筑波山の詳細を知る 筑波山山頂ジオツアー&筑波山神社周辺オプショナルツアー 
筑波山山頂(標高:877b)筑波山神社周辺 筑波山地域ジオパーク推進協議会の案内人が詳細に語る

日程:201885日 (日)曇り後晴  猛暑の筑波山地域

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筑波山最高峰 女体山 標高:877b

コース

 つくば市城山4:50=(国道408号)⇒田中交差点=(国道125号・R214)⇒筑波山入口=(R42)⇒5:54筑波山梅林下駐車場(月水石神社入口)5:55―(0:10)→筑波山神社6:05―(0:07)→ケーブルカー乗り場/登山道筑波山へ90 6:12―(0:25)→筑波山の植物休憩所6:37―(0:12)→筑波山野鳥図鑑休憩所6:49―(0:13)→ケーブルカー休憩所7:02―(0:23)→男女川源流7:25―(0:35)→8:00御幸ヶ原にて休憩9:25筑波山山頂ジオツアー12:10―(休憩)→筑波山山頂駅12:20=(筑波山ケーブルカー)⇒筑波山ケーブルカー宮脇駅12:30―(0:05)→12:35筑波山神社にて休憩13:20筑波山神社周辺オプショナルツアー14:25―(0:15)→14:40筑波山梅林下駐車場(月水石神社入口)⇒つくば市城山

徒歩:15,486

筑波山地域ジオパーク推進協議会の案内人が「筑波山山頂ジオツアー」を筑波山山頂で開催、終了後、「筑波山神社周辺オプショナルツアー」も開催すると言うので参加する事に、今年は猛暑が続き、今日も朝から暑い。

筑波山山頂ジオツアー」の集合場所は筑波山ケーブルカー山頂駅前 835分、日時は940分〜1240分、場所は御幸ヶ原を中心に立身岩から女体山の間。

筑波山神社周辺オプショナルツアー」は筑波山神社御神橋前 1330分に集合、1430分まで行う。

 

時間を考え、往復ケーブルに乗るのではつまらない、登りは歩き、時間的に午後の「筑波山神社周辺オプショナルツアー」は14時集合なら下山も歩くが、1330分ではギリギリで、下りはケーブルを利用する。

早朝自宅を出て、国道408号を北上し、田中で国道125号に交差、右に筑波山が見えてくる、禊橋(みそぎばし)を渡ると、R214R14R42の四差路(筑波山入口)、R42が筑波山への道。この道を走り、道標は無いがR139を入ると小さな橋が有り、手前に2台ほどの駐車場がある。月水石神社が近くにある。

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左:テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科 右:筑波山ジオパークのご案内

 

ここの駐車場に停め、筑波山神社への道標を追う、月水石神社への入口が右折、ここを左折し急登する、旧茶屋風の家の前を通過、テイカカズラなどが絡みつく垣根を見て、旧筑波第一小学校の右を登る、筑波山神社0.3`/筑波山口2.2`地点。

頑張って急登するとR42で、右:筑波山神社入口の大鳥居・左:つつじヶ丘へ。R42を横切って急な階段を登ると、R139の筑波山参道に出る。参道を横切り、筑波山大御堂へ入る道は工事中で進入禁止。R139の筑波山参道を行くと、筑波山ジオパークのご案内の前に出る。筑波山大御堂への階段があり、この参道の先は御神橋経由で筑波山神社。

筑波山大御堂への階段を上がり、筑波山大御堂を左に見て筑波山神社へ入る。公衆トイレを利用。猛暑で汗だくだくのトイレ(笑)。

午後にオプショナルツアーが有るので筑波山神社はパス、筑波山ケーブルカー宮脇駅方向に急な階段を登る

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左:ケーブルカー乗り場/登山道筑波山へ90分            右:ケーブル接近

 

急な階段を登ると「御幸ヶ原コースより、白雲橋コースが緩やかに登れる」と言う、二人のご婦人が降りてくる、私に聞くが「御幸ヶ原のコースは白雲橋より短時間で・・・」と返す、これからコースを変え時間を掛けるより、このままここ登った方が得と思うが!

