茨城県庁の国土交通省交差点から5分と近く便利です!

水戸市植物公園 アガベ・笹の雪が見頃 「水戸養命酒薬用ハーブ園」OPEN

 

 

水戸市植物園 小池

 

 

 保和苑を出てから、茨城県庁の手前の国土交通省前交差点で植物公園方面に向かって走り、水戸市植物園へ。途中幾つかの信号が有るが、植物公園入口を見付けるまで、直進です。

 開園時間:9:0017:00

 休園日:毎週月曜日(祝日/振替休日の時は翌日)、年末年始:12/291/3

 入園料:一般 300円 小中学生 150

     団体、市内高齢者は別料金

 


大輪の花
展望休憩舎から見下ろす

2017年6月18(日)曇り 水戸市植物公園 

 水戸市植物公園入口を入ると、駐車場が左右に置かれ、駐車場に入ると、6/17・18に運行される「観光漫遊バス」の発着場がある、今日先に寄って来た保和苑と経由し、千波湖・水戸駅・水戸八幡宮を周遊(NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に登場するバスだそうです)。

 

 入口入金所で一般300円を支払う、園内に食堂・売店があるそうです。

 

 
左:植物公園案内図  右:公園は生まれて30年

 

 昔、常磐高速が無い時期に入園、まったく覚えていないが、入口を入ると記憶がよみがえる。オーバーブリッジが綺麗に飾られ、公園が30年の飾りが有るが、写真では風船が目を引くが、実際はブリッジに飾られた花の方が一枚も二枚も上である。

 

 

左:ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)クマツヅラ科
日本には昭和になってから渡来。地面を這う茎で、足の踏み場もないくらい密集する。
砂埃や土壌の流出の防止、雑草の抑止ができることから、グランドカバー。
犬吠埼の海岸植物にイワダレソウが沢山生えている。

右:藤棚 桃色がかかったフジで珍しいものだそうです。花期は4月下旬から5月上旬

 

 道路を見下ろすブリッジを抜けると、広い広場、テラスガーデンで静かな美しさと、数々の花々、大きな樹林に囲まれる。ここは水の流れを使った滝が置かれ、思わず足を止めてしまう園内訪問者が多い、私もその一人です。

 背が低く、目立たないヒメイワダレソウが地面をはっている、犬吠埼の海岸に7月中旬頃行くとイワダレソウが咲き誇る。

 藤棚、保和苑にも有った藤棚、庭先のフジは白色・散歩道にフジは藤色、ここのフジは桃色かかっているらしい、花期の連休に見に来たい藤棚ですね。

 

 名札も立っているが、「花のみごろ」と記して複数の花が紹介されている、例をあげると『ロベリア、ムルチコーレ、ジギタリス、ナスチューム、ホリホック、イングリッシュローズ』『ネクタロスコルダムシクラム、カンバニュラ、ムルチコール、ナスタチューム、アスチルベ、ロベリア、クリムソンクローバ、ホリホック、イングリッシュロース』が」カラー写真付きである、一本一本毎に探せば見付かるだろうが、開園時間をオーバーしてしまう! 

 

    
左:クガイソウ(九蓋草、九階草)オオバコ科  中央・右:アサザ(阿佐佐)ミツガシワ科、霞ケ浦 2006/9/30

 

 小池の縁にでる、岸に降りて見ると、クガイソウとアサザが美しい。

 霞ケ浦に孫を連れアサザを見に行ったのは2006年(孫は今中学一年生)、この時は多く咲き誇り見事でしたが、最近はこんなに群生する姿が見れなくなりました。筑波実験植物園の池のアサザは年々増えていますネ。

 

 

左:アメリカミズアオイ(亜米利加水葵) ミズアオイ科 別名: ポンテデリア

右:ルドベキア キク科 

 

 ポンテデリアは、ホテイアオイと同じミズアオイ科の水生植物です、ホテイアオイが浮遊性の植物なのに、ポンテデリアは抽水性の植物です。6〜10月頃が開花期。穂状の花がたくさん咲き涼しげな感じを与えます。

 ルドべギアだと思います、、、が!

