鳩待峠からアヤメ平・尾瀬ヶ原を周遊 展望と湿原植物を楽しむ 「夏がくれば 思い出す・・」 |
日程 2012年7月25-26日 (水−木)晴れ
2008/9/27 初冠雪の尾瀬アヤメ平は真っ白
鳩待峠からアヤメ平に登り、富士見峠を経て尾瀬ヶ原に下って、尾瀬ヶ原を散策し後、山ノ鼻から鳩待峠に戻る、展望と湿原植物を楽しむ贅沢なコースを小学2年生の孫と思い切り楽しみます。遠征ですから車、自宅(つくば市)と尾瀬ヶ原入口の戸倉の車での往復が大変です!前日の25日は奥日光の竜頭ノ滝、戦場ヶ原、光徳牧場、湯滝、、、夕食は金精峠。 行は:最初の休憩は、いろは坂の最高部明智平、
目的地は尾瀬のアヤメ平だ、先日の25日自宅を8:30、取手市の孫を連れて、国道249で真岡市、国道352で鹿沼市、この先で日光杉並木(日光宇都宮道路では経験のできない)を経て日光市:神橋、いろは坂を一気に走り、明智平で休憩。 中禅寺湖、竜頭ノ滝、赤沼茶屋駐車場(戦場ヶ原で遊び)、光徳牧場(自生のアイスクリームを頂き)、湯滝(涼み)。。。
左:ヨツバヒヨドリ 右:金精峠のハリブキ
実は毒々しいほど赤く印象的!
白く半分白くなった!枝の先端部分の葉が白くなる、ドクダミ科のハンゲショウと同じ原理で白くなる、
湯ノ湖(涼み)、金精峠トンネルでは夕食、男の野外料理は失敗のないインスタントカレーで3〜5分熱湯で温めて、熱湯15分のご飯に載せるだけ!美味い!国道120号(金精道路)を下る、片品村、国道から右折し直ぐに綺麗な吊り橋を渡り、「夏の思い出」を聞く、孫もこの演出に感動!尾瀬に入った知らせになる。読者の皆さん、私もそうですが、・・・遠い空
までしか歌いませんネ、思い出してください、夏の思い出を! 【夏がくれば 思い出す
夏の思い出は如何でしたか? 戸倉の尾瀬第一駐車場に17時ごろ到着、孫の要求で片品川底まで散歩、サワクルミが大きな実をつけている、後で聞くと10月に食べ頃で、落ちていれば自由に拾ってもと言うが、片品村の駐車場は夜が早い、辺りが暗くなると照明が目立つ、この照明に集まる昆虫を観察、寒い夜なのか大形のカブトム等はまだ飛来してこないようです。 真夜中半月が雲の間に姿を現す、満天の星は薄曇りで、満天の星を楽しみにしていた孫を起こしてまで見るほどでは無かった。明日の天候は登山日和である! 当日:2012/7/26 3時半起床、ちっと二年生にはちょっと早過ぎる、始発の乗合タクシーは4半頃スタート、「途中にゲートで待つ、、条件で」と言われ乗合タクシーに乗込む、今日は平日とあって夏休みは始まった子供とはいえ、その親達はお休みでは無いのか、ガラガラです、途中のゲートでも待つ車は私達だけでした。乗客には至仏山に登られる人、アヤメ平は孫と二人だけ!
