日光 男体山(標高2,486b) |
日程:2016年6月18日(土)快晴
日程:2005年9月3日(土)
日程:2010年5月15日(土)
コース つくば市城山2:45=(国道294,408号)→真岡長岡交差点3:58=(国道352,120号)⇒東武日光駅5:05=(国道120号)⇒明智平5:26=(国道120号)⇒5:40中禅寺湖二荒山神社5:46―(0:08)→一合目5:54―(0:28)→林道出合 下山道入口6:23―(0:22)→鳥居 登山道入口6:45―(0:21)→五合目 小屋7:06―(0:16)→六合目 ガレ場展望7:22―(0:36)→七合目 小屋7:58―(0:28)→8:26八合目 避難小屋8:28―(0:24)→九号目8:52―(0:27)→男体山山頂付近『二荒山大神の像、二荒山神社奥宮 避難小屋』9:19―(0:04)→9:23太郎山神社9:30―(0:07)→男体山山頂 剣9:37―(0:05)→9:42建物の跡地9:52―(0:07)→九号目9:59―(0:12)→八号目10:11―(0:23)→六号目10:34―(0:09)→五号目10:43―(0:18)→三号目11:06―(0:07)→二号目11:13―(0:07)→一号目11:20―(0:06)→志津行屋避難小屋 志津宮社務所11:26―(0:03)→林道出合(左折)11:29―(0:04)→三本松・富士見峠・志津小屋・大真名子山分岐11:33―(0:31)→三本松・太郎山・志津分岐12:04―(0:02)→湯殿沢橋12:06―(0:14)→小ピーク 宇都宮大学演習林案内12:20―(019)→車両通行止 関東・東北豪雨平成27年9月(志津峠まで約5.1`) 日光演習林(宇都宮大学)12:39―(0:24)→三本松・光徳・太郎山/志津分岐13:03―(0:13)→13:16三本松バス停13:47=(東武バス)⇒14:00二荒山神社前バス停 二荒山神社⇒自宅へ 歩数29,206歩 17,18日は晴れるが、17日は日光男体山辺が雲が出やすいという、従って天気予報では晴天と伝える18日に決め、出かけてみた。 当日2時半のチャイムで起き、3時前にスタート、つくば市から栃木県へ向かう国道294や408号はこの時間が一番空いている。快晴の予報に反し、筑波山は雲の中、お月さんも見えない、国道294号は霧が発生してもいる。 栃木県に入ると明るくなって予想の天気になってくる、鹿沼から日光への杉並木は快適、ここは日光方面に行く時は通い慣れた道、国道352号(国道121号)だが、狭く安全運転! 今市で国道119号に別れ日光から国道120号に移る、横尾大谷橋で右折し、いろは坂に入る、一台に車が割り込むが、その車は以後、スピードは上がらず、そのまま明智平まで続くことになる、いろは坂の新緑は今が一番美し、明智平周辺で眺める筑波山だが、見えているが、カメラに映らない! いろは坂を登り、中善寺温泉の丁字路を左折し、大きな鳥居を過ぎ、大きな三差路に二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)があり、二荒山神社出入口にも鳥居がある、ここに入り、二荒山神社前バス停から上がって来る参道と交差、多くの登山者が登拝料周辺に集まっている、ここを見送り、右にトイレを見て、小さな橋を渡り、駐車所に入るが、ここは既に満杯、右の坂を上がって広い空き地、まだ車はゼロ(下山時はここも満車)、入って直ぐの空き地に停める。 二荒山神社から「下野国一之宮 日光二荒山神社(登拝・交通)御守護」の男体山登拝の札を500円払って受け取る、登山のご注意が示される。聞くと志津峠に下る道は荒れているが下山は可能とのこと、二荒山神社から表参道の大斜面の登り、下山は北面の志津小屋に下って裏男体林道を経て三本松バス停へ、ここからバスで二荒山神社前バス停へ戻るコースを予定する。
二荒山神社上奥宮登拝口5:46に入る、振向くと大勢の人々が登山受付を受けている。
