加波山の山麓

 紅葉狩り晩秋(クヌギが美しい) 一枚岩&天狗ノ踊場   

 

日程 20191210(火)曇り

2013113 (日)薄曇り

 筑波山は関東平野に双耳の山で目を引く、高尾山に遊びに行くと筑波山は見えるか?日光の男体山や女峰山に登っても探す。この間、養老渓谷の大福山展望台に立った筑波山が見えると言う、見えないよ!見えると信じないからで、方向を確認したら展望台の雑木林の奥に美しく見えました、ひとりニコニコ笑顔。大福山展望台から筑波山 粟又の滝2019/12/4

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左:一枚岩 粟又の滝に似る               右:一枚岩の手前の有る小沢又の一枚岩(小沢又の滝に当る)

 加波山はこの筑波山の側に有る。養老渓谷の粟又の滝によく似た滝がある、規模は笑ってしまう大きさで笑われるが、とても美しくこの点では負けない、しかも、滝の上に人が上がってしまう。

コ―ス

 つくば市城山8:30=(国道408号)⇒田中=(つくばバイパス 県道14214号)⇒筑波山入口=(県道14,41号)⇒花入り公園入口9:20=(林道)⇒花入り公園9:25=(林道)⇒花入り公園上部 林道脇の駐車場9:45―(0:05)→三差路9:50―(0:27)→林道終点:10:17―(0:16)→美滝10:33―(0:02)→渡渉点10:35―(0:05)→美滝10:40―(0:03)→10:43一枚岩10:51―(0:00)→綱渡り10:51ー(0:10)→11:06沢歩き11:12―(0:10)→大岩 90℃右に曲がる11:22―(0:02)→岩間を抜ける11:24―(0:07)→安全祈願11:31―(0:01)→左に曲がる 最後の登り11:32―(0:02)→11:34天狗ノ踊場11:48―(0:22)→展望良し12:10―(0:35)→一般車両通行止め12:45―(0:11)→三差路12:56―(0:03)→12:59花入り公園上部 林道脇の駐車場⇒帰宅

徒歩数:10,816

 

 筑波山入口を入ると筑波山神社方面へ、県道1441号を走ると、つくし湖(薬王院コース)、田交差点(湯袋峠)、樺穂小学校(加波山神社)を過ぎ、花入り公園入口の標識を見付け、右折、民家を抜けると、坂道、花入り公園の駐車場・公衆トイレに着き、どんどん登ると、左に空き家を見て、高度を上げると花入り公園の上部でアジサイ園に入る道がある。

 

 

左:道脇の駐車場    右:大木のクヌギ

 

 この先に1台分の空き地、ここに駐車、大木のクヌギがヤマコウバシの様に葉を沢山残している、この頃、強風が吹かないからか、暖かいのか?お陰で紅葉の残った感が有って嬉しい。

 

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左:コゴメウツギ(小米空木)バラ科       右:一枚岩と天狗ノ踊場の二分 右折:一枚岩 左折:天狗ノ踊場 後進:花入り公園

 駐車場から数歩先に行くと、未舗装の林道が右に別れ、この未舗装を登る、右下が花入り公園のアジサイ園と林、最初のちょっと広い三差路を左折、右折は花入り公園の上部に入って入る。

 左折の道は展望の良い所に出る、一枚岩と天狗ノ踊場の二分があり、左折するとこのまま林道が続き天狗ノ踊場を経て加波山山頂方向に向かう。ここは右折、薄暗い林道が続き、小型トラックのおじさんが下ってくる、こちらは道端に避ける、おじさんは笑顔で通過する平日この道を歩く人は極まれである、彼は時々ここえ、林道は1台がやっと通過できるが、道は保持され走りやすい。

 

 

左:林道の紅葉場所          右:右に小沢が見える

 

 林道の右に踏んだ跡、紅葉の美しい林があり、ここに入り込んだ道だ!

