JR中央線笹子駅から登り、JR初狩駅へ下山 |
2013年12月31日 快晴
31日の富士山周辺は快晴の予報、朝自宅を3:30、車でJR常磐線取手駅へ、30日から3日まで休日運転、4:35始発に乗って日暮里、神田経由でJR中央線立川駅6:43始発の甲府行に乗ればJR笹子駅には7:56。 コース JR取手駅4:35=(常磐線)⇒5:13JR日暮里駅5:26=(京浜東北)⇒5:34JR神田駅5:43=(中央線)⇒6:38JR立川駅6:43=(中央本線)⇒7:56JR笹子駅7:59―(0:22)→国道20線滝子山入口8:21―(0:12)→源平橋・桜公園8:33―(0:09)→寂しょう尾根コース入口8:42―(0:15)→市営林道大鹿線・県営林道大蔵沢大鹿線分岐8:57―(0:34)→道証地蔵9:11―(0:26)→三丈ノ滝9:37―(0:32)→悪路・迂回コース分岐10:06―(0:26)→滝子山・曲り沢分岐10:32―(0:07)→悪路・迂回コース合流10:39―(0:06)→造林小屋10:45―(0:16)→最後の橋11:01―(0:11)→大谷ヶ丸分岐11:12―(0:19)→大谷ヶ丸・滝子山分岐11:31―(0:05)→鎮西ヶ池11:36―(0:18)→11:54滝子山山頂(標高:1590b)12:03―(0:03)→大谷ヶ丸・山頂・初狩駅分岐12:06―(0:06)→女坂・男坂分岐12:22―(0:14)→12:36女坂・男坂分岐&檜平13:03―(0:24)→尾根道離れる13:27―(0:14)→最後の水場13:41―(0:21)→鉄製の橋14:02―(0:08)→最後の渡渉14:10―(0:07)→最初の民家14:18―(0:05)→下ノ田橋14:23―(0:14)→中央自動車道14:37―(0:04)→初狩駐在所・国道20号14:41―(0:07)→14:48JR初狩駅15:08=(中央本線)⇒15:14JR大月駅15:21=(中央線)⇒17:22JR神田駅17:24=(京浜東北)⇒17:30JR上野駅17:46=(常磐線)⇒18:29JR取手駅 JR中央線立川駅からの甲府行な休日には登山者が多いのに今日はポツポツ、7:39JR大月駅で大勢乗り換えるが、登山姿の人は5,6人。笹子駅では5,6人降りるかと思った私だけ、後ほど滝子山中腹で出会った2人にお聞きすると、私より一本早い電車で3人降り、3人全員が滝子山、したがって滝子山山頂に立った者は、私の知る限りでは4人。
笹子駅でトイレを借り、無人改札口を出ると、周辺の清八山や滝子山のハイキングコースの案内板、国道20号に出て、初狩駅に引き返す、笹子川を渡って行くと、ゆるやかなカーブをすぐると滝子山の道標がある。 JR中央線のガードをくぐるとT字路、右折し稲村神社、お坊山登山道が有るようですが、神社の裏の広い道を道なりに進むと、左にカーブ、坂道を登れば中央自動車道の原平橋を渡る、後は迷う事はない。甲府―新宿間の高速バス中央笹子:新宿から1,450円(JRは1,890円 私は休日おでかけパス 2,600円)H14.9作の案内によると近くに高速バス中央笹子バス停が有るようです。
原平橋を渡るよ、大木のサクラが植えられ、桜公園公演。大鹿橋の手前に左に入る道、しかも橋が架かっている。無視し大鹿橋を渡って大鹿林道を進む、右に寂しょう尾根コースの入口、ガイドブックに岩場が多く要注意とある、上の方で積雪、凍結が想像されこんな時に選ぶ必要はない、富士山も山頂付近になって見える位置である。 しばらく行くと、右に尾根道の様なルート、直ぐ建物があり、今度は堰堤が左に現れる、なお林道を行くと、三叉路、市営林道大鹿線は右に進み、左が県営林道大蔵沢大鹿線で道証地蔵へ向かっている、未舗装の道で直ぐに「ずみ沢」を渡る、橋の下は渓谷、この辺りから林道は所々凍結、タイヤの跡が有るが、空き地を見付け早めに止めた方が良い、道証地蔵からは道幅が狭くなっている。積雪の上に足跡が複数、行き来している、まずは滑って転ばないよう最低限の注意をして進む。広い駐車場エリアがあって、その先が道証地蔵となる。林道は大鹿峠へ続き大和村、甲斐大和駅に続いている。 道証地蔵は一度「ずみ沢」に下って、不安定な橋は手すりを使って渡る、ここから曲り沢峠直下まで迷う事はない。
