茶ノ木平半月峠線歩道 アカヤシオは綺麗で美しい中禅寺湖南 歌ヶ浜(立木観音)から茶ノ木平(標高1600b)〜狸山(標高:1622b)〜半月山(標高1753b) 下りは半月峠から狸窪、歌ヶ浜まで |
日程:2021年5月12日(水)晴れ
アカヤシオと日光連山
日光連山から皇海山及び鋸山の展望、社山から黒檜山の展望、足尾の山々の魅力
日程:2005年5月15日(日)曇り
歌ヶ浜(立木観音)・茶ノ木平・狸山・半月山・阿世潟
アカヤシオと男体山
コース
つくば市3:10=(国道408号)⇒宇都宮=(国道123・119号)⇒日光=(国道120号)⇒中禅寺温泉=(林道)⇒6:25歌ヶ浜(歌ヶ浜公衆トイレ近く)6:43―(中禅寺温泉方向へ戻る 立木観音を通過0:05)→T字路(「日光山 中禅寺 立木観音 ⇐」の看板)の右折6:48―(0:01)→日光 星野リゾート正門6:49―(0:05)→茶ノ木平半月峠線歩道 茶ノ木平 1.7頃の道標6:54―(0:18)→茶ノ木平1.2`/中宮祠0.5`の道標7:12―(0:27)→中宮祠1.0`/茶ノ木平0.7`の道標7:39―(0:24)→中宮祠1.5`/茶ノ木平0.2`の道標8:03―(0:05)→送電線の展望台8:09―(0:03)→中宮祠1.7`/半月山4.4`の道標8:12―(0:03)→「茶の木平 自然観察教育林」の碑8:15―(0:13)→下り開始8:28―(0:08)→8:36アカヤシオの群落と展望台辺り9:10―(0:02)→茶ノ木平と狸山鞍部 茶ノ木平遊歩道入口バス停(運休中)9:12―(0:34)→狸山山頂9:46―(0:13)→第一駐車場(中禅寺湖展望台)9:59―(0:43)→10:42足元注意の区間10:51―(0:13)→半月山山頂11:04―(0:11)→展望台 笹原で休憩11:15―(0:14)→一本のアカヤシオ11:29―(0:20)→半月峠11:49―(0:47)→狸窪12:36―(0:49)→13:05イタリア大使別荘記念公園13:18―(0:15)→13:33歌ヶ浜13:35⇒帰宅
*「狸窪」は「むじなくぼ」と読む、「狸」は「たぬき」。
*日光市中宮寺2480-1とナビに教えお出かけください!
徒歩:26,632歩 3個の峰を歩きます、歩かないと何処に群落があるか解らない。
つくば市を3時でないと、いろは坂を6時頃通過する事が出来ない。今日の明智平を6時頃通過、明智平で筑波山が朝靄の中に見える、快晴なら美しくクッリ見える。つくば市を離れる3時半頃はとても綺麗な双耳峰でした。
左:中禅寺湖と男体山 右:中尊寺 立木観音
中尊寺温泉に到着、大鳥居を左折する、立派な立木観音を過ぎると歌ヶ浜で細長い駐車場が広がっている、一番奥が大型バス用、、一般車が手前で遊覧船乗場の近くで歌ヶ浜公衆トイレはその隣、立木観音の近くです。
茶ノ木平へ登山道は中尊寺温泉(中宮祠)方向に戻ることになる。
左:白根山と錫ヶ岳と中禅寺湖 右:立木観音の道標 大きなT字路 右折し振り返る
左に中禅寺湖と男体山、白根山から鈴ヶ岳を見ながら進むと坂東三十三観音 第十八番札所 日光山中尊寺立木観音の道標の立つT字路に着く。
左:日光 星野リゾート正門 右:茶ノ木平半月峠線歩道 茶ノ木平
T字路を右折して左に日光 星野リゾート正門を通過、左方向に下って進むと茶ノ木平半月峠線歩道 茶ノ木平 1.7`の道標に着く、中宮祠(ちゅうぐうし)中禅寺温泉から続く道路です。
