コブシが咲いた 宝篋山

宝篋山(標高461b)                    つくば市の道路沿いに、コブシが真っ白に咲いている

 

日程2010322日 (月)晴 春分の日(振替休日)

 


真っ青な空と真っ白なコブシ

 

昨日は春の嵐、日本中を吹荒れ、筑波山、宝篋山とも黄砂に覆われた、今日は静なかな朝を向かえ、家を5時に出る、つくば市の道路沿いにコブシが真っ白な花を咲かせている。宝篋山のコブシは咲いただろうか?

6:18 宝篋山小田休憩所をスタート、昨日は家内と極楽寺コースを歩いたので、常願寺コースを選択、田んぼの間をのんびり歩く、ザル池、今朝は静かで人の姿も無い。

 


ザル池の夜明け

ザル池の淵を通過、左の藪の中にコブシが咲いている、30bほど道から外れているが、根元まで立ち寄ってみる。

 


薮に中に咲くコブシ

田んぼが切れて、振向くと富士山が真正面に見えます、有難い珍しい光景。今日は黄砂の影響は無さそうです、登山道に入ると右に常願寺沢が見えてくる 6:48、やがて二分し、案内の通りに左へ、次々と左に滝が現われる、極楽寺コースと違って沢に日が差し込まない、従ってニリンソウは見当たらない、お花を見るなら極楽寺コースですね、天狗岩、巨岩です、さらに小滝が続き、くずしろノ滝

 


くずしろノ滝

ここまでも結構急坂でしたが、沢から離れるとジグザグな登りになる、純平歩道分岐尖浅間山・宝篋山方向に登る、水量に少ない沢に雅ノ滝、直ぐ上で登山道に合流する、案内が無いので下山時は見逃す所です、ジグザグ道になって、真っ赤なヤブツバキが奇麗です、やがて大木のサクラと巨岩が現れる、ここからジグザグは無く直登が続く、背の高い笹に囲まれる、コブシはこの辺り無さそうです、左に宝篋山山頂が見える 7:10

尖浅間山・宝篋山の分岐、ここは尖浅間山へ急登する、7:15 尖浅間山山頂に着く。

 


尖浅間山から 富士山が見えています

尖浅間山は大木のサクラ、巨岩が並び岩の上に腰をおろし、富士山展望を楽しむ、ここから少し下り、登り返すと 7:25 野鳥の森ヤマウルシ、コナラ、サクラ等が並び落着く気分です。

杉林の鞍部まで下り、緩やかに登り返して行く、コナラ、サクラが多く、新緑が楽しみです、7:35 尾根道、まもなく、山桜の森に着く、大きな岩に登ると、つくば市から関東平野まで広大な景気が望める。

 

山桜の森

大きなベンチが置かれ、お花見には賑わいそうです、ここから林道になって、左に、大木のコブシ、この根元から「こぶし道」が分岐している、コナラ、ヤマザクラ、イヌザクラ、花を咲かせたヤシャブシ、コブシ等を見ながら新芽を出したイヌシデの広場に着く、ここは山頂直下の休憩所でバイオトイレが置かれている、細い登山道をトラバースして行くと、小田城コースからの急登道と合流、背中方向には富士山、正面に鳥居の奥に立つ宝篋印塔を見ながら最後の急坂を登る、標高461b 展望の宝篋山山頂 7:55 独り占めの展望は360度、富士山、日光連山、筑波山、加波山、霞ヶ浦、、と素晴らしい、方位盤に八ヶ岳、猪苗代湖、松島と帰されるが本当に見えるのだろうか?

 

双耳の筑波山 右奥は加波山

8:05 コブシを見に来たので、下山は山桜の森へ戻る、この辺りのヤマザクラの開花はまだまだ咲き、林道に下って、大木のモミ群、道端に咲き出したコブシ、さらに下って山桜の森の中央に、一本のコブシ、ここが元禄こぶしへの「こぶし道」の入口になっている。

 

一本のコブシ こぶし道入口

こぶし道と言うから何処まで続くかと興味、斜面に飛出ると、背の高いコブシ、元禄こぶしである。

 

元禄こぶしの太い足元

腰を降ろして見上げないと、全体が目に入らない大きな凄いコブシです!

 

元禄こぶし 見頃です

こぶし道はここで終わり、結果的に元禄こぶしに立寄っただけ、下った時と逆の斜面を急登、極楽寺コースに飛出る、背の高い笹に囲まれ、下ると木々の間を下る、花期の過ぎたヤブツバキのトンネルになるが、赤く一重の一輪は誠に優雅です。(この後、ここのヤブツバキが切られてしまった!)

 

ヤブツバキの一輪

登山道が平坦になってベンチがある、ドンドン下ると、奇麗に咲くコブシが見える、根元まで下って見る。

 

見事!

登山道に戻る時、ヤブのバラの刺が腕に、、、続いてT字路 純平歩道の方へ一歩入れば奇麗な沢、ここにニリンソウが咲誇る、しかし登山者の多くは純平歩道に入らないのでここを見逃している。純平歩道は小田城コースへとつながっている。

 

ひっそりと咲くニリンソウ

T字路に戻って下ると、昨日は咲いていなかった太朗こぶし君が見事に開花!ただあまりにも背が高く、真っ白な花を見るには大変です、純平歩道に戻って見ても美味く見えません!(最近 太郎こぶしの周辺が開発されベンチが置かれている!)

 

 

太朗こぶし、巨大の太朗こぶし 見上げないと見えない花 星みたい!
立派な太朗こぶし 逢えて良かった太郎君

周囲にはヤブツバキも咲いている、足場の悪い綱場を下る、後は次々と現われる滝を見ながら、下る、田んぼに飛出て、今日同行予定の孫(昨夜高熱で来れなかった)に「おたまじゃくし直前の卵」を採集し帰宅。

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