尾瀬戸倉から鳩待峠・アヤメ平・富士見下を周遊

鳩待峠(標高:1591b)、中原山(標高:1969b)、アヤメ平、富士見小屋、富士見下

アヤメ平はキンコウカで埋め尽くされる、今が見頃です!

 

日程2005年7月9(土)曇り
日程 2003年6月7(土)晴れ
日程 2012年7月25-26 (水−木)晴れ

 

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アヤメ平ではキンコウカが湿原に咲き誇り、感動的
尾瀬のキンコウカの花期は7月上旬から8月上旬
アヤメ平の標高高い、今がちょうど見頃です

コース

 

2019/8/17

 

つくば市9:45=(国道354294号)⇒寺内南12:00=(国道408号)⇒長田=(県道47号)⇒県道47号・国道4号交差12:16=(国道352号)⇒14:00日光市内大渋滞(日光東照宮が大賑わい)14:45=(国道120号)⇒15:10明知平(昼食)15:30=(国道120号)⇒鎌田(尾瀬戸倉入口)16:40=(国道401号)⇒17:00尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)

 

2019/8/18

 

尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)4:40=(バス)⇒5:10鳩待峠515(0:43)鳩待峠1.2`・富士見峠5.1`5:48―(0:36)→鳩待峠2.3`・富士見峠4.0`6:24―(0:07)→横田代(標高:1860b)富士見峠3.3`・鳩待峠3.0`6:49―(1:14)→中原山(標高:1969b)8:03―(0:15)→8:18アヤメ平山頂8:22−(0:38)→富士見田代 富士見小屋9:00―(1:26)→田代原10:26―(0:37)→富士見下山荘跡11:03―(0:06)→富士見下(駐車場路上)11:09―(0:04)→公衆トイレ 富士峠7.0`・戸倉5.0` 駐車場広場11:13 以後舗装通り―(0:09)→硫黄沢橋11:22―(0:14)→無名の橋 堰堤11:36―(0:02)→ダム?11:38―(0:194)→11:57戸倉スキー場(旧鳩待峠駐車場)12:00―(0:14)→奥利根ゆけむり街道/鳩待峠・戸倉スキー峡/富士見下分岐12:14―(0:11)→尾瀬第2駐車場12:25―(0:10)→2:35尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)12:45

徒歩:24,543

 

富士見峠8:つくば市城山を昼頃出ると夕方には尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)に着くが、途中 奥日光で遊んでも良いから早めに出る、鹿沼のスーパにて今夜と明日の食料を買う、ここはうだる暑さ。

JR日光駅・東武日光駅(日光ICの出口も近い)手前で大渋滞、東武日光駅前交差点の交通整理の人に聞くと「日光東照宮の為」と大声でのご返事、神橋の三差路まで、のろのろ!

神橋を過ぎると、いろは坂はスイスイ、明知平は混んで障害者の駐車エリアを借りて昼食。

中禅寺湖・竜頭ノ滝・戦場ケ原・湯ノ湖周辺は混んでいるが道はスイスイ、金精峠や丸沼高原も問題無し、鎌田で右折、尾瀬戸倉駐車場へ。日光を土曜日に通過するのは避けたいものです,帰りは日曜であり通常の通行料でした。

尾瀬戸倉駐車場は空いており、心配ない。夜から朝まで雨が時々大雨になる。

 

 翌朝4時に起きるがまだ雨、4:40発の最初のバスは都心から夜行バス着く尾瀬戸倉案内所(関越交通)からやって来る、そのバスの空席だけ、ここの尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第1展望台)から乗客は乗る、このバスが満席の場合はここの駐車場で待つバスに乗る、また尾瀬戸倉駐車場(尾瀬第2展望台)で待つ人がいればその人の分だけ車の席を確保してスタートする。4:40発とバスはここで待つ人を一人残らず鳩待峠に案内する。この時間以降の場合は満席になったらどんどん運んでくれるようです。

 

 運よく尾瀬戸倉案内所(関越交通)からのバスに乗れる、5,6人である。直ぐに運開始、隣の人は都心からの夜行で大清水に停まり最後が尾瀬戸倉に着いたようです。おそらく350分頃に着きこのバスと連結を取るためらしい。更に聞くと尾瀬は今回が初めて、帰りの尾瀬戸倉の最終バス15:30(大清水発15:10)は満席で14:30の予約で帰るそうです。