いきなり本格的な登山道で、急な階段を登る、階段を登り切ると良く踏まれた、やや穏やかな登山道になる、茶ノ木平1.2`/中宮祠0.5`の丸太の道標。ここを過ぎると男体山は木々に間から見え、中宮祠阿世潟峠線歩道の案内図が立っている、丸太の階段が続き、笹の道になると中宮祠1.0`/茶ノ木平0.7`の道標で尾根にでる、シロヤシオの木々があり、更に進むと女峰山が見えて来る。
白根山が木々の間から見えて、中宮祠1.5`/茶ノ木平0.2`の道標、大きな崖崩れ現場を覗く、登山道から離れており安全。
左:男体山と右奥に女峰山 右:白根山
登山道は直進するが、左に上る道、送電線の鉄塔が立つ展望台、クッキリと晴れた大空に美しい姿です。
左:中宮祠1.7`/半月山4.4` 右:茶ノ木平の水平道が続く
左:蕾のシャクナゲ 右:ダケカンバと青空
左:「茶の木平 自然観察教育林」の碑 右:茶ノ木平の中心かな?
半月山4.1`の道標、良く見ると右奥に細い踏み跡が続いている、この踏み跡は細いので今回はパス。
左:樹木の説明版 右:この大木から狸山と茶ノ木平の鞍部急降下開始
なおも美しい樹林が続く、カラマツは新芽がでてきたがダケカンバなどはまだ枯れ木のようだ、古くなった樹木の説明版にはカエデ類が多く、新緑や紅葉時期に歩きたいところです。足元のササが深になるにはチョット先だが、ムシカリが花を広げだす姿が目に付く。
送電線の鉄塔から続いた茶ノ木平は大木を境に急降降下になる、前面に鉄塔の立つ峰が狸山である、半月山まだまだ約4`先だ!急な下りで半月山の先なのに「半月峠」の道標が出てくる。
一人に男性の姿が現れる、人の姿はなく登山道に入ったが、ここまで、今回期待のアカヤシオは全く咲いた姿を見ていない・・・・・もー咲き終わったかな、でもムシカリは花芽を出している。
ところが下って行くと、アカヤシオの群落!
アカヤシオが咲きだす
彼の背中が見えだすころ、数本の花を付けたアカヤシオを見つける、残花と思うが満開で綺麗、まだ数本で一本ずつシャッターを押す。
どうですか!この可愛いアカヤシオ
一人占めの群落、遠望の白根山、近くの男体山がバックで、飾っている。
男体山がアカヤシオの向こうに!
数本だが、下ると直ぐ、大群落、倒れた株に腰を下ろし、贅沢な風景にひたる。
左:白根山 右:男体山
人の笑い顔、先ほどの男性と中禅寺湖道路から登ってきた男女が大きなカメラを抱えている、ここにアカヤシオの群落が有ることを知っている、「数分登ればさらに美しい展望を・・・」と言えば、思いカメラを担いで彼らは登って行く、笑顔と期待が・・・。
ここも素晴らしい
地図に明記の展望台
ちょっと下ると展望台が作られ、ノンビリと大展望を見ながら一時を楽しむ。
左:中禅寺湖道路 右:狸山へ
1分程下ると中禅寺湖道路で数台の車が停まっている、横切って急登に取りつく。
左:アカヤシオ 右:これから咲きだすシロヤシオ
茶ノ木平から下った分を登り返す、茶ノ木平は1600bで狸山の標高は1622bだ、休み休み一歩一歩登る。
イヤになるほど登るとアカヤシオが現れる、登山道に大木のシロヤシオも現れ開花は5月下旬から6月上旬に満開になる、日光にその頃来なくては!シロヤシオはいろは坂で満開でした。
狸山山頂
登り切った、二台の鉄塔が並び、笹の上にドット座りこむ。
左:鉄塔 右:半月山が待っている
日光連山の方向は快晴だが、ちょっと足尾側は雲が多く、富士山の姿は期待できない、地元の筑波山方向も大分曇ってきた、だは、晴れです。
アカヤシオを見て、中禅寺湖展望台に下る
中禅寺湖展望台に着くと、ここも展望台で専用の中禅寺湖が有るが、一台が停まってガラガラ!
