日光 高山 (標高1,668b) 中禅寺湖(熊窪やら赤岩経由、竜頭ノ滝間もシロヤシオが見頃) |
日程 2021年5月26日 (水)晴れ
日程 2000年5月27日 曇り
日程 2001年5月27日 曇り
クワガタソウ⇦ここ
左:長年咲き続ける 右:高山山頂の一本
コース
自宅4:30=(国道408号)⇒宇都宮=(国道123・119号)⇒日光=(国道120号)⇒明智平7:41=(国道120号)⇒7:50竜頭ノ滝(上の駐車場)7:55―(0:10)→小さなピーク8:05―(0:30)→竜頭ノ滝0.9`/高山1.5`(尾根道開始)8:35―(0:05)→一本目のシャクナゲ8:40―(0:10)→高山/竜頭ノ滝 鞍部8:50―(0:10)→高山0.9`/竜頭ノ滝1.5`9:00―(0:05)→9:05シャクナゲの群落69:10―(0:02)→高山0.4`/竜頭ノ滝2.0`9:12―(0:03)→9:15シャクナゲの群落 (坂道)9:17―(0:10)→90度(水平道に禁止マーク)曲り急坂9:27―(0:12)→9:40高山9:53―(0:35)→高山0.7`/中禅寺湖1.6`・小田代原2.0`10:28―(0:10)→熊窪分岐「高山1.0`/中禅寺湖1.3`/小田代原2.0`」10:38―(0:26)→11:04熊窪 休憩11:08―(0:47)→赤岩11:55―(0:29)→菖蒲ガ浜0.1`/千手ケ浜3.7` 12:26―(0:14)→竜頭ノ滝駐車場12:40―(0:15)→竜頭ノ滝(上の駐車場)13:05=(国道120号)⇒13:00竜頭ノ滝見学13:35⇒いろは坂はガラガラ 帰宅
徒歩:19,035歩
遠望の筑波山 霞んで見える
ナビに「竜頭ノ滝」指示、これだけで運転席に座ればよい、ナビの無い時期と同じコ―スだとホットする。関東はまだ梅雨に入らない、今朝は朝から晴れ、4時はとても明るい、国道408号に入ると筑波山がとても美しい。
日光市に入ると、ガラガラ、いろは坂に入って数台の車、明智平駐車場(公衆トイレはオープン)まだ閉まっている。トンネルに入ると直ぐに見晴らしの空き地、ここに入り筑波山を眺望、手前に見えるのが太平山?その左に雲海の高い位置に見える。知らないドライバーは事故車かな?
再び安全を確認し長いトンネルに入る。
左:竜頭ノ滝 上駐車場 右:高山2.4`
中禅寺湖終わりに竜頭ノ滝駐車場を見送り、急登すると竜頭ノ滝を見下ろす位置に竜頭ノ滝 上駐車場(無料)がある、既に数台の車が停まっている。戻って竜頭ノ滝を見下ろす橋を戻ると高山2.4`の道標を見て、高山に向かう。2001年に登り20年後で登山道の思いは無い、きっと同行した家内は覚えているかも!
