中禅寺湖南 立木観音門前無料駐車場から 茶ノ木平(標高1600b)〜半月山(標高1753b) |
日程:2005年5月15日(日)曇り
日程:2021年5月12日(水)晴れ
茶ノ木平から半月峠で狸窪へ
中禅寺湖 狸窪辺り アズマシャクナゲ 千手ヶ浜は来週見頃か?
中禅寺湖南:中禅寺湖温泉―茶ノ木平―狸山―半月山−阿世潟、阿世潟―社山―黒檜岳―千手ガ浜のコースが有って、
今日はアカヤシオ&奥日光展望を目的に前半のコースを選択、後半のコースは紅葉の時期に歩く予定にしている。
東京都心から日光へのアプローチはとても便利です、日光白根山、鳴虫山、男体山、太郎山、女峰山、大真名子、小真名子山、明智平、薬師岳・夕日岳・地蔵岳、高山、戦場ヶ原、湯ノ湖から中禅寺湖、切込湖・刈込湖、丸山・霧降高原などがその魅力の一部です。 いろは坂を越えた奥日光には車が便利です、日光市から中禅寺湖辺りまでは電車とバスが手軽です。特に日光市と鹿沼市境にアカヤシオツツで人気の夕日岳には鹿沼市から電車で日光まで、日光から明智平又は中禅寺湖までバスで入れば、鹿沼市へ下山が可能で「禅頂行者みち」を楽しむことができます。 |
コース
立木観音門前無料駐車場5:30―(0:10)→茶ノ木平登山口5:40―(0:45)→茶ノ木平6:25―(0:35)→中禅寺湖道路横断7:00―(0:25)→狸山(標高:1662b)7:25―(0:05)→第一駐車場(中禅寺湖道路 中禅寺湖展望台)7:30―(0:30)→尾根8:00―(0:15)→半月山(標高:1595b)8:15―(0:10)→大展望台8:25―(0:25)→8:50半月峠(標高:1655b)8:55―(0:45)→阿世潟峠(標高:1410b)9:40―(0:15)→阿世潟9:55―(0:25)→狸窪(半月山登山口むじなくぼ)10:20―(0:25)→イタリア大使館別荘10:45―(0:20)→歌ヶ浜・遊覧船乗場11:05―(0:01)→11:06立木観音門前無料駐車場
先週は新鹿沼から電車・バスで明智平へ、薬師岳・夕日岳と歩き古峰ヶ原へと縦走。今日は車で、いろは坂を上って、中禅寺温泉の大通を左折、立木観音門前無料駐車場へ車を停める、トイレも有る。この辺りが歌ヶ浜である。 中宮祠阿世潟峠線歩道 道路に出て、中善寺温泉の方向に戻り、ホテル楓雅の裏に回り左に折れ、ホテルを左下に見下ろし直ぐに茶ノ木平登山口が有り、茶ノ木平迄1.7`と示されている。
左:茶ノ木平向かう 右:ツツジが見えて来る 登山道取付きは階段を登るが、直ぐに笹に囲まれたなだらかな傾斜で、のんびりと登る事ができる、左に明智平から茶ノ木平の稜線の斜面がアカヤシオで染まっているのが見える。10分程登ると尾根に出るが直ぐに斜面に入る、笹の背が少し高くなる、トウゴクミツバツツジが現れる、薄暗い樹林の中にオオカメノキも咲いている。 茶ノ木平1.2`―中宮祠0.5`地点。コメツガが多くなってくる。6:15 中宮祠1.0`―茶ノ木平1.0`、また尾根に出る、ここも右に折れ、谷の手前で左曲がって登り切ると大木のミズナラ立つ、展望の開けた所に到着。
アカヤシオの群落 アカヤシオの群落が次々と現れる 木々は密集せず、平坦な高原でとても気分の落ち着く所で、ベンチが散らばり、家族ハイキングにはとても良い。高山植物園は石がゴロゴロ並んで今日は特に見るものも無い。 明智平2.3`と半月山4.4`の分岐、細いダケカンバの林を抜けると下り、カラマツ林になる、平坦になってアカヤシオの群落が次々と現れる。すぐ下に道路が見える所に展望の良い高台が有る、続いて崩壊地で半月山3.2`―茶ノ木平1.2`の地点。まもなく、中禅寺湖道路(歌ヶ浜から半月山駐車場まで続く観光道路)に飛出て、横断する。7:00 。狸山へ0.6`の急登。大木のシロヤシオが次々と現れ咲いたら見事な所だ。アカヤシオも群生見頃だ。