御幸ヶ原コースで登り、下山はおたつ石コースでつつじヶ丘に下り、迎場コースをノンビリ下って筑波山神社に戻れば良い、ただ、お二人は急いで神社へ向かって行く。

登って行くと、ケーブルカー乗り場/登山道筑波山へ90分の分岐、ここから御幸ヶ原コースが始まる。

初めは傾斜の緩い道、関東ふれあいの道、丸太の階段を登るようになると、スギ林の暗い道、筑波山の植物を説明する休憩所、次は筑波山野鳥図鑑を説明する休憩所と続き、さらに急登すると、一本カエデがある休憩所、この後、傾斜は緩み、再び坂道を登ると、ケーブルカーが接近する場所に着く、まだケーブルが動かない時間。

再び登山道に入ると、ケーブルの石垣沿いに進み、その上部にケーブルを補強するコンクリートの塀が見え、右に小さい沢は流れている。ここから急騰が始まり、ケーブルのトンネルを越える辺り、石が崩れ落ちる難所になる、工事は注意深く補修され安全に通過、上部は二つに道が分かれるが上で一本になる、この難所を越えると小さなピークで、御幸ヶ原0.7`/筑波山神社1.4`/男体山山頂1.0`地点。

このピークは風辺りが良いのか涼しい風が吹き付ける、ホットする場所です。湿度は高く、雨の様な湿り気である、上半身は汗でビショ濡れ、下山者に聞くと「山頂付近は涼しく、御幸ヶ原に着くと嬉しいですよと・・・」と返ってくる。

 

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左:美林のスギ林           右:男女川源流

 

御幸ヶ原コース中でここだけが下り、太いスギが並び美しい所です。大勢で登ったら両手を繋いて幹の太さを味わいたい所ですが、足元に気を取られ素通りの人達が多い。鞍部まで降り、登り返し、大きな岩を過ぎると、男女川源流に着く、この流れは御幸ヶ原の紫峰杉に続くようです

ここにはベンチが置かれ、休憩、川の水で顔を洗う人も、ポツポツと小雨、朝刊では一日中太陽マークだったのに、筑波山山頂ジオツアーの悪天情報は昨日の15時、電話は無かった!

 

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左:タマアジサイ(玉紫陽花)アジサイ科         右:ピッチの狭い丸太の階段

 

再び歩き出す、急登を続けると、やや明るい場所、目に前にピッチの狭い丸太の階段が現れる、一段一段と登り、階段が終わると、周囲を見回すと美林に包まれる、御幸ヶ原は近いがここも傾斜のキツイ坂、富士山に登る予定の三人女性「足慣らしに来た・・・」と言う、ようやく御幸ヶ原で、ケーブルカー山頂駅前のベンチで休憩。雨もすっかり止むがまだ黒い雲。

筑波山山頂ジオツアー920分頃から受付、10人ずつ三班に分かれ行動、スタート前に準備運動、私達の班は:御幸ヶ原→紫峰杉→御幸ヶ原→立身岩→御幸ヶ原→ブナ平→ガマ岩→女体山山頂→セキレイ岩→御幸ヶ原を周遊する。940分から各班に分かれ行動。三人の説明名者が付き、ツアーは開始。

 

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左:四郎ブナ      右:紫峰杉

 

ブナ:東北地方のブナはスットほぼ真っすぐ立つが、ここのブナはゴツゴツしている、環境の違いである。確かに尾瀬・浅草岳や白神山に行くと、ここで見るブナとは違いゴツゴツしていない。

紫峰杉:太さ126a、樹齢800年の杉の巨木です。

 

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男女川源流(みなのがわげんりゅう)

 

御幸ヶ原コースの男女川源流をより、上に位置し、この流れが続いている。

筑波山の裏に男の川、女の川が有るが最近の案内に掲載が見付からないが筑波高原キャンプ場から筑波山山頂への周遊が可能です。

 

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左:タマアジサイ(玉紫陽花)アジサイ科 中央:イワタバコ(岩煙草)イワタバコ科 右:キヌタソウ(砧草)アカネ科

 

紫峰杉から御幸ヶ原に戻って、男体山を見て左の自然研究路に入り、薄暗い道、倒れたブナの下を潜り、急な階段を上がり、ピークへ。この道に植物が多く見られます:

 

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立身岩

 