いきなり!急な坂、ピークから下る
鹿の柵を押して入ると急登になる、このまま坂道かと思い登り切ると尾根上のピーク、登山道は大きく下っている、良く踏まれている。
左:赤沼に続く? 右:シロヤシオツツジが現れる
奥日光の思いだ、木々がバランスよく並び、中に大木もある。
登山道が今度は本格的な登り、急な斜面で一人の幅の道。頭上に横にと美しいシロヤシオツツジが姿を現す。
シロヤシオツツジとミツバツツジの競演
駐車場から二人の登山者、こちらが撮影を長くするので道を譲ると、先のポイントで私以上に長い撮影を続けており、先に進む、彼等とはこの後合っていません。
左:白根山方向が見える 右:尾根道になる
ノンビリ一定の速度で登るおじさん、一歩の乱れも無い、聞くと久ぶりに登って来たという、ツツジの観賞をしていると先に進み見え無くなる、以後で合っていない。
それにしてもここの群生は綺麗でとても可愛い。
案内があって、稜線に出る、坂道を登る。目の前に今度はシャクナゲが現れる、ご夫婦が登って来る「綺麗ですネ」と告げると「この先もっと凄い!」と言いながら先に進んでしまう、お二人とも登り坂ですが早く、見え無くなってします、彼等とも再開はしていない。
大株のシャクナゲ
なおも登り続けると大株のシャクナゲが次々と現れる、周囲はちっと薄暗い樹林帯の中で撮影には余り良く無いが、美しさは別物で素晴らしい。
安全の為に太い綱が張られて、誰でもここは楽しめるコースです。
シャクナゲのピークを下った鞍部
シャクナゲのピークを下ると、広い鞍部。
左:綱に導かれる尾根 右:0.9`で高山!
ここは花が切れる尾根道だが綱が続き尾根から足を滑らす事の無い安全コース、高山まで1`を切って来た!
左:中禅寺湖が見える 右:シロヤシオツツジのトンネル
左側の木の間に美しい真っ青な中禅寺湖が見え、ここで暗い樹林の道が終わる。
また登りだ、シロヤシオツツジのトンネルに入る、まだまだ蕾も有るが落ちた花びらが無く、今が見頃です。
シャクナゲの群落 高山一の群落地
更に登り続けると左頭にシャクナゲの林が現れる、咲き終わった花も有るが、先ほど下でお会いしたご夫婦が言っていた群落だろう!
真っ白い花びら これは見事!
この真っ白いシャクナゲ、思いのほか美しい!あちこちで見たシャクナゲだが大きな花びらでとても綺麗だ。
この後、菖蒲ガ浜までシャクナゲは一本も現れませんでした、2001年もそうでした、この尾根道のみシャクナゲを楽しめる!
再びシロヤシオツツジ
シャクナゲの群落後、再びシロヤシオツツジのトンネル。
左:中禅寺湖を眺望 右:ここは左に斜面が正しい
先方に見えるのが高山、山頂までまだ遠いが坂道を登りだすと見ためよりチョットらく、展望も良くなってくるだろうと思い急坂を下る。
鞍部に降り、しばらく登ると登山道は平らになりこのまま先へ?道は有るが通行止めの木、左の急な斜面に赤い布、90度左折し急登開始、山頂へ続いている。
良く踏まれた道、急で幅が細く、急だが最後と鞭を撃って登り続ける。
左:急坂 右:展望は開けている
戦場ヶ原が見え、明るい斜面の道を登り続ける。
山頂が見え、登山道の傾斜は緩んでくる。登山者の姿も大きくなって嬉しい気分です。早く腰を下ろしたい。
高山山頂 標高:1667.7b
一人の女性が下って来る、きっと熊窪から登って来られたのかな。
高山山頂、なんだか前に登った高山の感じは無く、変わったのかな? 大きなミツバツツジが一本立派な花を付け、道案内で下山はこの花に下だなと確認して、乾いた芝生に腰を下ろす。パンと水の休憩、お昼には早い時刻だ。
展望はアカヤシオを見に登った半月山、黒檜山が広がって、大きく中禅寺湖が美しい。男体山や白根山が木々で隠される。
山頂では初めてお会いするご夫婦が休憩中、お聞きすると同じ方向との事(彼らは熊窪から千手ケ浜へ向かったが)。
皆さんが下山後 下山開始
後から登って来た5,6人の団体が先に下り、ご夫婦の下った後にスタート、ツツジのトンネルを下る。
左:大木に絡みつくツツジ 右:木々の間の展望
一歩一本気になるツツジ、楽しい時間だ!
