御坂山塊の最高峰 三ツ峠入口から黒岳に登り、下山は御坂峠からのんびり
「広瀬からのルートに合流し黒岳へ、展望バツグン」
黒岳から御坂峠

2001/4/29御坂山-黒岳-破風山縦走
2014/12/26十二ヶ岳


広瀬から黒岳へ登る途中の展望台から
河口湖大橋を見下ろす

日程:20141225日 (晴れ)
コース

つくば市城山4:50=(R3)=>国道16号交差=(国道16号)=>国道20号交差点(八王子)7:13=(国道20号)=>陣馬山分岐7:20=(国道20号 相模湖で遊ぶ)=>大月=(国道139号)=>富士吉田で国道137号へ=(国道137号)=>10:30三ツ峠入口バス停駐車場10:30―(1:09)−>至 広瀬道標11:39―(0:04)−>最初の展望台11:43―(0:11)−>11:542個目の展望台11:56―(0:42)−>3個目の展望台12:38―(0:07)−>4個目の展望台12:45―(0:03)−>黒岳山頂(標高1793b)12:48―(0:42)−>御坂峠13:30―(0:43)−>14:23三ツ峠入口バス停駐車場
徒歩:16,116


高尾駅前から高尾山IC下を経由、
大垂水峠を相模湖に下った辺りから!
富士山と御正体山
中央自動車道八王子JCT経由、高尾山IC降りると高尾

 八王子から国道20号はガラガラ、並行する中央自動車道を利用しない手はないが、大垂水峠を超えると、富士山展望を楽しめる、時間があれば八王子で陣馬山へ向かって、人馬峠から陣馬山に登れば大展望が得られる

 大月に入ると右に巨岩の山:岩殿山が迫力、国道139号へ、リニアー見学センターの案内、高川山、九鬼山、今倉山、、、三ツ峠等の登山口、正面に雄大な富士山が姿を現す、地元の車は富士山を見ず、つくば市から富士山を見に来た私はたまらない!

 富士吉田で国道137号に移り西湖・甲府方向へ、河口湖湖岸に無料駐車場あるが、産屋ヶ崎のトンネル手前に産屋ヶ崎駐車場あって産屋ヶ崎バス停もある、停めると正面に雄大な富士山が美しい、河口湖大橋は産屋ヶ崎がこちら側から富士山に向かっているので渡って見るのも良い。

 国道137号は産屋ヶ崎を左に見て、西湖・甲府の交差点、御坂みち(国道137号)に入り、トンネルを2個通過、山道に入り、左に富士山展望台を見送ると、三ツ峠入口が御坂峠を潜るトンネルの前にある、右折しR708へ入る、天下茶屋へ続く、この道も甲府川で国道137号に合流。

 御坂峠登山口三ツ峠入口バス停に有って、国道137号を右折した右に側に駐車場、約10台のエリア、今日は1台が先行する。後の人に迷惑ならない様に停める。「天下茶屋まで登れます!」と表示され、天下茶屋も営業とのこと。

 
左:登り口の道標            右:沢沿いに登る

登り口から御坂トンネル工事に使った?荒れた舗装の道を上がると、案内図版、鎌倉往還「精進湖の御坂峠の旧中道往還ですね」が御坂峠に向かっている。こここはそのまま直進し、舗装の道を行くのが正解、案内図版の左に登山道が有り、この道に入る、結果的に往還ではなく新設の登山道で「河口湖の広瀬から黒岳」を直接結ぶルートと中腹で合流することになる。

登山道は手元の2001版の地図には記入されていないが、西ノ沢・板取沢は示され、後で合流する広瀬・黒岳は点線で結ばれている、入口は荒れているが、倒木などで気にすることはない、直ぐに渡渉点、美しい流れが続く、下山時比較するが正規の鎌倉往還に比べ変化が多くお勧めもコースです。渡渉点は2箇所、西ノ沢・板取沢分岐が有ったのだろう? 木の階段で左に沢を見て、登り詰めると美形の渓谷が続く。

 
左:沢を右に見下ろす                            左:沢源頭?の大岩

今度は右に沢を見て木の階段、先に現れた階段もキツイが、ここも大変です。周囲は自然林で新緑は楽しい、また落葉も深く、紅葉の美しいだろう。大きな岩が目の前に、枯れ沢は直進、その方向にリボンが見えるが、道が左に付けられ、こちらに従う。

   
         
左:左に登山道                       右:広瀬・黒岳コースに合流 

斜面に作られた道、細いが、ジグザグに付けられ登山口からの急登は軽減されてうる、数回繰り返し、再び木の階段、アセビの多い尾根に出る、一本の木に「至 広瀬」の道標、鎌倉往還と違う!

三ツ峠入口から1時間半で御坂峠、ここまで1時間、地図に標高1554bのちょっと上らしい。尾根道は直ぐに岩登りになり、綱場をよじ登る。

 
左:展望台                               右:展望台から富士山は雄大だ!

最初の展望台、眼下に河口湖、西湖が広がる、続きて次ぎの展望、自然林の尾根道に変わる。

 
左:綱場                    右:南アルプス

長い綱場、超えると浅い積雪、ここの自然林。展望台になって、今度は南アルプスがよく見える。

 
左:黒岳山頂から近い展望台                            右:黒岳山頂

次ぎのピークが黒岳山頂かと数回だまされ、ようやく、地図に山頂から15分と示される展望台に飛出る。ここの展望より広瀬に下った展望台の方が一級上である。雪の上に人の足跡が二つ山頂を目指している。

黒岳山頂は雑木林に囲まれ、展望の良くないが、大きな広場になっている、標高1793b山梨百名山、御坂峠に下りかけると建物の残骸。

黒岳自然保存地区及び黒岳のブナ・ミズナラ林の看板、美しい樹林帯になっている。

 
左:釈迦ヶ岳・黒岳分岐                    右:雪道・凍結道が御坂峠まで続く

直ぐに、釈迦ヶ岳分岐、登山道が凍結、アイゼンを車に置いてきた、まさかこんな事になるとは!失敗であるが、坂で危険な箇所は尻で滑り降りる、正面に雑木林の間だが三ツ峠が大きく見え、やがて雪の無い自然林の尾根道、二人の男性に追いつく、御坂峠です、彼らが三ツ峠入口駐車場の一台目で、同じコースを登ったようです、下山は同じ鎌倉往還。

黒岳/大石峠・御坂山/清八峠/三ツ峠/天下茶屋・黒駒/藤野木・御坂トンネル/国道139/バス停の道標、御坂トンネルへ下る。

 
左:鎌倉往還                    右:鎌倉往還案内図

石がゴロゴロしているが、鎌倉往還、とても歩きやすい、ただ多くの人は天下茶屋から御坂山経由で黒岳に登る人が多いいらしい、そして下山は新道峠か大石峠から大石に下るようです。

三ツ峠入口から美しい渓谷を見て、広瀬からの展望コースに合流し、黒岳から御坂峠の周遊は思わぬ展望台を通過でき最高でした。

明日は十二ヶ岳、アイゼンは必需品である。


三ツ峠入口から下った国道137号沿いの展望台から!

  HP:わたしの天気予報