ピークで、大きな岩(立身岩展望台)を左に見てピークを下ると立身岩への降り口。

ここで斑レイ岩花崗岩の話:筑波山の上部は斑レイ岩、下部は花崗岩、そして筑波山神社なで下ると斑レイ岩/花崗岩のれき。マグマが地下で冷え固まって、鉱物の層が柔らかかったため曲がって筋が見られます。大きな岩(立身岩展望台)に戻って、ピークで大岩の説明の筋を触って見て、今度は立身岩の上に登り関東平野の展望を楽しむ。

男体山や女体山山頂に比べると、人が少なく、ノンビリと展望を楽しむ事ができる。今日は曇って良く見えないが、赤い大きな鳥居、桜川、つくば市の中心・・・筑波山からの地形を確認する事ができます。岩の直ぐ下が山麓緩斜面、つくば道やりんりん道路、そして桜川、桜川低地が広がって、やや高度を上げ筑波台地が立身石から広がって見えます。周辺の植物も多く、立身岩にはキハギが咲く可愛い花です、ここは今が見頃です。

立身岩で、斑レイ岩と説明の筋を確認する。

 

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左:アサギマダラ ヒヨドリバナの蜜を!             右:ノブキ(野蕗) キク科

 

立身岩から御幸ヶ原へ、途中、ソウシチョウ(相思鳥)の声を聴く、帰化鳥ですが、筑波山ではかなりの数が繁殖しているようです、見付けることはできませんが、とても美しい声で聞き入ってしまいます。

コースの設定で、御幸ヶ原を何度も通過:今日は曇りで視界は悪いが、難台山・吾国山の連山が見え、足尾山・加波山・燕山の連山、その奥に仏頂山・高峯の連山、冨谷山も見えます、晴れると日光連山がクッキリみえます。

先生が道横に入りオオナルコユリを説明、青い実を覗きみて、今度はオニヤンマの飛び交う御幸ヶ原に到着。

ここで、筑波山の珍しい生き物のお話:ソウシチョウ、エゾゼミ、ツクバハコネサンショウウオ、ハブタエギセル、オトシブミ(ナミオトシブミ)の話題。

ツクバハコネサンショウウオは筑波山で発見され、環境省から国内希少野生動物種として指定、許可なく捕獲・採集・譲渡することが禁止されている。

ハブタエギセルは自然研究路にて見付けられそうです、数個見付けるのは簡単と説明されましたが、見つけられるか?

オトシブミ(ナミオトシブミ)と聞き、虫の名前とはとても思えぬ「オトシブミ」で何と無く色っぽさを感じさせる名前で、この虫が成虫になるまで使用するこの巻き物状の形状が昔の恋文、相手に拾ってもらえるように彼女の通り道にわざとポトット落しておく、そんなラブレターの様な名前ですね。説明者はブナ平でオトシブミの落としたラブレターを拾って見せてくれます、まるで昨日来て落として置いた感じですね!

御幸ヶ原から広い階段を登ってカタクリの里・ブナ平方向に入る所にクマシデとミズナラが並んで生える下にアサギマダラがヒヨドリバナの蜜を吸っている、羽に淡い青、浅葱(あさぎ)色の模様があり、遠い土地から海を越えてくる、「渡りをする蝶」として知られている。

カタクリの里は時期的に閉まっており、見下ろすだけ。続いてブナ平。東北地方のブナを見たいために、何度か訪れている、白神山地のブナ、南会津地方のブナ、尾瀬周辺のブナ、越後駒ケ岳周辺おブナ、浅草岳・守門岳周辺のブナ・・・を、でもここのブナ平のブナは太くゴツゴツしており、とても立派です。

だが、足元に無数に転がるブナの実からは芽がでないそうです、確かに地方のブナ林の下には芽を出した実が沢山見られます、筑波山では見たことが無い!