 手持ちの地図を広げ「見晴(十字路)」まで行き、竜宮と東電小屋周辺も歩きたい」と言う。「地図の示す時間で歩けば充分、地図が示す時間より短く歩く人が多く、木道だけを歩いて帰る人が多いから、気を付けて、時間内で尾瀬を楽しんで次回は彼女を()」。また「戸倉に着いても雨!」と心配、「これから晴れます、NHKの天気予報も晴れ・・・・」。至仏山・燧ヶ岳・アヤメ平と尾瀬沼等を話していると、外が歩くなり、風景が一変、彼も尾瀬の人に今日はなりそうです、ノンビリ尾瀬を満期するだろう!

 

 バスは予定通り5:20チョット前に着く、鳩待峠へ徒歩1,2分の駐車場に着く、二人の女性が先に、聞くと「山ノ鼻に下って至仏山山頂、下山はここに戻って来る・・・雨が心配」と言う、「天気予報は晴れと伝えている・・・」と返し、鳩待峠の裏に回って休憩所と公衆トイレの左の木段を上がる、通過人数をカウントする前を通過。

 

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小雨の中 大木の道

 

 木段を上がると、大小さまざまな石が転がって歩き難い、雨は予想通り止み、周囲が明るく成って来る、ブナやダケカンバの太い木が迎えてくれる。足元の草花は花を一輪の付けていない、時期に来れば、マイヅルソウやゴゼンタチバナが咲き誇る所です。

 

 

左:足元の滑りやすい岩      右:雪の重りで曲がっている!

 

 鳩待峠から1人、背の高いクマザサに囲まれ、展望は無いが、尾瀬に来た感が体全身で受けている。何度来ても新鮮な登山道である。

 

 

左:最初の長い階段(中間に踊り場)  右:最初の木道

 

 長い木段、中間に踊り場、ここで左折、ここまで来ると雨はスッカリ上がりお腹が空くが、腰を下ろす場所もない、続いて長木道、湿原が近いのかなと思うが、木道は続き、鳩待峠から薄暗い、大木の広葉樹のブナから針葉樹に変わってくる。この辺りダケカンバの大木と林が美しい。

 やがて長い木道が続く、この木道が時々切れてぬかるみがあり、足元に注意!

 

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左:ベンチのある道標     右:ここは木道が二本

 

 一人ノンビリ歩いていると、歩きの速い人が追い付く、尾瀬には良く来られる人で、燧ケ岳に登り尾瀬沼経由で一ノ瀬休憩所から大清水間の長い砂利道を思い出すと言う、ただ、御池から燧ケ岳に登っていないそうです。熊沢田代の美しさを説明、彼女は御池の事は知らず、「尾瀬夜行23:55」を紹介する。鳩待峠や大清水の登山口は都心からバスでくる人は利用するが、浅草から尾瀬夜行23:55で尾瀬に入って欲しいものです。彼女は次回に尾瀬夜行2355に乗って御池また沼山峠方面に来るだろう。

 

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左:グングン晴れ青空が!     右:木道は一本に!深い樹林の道になる

 

 空は晴れ、青空が広がる、木道は2本から1本に変わり、深い樹林になる、そろそろ湿原に出る所です。

 

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左:オオアゼスゲ(大畦菅)カヤツリグサ科      右:イワショウブ(岩菖蒲)ユリ科

 

 ようやく展望の無い樹林の道の前方の幕が降ろされたように明るくなって傾斜湿原の末端に飛び出る。キンコウカやイワショウブを夢中になって撮影していると、身軽な服装で若い男性が追い付いて来る。どうやら私達と同じバスで鳩待峠に着いたようです、台湾の好青年、アヤメ平を選んでくれたようです。富士見峠から長沢を下って竜宮十字路に降り、段小屋坂で尾瀬沼へ、今夜は三平下に泊まり、尾瀬沼で遊び、同じ道で下田代十字路に戻り、尾瀬ヶ原を横切って山ノ鼻から鳩待峠に戻り、バスで尾瀬戸倉、尾瀬戸倉から都心へバスでもどるそうです。

