コブシを探して、思わぬ挑戦者に出合い!
尖浅間山(とがりせんげんやま 標高:315宝篋山(ほうきょうさん 標高:461b)

 

 

新池辺りから宝篋山の望む
コブシの見頃では、この辺から真っ白に見えます!

 

 

  宝篋山山頂に立つと筑波山が大きく見え、右奥に加波山が良く見える。晴れていれば、山頂の鳥居から大きな富士山が遠望できる。

 宝篋山の登山コースは、宝篋山小田休憩所から極楽寺コース、常願寺コース、小田城コース。北条の大池公園山から山口コース(1)、山口コース(2)、新寺コース。

 

 今日は宝篋山小田休憩から常願寺コース尖浅間山をへて、野鳥の森、大きく下って、鞍部から山桜の森へ、林道を歩き、宝篋山山頂へ、360度の展望を見て、小田城コースを下る、下浅間でコブシを見る、要害展望所、大師堂をへて宝篋山小田休憩に戻ります。

 

コブシを見るなら、山桜の森からコブシの道に入り、極楽寺コースで太郎コブシに出合うのが良い。

今日は3/30、コブシは10日程前が良いようです。2010/3/22太郎コブシ

2017年3月30(木)晴れ 遅かった、先週が見頃のコブシ 尖浅間山、宝篋山

コース

宝篋山小田休憩駐車場13:45―(0:30)→沢の小路14:14―(0:20)→くずしろの滝14:34―(0:02)→純平歩道分岐14:36―(0:13)→長長坂14:49―(0:09)→尖浅間山山頂14:58―(0:10)→野鳥の森15:08―(0:26)→山桜の森15:24―(0:14)→15:38宝篋山山頂16:20―(0:08)→16:28下浅間16:39―(0:05)→硯石16:44―(0:03)→七曲16:47―(0:39)→17:26宝篋山小田休憩駐車場

 

 宝篋山、今頃コブシが綺麗かも、つくば市では散り始めている、家の近くに蕾のコブシもあるが。

 宝篋山小田休憩駐車場は、手前と、奥に駐車場が有り、手前は1台、奥には30台ほど、10台程の空き。奥に停め、極楽寺・常願寺コースの入口まえ戻り、歩き出す、13時を回り、下山の人々に出合う。

 

 
極楽寺・常願寺コース分岐

 

極楽寺・常願寺コース分岐、田園風景が広がり、綺麗に耕され、心地良い春の風が吹き付ける。

 

 
ノウルシ(野漆) トウダイグサ科

 

 大きな池が現れ、左に宝篋山を見て、白いコブシの花が見えず、終わりの時期を感じます。

田んぼの畔に湿地に生える多年草、ノウルシが足元に見つけ、これは有毒植物。ノウルシの名は、野漆、茎を折ると出てくる乳液にかぶれを起こすことがあることから来ている。茎の先に5枚の葉を輪生し杯状の花序を付ける。花序の下の名側につく苞葉は、黄色の倒卵形で、遠くからは花弁のように見える。

 

 
田んぼに水が!

 

 タチツボスミレ(立坪菫 スミレ科)が道の両側に多く生えてくると、宝篋山への登山道に入ったことになる、田んぼに水が溜まり、農家も春の作業を開始している。この辺り、晴れていれば木々に間に大きな富士山が見える所です。

 

 
左:キジムシロ(雉莚、雉蓆)はバラ科 右:ヤマザクラ

 

 キジムシロがぽつぽつ咲き、ヤマザクラが数輪の花を咲かせている。

 

 
左:沢の小路                  右:くずしろの滝

 

 沢の小路の入口、入って見る、綺麗な水が、可愛い滝を流れ落ちとても気持ちの良きところです。登山道に戻って、沢の小路の宝命の滝を見下ろす。

 沢の小路が天狗岩の手前で合流、ここからくずしろの滝まで、岩場が多く歩きにくいが、並べられた石を渡っていけば、だんだん傾斜が突き、くずしろの滝に着く、純平歩道を見送ると、雅の滝が右に見えてくる。

 

 
ヤブツバキ

 