橋を見下ろすようになって、沢からどんどん離れ、沢は眼下に見える、送電線鉄塔が有る為か、登山道はとても良くされ、スギ・ヒノキの樹林が続く。 滝子山登山道の道標があり、なおも樹林が続くが、右の高い位置に送電線鉄塔が見えると、大きく登山道は右折にカーブし、一変する。 陽が入りにくく、積雪、しかも雑木林で落ち葉も多く、狭い道は歩きにくい。
登山道はしばらく沢に沿って進み、前方に鉄パイプの橋を見え、これを渡り。
渡る橋から三丈ノ滝を見て、見下ろす位置に道は続く、美しい滝、渓谷を見つつ進む。 登山道は細く、積雪が多く、滑り落ちないように進む、左上は細い雑木林が密集し、新緑・紅葉の頃は楽しみだ。 激しい滝を見て、滝から離れ、急に傾斜が大きくなってツライ坂、登り切ると、滝子山右難路・滝子山左迂回ルートの分岐、以前難路を通過したので左の迂回コース・大鹿山方向を選択。
左に登り出すと、三ツ峠の奥に富士山が真っ白の頭を見せている、雑木林の間からで撮影は無理、迂回コースは難路より長いようですが、富士山が見える! 難路と違って日当たりは良く、フカフカの落ち葉の中に腰を降ろし、休憩、人の気配も小鳥の気配もなく静か、三ツ峠・本社ヶ丸から富士山を眺める人々の声が聞こえてきそうだ。 急坂のジグザグ道を登り詰めると、カラマツの林が現れ平坦になる、この辺カラマツの新緑と雑木林の紅葉が一段と美しいだろう、今は明るいフカフカの落ち葉に積もる雪、後ろには富士山が雄大。
滝子山の手前の浜立山(標高:1482b)に富士山が隠れ、やや下りになって、ずみ沢源頭に向かっている。
スッキリした青空、伐採された空き地を巻いて進む。だんだんと深い雪。
川に沿って、小さい上下をこなし、雪で覆われた小さな橋を渡る、何処に落とし穴が有るか注意しないと足を冷たい川に取られてしまいそう。川から離れ、雪深き登山道を緩やかに登る、背の高い木はクルミだろうか?ゴンドウ丸と滝子山の間も谷で背の高い木が多く、樹木の美しいところ。 左大谷ヶ丸・直進滝子山&大谷ヶ丸分岐、ここから、次の滝子山&大谷ヶ丸分岐まで長い登りが続く、この分岐で前回はみんなで休憩したが深い雪で無理。 右の林の向こうに雄大な富士山が望める、そして広く明るいカヤトを登る、踏み跡がその中央に有って、先人の選択に感銘。それにしてもフカフカの雪は気持ち良い感じ。
後ろを振り向くと、コンドウ丸の向こうに八ヶ岳、金峰山方面が望める。ただ、ちょっとボヤケ奥秩父の山々の名峰がはっきりしません、八ヶ岳の手前はニセ八ッの茅ヶ岳だろう、ここから南アルプスはお坊山が隠しているので甲斐駒ヶ岳の白峰三山は見えない。 主稜は防火帯の広いカヤト、ここを登り切ると、南大菩薩縦走路で左大谷ヶ丸・右滝子山分岐。山頂まで約40分の最後の登りだが足跡は細い、運動靴、ちょっと心配でしたが国内のメーカー品(約6千円)は登山靴の同様に滑らないし、雪に強い、カラマツ混じりの雑木林を進む、益々深い雪。
鎮西ヶ池が雪に埋もれているが覗ける、白縫神社が祀られる。ここまで来れば15分ほどで山頂に着く。山頂と東峰の鞍部を目指す?
鎮西ヶ池から滝子山の東を巻いての悪路、所が後少しの所で、登山道から離れ今日踏んだルートがある、しかも二人の足跡「おー、このルートは富士山の絶景ポイントに!」と読み違える。 何時も登る道の足跡は薄く、この二人の跡を追うことにする、ビューポイントを求め、山頂方向から太陽が覗く、どうやら正規とは大きく離れている、ビューポイント!!?
最後は木の枝をよじ登り、尾根に出る、ここは山頂と寂しょう尾根降り口の中間。寂しょう尾根コースを覗くと複数の踏み跡はある。笹子駅に一本前に着いた登山者がここを登ったらしい、彼曰く「迷わず登れ、うっかりすると危険、、、」、ニュースでは最近遭難者があったそうです、彼はアイゼンを檜平でも付けっぱなし!
