遠くから眺め目立つ筑波山、双耳峰が美しい! 今日は高気圧に覆われ暖かいが春霞! 新型コロナウイルスの感染の為、静かでした! |
日程:2020年5月29日(金)快晴 風は弱く、湿度も低く快適
春霞で富士山展望は有りませんでした!
標高:710bの坊主山を登って、男体山と女体山を歩きます コース つくば市城山5:05=(国道408号)⇒田中交差点=(つくばバイパス)⇒筑波山入口=(R14・R41)⇒筑波高原キャンプ場入口(セイコーマート真壁羽鳥店交差点)=(林道)⇒筑波山梅林・筑波ユースホステル跡・筑波高原キャンプ場分岐(駐車場有)=(0:01)⇒坊主山取付点 駐車場6:15―(0:20)→伐採地終了6:35―(0:40)→坊主山山頂7:15―(0:07)→薬王院コース出合7:22―(0:13)→自然研究路分岐(大石重ね)7:35―(0:10)→第3展望所降口7:45―(0:10)→第2展望所降口 第2展望所7:55―(0:05)→東屋8:00―(0:02)→自然研究路迂回路入口8:02―(0:10)→男体山山頂8:12―(0:11)→御幸ヶ原・立身岩分岐広場8:23―(0:00)→崖崩れ自然研究路8:23―(0:04)→立身岩 第1展望所8:27―(0:06)→8:33御幸ヶ原 休憩8:41―(0:14)→ガマ石8:55―(0:09)→9:04女体山山頂9:11―(0:06)→ガマ岩9:17ー(0:02)→セキレイ石9:19―(0:02)→寄り道ベンチ9:21―(0:02)→カタクリ群生地上部広場9:23―(0:04)→9:27御幸ヶ原 昼飯9:50―(0:06)→自然研究路分岐(薬王院コース出合)10:01―(0:13)→坊主山山頂10:14―(0:37)→10:52坊主山取付点 駐車場10:52⇒自宅 歩行数:13,910歩 今日は朝から快晴の予報、5時に家をでる、国道408号で北上、田中交差点から筑波入口までは朝霧に山麓が覆われチョット高山の雰囲気がでるが、県道41号に入り、筑波高原キャンプ場入口、ここにはセイコーマート真壁羽鳥店があって飲料水やパン、チョコレート類、お菓子類を買うにはとても便利です。 左折し林道に入り民家を過ぎると林に覆われ薄暗い、カーブの行き違いにちょっと狭いが、事故のニュースを聞いた事が無い! 山道に入り、ゲートの閉じた三差路を見送る、滑り止の道を上ると、三差路で出合う、右:筑波山梅林・左:筑波ユースホステルホテル跡・筑波高原キャンプ場分岐、交差点に数台の駐車場があり、小型トラックが1台停まっている。 右折し、細い道に入り、直ぐに2台程度の駐車スペースがある、狭いので滑り落ちないように停める。 左:コゴメウツギ(小米空木)バラ科 右:ナルコユリ(鳴子百合)ユリ科 停めた反対側に坊主山取付点がある、林を抜けると急登の伐採地、伐採地の縁を進む、伐採は昨年行われて筑波山で珍しい展望が広がり、加波山や難台山・吾国山連山が雄大に見え、縦走路を眺めることができる。 左:ミヤマシキミ(深山樒)ミカン科 右:目的地 女体山山頂の鉄塔 伐採地の前は樹林に覆われ人気の無い登山道、車を停めた交差点を左:筑波ユースホステル跡・筑波高原キャンプ場へ進むと男の川コースやユースホステル跡のコース、筑波高原キャンプ場コースなどがあるが、伐採後は急に人気が高まり登山道が良く踏まれ、坊主山経由で隣の薬王院コースの長い急な階段も通らなくて良い。 一般者向けに配布されるガイドブックには掲載さていません、新型コロナウイルスの感染も忘れるほどの静けさです、ただ、マスクなど忘れずに、登山道が細いので3密はマナーを守って、登山だからこそ守りたい! 小鳥の鳴く声を聞きながら楽しく登ろう。 左:ヤマツツジの残花 右:コアジサイ(小紫陽花)アジサイ科 ヤマツツジは残花、コアジサイは山麓では写真の様に可愛い花をつけましが、後ほど歩く自然研究路はまだまだ蕾です。 左:振向けと難台山・吾国山連山 右:伐採地終点 ここから雑木林が続く 伐採は自然を保護する大切な行事、太陽光発電のエコは筑波山の環境や風景にもあわないので、ここの伐採地は嬉しい限りです。 