登拝口を入ると、急な階段が待っている、数人の若者に抜かれてしまう、階段を登り切ると、登山道の外れに二荒山大神が祀られ、直ぐ裏に一合目は置かれている、この一合目を見落とす登山者が多い!登る時に見つけない人は同じ道を下っても見つけないものです。
急な斜面は続き、美しい樹林が続き、見晴らしは無い!ようやく三合目で林道に出る、ここに下山道入口の道標、林道の新緑は特に美しく、急な斜面を忘れさせる、この林道を数回カーブして行く。
この林道は防災工事用で、多くのナギ(ガレ場)を防ぐ工事用道路、鳥居が置かれ、ここが登山道入口の四合目、階段を数歩登ると中禅寺湖と周りを囲む山々が新緑に包まれ美しい光景が広がる。
登山道に入り、樹林帯を登るが、道は荒れ放題、ダケカンバやシロヤシオが多く、シロヤシオの花びらが散らばっている、花期に訪れたいものである。しばらく登り続けると小屋が見え、ここが五合目です。
シロヤシオが終わり、ドウダンツツジが登山道を飾る、眼下に中禅寺湖が見頃、展望は広がってくる。
ガレ場が現われる、ここが六合目です、単独で登っている女性が休憩する、見晴らしの良い場所である。この岩の上に六合目の道標が立っており逆光になって撮影不可!ガレ場先が樹林帯の中、木の根が多く、大きな岩も有る。休憩していた女性がサット抜いて行く。
石垣を積んで崩れを防いだ箇所もある、大きな岩をぬって通過、まもなく岩場の急な斜面、先行するご夫婦も同様苦労する、ルートを探すと意外と楽だが「根が素直だから直進する、、」「孫もそうですよ、、、」とか笑いながら登る。
ガレ場を登ると小屋、ここは七合目です、小屋の中に入って見るが、雨を防ぎには足りるが、防寒は無理なようです。
ようやく、鳥居、この先の岩場を登れば、八合目でが、八合目はガレ場が終わって傾斜が緩む切れ目だが、一番大きなガレ場で、小屋の周りは大きな岩に囲まれる。
八合目の避難小屋は岩場に囲まれ、中禅寺湖の眺めは最高です、ここではまだ日光白根山は見えません!山頂までお預けですね。 先行者も休憩、適当な座り場所を探しましが、見つけた場所は登山道の通路、それでもゆっくり休憩。 休憩の人々がスタートすると邪魔になるので、早めに立ち上がる、5,6人のメンバーがスタート、彼らの後に続くが引き離される!
八合目の最後の岩場を過ぎると、樹林も背が低く高山の雰囲気。登山道は傾斜が緩むが、今までの傾斜より緩む程度で、登山道は丸太の階段が壊れ、道脇が崩れないように、土のうが仕掛けられ、これが長く続きます、登る力を奪い苦労しました。先行の男性達も小休止、私は休憩せず遅い足取りで一歩一歩登り続けます。
九合目の道標を見て、土のうが無くなり、丸太の階段になり、足をこの階段から避けるように横を登る、今度は細い道に入り込む!
細い道から出ると山頂付近が見え、砂礫地に飛び出る、展望の主役は日光白根山。
火山岩を見て、鳥居を潜って二荒山神社奥宮、避難小屋に到着、山頂の剣は後にし、左の高台に立つ、二荒山大神に挨拶。富士山は見えず残念だが、女峰山、小真名子山、大真名子山が見え、正面に太郎山が小太郎山を連ねて良く見える。 山頂から日光白根山方向に下った太郎山神社へ進む。山頂から緩やかに下って行く、太郎山神社の祠が立ち、大きな岩で腰を下ろし風景を楽しむ。六合目で追い抜かれた彼女の姿が有り、好展望で休憩する女性、このコースを何度も登っているのだろう、毎週登っていると言う男性にお会いするが人気の名峰ですネ! 富士山はここでも見えず、ただ、尾瀬の燧ヶ岳がぼんやり見え、見下ろす中禅寺湖、主役の日光白根山、日光連山の山々を楽しむ、太郎山が特に印象的です。
最高所の二荒山神社奥宮に戻り、剣の立つ日光男体山山頂へ、七,八合目辺りで苦労した人々の姿、皆さん満足の笑顔ばかり、若い人が多く私のように70歳を迎える人は多くはない。
志津への方向へ、人の数は減少し、静かです、何も跡か判りませんが、古い石垣に腰を下ろし、おにぎりを頂く。 眺めは素晴らしく落ち着いた雰囲気、特に日光白根山から金精山、湯ノ湖の光景はここからが一番です、また、日光男体山山頂から太郎山神社の続く裏側の姿に驚く、日光男体山を中禅寺湖から見上げる姿は特に立派で、この裏側でなくて表は世界の観光地になった大きな理由かな?
