近いのになかなか行けない山 皇海山(標高2144b)

 

日程:19981114日(土) 晴れ

コース

自宅3:20=(車)⇒皇海橋8:15−(100)→中間点8:55−(1:00)→稜線のコル9:30−(1:00)→皇海山10:10−(0:40)→稜線のコル11:10−(0:40)→中間点−(0:40)→皇海橋12:05

 

下館で国道50号へ移り、桐生に入ると、右側に赤城山がはっきりと見えて来る(今日は暗いので見えないが)、前橋で国道17号に移る、この辺から、榛名山、子持山、赤城山が左右に雄大さを増して見えてくる、沼田で国道120(日本ロマンチック街道)へ曲り、沼田では「日光・尾瀬方面」の看板があり、右に曲る、直ぐ急な坂で、トラックがあえぎあえぎ登っている、沼田の町中は方向指示に従い走る、やがて、沼田ICは左に見送り、国道120号は真っ直ぐ進む、白沢を過ぎると、国道の右側が大きく開け、赤城山の山頂から伸びる長いすそ野が眺められる。

ここを過ぎると、林の道の中を走ることになる、右側に「赤城山・大間々」への分岐がある、次に老神温泉入口を右に見てさらに進む、国道の左側にコンビニが有り、そのコンビニの道端に皇海山方面への案内地図が有る。

次の信号を右に曲る(片品渓谷:吹割ノ滝)、ここからはゆっくり走り、皇海山への小さな案内板次々に立てられている、有り難い。案内板を確認しながら進む、町中はゆっくり静かに走るのがマナー!!

しばらくは、舗装道路が続き、ジャリ道に入る頃には、右側のはるか下に栗原川が見える、紅葉が見事です、急な坂は無いが、かなり長い、約1時間程で、小さなトンネルを通る、トンネルの500b先の道が悪い、でも、全体的に良く工事されており、特に危険な箇所は無い。

やがて、水の流れが多い沢を二回ほど通過すると、駐車場に出る、皇海橋の両側が駐車場になっている。橋の手前には、既に数台の車が停まり橋の向こう側は満パイ。

橋を渡り、大きな標識と案内地図が目に入る。しばらく車道(現在は利用されていない)を歩く、直ぐに登山道に入り、やがて沢登になる、数日前雪が降ったせいか、時々氷が張って、滑りやすい。

水は少ないが、滝のような急な登りを過ぎ、今度は木に手をかけて登らないと上に行けないところを上り切ると、稜線のコル「不動沢のコル」に出る、鋸山十一峰が前面にそびえている。

右は鋸山方面「鋸山まで30分、往復約1時間」、左方面の皇海山へ向かう「皇海山山頂は往復約1時間、ササノの多い道を登ると、開けた箇所に出る、左側にようやく赤城山、遠くに浅間山が霞んで見える。

 

さらに、林の中に入り、急な坂を登る、一番辛いところだ、急に平らになり、右に日光白根山、男体山、至仏山、燧ケ岳が見えて来る、風が強くなった。

やがて皇海山山頂(標高:2144b)、木が多く見晴らし台にしてはやや不満、でも360度の展望には違いない。風が強いので、長はいられない、足元には積雪。

登って来た道を下る、赤城山の良く見える丘で、昼食、ここは風が当たらず本当に暖かい。ちょっと昼寝をし、ぐんぐん高度を下げ、沢に着く、ここからはゆっくり沢の流れる音を感じながら下山。

皇海橋で車に乗り、紅葉を楽しみながら、国道120号へ、吹割の滝は120号の交差点にある。

沼田方面に向かうと、「大間々・赤城山」へのルートに入る、素晴らしい紅葉が見られる。

土曜日なのに、車は少ない、ダムにかかる橋、湖面に移る紅葉の山、しばらく車を停めて眺める。やがて、国道122号に入り、大間々を通り、国道50号で水戸方面に走り、帰路につく。

わたしの登山話