伐採地を登り切ると雑木林、少し登れば筑波山では珍しい巨木があり、5,6人が集まらないと抱けません(笑)。 左:実になったミヤマシキミ 右:坊主山山頂 おむすび岩 雑木林が続き、秋は綺麗、この辺り時期にはキノコが多くカメラに収める人も多い所です。緑が多く小鳥の声が耳に、良く聞く声ですが小鳥の名前が解りません、鳴き声で特定し、見つけ方も知っている友人がいますが、バードウォッチングは好きですが・・・・。下山時にここでご夫婦に「今なく鳥はソウシチョウ?・・・」と問われお力になれません! 雑木林はスギに変わって来ると、床がミヤマキシミで埋まって来る、大きな岩を2,3個現れる、岩の上に木々が生え、坊主山の山頂は近くなる。 標高:710bの坊主山山頂です、美味そうな三角おにぎりが転がって展望は無い、一休みしたいが苔の岩、湿っていると無理、昨日小雨で多くは濡れているが、一個だけ苔が薄く腰を下ろす、男体山の標高は871bで下って登り切ればあと100bです、他の山に行く前に筑波山に来ますが、100bの差を何分で進むかは重要な距離です。 左:この岩の上のみ筑波山が見える 右:坊主山周辺はミヤマシキミで飾られる 山頂は薬王院へ下るか、筑波山に向かうか、迷う所だが、登って来た登山道から見て、三角おにぎりに左を下る、直進すると薬王院コースに降りてしまう。 5,6歩下りと大きな岩があって、ここに登れば男体山の山頂が望める、更に降りると巨岩があって登れば足元にヤマボウシが綺麗だが、今は季節でないようです。 ミヤマキシミ群落の中を降りると薄暗いスギ林、この林を抜けると薬王院コースが右から登って来る。 左:エンレイソウの群落 夫婦かな? 右:ノンビリ歩く尾根道 薬王院コースを歩く、筑波山の表コースでは味わえない林の中を進む、エンレイソウの群落やツツジの多い道が続き、ホットする尾根道です。 左:とても静かな登山道 右:コゴメウツギ この登山道をルンルン気分で進むと、奥の上に男体山がチョット見える、男の川コースが左から登ってくる、男の川コースは沢沿いと沢の中を歩く道で、植物の多い道だが、手入れがされず、今日登って来た坊主山コースに負けているようです。この分岐で5分程男の川コースを下るとニリンソウの群落が男の川源頭で、ここに「延命水」がある、以前はここの大きな木に目印が有ったが今は無くなっている(以前だが延命水に立ち寄るツアーが有った)。 緩やかに登って、木の階段を通過すると、平坦になる。 左:ツクバネウツギ(衝羽根空木)スイカズラ科 右:筑波山自然研究路出合 自然研究路の下部 ここが大きな三差路で、筑波山自然研究路の最下部で左は御幸ヶ原、右は崩壊地の迂回路をつかって男体山の道、この自然研究路は男体山を中心に山麓の自然観察路です、右に曲がります。 左:大石重ね 右:筑波山で一番落ち着く東屋 曲がった途端に大石重ねが小石で積み上がっています、内容の可愛い甘い言葉や自分への願いが書かれています、右はスギ林の谷が男体山の直下まで続きます。時計回りと反対ですが途中の急坂を考えればこちらが無難、下山時は御幸ヶ原から反対の自然研究路を歩きます。 大石重ねから長い階段を上がると途中に歌でも謡いたい静かな東屋があり、お昼時にはお弁当を広げる人を時々見かけます。今日は無人でヒッソリ! 左:大股で登り 右:小さな木?ウツギかも! 東屋から小さなピークを越え、下り坂、時期にはニリンソウが重なり合って咲くお花畑、今は一輪も無い、薄暗い鞍部です。 ここから男体山まで登りが続き、急な坂が待ち受けます。 大きなカーブで右下に木々に囲まれた第3展望所が木々に囲まれている、名の通りの展望所で無いので、ここはパス、暑い日はここに降りて休憩場。 この辺りから、登山道は大きく傾き「目まいを」する人が、でも、崩れた箇所は石が積まれ、広く回収されています。 この不安定な場所に、筑波山の植物などの案内版が立っているので、休憩の為にも立ち止まって見てください! 左:傾きが大きな危険な階段 右:イワタバコ(岩煙草)イワタバコ科 小さな沢が流れ落ち、いよいよ長い急な階段、写真の様に傾き慎重に、太い綱が!