安達太良山 シャクナゲ見頃 奥岳から五葉松平・薬師岳をへて安達太良山、峰ノ辻から勢至平をへて奥岳

薬師岳、 安達太良山 (標高1700b)

 

日程:201778日 (土)晴れ

1997/10/18 (日)秋晴れ:奥岳から

2009/6/27(土)晴れ:塩沢温泉から

 

 

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ハクサンシャクナゲ
安達太良山のシャクナゲは美しい、昨日は五葉松のシャクナゲ観賞でした

コース

昨日は五葉山の鷹生ダム(たこうダム)10:40を出て、国道107号⇒小股⇒国道397号⇒道の駅「種山ヶ原」⇒国道367号⇒水沢(焼石岳)⇒国道4号⇒一関(栗駒山)・古川・仙台・白石(不忘山 南蔵王)・福島(浄土平 吾妻山)⇒国道4号⇒道の駅「あだたら」

7/8 安達太良山

道の駅「あだたら」4:45=(国道4号)⇒二本松市役所入口の先の国道459号入口4:55=(国道359号)⇒岳温泉=(R386)⇒5:15奥岳駐車場(富士急あだたら高原レストハウス・あだたらエクスプレス 奥岳の湯)5:24―(0:04)→奧岳登山口薬師岳・五葉松平経由4.3`峰ノ辻・分岐・勢至平・烏川橋経由5.2`/牛ノ背・峰ノ辻・くろがね小屋・勢至平・烏川橋経由6.0`」「安達太良山勢至平経由5.6`/くろがね小屋3.9`」等の案内5:28―(0:10)→巨岩・地蔵さん5:38―(0:03)→「安達太良山・薬師岳・五葉松平経由/安達太良山、くろがね小屋/勢至平・烏川橋経由」5:41―(0:31)→あだたら高原スキー場分岐6:12―(0:32)→五葉松平6:44―(0:18)→薬師岳7:02―(0:06)→薬師岳パノラマパーク・安達太良山・五葉松平分岐7:08―(1:17)→安達太良山頂(90°曲がる)8:25―(0:11)→8:36安達太良山山頂8:52―(0:48)→牛ノ背・馬ノ背分岐9:40―(0:31)→峰ノ辻(奥岳登山口4.3`/安達太良山/くろがね小屋)10:11―(0:57)→峰ノ辻分岐「安達太良山(峰ノ辻経由)2.9`/くろがね小屋1.3`/奥岳登山口2.7`」11:08―(0:10)→勢至平道標11:18―(0:07)→八の字「安達太良山3.9`/奥岳登山口1.7`」(旧道:烏川橋を経て奥岳登山口・馬車道:勢至平を経てくろがね小屋・安達太良山)11:25―(0:05)→休憩展望台11:30―(0:14)→再度林道(ジープ道)出合11:44―(0:06)→旧道「馬車道:奥岳登山口・馬車道:勢至平を経てくろがね小屋・安達太良山」11:50―(0:04)→烏川橋11:54―(0:18)→12:13奥岳登山口

 

道の駅「あだたら」を出て、国道4号を走ると、岳温泉に入る道がなかなか出でこないが、岳温泉に入る道を右に折れれば国道459号で、後は奥岳へ案内に従って走ればよい、塩沢温泉は国道459号をそのまま走ればよいが、奥岳は手前でR386に入り、高度を上げることになる。くねくねと走り登れば、大きな空き地を見送ると、車の終点になって奧岳登山口駐車場になる、既に歩き出している人も多い、「1997/10/18 (日)秋晴れ:奥岳から」に家内と紅葉狩りに来た時以来です、その時は道が良く分からず、紅葉が綺麗なあだたら高原スキー場を一気に直進した「地図を広げると、あだたら高原スキー場のロープウェイ(あだたら山ロープウェイ)が薬師岳に延びている、このロープウェイに沿って登るのが一番、今ならスキー場は危険な場ではない!家内と歩き出す、スキー場なのでとてもキツイ坂、4560度の傾斜はキツイけれど、スキー場の縁は奇麗で豪華な紅葉が広がる。紅葉狩り登山で、楽しい登りになった、やっとの思いでロープウェイの終点の薬師岳に到着、見晴はすばらしく、安達太良山の姿が一望できる」経験がある。

同じように今日もスキー場を見上げたが、斜面は草が以前より高く伸びている。左にあだたら高原スキー場を見ながら進む。

あだたら山ロープウェイの料金は片道:大人1000円、子供750円 往復:大人 1700円、子供1300

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左:くろがね小屋・五葉松平経由薬師岳・あだたら山/あだたら渓谷自然遊歩道
右:あだたら高原スキー場