 

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左:横田代(標高:1860b)右:傾斜湿原の美しい地塘

 

 横田代 富士見峠3.3`・3.0`の標識に着く、彼に地塘を教える、ガイドブックには地塘の詳細はあまり書かれていない、尾瀬を良く訪れる人も知らない、台湾人ならなおさら。「ちとう」?台湾に二度遊びに行かれた同行の彼女が“地塘”の字を説明するが良く分からない(笑)。雨の水が集まって、蓄積された土がその水を流さず残す沼で湿原に美しさを与える、、、、きっと彼は下山後学習するのだろう、そんな神秘な沼である。

 

 

左:主役のキンコウカ(金光花、金黄花)ユリ科     右:エゾリンドウ(蝦夷竜胆)リンドウ科

 

 キンコウカはアヤメ平の花、広い湿原を美しく埋め尽くす、尾瀬では7月上旬〜8月上旬が見頃である。だが湿原全体を撮影しキンコウカの美しさを伝えしようとしても花は黄色で背が低く、ニッコウキスゲやミズバショウの様に印象深く写せません、従って現地に行き直接見ないと傾斜湿原を埋め尽くすキンコウカの素晴らしさを伝いきれません。

 

 

左:キンコウカと湿原        右:休憩所

 

 尾瀬戸倉から朝食を取らずここまで、木道の脇に広い休憩所がある、ここに腰を下ろし各自食べ始める、同時にアヤメ平の地塘、キンコウカ・・・と話が進むが、同行した彼女は鳩待峠経て尾瀬戸倉14:30発の便に乗ると言いながら先に出発!15:30発のバスは満席だったようです。二人と思いのほか力強い握手で思わず彼女を見る、お父さんを病気で亡くしたようです、尾瀬ってそんな人を引き付ける!

 

 この横田代はこれから向かうアヤメ平に比べ、傾斜がキツイ。台湾の彼は若く元気であり先に行くように勧める。

 

 

左:ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、吾妹紅)バラ科        右:木道から湿原の上までキンコウカの群生

 

 二人とも消え、ノンビリと草花を観賞。

 

 

左:アカモノかな?          右:キンコウカとイワショウブ

 

 見頃の主役はキンコウカであり、木道を周辺や湿原全体が埋め尽くされる、今日ここにキンコウカを見に来て良かった!キンコウカで埋まる湿原は他の花は少ないがワレモコウ、モウセンゴケ、ナガバノモウセンゴケ、ヒメシャクナゲ(花が終わり)、イワショウブなどがポツポツ見れ楽しめる。

 

 

この奥の林の向こうがアヤメ平? 木道は湿原を長く横切ります

 

 キンコウカが湿原を埋める、この時期に来ないと見えない風景です。

 先行の人の姿は小さく成って来る。日が差し込み明るいが、展望は期待できない、この後二つのピークを越えることになる、越えれば至仏山や燧ケ岳が望めるかと期待!

 

 

左:横田代を上がり切ると休憩所     右:コバイケイソウが鹿に食われる!

 

 湿原から離れ最初のピーク(標高:1939b)に飛び出る、前方の視野が大きく美しい、その向こうがアヤメ平だろう。二つの広い休憩所が置かれ、腰を下ろし休憩。木道は濡れお尻の辺りが軽くその水分を吸い込む。近くのコバイケイソウの柔らかい葉が何者かに食いちぎられている、見ていないが鹿の後らしい。

 

 

左:ナガバノモウセンゴケ     右:ジョウシュウオ二アザミ

 

 前方の風景を見ながら下る、直ぐに鞍部、登り返す、登山道は急に幅が短くなり、傾斜が大きく、長く続く木道を登る、アヤメ平への最後の急登ですが長くは続かない。

 ナガバノモウセンゴケが木道脇に、よく見ると小さな虫が葉に挟まれている、近くの涸れ草で葉を突きつけるとパクリと食いつく!また、オ二アザミが木道を覆う。

 

 

左:ツツジの群生地      右:中原山(標高:1969b)

 

 ここの登山道はツツジの多い所で花期に通過したい場所、秋の初めに通過した時は雪で真っ白だった、そんな思いでを思い登ると、台湾男性に追いつく、一人でこの風景を楽しむより、後ろから来る私を待っていてくれたようです。台湾から来られ一人で歩くにはもったいない場所である!