 

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左:オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)キク科       右:コバギボウシ(小葉擬宝珠)キジカクシ科

筑波山にはヤマユリ、イワタバコ、コバキボウシ、ヒヨドリバナ、シモツケ、オカトラノオなどが今の季節、今年は猛暑で既に見頃の過ぎた感じです。セキレイ岩の前を通過。

筑波山のスプリングエフェメラルはカタクリ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、ヤマエンゴサク等で、ハルトラノオ、オカトラノオ、ヒナウチガイソウ、エンザイスミレ、ツクバキンモンソウ、ユキザサ、イワタバコ、ヤマユリ、ヤマジノホトトギス、タマガワホトトギス、ホシザキユキノシタ、ヒイラギソウ、キバナアキギリ、ツクバトリカブト、ツリガネニンジン、ダイモンジソウ、トネアザミ、ノブドウ、コマツナギ、ブタクサ、タニソバ、ツクバネソウ、キッコウハグマ、ボタンズル、トチバニンジン等が咲き誇る。この他にコアジサイ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、ツクバネ、ムラサキシキブ、オトコエシ、リョウブ等も美しい。

ヤマユリとオカトラノオの咲き誇る、鉄格子の中は、今年は猛暑ですでに、花期が過ぎてしまったようです、でもアサギマダラが見れ、山頂ジオツアーの目的は達成です(笑)。

 

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ガマ岩

 

セキレイ岩の次がガマ岩。永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出した場所といわれていることからこの名がついたそうです。「ガマ石の口の中に小石を投げて入ると出世する」と言うが、入れた私が出世していませんが(笑)、口の中がいっぱいで無理と言う声もある。

今日はコース外だが:弁慶七戻り、高天ケ原、母の胎内くくり、出船入船、裏面大黒岩、北斗岩、大仏岩等と人気の奇妙な岩。マグマが固まる時にできた巨岩・奇岩である。

 

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女体山山頂

 

筑波山は自然公園です。昆虫をふくめた動植物の採集はご遠慮ください!女体山山頂の周りに一帯に大型の蝶が飛び交う、ここは特別保護地区ですから、すべての動植物の採集は禁止です。見たり写真に写すのはokだと思います。それにしても見事は舞いですね!

 

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女体山山頂                  テンナンシュマの仲間: ここ☚筑波山自然観察会

 

最高峰の女体山山頂、ここの斑レイ岩は立身岩に比べ白っぽいのだそうです、確認すつと両地点では違う様です。

男体山には筑波男大神(イザナギノミコト)、女体山には筑波女大神(イザナミノミコト)が祀られ、双耳の山で人気が高く、夫婦二神を主神として祀る筑波山神社は、縁結び・夫婦円満の神様である。

日本百名山、男女川を代表とする恋の山でもある。

女体山山頂から、晴れていれば富士山、東京スカイツリーが見え、阿見の大仏様が望め、大きく広がる霞ヶ浦が広がり。後ろを向くと加波山、遠方の日光の山々が見える。快晴ですと涸沼、浅間山なども見え、360度の大パノラマです。今日の様に曇りの日は隣の男体山・眼下に大きな鳥居・宝篋山やつくば市が見えるだけである(笑)。

 

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セキレイ石     イカリ

 

女体山山頂から、御幸ヶ原へ、帰りはセキレイ石の説明を聞く。セキレイ(鶺鴒)とは鳥の名前。この石の上に止まったセキレイが、男女の道を教えたという逸話が残っています。この岩は斑レイ岩の岩塊です。節理面沿いに風化・侵食を受け、そこの部分が溝状になっている。

ここで記録係の女性説明員が「大きな鉄の錨(イカリ)」の説明を:明治時代の初めに千葉県銚子市の漁師さんたちが、数百人でこの重いイカリを下から運び上げたそうです。銚子の漁師さんたちは海から筑波山を見て方向を決めたそうです、美しい双耳の峰が見えてのでしょう。セキレイ石のせきれい茶屋の脇に大きく思いイカリが置かれ、触って見ると錆びてはいるが、確りと設置され、歴史かるイカリです。言われないと見逃してしまう。

 

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左:クマシデとミズナラ             右:まだいた、アサギマダラ

 

セキレイ石から大きな石場を滑らないように下る、大勢の登山者が行きかう。ブナ平やカタクリの里を経て再びクマシデとミズナラの並ぶ下に着く。班の人々は目がアサギマダラを探す!まだ、いました!