大きな山桜、結構広い林道終点1台の車が停まっている、人の気配はない。林道が数b続くが、切れて登山になる。登山道の右下に沢が見え、雑木林が続く。

 

 

左:沢底の様な悪路              右:最初の美しい滝

 

 これから先は滝めぐり、そこまで入るのに悪路、石がゴロゴロ転がって、やや、登っている。

 まもなく、小滝の美しい沢、養老渓谷の小沢又の滝と言った感じがします。左に細くなった山道を登り続ける。

 

 

:この沢唯一の渡渉点           右:渡渉点の次の滝  沢床に降りて見る

 

 急に登山道が切れ、登山道が不明、初めての人なら迷うが、ここは沢沿に降り、右の山に登るか、沢底の岩を渡って沢の左を登るか、左上に見える登山道らしき道を頼り、沢を渡る、滑るので注意、岩をよじ登ると登山道にでる。

 やっと渡渉点を越えほっと、直ぐ先に、また美しい滝、登山道がこの滝に向かう感じ、だが足元を見ると数歩沢底に降りたようで、この滝の写真を写してから、軌道修正し登山道に戻る。

 

 

一枚岩   粟又の滝の極・極小滝

 

 登山道にもどって、まのなく、一枚岩の滝の下部を見下ろす位置に出る、滝つぼに降りるには5,6b降りることになる、上手い具合につかまり易い木がある、つかまる前に足を滑らせる、右手が土の中に埋まり、左手でカメラを保持する、石ころに安定しない沢底、泥で汚れた手でカエラの操作は無理、カメラを岩の上に置いて両手を洗う。

 不安定な両足と腰・・で一枚岩の滝を撮影。

 同じ斜面を今度は更に慎重に登りきる。

 

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左:一枚岩の滝に流れ落ちる     右:上の光景、奥に滝が見える

 

 登山道を登って上に移動し、一枚岩の横立ち、滑らない事を確認し、ほぼ中央に踏み込む!

 

 

左:一枚岩の上を流れる      右:更に上に一枚岩に落ちる滝がある

 

 一枚岩の上で滑らないように、ゆっくり移動。このように養老渓谷の粟又の滝の上には乗れません!

 落ち葉の無い、新緑の風景がさらに岩の面積が拡大し素晴らしい。

 

急な流れはジャンプ

 

 流れの急な所には流れが岩に当たり水しぶきをあげている。

 

 

この滑沢を綱で渡る

 

 一枚岩から離れ、登山道は左から落ちる滑沢を越える必要がある、ここの両脇の木を結ぶ綱がある、滑沢の中央に小石がチョット溜まって入り、足場をここに決め後は綱に任せ渡ります。滑沢に慣れていれば難なく綱を利用しなくても渡れます。

 渡った後も一枚岩が続き、沢を越え右側に大きな滑沢の流れが斜面を流れ落ちる、神秘的な風景を感じます。

 

 

行くたびに崩れる!

 

 滝・・の道は荒れて来た、時々来るが、来る度に、細くなっている!

 

 

:スギ林に入るに沢底歩きになる           右:この辺りが分岐だが?

 

 やや平らになって荒れてくる、沢の左側に目的の分岐「天狗ノ踊場と林道経由加波山」がこの辺りに、林道経由加波山の道は急坂を登って行く、天狗ノ踊場も加波山の向かう林道と同じだが、どうやら2014/12/2に確認した分岐は壊れたのかな?

 大きな岩の先を1,2歩進むと、分岐がないまま、林道経由加波山行きの登山道が現れる。

 

 

左:林道経由加波山行きの登山道     右:天狗ノ踊場はこの岩が目印

 

 林道経由加波山行きの登山道を見たら、ここを大きく左方向に、以前は登山道が踏まれていたが無い、この辺りはやや登りだが、なんとなく踏み跡のような感じで進む、1分弱進むと、踏み跡がある。迷っても左さえ間違わなければ大丈夫です。

 

 

左:ここを越えると道が明確!          右:岩と太い木を越えると踏み跡が明瞭

 

 この岩方向に踏み跡がある、他に無いから信じて進む、ちょっと苦労するが、登り切ると登山道が見つかり、登山道はヤブだが少し下る、上の右の写真の涸れ沢のような所に下り、林を横切る、後はここを通過すると天狗ノ踊場の岩見えだす。

 

 

最初に出合う大岩

 

 上の右写真の細きにピンクのリボンを見付ける、この方向に進む。ここは左方向です!!

 

 

大きな岩にまたブツカル

 

 左を見ると岩から離れ登山道に見えるが1本のリボンも無い、ここは冷静にリボン(リボンが見つかないと動かない!)を探す、上の右写真方向の先にリボンが見える。

 ここは左折をあきらめ右折する所だ!