 標高:1969bの中原山三角点にでる、至仏山、笠ケ岳、燧ケ岳、景観山が良く見える場所だが期待できない。

 

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ここはアヤメ平

 

 アヤメ平は広大な傾斜湿原で大小さまざまな湿原があり、至仏山、燧ケ岳の眺めは素晴らしいところ、ここは踏み荒らされ裸地になり、復元作業が行われたが、今日は台湾男性に自慢できるアヤメ平になっている、アヤメと間違えたキンコウカが湿原を足元から奥まで密生し、地塘がさらに一段と美しさを増している。

 

 

アヤメ平山頂のベンチ

 

 台湾男性のシャッタを押し続ける、そして復元作業の素晴らしさに感動したようです。キンコウカが湿原を復旧してくれた女神の高山植物ですネ。彼は長沢を下って竜宮、下田代から白砂峠を経て尾瀬沼へ、今夜は三平平の予定、私は富士見峠から富士見下なので、ここでお別れする、別れは思い出を残すだけ写真の相互撮影は不要です。

 

 昨夜下田代に泊まり、八木沢道を経て登って来た健脚のお姉さんがやって来る、見晴(下田代十字路)から3時間ほどだが、2時間で着いたようです。尾瀬の不明な沢登りを続け、鳩待峠から一泊二日でリハビリにやって来たそうです。八木沢道と今日歩く富士見下の道が残っておりと告げると、、彼女は一般登山道を知らないが、道の無い沢登りをしている、年配者も雑じったグープで活動している様です。逆に高齢者と諦めず登り続けるように励まされてしまいました。大きなリックを背負い、鳩待峠へと向かって行く。

 

 

アヤメ平を下る

 

 アヤメ平を振り向き、富士見峠に向かう。

 

 

左:この方向に富士山の姿が、残念    右:富士見小屋が見える

 

 富士山が見える方向を意識しながら進む、右下が切れ落ち、大きく崩れ迂回路がある、木道は斜面ギリギリに着いている、富士見小屋が望める。アヤメ平に向かう登山者に出合う時間です。

 

 

左:コバギボウシ     右:ミヤマアキノキリンソウ

 

 セン沢田代、ここもキンコウカが広がる湿原。木道に傾斜が付き一度大きく尻もち、登って来る人に注意し、自分を励ます(笑)。

 

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左:富士見峠の分岐     右:大きな地塘 燧ケ岳が見えない

 

 富士見峠・アヤメ平・竜宮十字路(尾瀬ヶ原)の分岐、尾瀬ヶ原方向に5,6歩進むと燧ケ岳が見える大きな地塘の入口。入ると地塘に夏空の青い空と雲が映り、前方に燧ケ岳が見える、双耳ですが左がわが一瞬みえたが再び雲の中です。今日は展望を期待するのは止めよう、富士見小屋の庭から富士山が望めることは諦める。

 アヤメ平で女性と話している所を見た若いイケメン男性に出合う(話しているときに挨拶した!)、彼は地図を大きく広げ、長沢(竜宮十字路)か八木沢(下田代十字路)のコース選択?目的は鳩待峠だと言う、さらに聞くと初めて尾瀬に来られたようです。距離的には30分八木沢の方が長い、尾瀬ヶ原を歩くには下田代十字路に下った方が良いが田代十字路と竜宮十字路は40分です。長沢経由をお勧めしたが決めるのは彼です。

 

 

富士見小屋

 

 小さな湿原を下り登ってくる男性とリーダの男性と二人の女性に出合う、富士見下から登って来られたかな?

傾斜の大きい木道で滑らないように、5分程下ると富士見小屋の広場に出る。尾瀬国立公園看板、公衆トイレ、休業中の富士見小屋・・・八木沢道白尾山への道があり、富士見下への道は確りした林道が続いている。

庭先から赤城山、その奥に富士山が望める、今日は諦める展望です。

 

 

富士見下に向かう

 

 富士見小屋に一台の傾斜が有り、それを裏付ける林道、青空だが遠望は期待できず。台風10号はここより南を通過すれば台風一過でしたが、日本海に出てしまい、ダメ!