滝子山山頂標高1590bで大谷ヶ丸の1644bより低いが見晴らしは南大菩薩縦走路中で一番、大菩薩嶺からは小金沢連嶺縦走の展望も素晴らしい。 正面に雄大な富士山に三ツ峠、 北に大蔵高丸、大谷ヶ丸、黒岳、雁ヶ腹摺山、、、
扇山、百蔵山さらに道志の山々。奥に見える高い峰は丹沢連峰の主峰。
そして奥秩父や奥多摩の山々、南アルプス、八ヶ岳、金峰山、、、。 眼下に大月の町、御正体山、、、箱根の山々、
展望を充分楽しみ、初狩駅へ、転げ落ちそうな岩場を下る、直ぐに鎮西ヶ池からの道に合流する、T字路で初狩駅を目指す。
鎮西ヶ池合流点から深い雪道を、ちっと登る。
登り返し、また下るが、富士山のビューポイントがある、ここが東峰で二等藤三角点が有るらしいが雪の中? さらに急な悪路、綱場、岩場、時には尻を付いて滑り降りる、雪道と綱場を経験していないと滝子山はちょっと登れない。ジグザグの綱場を慎重に下る。
急な傾斜が終わり、しばらく尾根歩き、ルンルン気分、富士山が木々の間からの展望になる。 ツツジの咲く頃は人気のツツジヶ丘、この先で、女坂・男坂の分岐、足跡は半々、前回は女坂を下ったので男坂を選ぶ、ただただ、悪路の急坂で友人が同行なら文句を言われる、反省する所、また富士山も見えず、展望も期待できず!男坂に比べ女坂の方がちょっと長いだけ、ここは女坂を選んだ方が良いだろう。ただ、ツツジの頃は男坂かも知れない?
ブナやミズナラの男坂を下って、女坂との合流点が大木の松の桧平で富士山が見事。 ここで笹子駅から登った二人の男性にお会いする、鎮西ヶ池からにコースをラッセルされた人(一人は先に下ったらしい)と寂しょう尾根コースを登ったお二人。 滝子山山頂は狭く、雪で座れず、ここは丸太のベンチ、落ち葉も乾いている、富士山を見つつ昼食は贅沢なレストラン、富士山は左肩に雲が発生。 山登りは天候が一番、富士山展望には大きなカギになる、冬型気圧配置の年末年始は富士山周辺は快晴、夏から秋の雪が消えるころは赤富士、今日は紅富士、、、立川駅の手前でこの紅富士!ここから見る角度は三ツ峠と同じく吉田大沢が見え、紅富士は冬期で東側の金時山、明神ヶ岳、明神ヶ岳や箱根の駒ケ岳辺りがベスト。ダイヤモン富士は竜ヶ岳が有名ですね。 初詣富士山登山者は今どの辺に!かな、世界遺産後初の初日の出を見るのが目的! 初狩駅の道標に従って、美林の雑木林を緩やかに下る、富士山が見えるが木々間、太いブナにミズナラで新緑が楽しみ。
どんどん下ると尾根を離れスギ・ヒノキ林をジグザグ下る、結構長い下りです。
飽きた頃、最後の水場、5b登山道から離れた沢に水場がある。 沢沿いの登山道、橋も渡り、変化の多いコース。
沢を離れ、足元に滝が現れる。再び沢に降り、渡渉、小さいが美しい滝を見て、鉄製の橋を渡って行く。
いきなり、登って、大きく曲がる! また、沢を渡渉、広い空き地、ヒノキが植林、沢をまた渡渉、のんびりとスギ・ヒノキ林の平坦な道を行くと、民家が現れる。初狩駅の標識を追い、滝子山自然保存地域案内図をみる。 藤沢川を「しもたのはし」「下ノ田橋」で渡る。
最後の大きな道標!
藤沢の人は毎日のように見る大きな富士山。 中央自動車道をくぐり、笹子川を渡って、左右?運良く車が接近「初狩駅?」、左折、国道20号に出てまた左。
国道20号の道標を見てまた左へ。
国道20号初狩駅の信号を入ると、数十bで駅、14:48に着き14:42発の立川行が出た後、次は15:08で大月駅止まり、取手駅到着は1時間の差がでる。 初狩駅で大きな荷物をもった二人の女性、大月でお父さんが迎えに来ているのに寝過ごして、、今日は里に帰る若者を見かけ、登山者の姿はチラホラ、年末登山が出来、2014年の初登山? 大月駅からは特急待が相模湖駅で10分、もー一本何処かの駅で待ったけどウトウト気分。 上野駅は年末商戦終盤、通路まで売り子が!常磐線はこの時間ガラガラ、深夜に初詣電車が動き出す。。。 |
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