そっと近づく可愛い花である、ガスが視界を遮りますが、主役はアカヤシオ 7:22
尾根に出ると足尾方面の展望 ガスで視界ゼロ、富士山が見える所だ。直ぐに大木のシロヤシオとコメツガ等に囲まれた展望の無い、狸山(標高:1622b)に到着。 第一駐車場に下る所でガスが急激に切れ一気に展望が開け、アカヤシオも多く日光の美景が展開する。 次々と変わる光景にシャッターを押し続ける、笹の道を下って、中禅寺湖道路第一駐車場にはカメラを抱えた男性二人、虹が中禅寺湖上空に現れ興奮気味。
日光白根山がガスの中に有ら現れる 男体山の山頂付近は昨夜の雪化粧、ピークの雲は取れない、中禅寺湖の奥に日光白根山、金精峠の峰々が美しい。7:30
左:第一駐車場から登りが続く 右:半月山 展望は期待できず 中禅寺湖道路と別れて半月山へ登る、展望は無くなる。大木のシロヤシオが折れ痛々しい。美しいコメツガ林で、8:00 尾根に飛出る、またガスが多い足尾方面も視界ゼロ、中禅寺湖方向はコメツガ林で木々の間からの展望である。 尾根から外れ次のピーク(標高:1753b)を巻いてゆく、10分程でまた尾根に戻ってまたコメツガ林、左眼下に一株のアカヤシオを見て急登、樹林に囲まれた半月山(標高1598b)に到着8:15。足尾方面の山々が木々の間から見えるだけ。 快晴なら!中禅寺湖+男体山+アカヤシオ
展望台 半月山からチョット咲き 見慣れた中禅寺湖ですね! 大展望台 200b先が強調されている。木々の狭い間を少し下るが、右斜面に踏み跡、登って見ると岩の上に立っての大展望、大きなアカヤシオも有って美景だ、男体山、中禅寺湖、戦場ヶ原、白根山と奥日光の主役の配置が一望。 大展望台には登山道に戻っても良いが、そのまま岩場の木々の間を抜けてゆくとその大展望に到着する。 第二駐車場(半月山の駐車場)からの登山道も合流。なるほど、強調されているだけあって、眼下に中禅寺湖が大きく広がって、男体山の姿が一望、5b四方のやぐらで飛出て設置されているから凄い。 皇海山、鋸山、庚申山、袈裟丸連山が並び。進行方向正面には社山(しゃざん、標高1827b)と黒檜岳(標高1976b)が続き、遠望であるが白根山、金精山、根名草山らが脈々と続く。男体山の裾野の先に広がっている戦場ヶ原はまだ茶色の高原で緑のじゅうたんに変わるのは少し先である。 大展望台の端に立てば、第二駐車場が見え、駐車場から足尾への峰々はアカヤシオに染まっている、駐車場から人の声が聞こえるので、駐車場からここまで登るのは容易。
左:アカヤシオの一本 右:サクラが開花 半月峠辺り 北風が吹きつけ寒くなってくる、半月峠に下る、サクラがやっと咲き始め、ここも笹に覆われ、今日のコースでは一番急坂、アカヤシオは少ないが枝振りがとても良く、中禅寺湖の湖面がバックにさえ素晴らしい。 標高1655bの半月峠、狸窪には40分、阿世潟峠まで1.1`地点 8:55。サクラはオオヤマザクラで中禅寺湖サクラと呼ばれ中禅寺湖には大木が、湖岸は満開近しでした。
左:半月峠 狸窪/阿世潟峠 右:半月山方向 半月山を振返りながら急登、振返って眺める半月山は立派である、特に斜面にはピンクのアカヤシオが転々と散らばる光景は印象的。10分程登るとピーク(標高:1655b)、広いピークは休憩には最適。 このピークから阿世潟峠間はゆるやかな下り、左にガレ場を見るが、このポイントにアカヤシオの群落。 前方の社山が呼んでいるが黒檜岳から千手ヶ浜への縦走は紅葉時期に歩きたい。