先行のご夫婦の楽しみながら下っている。でも更に先行の団体の影は無い。
中禅寺湖から登って来るご夫婦「ここは蕾が多い・・・・」と「下山の竜頭ノ滝側はシャクナゲが・・・・」と言えば笑顔で登って行く、
チョット下れば見頃
ここは急がず、足元だけ気にして下山したい所で、左右上下を見れノンビリ下りたい観賞コース。
ここはビューポイント
カメラマンが撮影したら素晴らしい所です
ジックリとカメラを向け撮影したい・・・・・でもここにはカメラマンは不在、最後の地の竜頭ノ滝にはカメラマンの群生(笑)
鎖場もある
左:続いて鎖場 右:イタカエデの花?
高齢者の私にとって鎖場は要注意、足・手・頭・・・と同時に使うことが苦手になっている、自覚は必要です、左右の手で重さの違う茶わんは止めた方が良い、過信はいけない!一人で運転は良いが家内が横にいて話をしていると行き先を勘違いなんてことが!
周囲の自然を見ながら体を休めたい、春から夏、自然はたくましく美しい。
左:熊窪分岐 右:小田代原の登山道入口
熊窪分岐から、小田代原は幕張峠に下って、石楠花橋を経て竜頭ノ滝へ、また小田代原に向かい「小田代原 低公害バス(赤沼〜千手ヶ浜)」に乗って石楠花橋や赤沼へ。だが今日はツツジの時期で中禅寺湖(熊窪)に下って赤沼を経由で竜頭ノ滝へ行きたいですネ!
ちょっと覗くと小田代原への登山道は綱が引かれ安心な道らしい。
美しい道
中禅寺湖へ下ります、道は湖に近くなると水平な道、カエデ類も多く、紅葉の時期にも歩きたいものです。
左:谷も有る 右:中禅寺湖
熊窪は竜頭ノ滝と千手ケ浜に分岐、小田代原 低公害バス(赤沼〜千手ヶ浜)に乗るなら千手ケ浜へ、千手ケ浜発の午後は平日の4/26〜5/28は12:40,14:30,15:50のみで、お出かけの前にご確認ください。
竜頭ノ滝から赤沼を越えたご老人夫婦に「低公害バスは運行?」と言われ・・・・・ビックリ!
赤沼は険しい所ですが熊窪まで30分、赤沼から竜頭ノ滝まで40分で熊窪からツツジの群落が赤沼の先まで続くので約1時間ノンビリ観賞しながら散策開始。
中禅寺湖のツツジ
熊窪から直ぐツツジが咲き出し、嬉しい散策コース。
赤沼の展望
朝とは違って雲が多くなって赤沼の展望も1ランク落ちますが、初夏の中禅寺湖は始まった感じです。この展望の所が赤沼で千手ケ浜2.4`/菖蒲ケ浜1.4`。
この周辺ガレ場が多く大変な所ですが良く整備され、安心に通過、でも梅雨の時期は足を滑らかすから中止!