コース 戸倉第一駐車場4:30=(乗合タクシー)=>4:45鳩待峠と戸倉・鎌田・鎌田分岐
津奈木(鳩待峠ゲート:19−5時閉鎖)5:00=(乗合タクシー)=>5:10鳩待峠バス停5:15―(0:35)―>鳩待峠1.2`・富士見峠5.1`地点5:50―(0:45)―>湿原入口6:35―(0:47)―>鳩待峠4.1`・富士見峠2.2`地点7:27―(0:03)―>中原山(標高1867b)7:30―(0:13)―>アヤメ平(標高1969b)7:43―(0:17)―>富士見田代の池塘8:00―(0:50)―>急登開始(木道も無くなる)8:50―(0:35)―>富士見峠3.5`・竜宮1.0`地点
長沢9:25―(0:12)―>尾瀬ヶ原到着9:37―(0:08)―>竜宮十字路9:45―(0:35)―>尾瀬ヶ原三又10:20―(0:10)―>11:30山ノ鼻11:55―(0:40)―>最初の水場12:35―(0:20)―>最後の水場12:55―(0:10)―>13:05待峠バス停13:10=(乗合タクシー)=>13:25戸倉第一駐車場⇒帰路 *歩数* 一日目:11,856歩7.1`、二日目:31,970歩19.1` *注意* 駐車場は18時入り13:30出ても一日扱いの1000円でした、一晩泊まっても一日扱い、乗合タクシー(片道):大人900円子供450円
ゲートの前で開門を待つ、その間車から降り散策可能、男性の案内人と二人の女性は山ノ鼻からスタートし、至仏山山頂、下山は鳩待峠とのこと、昨夜は寒く、登山の成否は天候しだい、孫を連れており、今日の天候は特に心配、至仏山もアヤメ平も特に問題のない天候の予報、至仏山もアヤメ平も登り出すと逃げ場はない。 サワグルミ林の上空がほんのりと明るくなって乗合タクシーは再出発。 鳩待峠に一番乗り、快晴、至仏山が雄大に見え、快適な登山が楽しめそう、山荘の裏のトイレを借りる、珍しい「ガ」がドアで孫を出迎える、淡緑を帯びた背たけ10a、羽を広げる10aと大きなものです、何でも興味のある彼には大人の私以上である、今日は点昆虫でも楽しみです。
左:登山者カウンター 右:木段 尾瀬らしい登山道が現れる 立派な階段を登ると、尾瀬国立公園は入山者数を把握するため、平成元年より入山口に登山者カウンターを設置して入山者数の自動計測を行っている、孫にとって初めて見る機器、7月のニッコウキスゲの時期が最も入山者が多く、ついでミズバショウの6月が多いそうです、なるほど7月10日ころニッコウキスゲが見頃で私も何度か訪れている。 いきなり、木の根が張出し、ちょっと荒れた道を登る、面白いシダが足元に、やがて木の階段が現れ、登り切ると今度は、これぞ木道、ちょと孫は眠いのか端に腰を降ろし、休憩、雰囲気には満足!
ギンリョウソウ(銀竜草 イチヤクソウ科 ユウレイソウ)を見付ける、モウセンコケ(毛氈苔 モウセンゴケ科 )を見たかったのに、先にギンリョウソウを見付け、孫はモウセンコケの生える場所は湿地帯で良く日があたる所、ここは日があたら無いからと納得顔。 続いて昨日金精峠から片品村に向かう所で見付けたハリブキ、全体に鋭い刺、無数にでて、撮影にうっかり触ったら大変、昨日自生か?と疑問だった孫、納得の表情である、これって落葉性の低木、もー忘れられない植物です。
左:ギンリョウソウ 右:コゼンタチバナ 御前橘
ミズキ科 孫は足元に次々と現れギンリョウソウに強い興味、そっと手で触れ観察。種子直物ですが光合成はせず、菌根で有機物を取り成長し、花を咲かせるそうです、裏返して奥を眺めると変物があると孫は言う。 クマザサに囲まれ、枯れ沢状の道、木道は時々切れ、ぬかるみがあるが、通行には全く問題ない、やがて、富士見峠まで5.1`、既に1.2`歩いた地点を通過。 この辺りにマイズルソウ(ユリ科)、ツマトリソウ(サクラソウ科)が見えるよ、キョロキョロと探すが無く、どれと孫は言うが、、。実を付けたエンレイソウ(ユリ科)が大きな三枚の葉を輪生、中には種が取られて無いものもある、あまりにも大きな葉であり可愛そう見え、近くの葉を乗せてやる孫の余裕の優しさだ!