 

くろがね小屋・五葉松平経由薬師岳・あだたら山方向に進む、あだたら渓谷自然遊歩道の案内板は少し先にあって「滝見橋→二階滝→魚止滝→昇竜の滝→紅葉滝→烏川橋(からすがわばし) 小さい沢だが、見事な滝が次々の現われ快適なハイキングコースです」一度は歩きたい所です。

今日初めて安達太良山の登ると言う若者も少し不安そう、「以前、スキー場を直進しロープウェイの駅まで行った。。。けど今日は一般コースを選択」と話します、足の速い若者どんどん先に進んでしまう、この後で安達太良山山頂で再開する。

 

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左:詳細な案内版             右:ツタウルシ(蔦漆)ウルシ科

 

あだたら高原スキー場の縁に「詳細な案内版」が有って奧岳登山口薬師岳・五葉松平経由4.3`/峰ノ辻・分岐・勢至平・烏川橋経由5.2`/牛ノ背・峰ノ辻・くろがね小屋・勢至平・烏川橋経由6.0`」「安達太良山勢至平経由5.6`/くろがね小屋3.9`」等の案内がされている。ここは案内板をみて、やや登りの広い道を進む。

 

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左:巨岩・地蔵さん                   右:安達太良山・薬師岳・五葉松平経由の道がある!

 

左に笹藪に巨岩・地蔵さんに入る道がある、ここに立ち寄る、大きな石の前に上を見上げる様な姿の地蔵さんが祭られている。

登山道に戻って進むと、「安達太良山・薬師岳・五葉松平経由/安達太良山、くろがね小屋/勢至平・烏川橋経由」の分岐が現れ、左に曲がって安達太良山・薬師岳・五葉松平経由に入る、ちょっと迷うがスキー場に上がり、右方向に進むとスキー場に登山者が通過した踏み跡がある。

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左:トリアシショウマ(鳥足升麻)ユキノシタ科       右:あだたら高原スキー場・登山道分岐が見えてくる

 

スキー場の植物を観察しながら、傾斜のキツイ斜面を登り詰めると、あだたら高原スキー場と登山道分岐のスキー場の小屋が見える、この小屋まではスキー場の運搬車が走る路と登山道は同じですね!

 

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オンタデ(御蓼) タデ科

スキー場と登山道の分岐にはオンタデが生え、雌雄異株、黄白色の小花が密集する。花期は610月。雌株の果実はそう果で3個の翼があり、紅色を帯びる。

分岐から本格的な山道に入る、スキー場を登る時は傾斜がキツイだけでしたが、ここは石が転がり、荒れている、ところどころ壊れた丸太の階段がある。

でも、植物が多く楽しい登山道です、下って来る人に出会い、聞くと「薬師岳はまだまだと言う。。。」。地図ではロープウェイ終点(薬師岳から近い)から安達太良山山頂までは1時間15分とある、スキー場を登った時は「奥岳―(1:10)→薬師岳―(1:30)→安達太良山」と2時間40分でした。

 

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左:キビシイ登り道               右:ハナヒリノキ(鼻嚏の木)ツツジ科

 

「奥岳・五葉松平あだたら」の標識は目に入る、ハナヒリノキが多くなって、そろそろシャクナゲが出てきそうです。

 

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左:ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)ツツジ科          右:アカミノイヌツゲ(赤実の犬柘植)モチノキ科

 

ウラジロヨウラクは今日のコースで一番本数が多い木、葉の裏が緑白色をしている。花期は57月。花は白っぽい淡紅色で壷型をしており下垂してつき、長さ1114_。先端が浅く5裂し外側へ反っている。和名の由来は、花の様子が仏像を7身につけている装身具(ようらく)に似ていること、葉の裏が白いことから付けられた。

アカミノイヌツゲの花は白、実は赤だが、イヌツゲの花は薄緑色で実は黒です。登山中この赤い実を見付けるとは探しても無駄、有れば幸運ですネ!

 

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左:「奥岳・五葉松平あだたら」の道標が頼り     右:コメツツジ(米躑躅)ツツジ科

 

五葉松平には着かないし、シャクナゲも出て来ない、苦しい傾斜と幅の細い登山道が続く、「奥岳・五葉松平あだたら」の道標が数回目に着きますが?

コメツツジが米粒のような小さく白い花を咲かせている、このことから名付けられたとされている。この様な山地の岩石上などに自生する。普通のツツジに比べると背が低く、枝が多い。葉は楕円形で無柄、枝の上部に密生する。花は67月に咲く。花弁は5裂だが下部は筒状、雄しべは5本(まれに4本)。花色は白いものが多いが、淡紅色のものもある。どうやらこのコメツツジは花期が終わりだろうか?

