2015/9/16 筑波実験植物園散歩 今週のベスト3!:ヒョウタン(ゴーヤ、ヘチマ、ハナオクラ)、ゴンズイ、ツリフネソウ 2015-006 |
日程:2015年9月16日 (水) 晴れ 垣根を学ぼう
筑波実験植物園に入ったら、別世界
2015/2/11:筑波実験植物園
2015/3/11:筑波実験植物園
2015/5/12:筑波実験植物園
2015/8/19:筑波実験植物園
今日の主な植物:シカクマメ、マツムラソウ、センニンソウ、ルツボ(つくば市の道路にギッシリ)、ツリガネニンジン(ツルニンジンはこちら)、、、、サバンナや熱帯雨林、水生植物等の部屋に訪れるのは特別展示の時のみ、教育棟からプロムナードを経て中央広場、東屋のある池、山地・低木林・ブナ林の小川の広葉樹・落葉広葉樹・砂礫地・・・筑波山の植物、、最後は垣根の展示や野菜の広場を見て、教育棟に戻ります。筑波実験植物園:〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1 029-851-5159
私の場合は運転免許書(65歳以上の方および18歳未満の方は無料)を見せるだけで園内に入れ、のんびりと散歩、つくば駅に隣接された「つくばセンターバスターミナル」から路線バスが出ています、また、つくば駅でレンタサイクルがあります。園内は平日特にガラガラ、筑波山の帰りに休憩を兼ね良く立ち寄ります、自販機も有ります。
左:オオイタドリ 右:サンシュユ
オオイタドリは雌雄異株で、茎先や上部の葉の脇から円錐花序を出し、たくさんの花をつける、雄花は上向きにつき、雌花は垂れ下がる。裏面は粉をふいたように白っぽいが、近縁種のイタドリのほうは薄い黄緑色で、白くはない。サンシュユも雌雄異株ですね、もちろん、こちらは雌株。
筑波山、加波山の登山口にも咲く ツリフネソウ
今週のベスト3に選ばれたツリフネソウ(釣船草、吊舟草)は、ムラサキツリフネ(紫釣船)とも呼ばれますね、黄色はキツリフネで、両方とも筑波山周辺に生えますね。
左:ヒガンバナ 右:ゴンズイ
今週のベスト2位
池のほとりに密集するヒガンバナ、今週のベストに、次週選ばれるかも?ゴンズイの紅葉と実、中の黒い実はほとんど落ちてしまい、赤い袋果だけが残り、楽しませてくれる、
左:ヒメガマ
右:シモバシラ
ここ筑波実験植物園ではなかなか見られない霜柱。シモバシラはシソ科、枯れた茎の根元に霜柱が出来る、高尾山に多く見られ、自然の芸術を写に行ったものです、花はここ筑波実験植物園では霜柱を観たことはない。
左:コムラサキ
右:ガマズミ
見頃に秋の果実。筑波山のガマズミは葉に虫が付きにくいが、筑波実験植物園など、家の周りのガマズミは、虫だらけ!
オトコエシ
8/19の筑波実験植物園ではオミナエシもオトコエシ(男郎花オミナエシ科)も咲いていたが、今日はオミナエシ?
左:リョウブ
右:イボタノキ
リョウブは筑波山、イボタノキは牛久沼に流れ込む稲荷川の散歩道などに!イボタノキはネズミモチと同じ属で、葉は対生し、葉が落葉であるので、垣根に利用されるネズミモチとは異なる印象、花や果実を見るとまさに落葉のネズミモチ。
左:イタドリ
右:筑波実験植物園の最奥は美しい樹林帯
イタドリと言うが、ここ筑波実験植物園のオオイタドリより大きく育っている!
筑波実験植物園の紅葉樹林帯を歩くと、人がいないと、登山道を歩いているような気分になる、秋にはモミジが紅葉する、近くでも紅葉狩りが楽しめる!(東北の様な派手さはないが!)
東屋 でもここでは食事禁止、、、、
左:ムクノキ
右:ウリハダカエデ
ムクノキの葉は互生、長楕円形、両面とも短い伏毛があって、著しくざらつく、先端はふつう尾状に長くとがり、基部は広いくさび形か丸く、左右不対象、基部から3本の脈が伸び、縁には鋭い鋸歯がある、側脈は鋸歯の先端へ達する。雌雄同株。ムクノキ,エノキの見分け方に付いては、検索で調べたいが、ムクノキの葉脈(側脈)は鋸歯の先まで達し、エノキの葉脈(側脈)は鋸歯の先まで達しない。ウリハダカエデは筑波山に生え、幹はなめらかで緑色、黒い斑点がある、葉は対生し、浅い切れ込みがある、枝先に淡緑色の直径8-10mmの花を多数つけ、垂れ下がる、下垂する果序に果実をつけ、鋭角に翼を開く、男体山の周りに有りますね!
アワブキ
アワブキ(泡吹 アワブキ科)の筑波山に生えている、6月に枝先に長さ15〜25cmの円錐花序を出すので花は来年だが、液果は9〜10月に赤く熟すとのことで、見に行く価値アリですね!
左:ヤマハギ
右:ナンテンハギ
左:ハナオクラ
右:アラゲナツハゼ
アオイ科にはオクラ、ゼニアオイ、フヨウ、ムクゲ、インドワタ等、大型の美しい花、家庭菜園の経験者はオクラの花に魅了。アラゲナツハゼ(荒毛夏櫨 ツツジ科)で、筑波実験植物園ではブルーベリーの横に植えられている、実はブルーベリーにそっくりで食べることができる。
ヒョウタン ヘチマ ゴーヤ等
左:アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)
右:イヌビワ
イヌビワは(イヌ:小さい、つまらない)ビワといった意味だがビワの仲間ではなく、イチジクの仲間、傷をつけると、白い液が出てくるのも同じです、イヌビワの木では、緑から、赤く美しい状態から、黒く熟した実になる、この黒い実を食べると、イチジクと違ってイヌビワは細かい種子があるのでジャリジャリしますが、とても甘く、美味しいとのこと。
左:ミズアオイ
右:シャリンバイ
左:カマツカ
右:ジュズダマ
左:ミズカンナ
右:ヒメザクロ
左:サネブトナツメ
右:シロバナマンジュシャゲ
垣根を学ぼう:筑波実験植物園には、以下の垣根に利用する木々が並んで展示されている。
左:サンゴジュ
右:ヒイラギモクセイ
左:ヒイラギ
右:トウネズミモチ
左:ネズミモチ
右:イヌツゲ
左:キンメツゲ
右:マサキ
左:カラタチ
右:レッドロビン
左:ピラカンサ(タチバナモドキ)
右:イスノキ
ピラカンサ
バラ科
2015/11/28撮影
トキワサンザシやタチバナモドキなどを含む属の総称である。
開花時期は5〜6月。10月頃から熟す実が美しく、庭木や盆栽などとしても利用される。
品種が多く、実の色が赤、橙、黄などがある、刺が多く、鋭いため一般家庭では注意。
左:ウバメガシ
右:ラカンマキ
左:ニオイヒバ
右:キャラボク
私の団地の垣根は、どうかなと?近い内に撮影したいものです、、、。