尾瀬 燧ケ岳 秋を感じよう!2012105-6

草紅葉を楽しもう! 燧ケ岳:俎ー2,346b)柴安ー2,356b)

尾瀬御池から熊沢田代経由、燧ケ岳、下りは浅古湿原から沼山バス停

 

日程 2012105-6日(金-土)晴れ

日程:2004/7/3 御池から燧ケ岳、赤田代経由上田代経由で御池に下山
日程:
2002/7/6 家内と娘 燧ケ岳のお花畑
日程:
2010/7/10-11 燧ケ岳・至仏山 尾瀬夜行23:55と関越交通高速バスの旅
日程:
2010/9/18-19 至仏山から笠ヶ岳を縦走(夜行バス、路線バス、普通電車の旅)
日程:
2019/10/9-11 アヤメ平、富士見峠まで雲の上に、立派な富士山展望。翌日は台風19号の為曇り

 

コース

前日5

 

58:40つくば市城山の実家を出る、国道408号で宇都宮へ、国道123号に移り、国道4号に入り日光方面へ、国道119号に入ると途端に雰囲気が一変、旧街道となる。鬼怒川方面で右折、しばらく走ると国道212352号に合流、後は有料道路に入らないようにコースを選び、竜王峡へ、勿論は有料道路には入らない、塩原からの国道400号が合流、山王峠を越える、紅葉はまだまだ、道の駅「たじま」11:48 で休憩、田島方向と別れた国道352号、会津高原尾瀬口駅を左に見て、中山トンネル、舘岩村を通過、田代湿原・帝釈山入口、続いて沼田街道に交差、バス停にバスが停車中、右折し、国道352号(401号も)はスノージェットの多い小豆温泉・三岩岳登山口を経て桧枝岐へと入る。

 

岩の間を流れる川

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左:小豆温泉から桧枝岐へ向かう途中の屏風岩  右:御池田代の夕方

 

 桧枝岐川に沿って走る、会津駒ヶ岳登山口、桧枝岐温泉辺り道路工事、そしてミニ尾瀬公園、キリンテ、七入、美林ブナを楽しみ尾瀬御池に到着 14:30

 

当日6

 

尾瀬御池駐車場5:35―(0:39)→広沢田代前の田代6:14―(0:01)→広沢田代6:15―(0:45)→熊沢田代7:00―(0:42)→キツイ沢下7:42―(0:13)→キツイ沢上7:55―(0:10)→ガレ場横断8:05―(0:25)→8:30燧ケ岳山頂・俎ー2,346b)「柴安ー(2,356b)はパス」8:45―(0:06)→ナデッ窪コース8:51―(0:09)→ミノブチ岳9:05―(0:17)→小さな湿原9:22―(0:20)→小さな展望台9:42―(1;01)→平坦になる10:43―(0:17)→浅湖湿原11:00―(0:08)→尾瀬沼湖畔11:08―(0:32)→大江湿原終点11:40―(0:30)→1210沼山峠展望台12:18―(0:08)→12:25沼山峠バス停12:25=(会津バス:会津高原尾瀬口直行便)=>12:55尾瀬御池駐車場⇒上三衣交差点に戻り帰路は塩原温泉へ⇒国道400号、尾頭峠・塩原温泉の紅葉はまだまだ、道の駅「しおばら」で休憩、R185にて矢板、国道4号から真岡方面の国道408号に入り帰宅路へ、宇都宮辺りで激しい雨!1850 帰宅。 往路の花も秋の気配

 

 

森の中にいる

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:広沢田代まで激しい登りが続く   右: 急登だが美しい紅葉が始まっている


 沼山峠行きのバスは5:30、こちらは歩きだす、まだ薄暗い、3人の男性(案内役の男性と初めての2人)と御池田代前の燧ケ岳登山口から登り始める。湿原で足元がぬかる、直ぐに厳しい登りになる、ここは下りが大変キツイ 所です。さっさと三人の男性は先を急ぐ、ここは広沢田代まで急登が続き、じっくり登りたい。紅葉の様子を見ながら登る、四足で登るところも有れば、有りがたいことに木の根が使えるところもある。

 

 急登が続く、やがて会津駒ヶ岳が見えてくる、残念雲の中、木々の間から裏燧林道の上田代辺りが見えてくる、先行の男性らが休憩、初めての人は登山道歩きが一般的に早くなる傾向、地図上に記された時間合わせて歩けるようになればペース配分は上手くなってくる。最初の湿原は広沢田代、木道が現れ急登から解放される。

 