 

 

:リボンがある  右:この間を通過する

 

 ほらリボンが良く見える、続いて二つの岩の間を抜ける、大きなリックを背負っていると荷物を分ける必要がある(笑)。

 慌てない!岩には長年大勢が登っている、不思議と岩に小さな凸凹があり岩を簡単に登れます。

 

 

ミドリのリボンに変わる

 

 偶然だが、ピンクのリボンが消え、ミドリのリボンになる。

 

 

ここも右へ!

 

 二つの岩の間を越えた後も右折。

 

 

そしてリボンを探す!

 

 ミドリのリボンを探す。巨岩に囲まれるが木々も多く、落ちる心配は無い!

 

 

:燕山の稜線              右:ここも右に進む

 

 展望の無かった岩登りもようやく展望が開けてきた、ここも右方向に進む。

 

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左:神飾り  岩の神への祈り      右:長い年月を経て巨岩に割れ目!

 

 神飾りが置かれ、行事の都度ここを訪れる人!

 長い年月を経て、覆いな割れ目が生じている、ここが二つに割れるなら、天狗ノ踊り場は消えてします。

 

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最後は左に登る

 

 天狗ノ踊り場は近い、ここは右に折れ、先ほどの間幅より間隔は広いので直ぐに次の工程に入るが、ちょっと危険な岩場を登る事になる、登れば林道の縁が見えてくる。

 

東飯田林道支線

 

 林道に出合い、この林道が東飯田林道支線と呼ばれ、加波山の山頂近くに通じている。「天狗ノ踊場と林道経由加波山」分岐の林道経由加波山の示す林道ですから、この林道を遡れば分岐で解れた道と合流する。

 

 

左:天狗ノ踊り場     右:ウラジロノキ(裏白の木)バラ科

 

 東飯田林道支線の出合が天狗ノ踊り場で林道に出て数歩でこの岩の上に立つことができる、2014/12/128時半頃には見事な富士山が見え感動、今日は曇り空で期待はできません。

 

 

左:天狗ノ踊り場 誰かが掲げた2つの石       右:林道ギリギリの天狗ノ踊り場

 

 天狗ノ踊り場から目の前の岩に2つの石が乗っている、天狗の仕業ではなく、機敏な人が成した技である。おにぎりを出しお昼。

 天狗ノ踊り場から燕山登山口は岩から降りて直ぐです、また林道をこのまま歩いて行けば加波山。

天狗ノ踊り場で晴れなら燕山登山口から燕岳経由で加波山を登り、加波山山頂からこの林道に降り、ここに戻って来る予定でいたが、何時降ってもおかしくない天気、この東飯田林道支線散策し車を停めた所まで戻ることに、途中展望の良い場所もある。

東飯田林道支線をノンビリ歩き、花入り公園まで未舗装(一部舗装)の道。

 

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足元にモミジの落場?? 見上げると落葉の原因が判る

 

 林道の端に深い落葉、見上げると、モミジが見え、これが原因です、など、変わった様子を探して下る。

 

 

左:ムラサキシキブ(紫式部)クマツヅラ科 美味しくない?     右:吹きだまりに落葉

 

 時々目に付くムラサキシキブ、葉を落とし実だけが残る、この実には毒がないので、食べることは可能です。しかし、多少の甘みはあるものの、好んで食べようと思うほどおいしいものではない、周囲に小鳥がいても食べない、従って実だけが残るようです。でも美しい実は秋の風物ですね!

 道路の吹きだまりに風に吹かれた落葉が重なり合う、この頃雨が少なくからから、ここには赤色の葉は無い!

 

 

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林道に亀裂、2019年台風第15号、アジア名:ファクサイ/Faxai、命名:ラオス、意味:女性の名前)は、201995日に発生した台風。関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で99日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害を出した。おそらくここも同じ台風の被害で、大きな亀裂が残された。

 

 

 

 

 

 

 

左:オオモミジ(大紅葉)カエデ科  右:アオハダ(青膚)モチノキ科

 

 モミジ科は無く、紅葉(もみじ)と楓(かえで)は同じもので、双方ともにカエデ科。紅葉と呼ばれるものは全て楓なのです。楓は葉の形がカエルの手に似ていることから、「蛙手(かえるで)→かえで」と呼ばれる。モミジは葉が大きく切れ込みが深いので同じくカエデ科と呼ばれるのでちょっとがっかりですが!

