池に停まってくれる、会津駒ヶ岳登山口で数人降り、尾瀬御池では、私の乗ったバスから私だけ、後続のバスから4,5人が降りたそうです(帰りの高速バス内で同乗者にお聞きする)。

 

一日目尾瀬御池でバスを降り、綺麗なトイレをお借り、準備後、大きな駐車場を横切る、燧ヶ岳の入口を確認し右折(見過ごす事がある)、ぬかる道が続き、直ぐに岩の急登がはじまる、数人の登山者に出会う、燧ヶ岳への登りで大変な所はここと、熊沢田代を通過して幾つか沢を横切った後の250bの雪渓です、ここは慎重に登り詰める。

 

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キツイ! 湿った岩場

 

 キツイ登りは登山道に水が流れ、沢のようだ、まもなく木道が現れ、立派な木の階段を登る 6:30 足元にワタスゲが密集、広沢田代です、池塘が多くとても美しいところ、尾瀬沼や尾瀬ヶ原では味わえない!

 

ハクサンシャクナゲの咲く、雑木林を通過して、登り切る(標高1986b)と熊沢田代、アヤメ平も含め尾瀬で一番綺麗な田代だ、実は今回尾瀬に来た目的の一つだ、残念ながらガス、足元に無数の高山植物、木道を滑らないように下る 7:20

 

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熊沢田代の中央

 

熊沢田代の一番低い所が中心部、晴れていれば、会津駒ヶ岳が雄大に見え、木道とベンチでのんびりしたい所、緩やかに木道を登る、振り返って眺める熊沢田代の写真が見せられないのが残念です、晴れていれば素晴らしい所です 7:45

 

一度下る所から数回沢を横切る、三つ目の沢では大きく左に曲がる、四つ目はもっと大曲、ビニールの紐が張ってあり迷うことはないが、横切る道がある沢に入らない、7:55 笹に囲まれ、続いて雪に埋まった沢を登る、7月中頃まで残雪がある。ここが250bの雪渓が続く!

 

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250bの雪渓 燧ケ岳で最後まで残る残雪

 

今年の6月下旬(先月)ここで滑落事故があったそうです、家内と娘で長英新道(尾瀬沼の浅瑚湿原から)を登り、下山にここを通過したが、幅の有る雪渓でビニールシートを使って滑りおりた思い出の場所、同じ時期に逆方向で登った所で、御池たか燧ヶ岳を歩いた人は思い出す所です!

雪が無くなると涸れ沢になって落石の多いところ、雪渓の幅が減って、ようやく左に逃げる道がある、ここにもビニールの紐、短い灌木帯、直ぐにガレ場に出る、8:20 。

ここから灌木帯をトラバースして緩やかに登る、しばらくして登山道は急になり、一瞬ガスが切れ、美しい!広沢田代、熊沢田代が見える、振り向いて、二泊三日で尾瀬に来た娘さん、日帰りの男性と歓声だが、カメッラを向ける前に再び見えなくなってしまう、想い出の風景である。

ハクサンシャクナゲを見ながら三人で、ハイマツのトンネルを抜け、岩場に出て、難なく俎ー(まないたぐら)(標高2346b)に立つ、8:50 ここが俎ーのピークだと示す標識が無い、ガスで展望無し、二人と別れ柴安ー(しばやすぐら)(標高2356b)へ、ちょうど見晴新道(下田代十字路から)を登ってきた二人のお嬢さんに出会う、見晴新道を登って来た彼女らにルートを確認、この後、見晴新道を登る人が意外と多く驚く、聞くと滑落事故があったので避けているとのこと。

大きく下って、双耳峰の鞍部、オアシスのような湿原を通過、巨岩の横を通過し、大きな岩場を登り切ると、燧ヶ岳の最高峰柴安ーに到着、9:00 30分ほどお弁当を広げ晴れ間を待つが無念、9:30下山開始、この後11:00以降山頂に着いた人達は大展望になったそうです、そんなモノだ(笑)。

尾瀬ヶ原方向に下る、以前温泉小屋道を下ったので、今回は見晴新道、岩場の急坂を注意深く下る、この道を登って来る人が意外と多い、聞くと御池からの雪渓が心配でこちらを登って長英新道を下る選択をしているようです、と言ってもお勧めは熊沢田代経由の御池からのコースを進めたい、今日の雪渓は普通の注意で十分です。

 

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見晴新道は岩道の連続

 

連続、30分の岩道下りは疲れる、10:05 尾瀬ヶ原が見え、ちょっと平坦に、直ぐに急坂、涸れ沢を歩く感じ、見晴3.0`地点 10:15、ゴゼンタチバナが足元に現れ 10:45 平坦になる、見晴2.0`地点 11:00

 

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美林のブナ

 

薄暗い針葉樹林帯を通過、美林のブナ林が続く、足元は最悪で沢のように水が流れ、ぬかる道が続く、沢をじゃぶじゃぶ歩くところも、ようやく尾瀬沼の沼尻からの登山道との合流点 11:15 見晴0.6`・尾瀬沼6.5`地点です。

