2016/7/12 筑波実験植物園散歩 今週のベスト3!:ハンゲショウ、アジサイ、ゴボウ/ズッキーニ/アーティチョーク ユリノキ、イタドリ、トチノキ、ヒメシャラ、クヌギ、ヤマボウシ、ミクリ、尾瀬の湿原に咲く、カワラサイコ、カワラナデシコ、タケニグサ、カライトソウ、ジャケツイバラ、オオバヤシャブシ、キヒラトユリ、フサフジウツギ、クマノミズキ、アサザ、トサミズキ、リョウブ、ネムノキ、スカシユリ、ハマナス、ハイネズ、ヒメガマ、ヤマユリ、テイカカズラ、ハマゴウ、サイカチ、エゾミソハギ、ノコギリソウ、タカトウダイ、シモツケ、ハナヒリノキ、シキンカラマツ、コバンノキ、レンゲショウマ、ゴンズイ、チダケサシ、オミナエシ、キバナクリンソウ 2016-009 |
日程:2016年7月12日 (水) 晴れ 7/1の写真も掲載!
今週のベスト3!
左:ハンゲショウ(半夏生、半化粧)ドクダミ科 右:この奥がアジサイ園
筑波実験植物園の今週のベスト3!:ハンゲショウ、アジサイ、ゴボウ/ズッキーニ/アーティチョークです。
筑波実験植物園に入ると:
並木道が始まります、ユリノキが印象的です、セコイヤとメタセコイヤが続きます、大木のトチノキも並んでいる。
左:ユリノキ (百合の樹)モクレン科 右:イタドリ(虎杖、痛取)タデ科
ユリノキは並木道を造り、つくば市の街路樹にも植えられている、学園西大踊り・学園東大通り・国道408等の通りは、街路樹が冬・春・夏・秋と姿を変え、筑波実験植物園に大型バスでやって来られる人は、この大通りを走っており、ご存知の方も多いかと思います。ユリノキ・セコイヤ・メタセコイヤ・トチノキの並木を充分に楽しみたい。
左:トチノキ(栃の木、橡の木) トチノキ科 右:ヒメシャラ(姫沙羅)ツバキ科
トチノキは花が終え、大きな葉が夏の日差しを受け綺麗です、木々の葉が何重にも重なり、街路樹とは異なった雰囲気です、車で通過する大通りも魅力です!
ヒメシャラやハナミズキ、ヤマボウシ等の大木もあって、ここ筑波実験植物園は木々の美しさも魅力です。
左:クヌギ (櫟、柞、橡)ブナ科 右:ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科
クヌギやヤマボウシが、まだまだ、小さいですが、青い実を付け始めた!このヤマボウシの実が赤く成るとまた面白い。
ミクリ(実栗) ミクリ科
中央の池に変わた、ミクリが生え、面白い。
梅雨が明ければ行きたい尾瀬!
ヒツジグサは7/1は咲いていたが7/12は一輪無し、でも、ヒツジグサは大きな葉の間から顔を出していました。7/25にアヤメ平&尾瀬ヶ原に孫と行った時は、とても綺麗で、サンショウウオが何か食い込んでいる様子も見れ、印象深い湿原散歩でした。
左:カワラサイコ(河原柴胡)バラ科 右:カワラナデシコ(河原撫子)ナデシコ科
筑波実験植物園では、海辺の草花が集められ、植えられている。カワラケツメイ、アワラアカネ、カワラノギク、カワラハハコ、カワラハンノキなでカワラが付く植物が有るそうです。
左:タケニグサ(竹似草)ケシ科 右:カライトソウ(唐糸草) バラ科
タケニグサ、登山口辺りに多いですね、ここ筑波実験植物園のタケニグサは大きく伸び立派です。
左:ジャケツイバラ(蛇結茨)マメ科 右:オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)カバノキ科
筑波山や宝篋山で見られるジャケツイバラ、実を付けた大木が数箇所に生え凄い迫力です。
オオバヤシャブシは大木でビックリします、実も大きくなっており、素晴らしい。
左:キヒラトユリ(黄平戸ユリ)ユリ科 右:イタドリ(大虎杖)
タデ科
キヒラトユリはコオニユリの変種。平戸島南部で輸出用に栽培されていたが、昭和30(1955)年代にウイルス性の病気でほぼ絶滅した。2000年に民家の庭先で3株が見つかり、市教委が同校に増殖を依頼。同校は球根のりん片を切り取って培養する方法で約千株まで増やしたとのことです。