 

 

左:今での入れる砂利の道       右:ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)キク科

 

 富士見小屋からしばらくは赤城山の方向がとても綺麗に展望、良く晴れれば富士山が見える所です。

 

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太いダケカンバ

 

 紅葉が楽しみな林道が続く!

 

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ここまで来るとアヤメ平は雲の上

 

 右上がアヤメ平、左に見えるのが白尾山から続く荷鞍山でしょうか、大きな双耳峰ですネ?

 

 

左:ヤマハハコ(山母子)キク科      右:太いブナ林

 

 美林が続き、これから富士見小屋、アヤメ平に向かう二人の男性、お疲れのようです、富士見下から尾瀬戸倉まで行くと言うとビックリ、富士見下から1時間以上はかかると言う。テントを背負った若者が富士見下を目指したようです。

 

 

左:唯一の地図      右:濃い緑。。。。

 

 林道は平になってここは田代原

 

 

笹藪の美しい林

 

 林道歩きは富士見峠から富士見下まで約1時間半だか、ここまで下ると真夏の暑さ!でも美しい所です!

 

 

左:ウドとヨツバヒヨドリ      右:大きなカーブ

 

 田代原を過ぎ、大きなカーブ、平坦な道が終わり急さ坂道、坂の方がやや楽か?

 ここで大きく曲がると、まもなく右の谷は近くなる、右・左と曲がり、谷を流れる沢を渡る、左に見える谷は深い、続いて枝沢が道を横切る。

 右側が大きく開け明るくなる所で明るくアサギマダラが飛び交う。

 

 

 

秋の雰囲気

 

 林道に飽きてくるがジグザグになり、変化も多く、何とか頑張る・・・・「ガイドブックには左に下る道が分かれている」と記されるが見つからない!でも再び林道に出合うとの事で考えないことに(笑)。

 

 急坂になり、トチノキやミズナラの大木を見る。

 

 

左:どんどん下る      右:富士見下山荘跡

 

 林道は富士見峠から田代原広く車の走り悪くない、田代原は広くとても美しい道、ところが田代原からここまではジグザグで道幅も狭い。だが周囲は美林の連続ですネ!

 富士見下山荘跡らしき建物が建っていたが違う様です。

 

 

富士見下

 

 大木を見て、広場に出る、ここが富士見下でゲートが閉じられている。横浜・宇都宮・多摩・群馬・高崎の車番で地域の名前が各一台とも違っている、5台である。

 

 

左:ミズナラ        右:富士見峠7.0`/戸倉5.0`の道標

 

 この駐車所からチョット先に道標が置かれ、富士見峠から7`(1:20)歩き、更に5`(1:10)歩く事を知る。富士見峠でもらった地図には富士見下まで記され、茎戸倉・沼田(戸倉にP)と以後は書かれていない。

 

 

左:公衆トイレ       右:太いミズナラとトチノキが道路脇に!

 

 富士見下から尾瀬戸倉の駐車場まで舗装の道路が続く、5`の道に挑戦、結果的に富士見峠から尾瀬戸倉まで下りで、田代原と戸倉スキー場が平でしたから、登りを歩く辛さは無かったのが救いです(大笑い)。

 

 

最初の橋  硫黄沢 S3810月完成

 

 まず硫黄沢を立派な橋で渡る、大カッパ沢、大久保沢等がこの沢に流れ込む。

 

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左:硫黄沢と友達       右:木々に絡みつく・・・

 

 この辺は東電の管理地、道路は良く手入れが行き届いている。

 

 

美しい木々と硫黄沢

 

 この硫黄沢にイワナを釣る人が入るのか、山菜を採集に来る人が多いのか、東電の立入禁止の看板が立つ!

 

 

ハンゴンソウ(反魂草)キク科

 

 尚も下ると無名の橋、下の沢には堰堤が重なって建設されている、地図から大久保沢かも知れない!