 

美しいブナ林、ここは尾瀬のメインコースで立派な木道、見晴新道とは比較にならない。まもなく、下田代十字路で、大きな山小屋が並ぶ、今夜お世話になる弥四郎小屋は尾瀬ヶ原に面し、展望も良い。

 

コーヒタイムを楽しむ小屋のお嬢さんに聞くとチェックインは13:00から、さっそく尾瀬ヶ原へ、明日通らない赤田代→東電小屋→ヨッピ橋→竜宮十字路」を回ることにする、ヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、ベニサラドウダン、ヤナギトラノオ、クロバナロウゲ、ツルコケモモ、カキツバタ、ウラジロヨウラク、ハクサンチドリ、トキソウ、キンコウカ、アサヒラン、、一面ニッコウキスゲという光景は無いが、今日の主役は間違いない、さらに湿原を飾るワタスゲがとても美しい。

 

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尾瀬ヶ原の核心部 やはり今日の主役はニッコウキスゲ!

 

紙面の制限上、多くの映像を掲載できないのが残念です、鳩待峠から下田代十字路までやって来て、帰路をヨッピ橋という人が多い、ただ、ほとんどの人は竜宮十字路までのようです。

赤田代から只見川を渡る、水量が多く、驚く、美林のブナ林を過ぎると東電小屋だ、続いてワタスゲの湿原(ヨシュ堀田代)を通過し、ヨッピ橋、ここで記念写真という定番ポイント、振り向くと燧ヶ岳、前方には至仏山が良く見える、ヨッピ橋から竜宮十字路間は尾瀬ヶ原の中心地点、見晴も良いい、おまけにここを通過する人は少なく、ベンチで休憩。

竜宮十字路から竜宮小屋は近い、公衆トイレがある、まもなく弥四郎小屋が見えるが、下田代は広くて木道は長く遠い。14:30チェックイン、先ほどの娘さんがニコニコ笑顔で相部屋に案内、15:00からお風呂に入れる!夕食は17:00, 17:40, 18:00 である。

 

二日目4時にはスタートする登山者、隣人のいびきで良く寝れなかったという女性を誘って、朝日に輝く燧ヶ岳、4:20頃から赤く染まり23分感激の一瞬である、尾瀬ヶ原に泊まって良かったと思う彼女、私も嬉しい日の出!

 

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良く寝れなかったという女性  感動しましたこの一枚!

 

5:30朝食を確り頂き、5:50分スタート、至仏山に登るパーティーは4時スタートで山ノ鼻に着いたかもしれない。

下田代十字路の山小屋から至仏山に向かう人達は朝食前に出発しており、私は遅い、従って、尾瀬ヶ原は一時(とき)の静かさで、ハイカーの姿は少なく、静かです、竜宮十字路 6:05 までは昨日と同じ木道、竜宮十字路でヨッピ橋方向に向かう団体に出会う。

その先の回遊の木道がある、ここはニッコウキスゲの大群落地点、早朝を楽しむご夫婦、20人程の団体は回遊に入らない。ここが中田代、続いて三又と核心部へ、池塘も多く、ニッコウキスゲ、カキツバタが次々と現れ素晴らしい。

牛首 6:35 を過ぎると、池塘が多く、湖面に咲くオゼコウホネをさがす、三輪、可憐に咲いている、ヒツジクサは見つかりませんでした。

上田代に入るとワタスゲの見事な群落!ハイカーもどんどん増えてくる。

 

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池塘が次々に姿を見せる

 

燧ヶ岳が遠くなり、至仏山がどんどん近くなると、今日鳩待峠からやってきた人々に出会う、上田代ではニッコウキスゲ、カキツバタなどポツポツ咲いている状況です、ここで、牛首を過ぎると見頃ですよと告げる「わー、、」と喜ぶ初めて尾瀬にやって来た人々、お花の見どころは池塘の多い牛首と三又の間です

 

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カキツバタの大群落 至仏山は近くなる

 

710山ノ鼻至仏山登山口に着く、薄暗い樹林に入り階段を次々と登る、至仏山から山ノ鼻へ下山は禁止され、鳩待峠から山ノ鼻に下って、登る人が多い、小学校2年生の女の子がお父さんと同行、山ノ鼻から鳩待峠まで同行になった、昨日から尾瀬に入り、鳩待峠まで最年少さんでした、最近登った山は日光男体山で、なんと二荒山神社から往復とのこと、あの岩場の急坂を!改めて彼女の笑顔を見る。

7:25 小さな広場、先行する登山者と休憩、延々と続く登り、7:50 ベンチのある第一休憩所、尾瀬ヶ原から燧ヶ岳まで素晴らしい展望。

 

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苦しい岩場の急坂、展望は抜群

 

厳しい岩場は続く、8:05 第二休憩所 ここにベンチは無く、1枚岩が休憩所、ここから高山植物が多くなり、ハクサンコザクラ、ホソバヒナウスユキソウ、タカネシオガマ、ハクサンイチゲ、、と木製の階段脇に次々と現れる。

 

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一面お花畑が広がる ホソバツメクサ(コバノツメクサ)

 

木製の階段は、かなり傾き、小学校2年生には辛すぎる、と思うのだが元気に登る、空模様が急に悪化、彼女はおなかが痛いと訴える、標高、冷え、、雨が降ってきた、早めに雨具を付ける、至仏山山頂は近い、トラバース気味に進む、「お天気雨だといいね!」と彼女、同時に目の前が一気に開く、武尊山、日光連山が良く見える。これが、お天気雨だ!