 林道の先に、白っぽい紅葉の木が一本、たぶんアオハダかと思う、四季を変えここを訪れる・・・。

 

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左:雨引山方面        右:雨引山薬法寺

 

 東飯田林道支線を加波山山頂の林道終点から下って花入り公園まで歩いて見るが、ここが一番開け展望を楽しめる、天狗ノ踊場から晴れ手入れは富士山が見えるなど、プラプラとハイキングをしたい所です。

 ズームしカメラで覗くとアジサイ寺の雨引山薬法寺も見える、燕岳から雨引山まで縦走のでき、人気の山々である。

 

 

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 右に水量の多い沢、美しい水なので、常時流れて、林道を下を通り、下流へと流れ出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左:クヌギ(椚)ブナ科 右:ツルウメモドキ(蔓梅擬き)ニシキギ科

 

 林道を歩くとクヌギが茶色の葉を残している、今が周囲の落葉樹が葉を落とし始めた晩秋、ここもクヌギの紅葉が美しく広がっている、加波山と燕岳が並ぶが、山頂付近ではなく、この辺りの山麓である。クヌギの紅葉(黄葉?茶色?)は他の落葉樹に比べ遅く、枯葉を最後まで枝につけている点が大きな特徴です

 コナラもブナ科で落葉広葉樹、雑木林に多く自生し、樹液にカブトムシやクワガタ、スズメバチ、蝶などの昆虫が集まることや、どんぐりと呼ばれる実がなることで子供らに人気。

「クヌギ」と「コナラ」は、樹皮、葉、実の外観で見分けることができます、実(どんぐり)はフサフサの帽子を付けるのがクヌギでコナラはあっさりとした帽子です。コナラの葉はミズナラに似ており、大きさはクヌギも方が長い、コナラは短いが幅は太いようです。「クヌギ」の樹皮は、厚く、硬く、濃い灰色をして、コナラ」の樹皮は、「クヌギ」と比較すると薄く、色も明るめの色をしているものが多いです。「クヌギ」と「コナラ」が並んでいると違いが判るが、ここにはなかった。

赤い実を付けた、ツルウメモドキ。ニシキギ科で大半が常緑または落葉の木本で、蔓性植物もある。ニシキギ、ツルウメモドキ、マサキ、ツルマサキ、マユミ、ツリバナなど、庭木や生け垣などに利用される、果実が裂開すると赤い仮種皮に包まれた種子が現れるものが多く、美しい。ニシキギ科は紅葉が美しい。

 

 

左:クヌギの紅葉が広かる        右:林道から1本の道が分かれている

 

 クヌギの紅葉は、山麓を飾っている。秋晴れだと更に美しいが、クヌギの林が山麓を埋め尽くす!

 

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左:一般車進入禁止のゲート        右:上で出会った沢 水量が増加?

 

 紅葉を楽しみながらどんどん下ると、一般車は進入禁止のゲートに着く、この林道は加波山山頂直下にも一般車(私の軽車でも)を走らせたが、台風の被害で道が荒れこのままでは無理ですね(台風15号以前から侵入禁止)。

 

 ケートの下を通過し、沢が流れ、右は谷になる、花入り公園へ林道は向かいます。

 

 

左:林道ゲート近く   1本の登山道        右:一枚岩と天狗ノ踊場の二分に戻る 後ろ:一枚岩 左折:天狗ノ踊場 前進:花入り公園

 

 このゲート場には広場になっており、駐車場に使われるようです、また、1本の登山入口、おそらく天狗ノ踊場近くに結ばれる近道かも知れない、何時かこの登山道を登って見たいものです。踏み跡はしっかりしているようです。

 この先で舗装された道が続く、舗装が切れると登りに出合った林道分岐、2本ともよく車が入るようです、分岐の道標は壊れて良く分からない。

 

 

花入り公園に出る

 

 花入り公園に入り、間もなく雨引観音方向に続く道に出る、ここが駐車場です。花入り公園駐車場まで下ると、公衆トイレもあり、更に下ると県道41号、左折は雨引山、右折は筑波山へと続く。

 

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