日光 高山 (標高1,688b)
アズマシャクナゲ・トウゴクミツバツツジ・シロヤシオツツジが満開

 

日程 2001527日 曇り

日程 2000年5月27 曇り

コース

自宅700⇒真岡市⇒鹿沼⇒今市市⇒日光市⇒中禅寺湖⇒1030竜頭ノ滝(下の駐車場)−(0:05)→竜頭ノ滝上−(1:00)→鞍部−(0:10)→シャクナゲ群落−(140)1250高山(0:30)熊窪分岐(0:30)→熊窪−(0:40)→赤岩−(0:30)1650竜頭ノ滝⇒中禅寺湖スカイライン経由半月山手前の第一駐車場

先々週訪れた時は竜頭ノ滝周辺にはツツジはつぼみ、湯ノ湖のシャクナゲは硬いつぼみだった、519日の西丹沢の檜洞丸はミツバツツジとシロヤシオツツジが犬越路から山頂間が満開で山頂はつぼみといった状況でした。

 

今日は高山にアズマシャクナゲを見にやってきた、竜頭ノ滝はトウゴクミツバツツジで綺麗に飾られ、今日が見頃だ、大勢の観光客、カメラマンが歓声を上げる。竜頭ノ滝駐車場から左に滝を見ながら国道120号線を渡り、高山登山口から竜頭山ノ家を右に見て緩やかに登って行く、ここまでは観光客は入らない、静かな場所です、バイケイソウの群落を見ながら、最初の小さなピーク、昨年はつぼみのミツバツツジを見つけたところ、今日は満開、腰を下ろし食事をとる、よくよく見るとシロヤシオツツジが咲いているではないか!!

 

すこし下り、再び登って行く、二組のご夫婦に抜かれる、私たちはゆっくりツツジの花を楽しみながら登る、ミツバツツジとシロヤシオは満開が過ぎているが樹林の中に咲く姿は実に美しい。

 

花が咲いている植物

自動的に生成された説明 木の枝

自動的に生成された説明

シャクナゲ群生地

 

家内が「あ!シャクナゲ!」と叫ぶ、妖精の様に美しい花を付けたアズマシャクナゲが山道の下にひっそりと現れる。

稜線に出ると、尾根歩き、シャクナゲとツツジの花で飾られる、左には中禅寺湖、右は戦場ヶ原が木々の間から見える。幾つものピークを越えて、そのピーク毎にシャクナゲが多く花を付けている、シャクナゲが山道にはみでる箇所は大きなシャクナゲの林、少し下り、また登ると最後のシャクナゲの大群落が現れ、足元・頭上と囲まれる。良く見ると白い色から濃いピンク(赤みをおびた)にわかれている、それがまた一段と美しさを増す。この後菖蒲ガ浜までシャクナゲは一本も現れません、ゆっくり楽しみましょう。

大きく下り、鞍部、今度は最後の急坂を登る、背中に男体山が大きく見えてくる、左には中禅寺湖が輝き美しい、5,6分で登りきる、再び尾根道、もう急な坂は無い、頭上にカラマツの美しい新緑が現れる。(カラマツの新緑の美しさはこの時期で、時期を外すと見られない)

高山山頂である、10数人の登山者が休憩している、木々が多く展望はよくない、男体山と反対側(北側)に高く聳えた白根山が雪を少し残し雄大に見える。

 

森の川

自動的に生成された説明
トウゴクミツバツツジ、シロヤシオの競演

 

高山山頂はトウゴクミツバツツジ、シロヤシオの競演である、シロヤシオの木下でお湯を沸かしコーヒを頂く、その少し上には満開のトウゴクミツバツツジで最高の屋外喫茶店である。

 

茂みの中の花

中程度の精度で自動的に生成された説明
シロヤシオの急坂

大きな石の道 足を止めて観ないと危ない

 

先に登っていた若者の団体、3人のご婦人、、と下って行く、みなさん満足顔。ツツジに囲まれた急坂の山道を下る、途中、山道を修理する現場を通過、まだまだツツジは続く、山道が分岐、右に進むとツツジはほとんど無くなる、まもなく、小田代ガ原と千手ガ浜(せんじゅがはま)とを結ぶ峠に着く、広々とした峠である、先に着いたご夫婦はどちらに行くか悩んでいる、千手ガ浜を勧める

足元にはスミレがいっぱい咲いているカラマツ林を緩やかに下る、左手に涸れ沢、水が流れる沢も現れる。大きな木々が伸びる新緑の美しい中を気分良く下る、平らな樹林帯、全てが落葉樹、紅葉の時期は素晴らしいだろう。

中禅寺湖が見えてくる、後、5,6歩で浜に、休憩と予定したが、大粒の雨、夕方は雨になる予報だが、ちょっと早すぎる。直ぐに雨はやむが、この後も時々落ちてはくるが気にはならない程度だった。

休憩を省略して、赤岩に向かう、ミツバツツジの群落が現れる、一度浜に出て、緩やかに赤岩に向かって登って行く、赤岩は中禅寺湖を見渡せる見晴台の大きな岩がある、ここに立つと千手ガ浜方面から南岸から突き出す幾つもの半島まで見渡せる、ただ、数人で満員状態の岩場、団体さんは無理、外人さんにこの岩を教えてあげるとさっそく登ったようだ。

 

ここからしばらくはツツジが続く、シロヤシオが満開の大きな木が幾つも現れる。ツツジが終わり、今度は足元にピンクやシロの美しい草花が無数現れた頃、キャンプ場の有る菖蒲ガ浜が見えてくる、足元にニリンソウの群落、スキー場の脇を通過しスキー場の駐車場を左に見て、すぐに竜頭ノ滝下に着く、ツツジに飾られた滝はさらに豪快さを増す。

この後、中禅寺湖のレストランに立ち寄る、席に座ると大粒の雨、席を立つ頃には雨がやみ、半月山の展望台までドライブ、半月山もツツジが多い、展望台で雄大な男体山とその後ろに続く女峰山を眺める、第二展望台まで行くと、皇海山方面が見渡せる。(中禅寺湖スカイラインは800から1700)。

歌ガ浜には中禅寺湖遊覧船の港、大きな駐車場があり、大きな男体山を眺めることができます、半月山から下山の団体登山、きっと彼らも山頂でツツジの花を楽しんだことだろう。

わたしの登山話