でも頼らなく補助程度に、坂の途中の巨岩にイワタバコが生えている、綺麗な花が咲く所ですが、多くの人は階段に気をとられて見て行く人は極わずか、下山に通過する人は見ないかも知れません。 左:ギンリョウソウ(銀竜草)シャクジョウソウ科 右:ガマズミ(鎌酸実、莢迷)レンプクソウ科 急坂が終わると、大きく左に曲がって道が水平でブナやイヌブナが並び、左が谷、右はガマズミなどの斜面、続いて右にカーブしてやや急な階段を登り切ると、第2展望所降口第2展望所(見晴台と呼ばれる)に着く、ここは筑波山の展望台で寄って見る所です。 左:ミヤマキシミ 昔から同じ大きさ、今日は蕾だ! 右:第2展望所 展望台と呼ばれる 霞ケ浦 自然研究路から5b程入ると大きな岩の展望台に着く、大きな岩に継ぎ目にコアジサイが生え、ここに来るたびにカメラに収めるがまだ蕾です。 正面に富士山・右に浅間山や赤城山等が望めるが春霞で東京スカイツリーさえ見えない、左には宝篋山が大きく見え、その奥に霞ケ浦が広がっている。 ここは、地元の人の人気場所で、昼は湯を沸かしお弁当タイムを楽しむ人が多いが、今は一人だけで独占である。 左:筑波山自然研究路 立派な標識 右:筑波山で一番人気の東屋 今日は無人 自然研究路に戻ると筑波山自然研究路(案内図)の前に立つ、ほぼ現状を表しているが昔をしのぶ案内図で、男体山が単独で示され登リ口が記されない。この案内図の横に登山道が有るが通行禁止です、広い急な階段を登れば東屋、人気の東屋だが無人、新型コロナウイルスの感染で登って来る人はいないのか?でも上の方で人の声が聞こえる。 この辺りは筑波山の植物観察に大切な場です、多くの木々が分布している、自然研究路を進むと、崩壊現場の手前で二人の男性が降りて来る、男体山からである。 左:岩崩れの自然研究路の迂回路(今が迂回路 以前からメインルート) 右:絵になる鉄塔 先ほどの筑波山自然研究路(案内図)で示された「岩石の風化」の辺りが崩壊し、この手前に木製の迂回道入口階段が作られている。 崩壊地が発生しない前にも男体山に登る道が有ったが迂回路が新設された、旧登り道が「自然研究路の迂回路」と呼ばれるので決して安全ではないので注意したい。ただこの迂回路がトウゴクミツバツツジやヤマツツジが多い所で時期にはツツジを見に登って来る所です。 迂回路の終わりには鉄塔が木々の間に見え、鉄塔の自然に溶け込んでいる、坊主山取付点 駐車場からの伐採地から見える鉄塔は女体山の物で男体山の物ではない。男体山山頂はすぐである。 左:ここでシャターを押す人は凄い! 右:最高峰の女体山を望む 気象観測の前に飛び出る、男体山山頂は直ぐです。女体山の鉄塔を見て、男体山本殿の前にでる。標高:871b。 男体山山頂 春霞で富士山は見えない 浅間山は目で確認、カメラは無理でした! 春霞で遠望は期待できない、ここも無人、単独です、多くの人は御幸ヶ原から往復の人が多い。 男体山山頂は多くの木々があって、好きな専門家にとって貴重な所です。 ホシザキユキノシタ 開花は6月上旬〜下旬頃 ホシザキユキノシタは筑波山の代表植物、開花は少し後になるが春の花、女体山の近くのダイモンジソウの開花は秋、両方ともユキノシタ科です。 左:ツクバネ(衝羽根)ビャクダン科 まだ小さい蕾 男体山山頂では単独でしたが立身岩方向に下りと一人の男性に出合ました、ここまで3人の男性に出合った事になります、平日のせいかな? ツクバネは自然研究路にも多かったが枯れてしまい、男体山山頂に大きな株、急な手摺の付いた階段の手前で気づく人も少ない所です、ツクバネは雌雄違株で雌を見付けないと熟し正月の遊びの「つく羽根」に似たこのような実を付けません。葉は自分で光合成をしているが、根は他の木に寄生し、栄養分を吸収しているので、半寄生植物と呼ばれます。今は花が咲く前ですが極小さい「つく羽根」の姿です。 手するの階段を降り、ベンチの前を通過すると男体山の岩場道、降りて振り返ると上の写真!降りた所は小さな広場で立身岩・御幸ヶ原分岐です、ここに立身岩の道標が無いのが不思議です。左:御幸ヶ原、右:立身岩です。 