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波実験植物園散歩 オオイタビ 今週のベスト3!:ヒガンバナ パンパスグラス ミズアオイ |
日程:2025年10月8日 (水)晴れ
オオイタビを見に出かけに!
国立科学博物館 筑波実験植物園はつくばセンター(TXつくば駅)から筑波山口行きの北部シャトル(つくば市営)がある、2つ目の天久保(筑波実験植物園)バス停から徒歩1,2分。
天久保(筑波実験植物園)バス停で降りる人は少ないので注意、来た方に引返し最初の信号を渡れば筑波実験植物園の正面玄関です。

左:中央広場 右:リュウキュウアセビ
プロブナードを中央広場に入るとサバンナ温室や熱帯雨林温室等が見えて来る、ここを右に方向に行くと大きな林の前で数か所入口があい、この入口の手前が食事の可能地で以後は禁止になるのでベンチで休憩し食事。
数カ所の良い口は@つくばね橋経由、Aシダ類経由の道、Bクレマチス園経由で今回はクレマチス園経由を選択する。

左:ツクシムレスズメ 右:タイワンチトセカズラ

左:シラカシ 右:アラカシ
ここでは身近なブナ科が並んでいます・・・熊の好きなブナの実は「ドングリ」でカシ、クヌギ、ナラ、カシワなどブナ科の植物の果実をひとまとめにしたブナ科です。

左:ガマズミ 右:カナメモチ
クレマチス園は5月下旬まで入れます、今は侵入禁止です、ここから池の領域に変わります。

左:コマユミ 右:水生植
林を抜けると奇麗な池に出ます、冬にはカモなどの姿があるが今は時々大きなサカナが見えるだけです。この池の縁にコマユミの紅葉が、まだ早い様です。

左:マルバノキ 右:ヤマグルマ
高い位置にマルバノキが有り紅葉が楽しみです、葉が大きく丸みを見せてくれます。

左:メイゲツソウ 右:オオモミジ
地面を引締める様にメイゲツソウが大きく広がっている姿がある、続いてオオモミジがまだまだ紅葉は先です。

十字路、左につくばね橋・正面に東屋が建ち、右折して行く・・・・・この東屋の近くに行けばオオイタビ「砂礫地植物(海岸性)」が有ったらしいが砂礫地植物(山地性)の方向に向ってしまった。海岸・山地違いでした(笑)。
大きな林に中にスタジイ、葉の裏が白く直ぐに解ります。この先が砂礫地植物(山地性)の場所です。オオイタビは見つかりません、若い園内の方にお聞きしましたがダメでした。

左: ハマカンゾウに似ている? 右:テイカカズラ カマキリが虫を探していますネ
オオイタビは見つかりません、植物博士「筑波実験植物園は今回が初めて」らしい二人の方にお聞きすると、ここは今日が初めてオオイタビの場所は知りませんとのことで「温室の方で・・・」聞くことを教えてくれるので、サバンナ温室へ、ここの先生が事務所に問い合わせてくれ、「名札が小道に有る・・・・・」と聞き、砂礫地植物に駆け足で同行してくれる、まず山地性で探し、無いので海岸性を探してくれ、オオイタビの大きな名札が目立つ所に有る、先ほどお聞きした園内の若い方も大喜び、目的のオオイタビは大きな姿で現れる・・・・教えた先生の姿はもう見えなくなっている、この様な先生が筑波実験植物園をささえている・・・・

オオイタビ
オオイタビの花はイチジクと同じように果実の中にできる。なので、割ってみないと解らない、ここもそうだが樹木や崖、石垣などに気根と呼ばれる根をのばし、ツタのように絡まるつる性の常緑樹。イタビはイヌビワの別名で、茎がつる状です。

研究・管理区域 農産物が植えられている
イチジク 果実はなく、オオイタビとは比較になりませんネ
筑波実験植物園で多くの人が通過する東屋の裏でしかも大きな名札なのに初めて見た気分です、花期や果実が見たいですネ
花咲く季節:5月、6月、7月、実のなる季節:10月、11月

左:ハチジョウアザミ 右:トベラ

オオイタビは写真手前の左 東屋の裏側

左:東屋の位置 右:美しい池

ヒガンバナ 今週のベスト3!
ヒガンバナ 東屋の前、池の縁、数本の残花を楽しむ!

左:オニバス 右:ホシザキユキノシタ 筑波山 男体山でどうぞ

教育棟 お昼の時間は空いている
自動販売機の有る

左:ミズアオイ 今週のベスト3! 右:ヤマクワ
ヤマクワはブナやイヌシデが有り・・・・入る人が限られる、でもこれからはじまる紅葉時期は熊も出ないのでノンビリ紅葉狩り可能、ブナ・イヌシデ・カウラ・メグスリノキ・ホウノキ
・各種カエデが味わえる。

左:コブシ 右:イヌシデ

カツラ マルバノキに比べ葉は小さ
マルバノキは葉が大きいが、カツラは大木で立派でつついと見上げてしまいます。

左:メグスリノキ 右:ホウノキ

左:コクサギ 右:コクサギ 実が面白い
コクサギは葉序が独特、互生だが2対づつ左右に付く。コクサギ型葉序と呼ばれる。同様な葉序としてはサルスベリがある。葉身は倒卵形で、全体に腺点がある。表面は光沢があり、縁は全縁。雌雄異株。4月に、黄緑色の花が咲く。前年枝の葉腋から、雌花は単生、雄花は総状花序が出る。花弁、萼片、子房はそれぞれ4個ある。雄しべは退化している。果実は2〜4分果になる。一つづつは腎形。果皮は木質で、熟すと2裂し、その反動で黒い種子をはじき出す。種子をはじき出した後、またもとの形に戻り、しばらく残っている。

左:マルバノキ 林の奥に有う 右:ジャケツイバラ バラのようなトゲが有る
ジャケツイバラは筑波山や宝篋山にも生えている。

左:砂礫地植物(山地性)の砂場. 右:池にセッコウが有る
砂礫地植物(山地性)の砂場にはニッポンハナダカバチが舞ってくる。残念だか秋にはいないそうです。2016年8月10日ここで撮影

左:オクトリカブト 右:フサザクラ
池の済にフサザクラの開花は3月下旬〜4月。葉に先立って咲く房状で花弁がなく、いわゆる花らしい花にはならないが、房状に垂れ下がる様を遠くから見るとサクラに似た雰囲気があり、フサザクラと名付けられたそうです。

パンパスグラスとサバンナ・熱帯雨林・水生植物温室
ここ中央広場の一角で大きなベンチが置かれ日陰もあり時間調整に便利です・・・・・
多くの訪問客は車でやって来るが、つくばセンタ-に向かう場合はつくバス北部シャトルが便利です、受付に時刻表が有るのでお訪ねください・・・・。