中禅寺湖展望台
左:狸山を振り向く 右:白根山と中禅寺湖
中禅寺湖展望台は紅葉時季には満車だが今日はガラガラ、振向くと狸山の二台の鉄塔が見え、ここから狸山に登る人は少ないようです。
半月山へは先にある半月山駐車場から30分程で登れます。
アカヤシオの頃に好んで登ってくる人は茶ノ木平から半月山を縦走人のみ、シロヤシオの頃になると人出(登山者もドライブの人も)が多くなってくる。
中禅寺湖の八丁出島は眼下、上野島と続き、錫ヶ岳を左にして白根山が大きい、ここからの風景はこれからでアカヤシオの頃はドライブの人は少ない。
中禅寺湖展望台から登り返す、今日の最後の半月山の標高:1753bで最高だがここもツライ登りです、ここは山頂までアカヤシオは期待出ませんでした。
左:踏み跡は素晴らしい 右:この大木からやや平らになって半月山へ
中禅寺湖展望台から登り返す、狸山に登り返した登山道よりチョットだけ楽ですが、時々木々に根を越える所がある、やや、足の負荷が溜まってきた、展望の良くなって樹林の中に入るとまた坂、大木を通過、そろそり山頂かと思うがまだまだ平らな尾根歩きが続く、急坂でなく楽にはなるが。
左:足元注意区間 右:半月山山頂(標高:1753.1b)
左は下った大きな斜面、右は登りの斜面になって注意区間、足元注意の看板、綱が張られ心配は無いが、所々に不安定な足元で踏み外すと足尾側に転び落ちるが、薬師岳から行者岳日方向の展望が素晴らしい。そして逆の足元注意の区間が終わる。
平らな道が続き、綱が引かれた登山道を登り切れば見晴らしの無い半月山山頂(標高:1753.1b)。展望台は少し先だが、運よく半月山駐車場からご夫婦が登って来る「この道を下ると展望台で、後はひたすら下るだけ、この先のアカヤシオが今が見頃・・・・」と教えてくれる。
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半月山からチョット下って振返る
登りの下りの綱に頼る、どちらも歩き難い登山道ですが太い綱は嬉しい。
展望台
左:荒れた赤倉山方面 右:岩場にアカヤシオ
大きな石の下り、左の半月山駐車場から登って来る道に合流するが観光客がルンルン気分で展望台には上がれないが極近い。
展望台
左:中禅寺湖と男体山 右:社山から黒檜岳
お馴染みの風景の男体山、これから下る先に社山から黒檜岳の尾根が延々と続く。
ダムを見ながら昼飯 足尾砂防ダム
展望台から半月峠に下ると直ぐ笹の丘、ここに上って昼飯、展望で出合った5,6人の団体さんが早足で下って行く。
アカヤシオの丘 半月山駐車場が見える
昼飯を終えちょっと元気に、登山道の左下の細い道を下ると、大きなアカヤシオは一本と咲き始めたヤマザクラが並びベストポイントだ、半月山駐車場も丸見え、昼飯はここの方が良かったなと後の祭り(笑)。
ここから急坂を下るがアカヤシオと展望が相まって綺麗で楽しい、ゆっくり展望を楽しみたい所です。半月峠を過ぎるとこの大きな展望は無くなってしまう。
急坂で岩場、歩き難い、急ぐ事は無い、一歩一歩下って展望を楽しむ。
左:社山から黒檜岳 右:白根山
アカヤシオの一本から登山道に戻るが若い頃は岩をピョピョンと飛び降りたが、今は黒檜岳を確認し、鈴ヶ岳から続く白根山を展望しながら下る。