 

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ハクサンシャクナゲが現れる

 

坂道が緩くなって、上空が見えるころ、目の前にハクサンシャクナゲが姿を現す、ハクサンシャクナゲ(白山石楠花 ツツジ科)は昨日五葉山でシャクナゲ観賞を楽しんだまかり、ここは安達太良山の五葉松平で‘五葉’の一部が似ており、今日ここに来た理由です。

大船渡の五葉山は標高1,351b、山頂から山田湾「岩手県山田町」から金華山「宮城県石巻市の金華山」までの太平洋や、岩手山、早池峰山を望みます。火縄銃に使われるヒノキなどが豊富なため、藩政時代は伊達藩直轄の「御用山」とされていましたが、後に五葉桧五葉松から「五葉山」に変遷。初夏のツツジ、シャクナゲの群生が美しく、固有種の山野草やホンシュウシカ、サルなどの野生動物も見られます。五葉山県立自然公園。

紹介しておくが安達太良山を塩沢温泉からスタートし孫悟台はシャクナゲが多く、天然記念物のヤエハクサンシャクナゲが有名です。

参考>今日のコースと一部ダブリますが、紅葉の時期に行って見たいコースです!

塩沢温泉・二本松塩沢スキー場・安達太良山登山口4:20―(0:15)→馬返し・くろがね小屋・僧悟台分岐4:35―(0:05)→草履沼4:40―(1:05)→見晴台5:45―(0:40)→6:25僧悟台・八幡滝分岐6:40―(1:30)→森林限界8:10―(0:15)→笹平分岐8:25―(0:40)→9:05箕輪山9:15―(0:25)→笹平分岐9:40―(0:35)→鉄山避難小屋10:15―(0:15)→11:30鉄山11:00―(0:35)→11:35安達太良山山頂11:45―(0:10)→峰ノ辻11:55―(0:55)→くろがね小屋12:50―(0:30)→天狗ノ庭13:20―(0:20)→5のはし13:40―(0:25)→天狗岩14:05―(0:15)→八幡滝14:20―(0:15)→屏風岩14:35―(0:10)→1530標識14:45―(0:00)→三段滝分岐14:45―(0:35)→崖崩れ地点15:10―(0:20)→金剛清水15:30―(0:15)→馬返し15:45―(0:05)→15:50安達太良山登山口=(100b)⇒塩沢温泉(温泉に浸かる)

 

ハクサンシャクナゲを楽しみ登り続けると、幕が開き好展望の広場に着く。ここが五葉松平です。

 

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左:五葉松平             右:ハイマツ(這松)マツ科

 

五葉松平の道標にデジカメを向けると乳首が重なって見える、安達太良山が乳首山と呼ばれ、遠くから見ても直ぐに判ります。

周囲を見るとハイマツの大きな実、種の散布に関して、ハイマツはライチョウやホシガラスと上手く助けあっている、ハイマツの種は「松ぼっくり」の中に入っているのですが、他の松のように、高い位置から羽の付いた種を風任せに飛ばすのではありません。ホシガラスやライチョウに食べられ、食い散らかされた、残った種が、岩の間のわずかな隙間にある土壌で芽吹くのを期待しているようなのです。テレビで見ましたがホシガラスは困った時の為にわざわざ自分だけが知っている個所に保存し、子育ての時に都度取り出して子に食べさせているとのことです。この時残した種が目を出し、稜線にハイマツの群落を広げたようです。登山中耳障りな、うるさい声のホシガラスが自然を守る立派なカラスとして見直すつもりです。

 

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左:ナナカマドの実              右:安達太良山・篭山・鉄山・箕輪山辺り

 

ナナカマド(七竈 バラ科)の果実は910月に赤く熟す。赤い実の多くは、冬の落葉後まで枝先に残る、ただ台風が直撃すると葉と共に飛び散ってしまう、安達太良山、那須連峰や谷川連峰など風がと良いナナカマドの多い斜面に期待して紅葉狩りに出かけてもほとんど散ってしまうのが悲しいですネ。五葉松平の道標から更に高度を上げると、安達太良山の山々が見えてくる、ようやく高山に登ってきた感じです。

 

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左:薬師岳     右:薬師岳パノラマパーク・安達太良山・五葉松平分岐

 

五葉松平からシャウナゲ、ハイマツ等や展望を楽しんで、石のゴロゴロ道を登り切れは、薬師岳に飛び出る。安達太良山が望め、矢筈ガ森や鉄山等が見えるが反対の二本松や郡山方向の遠望はあまり期待できません。登山道から見ると神社は郡山方向を向いており、左上の写真は神社の前に移動して撮影しないと神社が反対向きになってしまう、神社は安達太良山に背を向けている?