尾瀬象徴の長いーーー木道、この木道には滑り止めに横板が釘で止められている、今日は雨や雪の影響はなく滑らない、孫にはピッチが合わない?坂の所は密に滑り止めが置かれ納得、まだ高い位置に赤いマーク、孫にとって不思議マーク、雪があそこまれ積もり冬にスキーで歩く人がいることを知る、常日頃歩いている筑波山には無い光景が続く。
左:ミズバショウ 水芭蕉 サトイモ科 右:2010/6/5 尾瀬沼のミズバショウ 尾瀬らしい光景の、、ミズバショウ「。。やさしい影 野のこみち みずばしょうの花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり・・」だ、実を触って見る、トウモロコシのような形です、孫は写真を見て知っているが、花期はまだ見ていない。2010/6/5 尾瀬沼のミズバショウを貼っておきます(花期は天候の変化も大きく、まだ寒い、中学生なったら!燧ヶ岳&ミズバショウ!) ようやく、「湿原て何?」、すっかり孫はそれを理解する瞬間、下手な説明より見せることが一番!「百閧ヘ一見にしかず」
深い樹林から湿原が現れる、もー「湿原?」と質問は無い、まず見つけたのが念願のモウセンゴケです、「まだここのものは小さいよ」と言っても動かない。 初めての大きな湿原は、展望は凄い、孫は箱根の駒ヶ岳・神山が最高で今日は1900bを越える、登山の面白味はこれから、まずキンコウカ、ニッコウキスゲを見て感動する。彼の表現「ユリのような黄色い花、、」がニッコウキスゲ、「日光でしか見れないの?」、日光ではむしろ珍しく今では霧降高原のリフトの保護地でしか見られない。 アヤメ平にアヤメは生えないが、キンコウカをアヤメと間違えアヤメ平と呼んでしまったようです。ここは横田田代、素晴らしい景色が続く!
左:キンコウカ 金光花 ユリ科 右:ニッコウキスゲ 日光黄菅 ユリ科 彼は始めてみるふたつのドウダンツツジ。葉の裏が白くてウラジロヨウラク(裏白瓔珞 ツツジ科)、ベニサラサドウダン(紅更紗満天星 ツツジ科)は紅色の花が咲きベニサラサドウダンである、良く家の近くで見るのもとは違いますネ。
またモウセンゴケ、「今度は変だ」と叫ぶ、よく見ると、小さな虫、モウセンゴケにしては大物を捕まえている、粘液を分泌し昆虫を捕える。手で触れると粘液を沢山だすと孫はちっと触って観察する、この様子を目の前で実演してくれとても感動、私も驚く光景でした、好奇心の強い子はチャンスも自分で作ってしまうようです。
続いて鮮やかな黄緑色の葉の中にアカミノイヌツゲを、彼は見付ける、私はなにげなく通過してしまいがち!アカミノイヌツゲは良く尾瀬で生え、真っ白い花4弁または5弁で常緑低木、雪の中に埋まっていた昨年の実が雪解けとともに顔を出すし、「花と実が同じ時期に見れる」と話すと、見付けて良かった!と自慢、確かに花の実を同時に見るのは珍しい! 中原山に到着、緩やかに下って登り返すと、別天地、アヤメ平です、正面に燧ヶ岳が見え、池塘が大小散らばって、のんびり歩きたい、以前クマを見付けたとろと話すと、孫は見たいような怖いような顔?
ここでもオトギリソウなど見付け、尾瀬ヶ原に多いトキソウも散らばっている。
左:オトギリソウ 弟切草 オトギリソウ科 右:トキソウ
朱鷺草 ラン科 雄大は燧ヶ岳を正面に見て、湿原から離れ、富士見峠に向かう。
今度は右側が大きく開け、新しい木道が引かれとても快適、晴れていれば富士山が見えるそうですが何度通過しても見たことが無い、今日も見えないが素晴らしい展望です、遠くに日光連山、富士見下から登ってくる道が見え、樹林の中に入る、下ると竜宮への登山道、富士見峠方向にちっと向かうと、大きな池塘のある湿原に着く。
池塘から燧ヶ岳が見え、休憩にはベスト、富士見峠の富士見小屋はトイレも有り休憩には良いが、シーズン以外小屋はお休みまので今日も休みだろう、孫も私もパスを決める、小屋まで下った登山者の報告ですと閉まっていたとのこと。
池塘の奥から竜宮に向かう登山道に入ります、展望はありませんが、足元にゴセンタチバナ等が生えとても雰囲気のあるコースです。 注意書きで、木道が無い箇所がと有るが、歩行には特に問題はありません、綺麗な樹林帯が続き、足も本が枯れた沢状、雨の後は大変でしょうが! マガリダケに囲まれ、ほぼ水平に進みます、ここで人の気配、尾瀬ヶ原から息を切らして登って来る人に出合う、単独の男性、二人の若い女性です、この辺りが長沢ノ頭でしょう、アヤメ平は私したちのように鳩待峠からの方が楽です。 ここから下り坂、ここを登るには大変だなと言いつつ、私達はどんどん下る、孫は両手を使い、私も木の枝を頼る、根も凄い、大木の難所を過ぎると、有りがたい木の階段。
針葉樹がブナ林に変わると、再び木葮、沢が見えて、まもなく長沢、とても綺麗な沢である、橋の手前で、ピンク色を帯びたギンリョウソウに出合う。 橋で長沢を渡る、沢に入りたそうな孫、とても魅力的な沢です、沢に降りるならもっと手前に簡単に沢底に入れる箇所がありましたネ。
ブナ林が終わり、尾瀬ヶ原です、右に燧ヶ岳、左に至仏山、竜宮十字路に着く。 竜宮小屋が直ぐだが、花に気を取られ立寄らず、好奇心の強い孫に後で叱られる!寄れる所は立ち寄らないといけません!