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:広沢田代 池塘数では上の熊沢田代以上だ!  右: ツルリンドウ 蔓竜胆 リンドウ科

 

 広沢田代から次のピークは熊沢田代、再び急登、ただ広沢田代への登りに比べ少し楽になる、広沢田代より美しい熊沢田代への登りを思えば楽なのかも知れない。早く熊沢田代に着きたい気分です。

 

 ツルリンドウを見付ける、葉腋に淡紫色の鐘状の5裂した花をつけて、紅紫色の果実が花弁の先に実る。開花時期は8月〜10月。葉は対生し、3本の主脈が目立つ。このツルリンドウの写真を写していると、時々南アルプスに登ると言う男性が登って来る、花が少ない時期でとても可憐で可愛いものです!

 

森の中の山の景色

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左:眼下に広沢田代が見えてくる     右:熊沢田代入口

 

 広沢田代を眼下に見下ろし、やがて再び裏燧林道の田代群が見えて、熊沢田代に着く。

 

 ちょっと日が差込み期待する、、、。

 

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左:熊沢田代中心 大蛇の胃袋に大きな池塘      右:熊沢田代を登り切る 別天地です

 

 このコースのハイライト、熊沢田代です。期待の青空にはならない、晴れると最高だが、ここは大自然で従うことになる。2002/7/6に家内と娘を同行した時は好天に恵まれている。

 

 一人の男性が待っている、別に私を待っているのではない、私が早くここを通過して欲しいのだ!そんな絶景のポイントです。

 

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自動的に生成された説明 森の中の岩

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左:熊沢田代とナナカマド右:五つ目の沢入口

 

 熊沢田代を離れ、ナナカマドの紅葉が美しい所を通過、これ以上の贅沢は無い、これから山頂までキツイ登りになる。

 

 雑木林に入り、小さく下り一つ目・二つ目の沢を横切る、三つ目は少し沢底を歩く、四つ目を横切る、続いて大きな沢が現れる、ここが五つ目の沢になる。

 

岩の間の道を歩く人々

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左:快適に登って来る           右:やっと急な沢登りは終わり 薊が立派

 

 この五つ目の沢に取りかかる、今日の一番キツイ登りになる、私が登った2010/7/10 7/10は深い残雪でした)に通過した日にここで一人滑落している。確かに残雪の時は危険です。この沢登りは熊沢田代と燧ケ岳山頂の中間地点。

 

 登り坂の岩場にて休憩、二人の男性が快適に登ってくる笑顔で、あっと言う間に抜き去って行く。写真はキツク見え無いが実に急で、7月の時はヤブ道の残雪でした。2002/7/6に家内と娘でここを通過した時は逆に下っていたが、約70bの長さだ、娘たちはビニールシートを使って滑り下った思いがある。登りも下りも注意したい所です。

 

 沢登りと言ってもここは涸れ沢(残雪が無いと)、中央に大きな岩があり、その直ぐ上で急な沢歩きから解放され、左折して登山道を登り、笹の斜面に出る、ガレ場案内があって、しばらく進むとそのガレ場の現場に出る。

 

岩山を歩いている

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左:ガレ場は急いで横切り振り返る          右:燧ケ岳 俎板ー(2,346b)を振り返る

 

 ガレ場を通過すれば、丈夫に造られた木段が山頂へ導いてくれる、シャクナゲの密林を登れば小さな広場、そして最後の岩場登り、360度のパノラマが得られる山頂だが、人の声が聞こえるだけで、スッポリガスに包まれ隣の柴安ー(2,356b)さえ姿を現さない。

 

 声の主は燧ケ岳と至仏山を2泊して通過する学生さん、今夜は山ノ鼻泊で明日は至仏山に登るそうだ、聞くと余裕がタップリだが、経験は浅いとのこと。柴安ー(2,356b)に向かう彼らと別れる。

 

 下山開始、熊沢田代で出合った茨城県守谷の男性は尾瀬沼方向に下山して行くと言う。ガスに包まれ、間違わないように方向を確認し下山開始。

 

 燧ケ岳から岩場を慎重に下る、ナデッ窪コース分岐まで油断は禁物分岐でナデッ窪コースを下る守谷の男性と別れ、熊沢田代で有った男性(南アルプスでも出合っている)と再会して燧(長英)新道を下る。

 

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自動的に生成された説明 森の向こうに見える山

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左:ミノブチ岳付近からの展望 尾瀬沼方面から数人が登って来る

右:小さな展望 登山道からちょっと離れ、登る人は見逃すところ!