笹の中、アカヤシオの群落が現れる
左:アカヤシオと中禅寺湖 右:直進は社山 ガレ場を通過 9:15。鞍部に下り、登り返し、ピークに立つと中禅寺湖と男体山が一本の直線上に位置し見事です。 阿世潟峠 庚申山・鋸山・皇海山の展望はここで終り、稜線から離れ、カラマツ林、阿世潟峠(標高1410b)に到着。社山1.3`―半月山1.1`、阿世潟0.6`地点。足尾方向に下る登山道も良く踏まれている 9:40。今日は「紅葉の時の社山」はパス! ここは独特の光景 アカヤシオは無い所 中禅寺湖 阿世潟(あせがた)へ下る、稜線からすっかり離れ、アカヤシオの世界から離れる、涸れ沢を苔の生えた橋で横切る。独特の光景、背の高い木々、背の低い木々が相まって、美しい新緑。新緑が美しいと言うことは紅葉も美しい、呼んでいた社山と黒檜岳、紅葉時期に歩きたい所だ。
阿世潟沢が作り出した浜辺 阿世潟沢が作り出した浜辺、9:55。美しい!の一言。中禅寺湖の湖岸から離れず近寄らず、のんびりした水平道、数は少ないがニリンソウ、林の奥に時々現れる、純白のオオカメノキの花は妖精の様である。 静か林を散策 八丁出島を過ぎ、10:20 狸窪、半月山の登山口、ようやくここに来て人々(阿世潟では釣り人数人)にお会いする。民宿半月山荘、民宿湖舟が建つ、社山に登ると言う団体10人程、シャクナゲが右斜面の上部で開花、見事な花を付けている。 この辺りに詳しい老夫婦にシャクナゲが咲いていましたと伝えると、「来週は千手ヶ浜のシャクナゲが咲き、トンネルよ!」とお奥さんが教えてくれる。 シャクナゲが咲き誇る 中禅寺湖南岸のシャクナゲは有名、千手ヶ浜から阿世潟の間の中禅寺湖周遊歩道がおもしろそうですね。湖岸には白岩、梵字岩、俵岩、冠岩、赤岩と周遊歩道にアクセントを付け良く歩かれているらしい。 湖岸が美しい所を通過、釣り人も多い、イタリア大使館別荘の敷地を通過、右に中禅寺湖道路が接近し、歌ヶ浜、10:20。観光客、海外の観光バス、世界遺産の日光である、登山姿に手を振るのは外国人答えて笑顔!大木のサクラと雄大な男体山、中禅寺湖の光景は世界的美景、日本の宝ですね。 中禅寺湖と男体山 静かな浜部 立木観音も大賑わい、その前を通過すると寒村化したお土産店の間を通過し、立木観音門前無料駐車場に到着。 国道121号で華厳滝を横目に下り専用のいろは坂に入る: 以下、いろは坂の風景、駐車場以外駐車禁止、滝が見える展望台に車を停め、滝を見る右の林がシロヤシオの群生地です、寄って見てください。いろは坂、5月の連休後観光客は少ない、何処に車を停めても大丈夫(注意!注意!・・・)、シロヤシオが満開、方等滝・般若滝の展望地点の岩場に大群落、さらに下ると左に屏風岩、アカ・シロヤシオが岩場を飾る。
いろは坂はシロヤシオで飾られる
邪魔にならないよう車を停め、群生地にお寄りください
シロヤシオの群生地と遠望の滝 ここならドライブで楽しめる 展望台か離れ、渋滞でノロノロ運転だが今日は連休明けでガラガラ! 車窓の風景 いろは坂を下り切ると、清滝ICから高速に入らず、日光東照宮へ、 日光東照宮 神橋 神橋を右折し、観光道路を下ってしまえば、観光地日光から離れることになる。 **中禅寺湖の標高は1282b、茶ノ木平は1600b、鳴虫山は1103b、屏風岩が1100bとすると、今週は1000b辺りがシロヤシオの見頃だろうか、標高1600bの狸山のシロヤシオは2週間後開花と思われる。 |
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