稜線漫歩を繰り返す、登ってくる男性と擦れ違い、続いて1人の少女に下りの道を聞くと「道は大丈夫だが、コースを間違えてしまった!」と笑顔、九合目を過ぎれば彼女が目指す日光男体山山頂は近い! この後、厳しい下りのコースが志津小屋まで、嫌になるほど続きます!八合目で日光白根山や太郎山を眺め、ここから一合目まで激しい行が続きます。登って来る二人に女性に「八合目は直ぐ!」と言うと「あれ!七号目は見つけられなかった!」と帰ってくる。 七合目の道標を探しながら下る。
いきなり、崩れ地に飛び出る、こもは、滑り落ちないようにサット通過する。
後で聞くが、このイワカガミの群落辺が七合目の道標が有ったらしい、きっと撮影に気を取られ見つけられなかった様です?イワカガミは可愛い群落を作り、ここを通過するのが楽しみのひとつです。 下り坂になって、右の斜面が大きく崩れた場所に出る、登山道はこの上部の縁を通過している、落ちないように横切る、女峰山から続く山々が素晴らしく見えるところです。 表登山道は無く、今日初めて見つけたシャクナゲ、3輪咲き、既に花期は過ぎたのだろう、展望の無い下り、七合目の道標を見つける前に、六合目です、山頂から半分以上下った事になる、表のコースの様なガレ場は無いが、薄暗く、木々の根を頼って下る急な傾斜が続きます。
更に下ると、ご夫婦が登ってくる、今、11時近く、山頂に着くのは13時頃だろう、下山は? 更に下ると、三人のベテラン登山者が休憩中「二荒山神社から山頂まで?」「3時間ほど!」「志津から三本松まで大変だね?」と会話、「七合目は?」と聞くと「イワカガミの綺麗な所、、、」と教えてくれる。ここは五合目10:43です。
彼女らと別れ、少しは傾斜が緩むかと思ったが、木の根が深い凹を形成し、木々に頼って下る、日光男体山は表・裏ともキツイ工程の連続ですネ。 三合目の道標、結局七合目と四合目は見ずに下ったことになる、突然、左に堰堤が作られる沢に出る、ここで明るくなって、太郎山の大きな姿を見る、この沢沿いの道の下部が二合目の道標です。
まだまだ、傾斜が続き、ようやく緩むと一合目の道標。笹薮に囲まれた小屋を見て、直ぐに志津行屋避難小屋/志津宮社務所のログハウス風の立派な避難小屋に着く、古くから峰修行の重要な拠点となっていたようです、今日は若者が大きなベンチで昼飯中のようでした。彼らに道を聞き確認!