 

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一瞬の切れ目は特別美しい

 

大輪の黄色い花、シナノキンバイです、ハクサンイチゲと並び高山を飾る、ハクサンコザクラ、オゼソウ、ヨツバシオガマ、、、

 

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シナノキンバイ

 

美しい、シナノキンバイを見ながら登り切れば、登山者で埋まる至仏山山頂(標高2228b)10:0 再び雨が落ちてくる、ここに留まる理由はない、大きな岩の間を下る、ハイマツの間にハクサンシャクナゲが咲き、足元にはホソバヒナウスユキソウが岩場に沢山咲いている、雨は小雨、花のコースにはあまり気にならない。

 

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チングルマ ハクサンイチゲに負けずに!

 

この辺り遅くまで雪があったのか、岩場にチングルマとハクサンイチゲの群落が続き、楽しい岩場コースです、大きく下ってシャクナゲの多い坂を登れば小至仏山(標高2162b)、振り返ると至仏山が雄大、そして燧ヶ岳の黒い姿も見事です。

 

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小至仏山から至仏山

 

小至仏山から厳しい岩場が続く、かなり遅れて再開は? お花の写真を写していると、彼女声、どうやら、おなかの調子は回復、厳しい岩場を越えて行く、峰を越え、反対側に出ると大きな雪渓が現れる、上を歩くのではないが、傾斜のある木製の階段は滑り易く不安が続く。

下り切ると、森林限界を過ぎた所のお花畑、ハクサンコザクラ、ショウジョウバカマ、チングルマ、オゼソウ、シナノキンバイ、、、彼女らはベンチで休憩、私が休まず写真を写していると「珍しい、花の写真撮れた?」と、すっかり友達になる。

樹林帯に入る、笠ヶ岳分岐、この先はオヤマ沢田代、小さい湿原だが、稜線の田代は素晴らしい、晴れていれば燧ヶ岳と尾瀬ヶ原が美しい所です。

田代を下ると水場、針葉樹林帯、再び傾斜のある木道、ガマカエルの様な巨岩 11:50 この上に登って休憩、大きくカーブし、アオモリトドマツ、細い木道の道、笠ヶ岳が良く見えるところ、大きく右折し、晴れていれば、至仏山が美しく見えるところ、ここは長い傾斜の階段を下る、バイカオウレン、ツマトリソウが足元に咲く樹林帯の中をひたすら下る。

 

鳩待峠2.0` 12:00 変化のない登山道だが美林のブナが続く。

 

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マイズルソウ この花が現れると鳩待峠は近い!

 

鳩待峠1.0` 12:30 足元にマイズルソウが現れ、ギンリョウソウも見ると、鳩待峠は近い、まもなく 12:45 鳩待峠に着く。

 

ここで彼女とお父さんとお別れです、戸倉への次の連絡バスは13:40 一時間弥四郎小屋のお弁当を広げる、イナリ寿司+おにぎり2個と豪華で美味しく頂く。

 

大型バス、発車10分前は一人だけ、発車時には満席になる、戸倉バス停14:15新宿行きの高速バス16:20、案内所へ、こちらが聞く前に「時刻の変更?なら今日は満席だから無理」と言われる。

温泉に入る、上がってびっくり小学校2年生に再開、おとうさんに買ってもらったスニカーを履きご機嫌!こんどこそお別れですね、1日ありがとう、至仏山ではすっかり人気になり、周りの大人も間違いなく元気をもらいましたネ。日光男体山に登っているから、きっとまた何時か峰で再開できるかな!

 

東京電力自然学校でビデオ鑑賞、弥四郎小屋で知り合った男性に再開(三条ノ滝を見学、水量が多く迫力だったとのこと)、、定刻16:20発(5分遅れ)に乗ればハンドルを握ることなく新宿へ、途中ドライブイン(制作5+私の持ち時間5分でラーメン、美味しかった!)に寄り、川越的場で一人下車(JR川越線の的場駅徒歩12分)、20:00着の予定は渋滞で21:00着、ここから常磐線牛久まで約1時間半である。

 

戸倉から同席だった男性(住まいは板橋)も私と同じく夜行+高速バスで同じコースを歩いている、会津高原尾瀬口で乗ったバスと泊まった山小屋が違った、今年は東北の山に出かけるとのこと、再会はあるかもしれません。

わたしの登山話