左:中禅寺湖は静か! 右:シロヤシオツツジのトンネル
赤沼は右の斜面に足跡、きっと標高:1420bのピークに登るルートらしい、見上げるだけにする。
左:クワガタソウ(鍬形草 ゴマノハグサ科)右:ヤマツツ
ツツジが終わりそろそろ終点の竜頭ノ滝か菖蒲ケ浜かなと思い進むと、足の元にクワガタソウの群生を見る、花の形がオオイヌノフグリに似た、ピンク色の可愛らしい花だ。確か2001年でも見ている。
<クワガタソウ> クマガイソウと似た名前ですね、クマガイソウはラン科のアツモリソウ属でアツモリソウが良く知られています。このアツモリソウは6月下中頃三ツ峠山頂付近に花を見る事ができます、鉄格子ですが、でも同時にカモメラン、サンショウバラを見る事ができます。 クマガイソウは、福島県の水原地区に、約3万株のクマガイソウの群生地がある。約5千個の花が咲くころにクマガイソウ祭りが行われ、その期間中だけ一般公開している。見頃は5月中旬〜下旬、福島市松川町水原字鎌倉山地内、問い合わせ先は松川町観光協会 Tel 024-567-2111 また、 筑波実験植物園 2016年4月27日 クマガイソウの群落 スギ林の下に植えられている。 クワガタソウの方だが、鍬形草 ゴマノハグサ科 クワガタソウ属、葉は対生、上部のものは大きく、基部はくさび形、花序は1〜5個、オオイヌノフグリと似た花です。検索で調べていると日光植物園に生えている。所在地:〒321-1435 栃木県日光市花石町1842 Tel 0288-54-0206 |
大きな岩を左に見ると菖蒲ケ浜が見え、菖蒲ケ浜0.1`/千手ケ浜3.7`の道標、広い駐車場を左に見て、菖蒲ケ浜キャンプ場は右に見送り、美しいヤマツツジを見て、国道120号を横切って竜頭ノ滝へ。
左:竜頭ノ滝の下の滝 右:ミツバツツジと竜頭ノ滝の滝
竜頭ノ滝の入口の橋から竜頭ノ滝から流れる水が生む滝を見てお茶屋に入らず、お茶屋の上に回って竜頭の橋を目指す、長い階段で今日一番ツライ登り、キツイ息が続く、ただ平日で観光客(上の駐車場から来る人)は数人と少なく、階段を半分登ると1,2人のみ。
途中のベンチに座る人は私だけ、目の前を大滝が流れ落ちる、疲れたが高山と中禅寺湖のツツジとシャクナゲの観賞に満足!
左:竜頭の橋から竜頭ノ滝を見下ろす 右:竜頭の橋から裏の滝を見る
竜頭の橋に着く、橋には一人の女性のみ、ジット見下ろしている。彼女から離れた位置で中禅寺湖に向かって巨大な滝を見る、何度も来ているが見て飽きない光景です。
橋から国道120号を横切って裏の滝を見る、竜頭ノ滝を生む位置(上側)だ、高山に登る人は見るが人気が無いのでなく、見落としてしまう位置ですネ(笑)(湯ノ湖から戦場ヶ原を経て湯川に沿ってのコースを歩くと、湯滝と竜頭ノ滝は湯川の滝だなと実感する)。
ここは滝上のバス停、広い駐車場にやっとここに戻って来た。
竜頭ノ滝
竜頭ノ滝(上の駐車場)から今度は車で竜頭ノ滝駐車場へ下る、ここでお昼とする。竜頭ノ滝を見ないで帰れない!
車から降り、お茶屋に入り、本命の竜頭ノ滝を見る、ここはお茶屋さんにある滝見台です、お茶屋さんの開いている時間しか利用することができないが、滝を見るには明るい時間が良く、お茶屋が閉まってこまった事は無い。
竜頭ノ滝駐車場から国道120号で中禅寺湖を右に見て、二荒山神社(登山者の駐車場は国道沿いと神社の横にある)、華厳滝の駐車場を見て、いろは坂へ、先行する車だけでガラガラ、屏風岩が見え、馬返、国道122号は細尾入口、高速の人は清原IC、日光ICは日光東照宮の先。
神橋で国道119号は日光街を通過、混んではいない、日光街道(国道119号)に「日光だいや川公園」に出入りする無料駐車場(公衆トイレ、販売機)は空いており登山の帰りにとても便利です、今日もここの駐車場で30分程仮眠(空いている駐車場なのに隣に停めてうるさい運転手、お陰で30分ですんだ!)。
この後はナビ任せでノンビリ帰宅、国道408号に入ると道の駅「にしのみや」や道の駅「しもつま」が続く、この他多くのコンビニがあり、居眠り運転などする必要は無い!運転中に感じる事は「大型トラックの運転手さんが模範の運転」・迷惑を欠けない運転手さんはカッコイイね・・・。