 

 
左:水戸養命酒薬用ハーブ園へ!                右:ハンカチノキ(ハンカチの木)ヌマミズキ科

 

 小池を左に見て、右の方向に行くとカンナが見える枝道、このカンナはダンドクと同じカンナ科で催しの時に植えられるそうです。私の田舎では、東京オリンピック(1964年(昭和39年)10月10日〜10月24日の期間)の時、村を通過するバス通りに並べて植えられ今もその残りが生えて花を咲かせています。ダンドクは真っ赤な花を咲かせ綺麗です。

 このカンナの手前に水戸養命酒薬用ハーブ園への道案があり、進むとハンカチノキの大木を見るが花期は4〜6月で一輪も咲いていませんがガイドブックには「白いハンカチ」が綺麗に写されている。

 

 
左:水戸養命酒薬用ハーブ園    右:木々に囲まれるハーブ園

 

 水戸養命酒薬用ハーブ園は多くのハーブが植えられ、水戸藩にまつわる薬草エリア、古瓦や大木を囲む〇ベンチを楽しみたい。

 

 
〇ベンチで寝転んで観よう! キハダ(黄檗、黄膚、黄柏)ミカン科

 

この〇ベンチに寝転んで、上を見上げると中央の一本の木が見える、ちょうどカメラを抱えた奥さんと旦那様が通過、このベンチへの関心は無いようです!

水戸市植物園の園長は女性の西川園長、作業の合間にこのベンチに仰向けに寝て、、、と言う、同じように仰向けに寝て、一寸思いを広げてみました!

この大木はキハダで心材が黄色とのこと、筑波山の出船入船の前にある大木はアオハダ(青膚 モチノキ科)で、こちらは樹皮は薄く、皮を向けば内部が緑色をしているためアオハダと名付けられたそうです。

 

 
左:マートル(銀梅花・銀香梅・ミルトス・祝いの木) フトモモ科
右:メハジキ(目弾き)シソ科

 

マートルは関東の戸外で越冬可能。大体2〜3bに成長するそうです。地中海原産の常緑樹で、香があり、葉や茎を肉の臭い消しになり、酒につけて香を移して「祝い酒」として飲んだハーブの一種。銀梅花とか銀香梅とされていますが、「ウメ」の仲間ではありませんが、とても綺麗で可愛い花です。

メハジキの茎葉は長さ5〜10aで深く3裂、裂片はさらに羽状に切れ込む。上部の葉は小さく披針形または線形。上部の葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつける。外花期は7〜9月。

 

 

 
左:サルトリイバラ(猿捕茨)サルトリイバラ科               右:アカザ(藜)アカザ科

 

 サルトリイバラの果実は直径7〜9_。夏は緑色で、葉が枯れる頃に色づき始め、冬に赤く熟す。まん丸で可愛い実ですね!

 シロザ(白藜 アカザ科)の方が多く、アカザは目に触れず、ここで出会いました。

 

 ハーブ園を出て、植物館へ向かいます

 

 
左:ヤブデマリ(藪手毬)スイカズラ科 右:イワガラミ(岩絡み)アジサイ科

 

ヤブデマリの枝先に直径5〜10aの散房花序をだす。花序の中心部には小さな両性花が多数つき、そのまわりを直径2〜4aの白い装飾花がとり囲む。装飾花は深く5裂して平開する。裂片は1個だけがとくに小さい。実は8〜10月に赤くなり、花序の枝も赤くなる。完全に熟すと果実は黒くなる。花期は5〜6月。

イワガラミは枝先に直径10〜20aの散房花序をだす。装飾花は白色で、萼片が1個つくゴトウズル(ツルアジサイ)は4個です

ヤブデマリもイワガラミとも筑波山で見られます。

 

 
左:ネグンドカエデ カエデ科 右:ヒトツバカエデ(一葉楓)ムクロジ科

 