 この辺り、ヤブツバキは沢山生え、美しい。

 ジグザクにスギ林を登る、大きな岩を過ぎるよ、長長坂の標識を見る、ここから尖浅間山頂まで、緩む所も無く、坂道が続く。

 

 
左:フジのからみ突き                        右:尖浅間山頂

 

尖浅間山頂を通らず宝篋山への道、この道の踏み跡は薄い、多くの登山者は後1,2分の坂道を登れば、尖浅間山頂であり、パスして先を急ぐ人は少ない様です。登り切れば巨岩の展望台、尖浅間山頂の岩に登り、晴れなら立派な富士山が正面に見える、今日は急に暖かくなり、霞が富士山を見せません。

沢の小路からここまで人に出合いません、この先宝篋山山頂直下の広場に着くまで人の気配なし。

 

 
左:野鳥の森 合体の木                  右:山桜の森

 

 尖浅間山頂から宝篋山を見て、下る、尖浅間山頂をパスする道を見送り、深い林の中を登ります、広場の山頂で、野鳥の森です、ここで野鳥を見た思いが無い、今日も見えない。二本の木が合体している、二組の木々を見て、鞍部まで下って、宝篋山山頂まで1.1`の道標を見て、登りに突く、尖浅間山へ登った長長坂の傾斜に比べると簡単だが、とても長い坂である、途中にお助けのベンチもある。

 このベンチの先はやや傾斜が緩みスギ林に囲まれた道が明るくなって、山桜の森に着く。極楽寺コース、コブシの道の合流地点、ヤマザクラが多く生え、山桜のシーズンが近づいている。

 林道が引かれ宝篋山を目指す、宝篋峰城跡入口を見送り、宝篋山の山頂下の広場に着く、ここで男性二人に出合う。

 この広場にバイオトイレがあり、これは微生物の働きで有機物を分解し土に戻す仕組みで、このため、水を使わない、汲み取り不要などの特徴もあり、富士山などにも設置が進められている。最近2個目が作られ、女子用であるが、登山者の急増によりちょっと解消したかな?

 

 この広場から、一本道だったが、無理やり登山道が直接鉄塔の階段に行けてしまい、過去の雰囲気が壊れている。この階段に行かない古道は、宝篋山の鳥居を目指し急な坂道を登り、宝篋印塔に下に着く。

 

 

左:古道から宝篋山山頂                     右:美しい筑波山

 

宝篋山山頂からの展望は360度パノラマ、晴れていれば鳥居の下から富士山が見え、山頂に立てば立派な富士山が見える。そして、正面に筑波山、眼を左に移せば加波山が大きく見える。振向いて、ちょっと移動すれば霞ケ浦方面、笠間方面は大きく広がって見える。

 

山頂に男性、後から女性が到着。この女性は日本百名山を目指す、北アルプスの黒部五郎岳南アルプスの光岳アルプス石岳(荒川岳「悪沢岳」、赤石岳、聖岳)周辺が残っているそうです。最近は一人で登るケースが多く年々難しいらしい「今年中に百名山を、、」、光岳に11月登った話はとても興味をもってくれたが?当然今日の宝篋山登山も練習、帰り同行、私と同年配だが、お元気で若々しく、行く気になってしまえば、登れそう、もっと若ければ何度でも行きたい所だから、案内しながら行きたい所です。

と言うことで、太郎コブシの見える極楽寺コースを下らず、彼女が下山する小田城コースを下る。

 


山口コース分岐辺りのコブシ

 

 コブシは少ないコースだが、一本も枝に多くを付け咲いている。

 

 

左:下浅間のコブシ                     右:ウラジロ(裏白) ウラジロ科

 

 下浅間に作られている、公園の岩場でコブシを見る、見頃を過ぎ、ちょっと寂しい感じでした。

 その後、硯石七曲辺りでウラジロを多く見てくだる。純平歩道のこちら側で極楽寺コースを横切(太郎コブシ辺り)って・常願寺コースへ続く。堂平は平坦道、要害展望所、中世城の道、傾斜の大きい坂道を転ばないように降り、大師堂をへて、宝篋山小田休憩所に私達は到着。足を痛めた彼女、問題なく早足で下ったので、きっと、今年中に日本百名山を達成し、筑波山かここ宝篋山で会える日を楽しみにしています。

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