左:皇海山と鋸山 右:アカヤシオの斜面
続いて鋸山を従える皇海山のピーク、クッキリと綺麗ですネ。
登山道とは左下に位置し、アカヤシオの群落の斜面が見える、若くて元気ならここまで下って見たいものです、残念だが真っすぐ下る。
左:足尾の赤倉山方向 右:ヤマザクラ
そしてまだまだ鉱山の後を残す足尾の山々が皇海山の手前に見えている。
左:半月峠 右:樹林帯を下るだけ
展望を楽しみ、ようやく半月峠に着、男性が社山から下って来る、阿世潟峠まで行くと足尾方面(先ほど見た足尾砂防ダム)に降りる道が有るが、ここが三差路で樹林帯に入り狸窪まで淡々と下るだけ。
左:崖崩れ地が多い 右:狸窪1.1`/半月峠0.6`
崖崩れが多く、早目に通過したいが、転がった石が多く・・・・でも後1.1`で狸窪と思いながら下る、展望が木々の間から男体山、白根山と中禅寺湖です。
左:アカヤシオが時々現れる 右:中禅寺湖が近い
アカヤシオは茶ノ木平では咲き終わり、茶ノ木平と狸山の鞍部、狸山山頂辺り、半月山と半月峠間で見頃だったが、またここに来て見頃、きっと日陰で寒いからだろうか?
狸窪辺り
半月峠から急降下のジグザグが終わり、美しい樹林帯になる、カエデ類が多く、紅葉狩りには良さそうです。遊歩道が見えて来る。
左:半月峠1.7`/歌ヶ浜1.8`/千手ヶ浜10.8` 右:狸窪 釣り人が二人 静かだ!
「歌ヶ浜1.8`/千手ヶ浜10.8`」と示され、中禅寺湖側に咲くアカヤシオ、反対の樹林の美しさを楽しみながたノンビリと散歩気分、数十b間隔程に離れた釣り人も歌ヶ浜駐車場から徒歩で湖岸にやって来る、自分の空いた釣り場を求めて、歌ヶ浜売駐車場に朝着いた時に混んでいる理由が解った!出合った登山者は5.6人だったが釣り人の方が・・・・。
登山道を歩き始めるとゲート「再点検無駄と思うなもう一度」「無理をせずゆずる進路に事故はなし」と説明版、歌ヶ浜まで一台の車も無かった!
左:湖岸のアカヤシオ 右:大木が強風にやられたか?
左:ムシカリが優雅 右:蕾のシロヤシオの大木
登山道はイタリア大使館別荘記念公園の右を通過するが、ここは自然に吸い込まれる。
左:シャクナゲが満開 右:八丁出島 遊覧船はガラガラ
イタリア大使館別荘記念公園を離れます
イタリア大使館別荘記念公園を出ると遊歩道に出て、中禅寺湖道路を見ながら歌ヶ浜に到着。
歌ヶ浜 遊覧船乗場 公衆トイレは奥で車が待っている
登山者の姿は無い、100%釣り人である、狸窪から湖岸に一定間隔で並ぶ釣り人、離れた阿世潟やその先も一定の間隔だろう!・・・・だから朝は釣り人の方が登山者より早いのだろう!
車に乗り込んで、中宮祠(中禅寺温泉)へ出て、華厳の滝を通過、下り専用のいろは坂に入る、アカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジが綺麗に咲き誇る。
以下はいろは坂の風景、シロヤシオは満開です:
般若滝と方等滝
左:シロヤシオ 右:ヤマツツジ
左:ミツバツツジ 右:可愛いシロヤシオ
5月下旬から6月上旬はシロヤシオを奥日光で見たいものです。
HP:わたしの天気予報