穂の長いクガイソウ、薄ピンクのトキソウ、ピンクのアサヒラン、ここでもキンコウカ、掴むと粘るネバリノラン、花の下を抑えると粘るアザミ、鮮やかなタテヤマリンド、ミツガシワ、コバギボウシ、ハクサンタイゲキ等もー孫も大変です、その上、流れ沢や池塘には魚やサンショウウオが済んでおり忙しい、、「オオバ/コバはついたりするギボウシだね」と余裕もある。 尾瀬ヶ原のお花をお楽しみください!
平気で80`ほど鳩待峠から大きな荷を運ぶ!「鳩待峠は通るの、、」そうです、この後暑い中を登ります、足場も大きな荷では大変なところです。 池塘にオゼコウホネ、池塘や木道の下の沢にヒツジグサをみつける、孫はそんな中にサンショウを発見。ヒツジグサの撮影「何これ。。? 未の刻に咲く、、」とうとう木道が人だかり、ヒツジグサを見たさに昼頃通過するのが通ですね!その為にもアヤメ平を先に回ってきた、正解。
日はどんどん高く、気温がどんどん上がる、そんな時の涼しい花をみつける。今日最初で最後の出合、知っている花に出合い孫の嬉しそうです。花にも孫にもここは一枚写さないと失礼、一日中歩いてコオニユリは一輪だけ、至仏山の山ノ鼻側に沢山咲いているはず、、、。
山ノ鼻は尾瀬ヶ原のエンド・スタート地点であり、至仏山の登山口です、この分岐で写真を写し、次に来るときは至仏山に登りたい、ここで昼食、孫は梅のお粥、私はラーメン、暑くても食は進む、体調は二人ともベストです。 隣に座っていたご夫婦、例年茨城県一の高温地大子から、今日も地元は最高気温だったようです、気温は尾瀬ヶ原に着いてからドンドン上昇。アヤメ平は涼しい所でした。 最後の登るに入る、途中に川の流れ、水を被り、頭を冷やす沢もあり、尾瀬らしいミズバショウ群生地もあり、クマに合図を送る大きなスズまである。孫は一日中新しい発見があり、楽しいようです。
左:クマへの合図 右:おや?この花は?
左:サンカヨウ(山荷葉)メギ科 右:ヤグルマソウ (矢車草)
ユキノシタ科 雄大な至仏山 山ノ鼻から最初はのんびり、川上川を過ぎた辺りから、だんだん傾斜が大きくなる、右の上空に至仏山が姿を現す。 鳩待峠まで、大勢の人々に出合います、挨拶の元気に、下ってくる人はまだ元気、特に団体が多いようです、この週末を楽しむ人、、、 幼稚園の女の子、私より一回り年配のご夫婦、孫も私も負けてはいられない。
鳩待峠峠に到着、朝に比べつと別の峠のように混雑、さっそく乗合タクシーにて戸倉第一駐車場へ、降りとき、今日は至仏山に登ると言って別れた三人の方に再開、お互の無事を喜ぶ!駐車場は驚くほど車が増えてビックリ。 涼しい金精峠の丸池で昼寝休憩、運転手は休憩が大事、その間沢で孫は魚釣りを楽しむ、、「釣れた釣れた。。」と大喜び、次回からは釣り竿を持ってきたいところです。 日光杉林を通過後、鹿沼市で急に激しい落雷、中禅寺湖では雷雲、アヤメ平で降らず良かったネ、尾瀬も今日のように急の温度が上昇すると危ない、雨具は必須です。やはり、登山は好天気がなにより!茨城県に入ると、暑い暑い、、日光&尾瀬の二日間を思いこの暑さに耐えて、夏を乗り越えたい! HP:わたしの天気予報 |