左:立身岩 第1展望所 右:自然研究路の出口 右折し狭い道を下ります、直ぐに崩壊現場を見て、自然研究路に合流、右側が崩れ通行禁止です! こんなに下って大丈夫と思うほど急な石段を下る、立身岩に着き、初めての人は自然研究路を5,6b下って祠を見てください、先に進むと立身岩へ登る道があって、石段を登ると立身岩 第1展望所に飛び出る、ここも春霞で展望は期待できません、関東平野の奥に富士山が見えると感動です。今日はご夫婦が休憩中で彼らはマスクの付けず・・・・一枚の写真を写し離れます。 自然研究路に戻り、小さなピークを過ぎるとまた階段、倒れた木の下を通過すると、薄暗く左の斜面にイワタバコ、右は体表する木々が生え、自然の美しい所です。 左:ジシバリ(地縛り)キク科 登山道は分岐、右は筑波山神社への細い道(ケーブル山頂駅の裏へ)、ここは直進し男体山の登リ口を経て、売店から広い階段を下って御幸ヶ原へ到着。 流石にここは中心地、数人の登山者に出合います、ここは日光連山が見える、日光男体山は雪景色では無いようです。 ベンチもガラガラ、腰を下ろし休憩、迂回路で出会った二人が通過、旧ユースホステルへ下る登山道を利用するようです。 左:ミズナラ(左)とクマシデ(右) 右:ヒイラギソウ(柊草)シソ科 ミズナラとクマシデが並ぶ階段を上がり、ブナ林とカタクリ園を通過、登山者がバラバラと出合います。 9時過ぎから、新型コロナウイルスの感染で筑波山ケーブルカーや筑波山ロープウェイは運休でしたが、5月18日から運行、この時刻を過ぎるとお客様で増えそうです。 左:ガマ石 右:ノリウツギ(糊空木)ユキノシタ科 セキレイ石(最高峰の売店が有る)、続いてヒイラギソウの群落、その先にガマ岩、細い道幅、二本の登山道が有るが左の方が好展望、鉄塔の脇を通過、やがて、つつじヶ丘・ロープウェイ・女体山の分岐広場に着く。 左:つつじヶ丘・女体山山頂分岐 右:縁結びパワースポットの道標 分岐広場から大きく見える加波山・・・つつじヶ丘・女体山の道標、階段を登り切れば女体山御本殿を通過。 女体山山頂からの展望 今日は富士山見えず! 標高:877bの女体山山頂、大きな展望が広がる、期待は富士山だが男体山山頂・自然研究路の立身岩等と同様に春霞です残念。二人の登山者が休憩しているが、途中数人が寄って行く、きっと新型コロナウイルスの感染を気にし、マナーを通している。 左:女体山山頂 右:オオモミジ 女体山御本殿も山頂にご覧の通り岩場の山頂です、日光連山はこの御本殿の後ろで見る事ができるよう通路が開かれている。 左:セキレイ岩を下って、大縄を越え、細い登山道へ、静かなベンチは二人の物、先手必勝 ガマ岩、セキレイ岩を過ぎ、このセキレイ岩からチョット下ると太い綱が置かれているが寄り道のゲートでは無いから、越えて入ると良く踏まれた道が下っている、本道とは違い静かな道でベンチのおかれ休憩やお昼に嬉しい道です、下るとカタクリ園の上部に着く。 左:ブナの下にヤマツツジ ブナ林と大木のブナとクマシデの下を通過し、御幸ヶ原で休憩、昼寝をしたい気分です。ベンチが多く、間隔も広い、小鳥の声も聞こえ、暖かい季節! 左:御幸ヶ原から下りの筑波山自然研究路へ 右:薬王院コース出合 筑波山自然研究路の下部 御幸ヶ原から残した自然研究路に入る、この入口には公衆トイレもあるし、ケーブル山頂駅も売店のオープンですがまだガラガラ。 帰りの自然研究路は階段降りが続く、途中にちょっと展望が広がる、幾つも案内版があるから・・・・三差路に着く、登りに通過した所です、薬王院コースに入り、下ります。 伐採地に戻って来た! 右:ツクバキンモンソウかも知れない 薬王院コースと坊主山分岐から登ったコースを帰ります。 坊主山山頂を経て、どんどん下るのみ、ご夫婦に出合う「ウグイスにバカにされ・・・今泣いて入り鳥は・・・」と聞かれるが「お力になりません・・・」。 伐採地は切り株が多く、腰を下ろすには便利です(笑)。 下山時、登った尾根を見上げる 青空一面 坊主山取付点 駐車場はでは2台、登山道で出会ったご夫婦の車だろう、ちょっと風が出てきたが・・・・。 |
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