ネグンドカエデは、北アメリカ、ニュージーランド原産の落葉性中・高木です。バットの材料に使われるトリネコの葉に似ているということから「トリネコバノカエデ(トリネコ葉の楓)」という名前が使われていました。雌雄異株で4月頃に花を咲かせますが、花弁のない花で観賞価値は高くありません。

ヒトツバカエデ、一般にカエデ属は葉に掌状になる切れ込みがあり、または3出複葉になるものが多いが、ヒトツバカエデは葉に切れ込みがないことにより、ヒトツバカエデ(一葉楓)という。また、葉のようすから、別名、マルバカエデともいう。このヒトツバカエデは加波山と並ぶ燕山に生え、名札も付いている、黄色い葉の紅葉は美しい。

 

植物館では「明峰ときりえの仲間たち」(茨城きりえの会)、「初夏の水石・盆栽展」(茨城石心会)が開催されヒメシャラ、ナツツバキが小さい盆栽ですが大木の花を咲かせている。

 

ひょうたん池ではお母さんとお子さんが餌を投げ与え、少ない餌に水面を越え激しく取り合って食いつくコイの姿が有りました。続いてひょうたん池から園の縁を散策。

 

 
左:ササユリ(笹百合)ユリ科       右:サクラソウ(桜草)サクラソウ科

 

 ササユリは日本特産の、日本を代表するユリです。中部地方から九州にかけて分布する、関東では見ることができません。植物園では森の中にポツンと咲きとても良く目立ちました、離れた所に一株咲いていましたが品の良いこちらを撮影。ササユリの名の由来は、葉がササに似ているからといわれ、花の無い時期にササと混じっていたら、見過ごしてしまいそうです。筑波山や行方の西蓮寺に咲くのはヤマサユリで花の色は白く、花被片の先端が反り返るように横向きに咲く。花被片の真ん中には黄色の筋が入り、赤褐色の斑点がある。

 サクラソウは日本(四国、沖縄のぞく)、朝鮮半島〜中国東北部に分布する、毎年花を咲かせる宿根草です。川岸や木のまばらに生えた草原に自生し、群生することもあります。野生種の群生地は今となっては貴重となっています。自宅から一番近いのはJR常磐線利根川鉄橋下で草がぼうぼうの中に咲き誇る。

 

 
左:ハンゲショウ(半夏生、半化粧)ドクダミ科  右:湿生花園

 

ハンゲショウは霞ケ浦の和田公園(妙岐ノ鼻)で自生に出会えます、筑波実験植物園でも植えられ半夏生に時期に合わせて咲きだします、我が家にも一鉢花芽が付き時期を待っています。

 広大な芝生園の脇にハンゲショウの素晴らし群生、歩を奥に進めると壊れた木道、今が歩けない。

 

 
展望休憩舎

 

 この木道を歩きたいが適わないこと、ただ、遊歩道は続く、ここまで入る人はいないようです。壊れかけた展望休憩舎が建っている、階段は大丈夫で、この階段を上がる、中沼が一望、湿性花園と言うが藪の湿原である、花園の面影をこの一本のアヤメが大輪で私を迎えてくれる、水戸市植物公園の一番のエリアである、この公園に来るたびにここに立ち寄りたい。

 

 芝生園と中沼も間をノンビリ進む。

  

 

鑑賞大温室 美しいお花畑が迎えてくれる

 

 珍しい「笹の雪」が咲いている!鑑賞大温室に入ります!

 

 
アガベ・笹の雪

数十年かけて育ち、花を咲かせて散る

 

 6/18、見頃の時に訪れたようです! 

 

 

左:鑑賞大温室            右:売店&レストラン

 

鑑賞大温室を出ると売店と喫茶店、軽食と一杯のコーヒーを頂く、軽食はシーフードピラフ、コーヒーのセットを注文したが、ピラフに美味しいスープが付くので、セットにする必要は無かった(笑)、ここって水戸市植物園内で一番混んでいた、客層が判りますね!

 

  
スイレン 喫茶店の前で、可愛い

 

 
あちこちに咲き、鑑賞散策をしながら入口へ!

小池に出て、ノンビリ散策


 
 
スイレン 小沼

 

 

 

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