 

 

左:何かのダム      右:エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)アジサイ科

 

 施設?網の外から覗く。。。。

 このころ登山道を歩くとエゾアジサイが姿を見せる、既に花期を過ぎているようです。

 

 

左:ソバナ(蕎麦菜、岨菜)キキョウ科      右:オオハンゴンソウ(大反魂草)キク科

 

 オオハンゴンソウは背が高く良く目立ち黄色い花を沢山咲かせ道路の脇に咲いている、明治時代中期に観賞用に導入されたが、逸出して鉄道線路沿いや河川敷などの湿った土地に大群落を形成するようになっている。筒状花は緑黄色で、夏から秋に開花。オオハンゴンソウは地下茎から他の植物の成長を妨げる化学物質を出すなど,とても繁殖力が強い外来生物です。そのため,日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として,外来生物法により「特定外来生物」に指定され,栽培,運搬,販売,野外への放出などが禁止されています。

 

 

左:ツリフネソウ(釣船草)ツリフネソウ科     右:オトギリソウ(弟切草)オトギリソウ科

 

 道路の脇の石垣から水が流れ、ツリフネソウとオトギリソウが咲く、立派な石垣が続く。

 

 

左:ミヤマガマズミ(深山莢蒾)レンプクソウ科        右:ウツボグサ(靫草)シソ科

 

 戸倉スキー場が見えてくる、右の急坂に今年「20198月」にグリーンパーク尾瀬戸倉がオープンされている、問い合わせは:尾瀬高原ホテル 0278-58-7511 受付時間:9時〜17時。尾瀬を満悦するにはとても良い位置にある。

 

 

左:戸倉スキー場                          右:大駐車場入口(鳩待峠への旧駐車場)

 

 ここ戸倉スキー場は尾瀬第1駐車場「尾瀬戸倉」が出来る前にはここから鳩待峠へのバスが出ており、尾瀬に初めて入る頃は何度か利用している、スキー場の最下部に大駐車場入口(鳩待峠への旧駐車場)への看板が残っている。

 

 

左:休業のまんじゅう         右:戸倉スキー場と手前の道 鳩待峠分岐照葉峡 湯ノ小屋温泉

 

 

左:右が戸倉スキー場と左が鳩待峠分岐(照葉峡 湯ノ小屋温泉)     右:尾瀬第2駐車場

 

 尾瀬戸倉に向かって進むと戸倉スキー場と鳩待峠分岐に出る、今朝鳩待峠に向かうバスが通過した所だ、続いて広い尾瀬ロッジ専用駐車場に着く、この前を通り抜けると尾瀬第2駐車場です。尾瀬第1駐車場が満車になるとここを使うようです、以前ここを利用したことがある!

 

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ここまで下って来ると暑い!尾瀬第2駐車場の端に腰を下ろし休憩するが自動販売機が無いので冷たい飲みものを求め重い腰を上げ坂道を下ると大清水(国道401号 沼田街道)と尾瀬第1駐車場の交差点、橋の向こうに尾瀬第1駐車場が見える、数分の距離だが今日一番の長い目的地だ(笑)!

橋の手前に日帰り温泉、入りたいが今は要るとこの後の運転に影響する。。。橋を渡るとバスの運転手さん「大清水から来たのか・・」と思ったようで、富士見下からとは思わなかった様です。

ここには自動販売機が置かれ、二本一気に飲む、次に着替えだ、汗に濡れた着替えは素晴らしい快感を得る!

朝バスに乗った時以上の車、尾瀬は人気である。車を使う人以外に都心から直通バスが人気です。関越交通ですと尾瀬戸倉から13:3013:10,14:00,15:3015:10)()内は大清水発 と三便あるが、最終便は満席でコースで出合った人は14:30発のバスで帰るようです、尾瀬に来て1時間差は大きい!

 

 台風一過を少し期待したが、昨日から今朝まで雨、展望は無かった、富士見小屋から富士山を眺める事は次回持越しになる。

 日光のいろは坂を利用するが尾瀬に向かう日は土曜日、帰りは日曜日、日光東照宮を訪れる人は土曜日に方が多いのでご注意を!

 

HP:わたしの天気予報