志津越え:この周辺は以前、空き地で駐車場になっていたが「二荒山神社」の看板が立ち、駐車禁止でした。後で気づきますが、関東・東北豪雨平成27年9月の被害で裏男体林道は車の侵入は禁止でした、従って、ここから登った人は、ここまで歩いて来たのでしょうか!でも途中の湯殿沢橋が新設され、通行解除は早いかも知れませんネ。
志津行屋避難小屋から笹に囲まれた登山道を歩くと直ぐに広い林道に出る、この道は堰堤工事のために作られた道、右に続き、左右気になるが、左折し進むと「志津越え」と呼ぶ分岐点です、大真名子山への登山道・富士見峠への志津林道で、三本松へと歩き出す、この道は裏男体林道で約30分歩くと太郎山登山口である、とても気持ちの良い林道で、車も人も、熊も出ては来ません、人の気配が無く??? 時間的に、そろそろ太郎山登山口と言う位置で林道の縁にシロバナノヘビイチゴの群生地、二荒山神社から歩き出し、ここで初めて見つけた可愛い花です、葉はロゼットし、3小葉。小葉は長さ2〜5a、側脈がくぼみ、よく目立つ。花茎は直立し、先端に直径1.5〜2aの白色の花を数個つける。花弁は5個。果実は幅約1a、赤く熟し、食用栽培種のオランダイチゴのように美味とのこと。
太郎山登山口を過ぎ、裏男体林道の鞍部の湯殿沢橋を渡る、次の巴橋と共に新設された橋でした。この橋からやや登りです、上の写真の小ピークを過ぎると、三本松まで登る道は無い。太郎山登山口から、このピーク間がゆるい登りなのに、疲れん為かとてもツライ坂道でした(^^♪。
下り道をどんどん行くと、車両通行止 関東・東北豪雨平成27年9月(志津峠まで約5.1`)の看板、ここに無数の車が停まっている、日光男体山山頂から、ここに来るまで出会った人達はここから歩いていたのだろう!「志津越えから、車も人も、熊も出ては来ません、人の気配が無く???」の理由が解けました(熊は別の話です(^^♪)。
太郎山登山口から約1時間で三本松・光徳・太郎山/志津分岐。この丁字路を左折し林道を行くと、車は左折、三本松は直進の狭い道、ここの「クマ注意」の看板、逃げ場も無く、1人でこのまま進む。 クマは出てこないが、足元に白い小さな花、オオヤマフスマは6月下旬の戦場ヶ原に多い時期です、花が小さく目立たないので、ほとんどのハイカーが気に留めることはない、ここは戦場ヶ原の隣です! 直ぐ近くにツマトリソウが咲き、花の形が整ってスッキリ、こちらも小さくてクッキリした美さ!‘ツマトリ’とは妻で、昔話に関係しているのかと思ったら、名の由来は、花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目の褄取りに似ているためとの事。
多くの人が歩かない道を約13分、でも小さな花が多くて、奥日光は中禅寺湖と戦場ヶ原は見逃せない! 細い道はイキナリ大きな駐車場に飛び出る、左に日光男体山が大きい!ここが三本松バス停である。 今、13:16、おにぎりなど食べて休憩、定刻の30分後の13:47発、赤沼茶屋、竜頭ノ滝などで大勢乗ってくる、竜頭ノ滝からのお客さん「時間通りに、なぜ来ない?」と運転手さんに、、、隣の席のお嬢さんも、これには? 満席のバスは定刻の14:00に二荒山神社前バス停に到着。 二荒山神社の駐車場は満杯マーク、朝、回りは空いていたが一杯である。 ●登拝者の皆様へ 男体山(標高2486b)は二荒山神社の御神体山であり、古来より山岳信仰の御山として多くの崇敬を集める関東第一の霊峰であります。山頂には当神社の奥宮がありますので、諸願をこめて御参拝下さい。 ●案内・注意 頂上まで普通は3〜4時間、山道6`です。 水場はありませんので水は必ず御持参下さい。 雨具・防寒具を御用意下さい。 3〜4合目間は広い工事用道路になり4合目の石鳥居をくぐり登山道に入ります。 7〜8合目、頂上付近はガレ場になりますので、落石等に充分ご注意下さい。 5、7、8合目、頂上には避難小屋があります。 焚き火・植物の採取は禁止致します。 ゴミ・空き缶等は必ずお持ち帰り下さい。 ●登山証明書 男体山登山の記念として登山証明書を発行しております。御希望の方は社務所受付にて御申し出下さい。 一通 500円 ●登拝案内図 略称します: 登拝門―(50/30)→3合目―(30/30)→4合目―(160/120)→頂上 追記:1合目を見逃してしまう人が多い。 ●登拝期間 5月5日(開山際)より10月25日(閉山際)まで ●登拝大際 7月31日〜8月7日まで 奉納花火、灯篭流し、深山踊り、扇の的弓道大会等の神振行事執行 毎日更新:二荒山神社 |
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