薬師岳の左から高原スキー場のロープウェイの道が登ってくる、右に進むと木道が出てくる。

 

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木道とシャクナゲ

 

登山道は木道が続く道、歩きやすい道がしばらく続き。大きなシャクナゲも木が登山道脇に続く。

 

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左:ツマトリソウ(褄取草、端取草) サクラソウ科 右:木道沿いを飾る

 

ツマトリソウが一輪日陰にポツリ、傾斜がキツクなってくる。

 

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左:ミネヤナギ(峰柳) ヤナギ科           右:ベニバナツクバネウツギ(紅花衝羽根空木)スイカズラ科

 

今日も梅雨が明けた様な温度。手元の地図では薬師岳から安達太良山間が35分と記している、道が間違ったような気がするほど、長い。足を遅くしているのは美しい花のせいだろうか?安達太良山の山頂が見え、手前が深い森が広がる、まだまだ先は長い様です。

 

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左:ゴゼンタチバナ(御前橘)ミズキ科        右:イワカガミ(岩鏡)イワウメ科

ゴゼンタチバナが群生し、反対の斜面にイワカガミが可愛く咲いている。

 

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左:ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)ツツジ科 右:展望が開け、同時に急な登りになる

 

まだまだ続く坂道、日陰が無く、モクモクと登る。ウラジロヨウラクやベニサラサドウダン等が一面に咲き誇る。

 

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左:可愛いツツジの群生地           右:アカモノ(赤物)ツツジ科

 

ようやく安達太良山の山頂が近く、展望も素晴らしい。ただ、快晴には違い無いが遠望は期待できません!

足元に咲く可憐な花は夏の日差しを受け、美しい。ここは灌木帯の展望の高原といった感じで登ってきた気分を更に高めます。

 

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左:ナナカマドの花                      右:ここを左に曲がれば乳首が見える

          

やっと90度のカーブ、ここを曲がると安達太良山の山頂は近い。

 

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左:ドウダンツツジ?              右:アカミノイヌツゲの赤い実

 

急な登りです、偶然にアカミノイヌツゲの赤い実を数個見付けました、太陽の日をしっかりと受け、実が残っています。

 

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安達太良山の山頂

 

この坂は最後の登りで、草木は無く、安達太良山の山頂の乳首直下まで登る、肩の広々とした道標で並んでいる、峰々が一望できる。

ここから岩場を登る、ルートは確りしておる、誰でも登れる乳首である、安達太良山山頂は360°の大展望である、晴れ過ぎて遠望は薄い。船明神山から鉄山、箕輪山を一望し、西・東の吾妻山が美しい。更に奥に目を移すと飯豊連峰が雪化粧で見える。近く磐梯山は残念ながら良く見えません。風が強く吹く峰、今日は今のところ静かです、2回登っていますが乳首に登れたのは今日が初めてです、満足してしばらく展望を楽しむ。

薬師岳から先行した常陸太田の若者に再会、また、登山口で会った「今日初めて安達太良山の登る」と言う若者にも再開、彼はくろがね小屋を経て、鉄山に登らず、峰ノ辻経由で登って来たようです。

彼らと別れ、首から降り、牛ノ背方向へ向かう。

 

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左:マルバシモツケ(丸葉下野)バラ科         右:遠望の飯豊連峰

 

薬師岳を離れ、稜線に出るとハクサンシャクナゲが消え、シモツケに似た綺麗な花を見付け、出会う登山者に聞くが不明、運よく牛ノ背方面から女性二人が登ってくる、きっと彼女らなら知っているだろう、楽しそうに登って来る!

聞くと「綺麗だなと思いつつ・・」と二人とも不明でした、お母さんと娘さんで、奥岳からくろがね小屋を経て峰ノ辻から登って来たそうです、沼ノ平も見て来たそうで娘さん満足そう、慣れない足ですと峰ノ辻から牛ノ背まではキツイ登りです。逆にお母さんから「あの遠くの山は?」と聞かれ「飯豊連峰ですよ!」、二人は足取り軽く乳首へ。

 

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左:二人が見えるかな!        右:沼ノ平

 

牛ノ背まで、不思議なコース、火山の跡地、ここは風が強く吹き難儀する箇所、草木はほとんで無い、牛ノ背から不気味な雰囲気を見下ろす。

牛ノ背から馬ノ背へ向かう道を見送り、峰ノ辻へ下る。

 