ここ筑波山は標高とともに植生が変わり、ブナ・アカガシ・スタジイ・スギ・クヌギそしてクマシデやミズナラも多く、登山道歩きは面白い。

以上で筑波山山頂ジオツアーが終了、午後から筑波山神社周辺で筑波山神社周辺オプショナルツアーが行われる。

 

12:10、筑波山神社周辺オプショナルツアーの集合は筑波山神社御神橋のつくば観光ボランティア298詰所)前13:30、御幸ヶ原コースを歩いて下ることも可能だが、猛暑!筑波山ケーブルカーを使う事に!(徒歩下山を考えて30分ほど遅い集合時間だとコースの植物観察や運動に良いのだが!)。

キップ売場に行くと12:20発が直ぐに発車、急いでキップを買い飛び乗る。ほぼ満席、12:30筑波山ケーブルカー宮脇駅に、10分程で下ってしまう、歩けば約2時間の行程です

 

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左:筑波山ケーブルカー宮脇駅                右:筑波山神社

12:3013:30まで時間がある、ブラブラと筑波山神社を散歩、御神橋の前の神橋亭で七味トウガラシを買う。お店のおばちゃんが気さくに話しかけてくれて、冷たいお水を一杯、猛暑の筑波山神社嬉しい限りです。

筑波山江戸屋、筑波館本店、神田屋が並び、いしはまと続き、見晴らしの良い、いしはまでイチゴアイスを頂く、第100回 全国高校野球 松井秀喜氏の開幕戦の「レジェンド始球式」試合、母校・星稜の試合が終わった時刻でした。ここは窓から富士山と東京スカイツリーが立派に見えるそうです、今日は真夏日でダメですが!

13:20筑波山神社周辺オプショナルツアーの集合時刻、14:30終了の時間で始まる。この夏一番の暑い日である、本当に暑い。

 

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左:筑波山神社御神橋                         右:杉の水 筑波山江戸屋

 

御神橋の前から女体山山頂が良く見える。

筑波山江戸屋の庭先の杉の水。冷たい水が流れ出る。筑波六井とひとつ。湧水・沢にまつわる神社をめぐるここ

 

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左:随神門         右:夫婦杉

 

太いスギが夫婦の様に寄り添い並ぶ!

 

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左:大杉            右:随神門

 

大杉の周りは囲み触ることはできない、そんな人気の杉。

 

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厳島神社

 

参道から離れているが、立ち寄りたいものです。

 

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万葉集歌碑&筑波山神社拝殿

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左:マルバクス    右:春日神社・日枝神社・拝殿

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日枝神社の猿の彫物

 

社殿は徳川家光公の寄進で、春日神社は鹿、日枝神社は三猿の神使が彫られています。

 

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左:楠木正勝の墓           右:白雲橋

白雲橋は白雲橋コースの入口です、この橋の上は筑波山千寺川砂防堰堤群(つくばさんせんじゅがわさぼうえんていぐん)で施工された24基の石積みの砂防堰堤です。1938年(昭和13年)に千寺川にて発生した土石流災害を機に、茨城県における最初の本格的砂防事業として、1939年(昭和14年)から1943年(昭和18年)に整備された。土石流から筑波山神社や門前町を守り続けており、石積みの趣きのある景観を醸し出し、当時の土木技術を後世に伝える貴重な構造物と評価され、2011年(平成23年)土木学会選奨土木遺産に認定された。立派な案内版が建てられている。

 

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左:崩れない古い石垣       右:ツクバネ(衝羽根)ビャクダン科

 

筑波山神社の周辺には崩れない古い石垣や立派なツクバネが生えている、男体山山頂にツクバネが生えているがここのツクバネは大きく立派ですね。

 

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参道と筑波山大御堂の改築工事

 

筑波山神社の階段を降りると、参道、改築工事の筑波山大御堂で双耳の峰が美しい。大きな階段を早く登って見たいものです。

 

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左:旧筑波第一小学校                右:旧お茶亭

 

この道はつくば道と並行する道で、筑波山口からの登山道です。途中に富士山が見える旧筑波第一小学校、さらに下ると旧お茶亭が立っている。

 

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駐車場は近い

 

急な坂道を下ると、月水石神社入口を右に曲がると、沢が流れ、駐車場がある。この駐車場をさらに下れば筑波山口になり、バス停が有って土浦市・つくば市方面に抜けられる。

 

HP:わたしの天気予報