 

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自動的に生成された説明 森の中の岩

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左:小さな田代 夏がお花畑          右:どんどん荒れてくる、ところどころ水が溜まりぬかっている

 

 沼尻・浅湖湿原分岐「ナデッ窪・燧(長英)新道)」から下って、広い展望台、続いて見逃し易い小さな見晴台、やや平坦な小さな田代を過ぎると凹道の狭い登山道に入る、この狭く、凹んだ道は登って来る人は大勢だと待たねばならない。

 

山と湖の風景

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最後の展望所

 

 尾瀬沼まで展望は期待できない、最後の展望、ここから約1時間凹んだ登山道、泥んこの登山道、雨に流された登山道をひたすら下る、この時間帯は登り登山者が多いのでビックリ。狭い道で往来には気を使う、登り優先!

 

屋外, 草, 泥, 岩 が含まれている画像

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左:ツルリンドウ    右:ゴゼンタチバナ 御前橘 ミズキ科


 コゼンタチバナの赤い実を見ると、やや登山道は平坦になって約1時間の単純な登山道下りは終わる。

 

森の中の道

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道は平坦 古木に絡み付く蔓 紅葉が綺麗だ!

 

 今度は15分程平坦な道が続く。浅湖湿原、尾瀬沼一周コースに合流、ここが尾瀬沼側の燧ケ岳登山口、浅湖湿原は右折。直ぐに戻って大江湿原へ。ここからは皆さんのお馴染みコースです。

 

草, 屋外, 工場, フィールド が含まれている画像

自動的に生成された説明 屋外, 草, 木, 木材 が含まれている画像

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左:浅湖湿原 奥が尾瀬沼  右:大江湿原へ向かう

 

 

 

草, 屋外, 山, フィールド が含まれている画像

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左:大江湿原入口 奥が長蔵小屋辺り 右:尾瀬沼に流れ込む川

 

 

草, 屋外, フィールド, フェンス が含まれている画像

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大江湿原を振り返る

 

 大江湿原から沼山峠展望台に登る、今日最後の登り。

 

 昨日尾瀬に入り、

沼山峠発15:00⇒御池15:2016:00尾瀬口16:1016:50奥只見ダム17:10⇒銀山平17:271830浦佐駅東口19:1720:54上野駅

で帰宅のご婦人と同行、彼女の路は船の旅魅力ですね、何時か歩いて見たいコースです。例年尾瀬を楽しんでいるそうです。

 

草, 屋外, 座る, 花 が含まれている画像

自動的に生成された説明 木の枝

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左:マイズルソウ 舞鶴草 ユリ科   右:シラタマノキ 白玉の木 ツツジ科

 

 ご婦人とは沼山峠展望でお別れ、展望台、お昼を過ぎる頃が一番空き、のんびり尾瀬沼を見ながら昼食、鳩待峠・御池等から尾瀬に入り今回50回目、ここを初めて訪れたときに比べ木々が伸び燧ケ岳が見えにくくなってきた。

 

森の中を歩いている

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沼山峠展望台から沼山峠バス停へ下る

 

沼山峠バス停までのんびり下るが丁度会津高原尾瀬口行12:25発が出るところ、料金は後払い、直ぐに飛乗る、聞くと26名の団体さんが乗って満席、補助椅子を利用するが周囲の乗客さんの親切に甘える。

 

右隣の方がその団体の案内人、今回は一泊二日で尾瀬ヶ原&尾瀬沼、明日は日帰りコースを案内するのだそうです、出発地は小田急線町田駅とか!

 

一方左隣は、ご姉妹方たち、同じく一泊二日で尾瀬ヶ原&尾瀬沼を歩き、このバスで桧枝岐まで、日帰り温泉に浸かり、次のバスで自宅の神奈川県に戻るとか、、、。

男性より女性の方が賢く、バスや電車を使って尾瀬を楽しんでいる、車のメリットは何処に有るのだろう、、、尾瀬御池で26名の団体とともに私は降り、他の乗客は会津高原尾瀬口へ、ここまでバス代は500円、尾瀬御池駐車料金は1000円。昨夜は空いていた駐車場は、今夜は満杯になりそうな雰囲気。

まだまだ続けたい尾瀬

前日夜運転で尾瀬入る事を今回から止めている、今回も前日朝、家を出発し一日移動のんびり、今まで立寄らないでしまった名所も寄れ、登山当日は楽々、帰宅も安全運転になり良きリズムになっている。登山が年を重ねるにつれ工夫が必要ですね。

 

 

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