左:フサフジウツギ(房藤空木)フジウツギ科 右:クマノミズキ(熊野水木)ミズキ科
我が家でもフサフジウツギが花を咲かせたが、枯れてしまい今は無い。
クマノミズキの実が熟すとやや大きくなるらしい、見に来たいものです。
左:アサザ(阿佐佐)ミツガシワ科 右:トサミズキ(土佐水木)マンサク科
アサザ、最近霞ヶ浦の浮島(和田公園)へ出かけて見たが、見つからなかった、ここ筑波実験植物園は増え、花が咲いて綺麗です。
池の橋の近くにトサミズキが実を付け、可愛い姿です。
リョウブとネムノキ
リョウブが咲き、ネムノキも咲き、一枚の絵に成ります、筑波実験植物園内にネムノキが何本か有って目を引きます。
左:スカシユリ(透百合)ユリ科 右:ハマナス(浜茄子)バラ科
スカシユリ、花びらと花びらの間が離れている、ここは砂場でカンカン照りです。
隣に、ミニトマトの様に美味しそうなハマナス、北海道、茨城県より北の太平洋側や鳥取より北の日本海側の海岸に自生、果実は生食でき、ジャムや果実酒にも利用されます。
左:ハイネズ(這杜松)ヒノキ科 右:ヒメガマ(姫蒲)ガマ科
ハイネズは潮風の影響が強い海岸に生育する、北海道から山陰までの日本海側、岩手から和歌山までの太平洋岸に分布する。美味しそうな実は誰が口に入れるのか?
ヒメガマは上の雄花穂と下の雌花穂の間が離れていて軸が見えるのが特徴。池にガマ/ヒメガマ/コガマが植えられている。
左:ヤマユリ(山百合)ユリ科 右:テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科
筑波山に多く見られるが、ヤマユリは数を減らしている、テイカカズラは葉が対生で、登山道を歩くと花びらが散らばっている、見上げて見るが逆光で良く見えません(^^♪。
左:ハマゴウ (蔓荊) クマツヅラ科 右:サイカチ(皁莢)マメ科
ハマゴウは筑波実験植物園で良く育っている、花が見事に咲き出している。
サイカチの実が長く大きい、マメ科です。
左:エゾミソハギ(蝦夷禊萩)ミソハギ科 右:ノコギリソウ(鋸草)キク科
休耕田に咲くミソハギ、湿地に群生するエゾミソハギだが、並べて説明されないと解らない?
ノコギリソウは霞ヶ浦周辺の植物観察の時に見た覚えがある。資料を探し見に行きたいものです。
左:タカトウダイ(高燈台)トウダイグサ科 右:シモツケ(下野)バラ科
タカトウダイ、背が高く、高燈台ですね!
シモツケは筑波山の男体山から女体山間に多く、梅雨時期の花ですね。
左:ハナヒリノキ(嚔の木) ツツジ科 右:シキンカラマツ(紫錦唐松) キンポウゲ科
ハナヒリノキは平ヶ岳の稜線で?と思った植物です、まさか筑波実験植物園で見るとは!
シキンカラマツは長野、群馬、福島の3県に分布、山地の落葉広葉樹林の縁や林の中の湿った場所に生える多年草。花には花弁がなく、花弁に見える紅紫色の部分は萼片。レンゲショウマもキンポウゲ科で良く似ています。
ブナ林
ここは狭い場所だがブナ林が美しい!
左:コバンノキ(小判の木)トウダイグサ科 右:レンゲショウマ(蓮華升麻) キンポウゲ科
コバンノキの葉は単葉で互生、短枝の左右にきれいに並ぶので羽状複葉のように見えるが確かに互生です。
レンゲショウマは御岳山に見に行こう!私は8/20頃出かけました。
左:ゴンズイ(権萃)ミツバウツギ科 右:チダケサシ(乳蕈刺) ユキノシタ科
ゴンズイの実の多さに感動!
チダケサシは筑波山にも有り、ピンクの濃いチダケサシは園芸種のアスチルベにそっくりだが、登山道で見ると綺麗ですね!
中央の池
野鳥?
左:オミナエシ(女郎花) スイカズラ科 右:キバナクリンソウ(黄花九輪草)サクラソウ科
オミナエシは背が高く立派!
キバナクリンソウは黄色の花を見せるクリンソウ、日本固有種のクリンソウと違って原産地はビルマやチベットの高地とのことです!
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