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左:オノエラン(尾上蘭)ラン科        右:マルバシモツケ(丸葉下野)バラ科

 

オノエランが現れる、このコースに多く人気とのこと、マルバシモツケも多く、ベニサラサドウダンやウラジロヨウラクツツジも斜面を埋め尽くすように咲き誇る。峰ノ辻から安達太良山へ直接、牛ノ背経由と道が有るが牛ノ背経由のこのコースがお花は多いようです。

 

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左:峰ノ辻      右:奥岳登山口に向かう

 

峰ノ辻分岐で、くろがね小屋と奥岳登山口コースに分かれます、多くの人(ほとんど)はくろがね小屋へ下って行く、地図の道も線が太い!ここは過去二回ともくろがね小屋へ下り、最初はくろがね小屋経由で奥岳登山口へ、二回目はくろがね小屋経由で塩沢温泉。今回は奥岳登山口へ向かうコースを選択!

くろがね小屋は公共の山小屋で「黒い鐘」がシンボル。温泉付きの山小屋で親しまれている。

 

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左:立派なハクサンシャクナゲ             右:奥岳登山口

 

明確な路案内はあって、迷う事は無い、篭山(標高:1548b)を右に見て石の連続する荒れた道をほぼ平坦に進む、篭山のお陰で安達太良山は見えない、平坦道が下る様になると、更に道が荒れてくるが、何度もシャクナゲが綺麗な所を通過する、ドウダンツツジも多く面白いが、くろがね小屋経由で奥岳登山口コースの方が楽かも知れなが、変化はこちらをお勧めする、下山で2組、峰ノ辻へ登るご夫婦にも出会う。

 

木, 屋外, 地面, 草 が含まれている画像

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左:ここまで来れば出口も近い     右:林道出合

 

これから峰ノ辻へ向かうご夫婦に出会う「道が悪いね!」と登って来る「同じく悪い道が続きます」と答える、ここを登るのはちょっとところか大変です、下りは良いが登りは進められない!

ようやく「峰ノ辻(奥岳登山口4.3`/安達太良山/くろがね小屋)」の道標に出る。

 

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奥岳登山口へ

 

この道が奥岳登山口とくろがね小屋を結ぶ林道です、くろがね小屋を目指す人々が登って行く。

 

木, 屋外, 空, 置き時計 が含まれている画像

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姿勢平

 

くろがね小屋へ向かう車(ジープ)が登って行く、脇の細い道は車を避ける道(歩道)と理解する、歩道に避けると運転手さんが窓を開けお礼を言いながら安全運転で小屋へ向かって行く、プロパンガスを運んでいるようでした。

 

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左:八の字・旧道入口          右:旧道にある休憩展望台

 

八の字「安達太良山3.9`/奥岳登山口1.7`」(旧道:烏川橋を経て奥岳登山口・馬車道:勢至平を経てくろがね小屋・安達太良山)が林道にある、昔は馬車道で今はジープ道で幅はジープ幅。

この後、同じような旧道と馬車道(林道)の分岐がこの後3回ほど続く、何れも旧道を使った方が便利で早い、旧道が荒れているが補正され安全です。

1つ目の旧道に入ると、急な坂で登山者以外は林道を歩いた方が良い、奥岳からくろがね小屋の温泉目当ての人は言うまでも無い。登山者は旧道に入ると嬉しい休憩展望台に着く、奥岳から利用できるロープウェイが見え、どの尾根を登ったのか気になる所です。

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烏川橋辺り

 

休憩展望台で休憩をして軽食中、後から来た人が入れず、先に下ってしまう、くろがね小屋からの人も旧道を使う人が多い。急坂を下ると再び馬車道(ジープ道)だが、旧道がある、後2度ほど旧道の利用ができる、ただ傾斜と荒れもひどく雨降や登り馬車道の方をお勧め。

烏川橋に着く、あだたら渓谷自然遊歩道が烏川に降りて奥岳に続く。

烏川橋から一段と道幅が広くなって、緩い登りになる、ピークを過ぎると、今朝登ったスキー場の登山口を見て、スキー場の下に出る、駐車場には日陰の無く暑いので、スキー場と駐車場の間の木陰に入ってお昼ご飯です。

休憩後熱々のハンドルを握る、国道4号を南下し郡山から国道49号で猪苗代湖、浜路浜で休憩7/28/24 10:0015:00まで遊泳可能との事、海水パンツが有れば泳げましたね!ここから磐梯山は大きく美しい!

 

HP:わたしの天気予報