2016/9/7筑波実験植物園散歩 今週のベスト3!:パンパスグラス、アワ・ヒエ(夏野菜)、ビッチュウフウロ・コムラサキ

     今年の台風は東北・北海道に大きな被害を!9月に入り直ちに台風13号が発生、関東に接近する前に温帯低気圧になり、8日、つくば市は被害が無く済みました。

2016-011

日程:201697日 (水)雨 14時頃から晴れ、筑波実験植物園へ

 今週のベスト3

 
左:コムラサキ(小紫) クマツヅラ科  右:ビッチュウフウロ(備中風露) フウロソウ科


アワ(粟)イネ科
「濡れ手で粟」の格言や、秋の季語「粟」など、古い時代では、主食として重要でしたが
私の時代以降知る人は少ない!

はすべて研!

 
左:ハナシュクシャ(花縮紗)ショウガ科              右:コナラ(小楢)ブナ科

コナラは日当たりの良い山野に、普通に見られる、薪炭材として、里山の代表樹種だった、里山では、コナラ・クヌギなどの薪炭材だけを、1020年周期で萌芽更新させていた、薪炭材を使わない関東地方では、放置された里山がシラカシなどの照葉樹林に代わりつつあるようです。

 
左:シロネ(白根)シソ科 右:ヒメシロネ(姫白根)シソ科

シロネは根が白いことから付いた名前、1bを超える背丈になるシロネと比べ、ヒメシロネやコシロネは2040aと小型。ヒメシロネの葉は細く、鋭い鋸歯があるがコシロネは鋭い鋸歯は無い。

 
左:サワギキョウ(沢桔梗)キキョウ科 右:シモバシラ(霜柱)シソ科

尾瀬ではニッコウキスゲが終わった頃、サワギキョウが多く咲いているが10月に入ると枯れて、だだの雑草に見えてしまう。

シモバシラは筑波実験植物園では花は観る、寒い時に高尾山に行くとよい。枯れた茎が昼間吸い上げた水分が外気で凍りつき、茎のまわりに霜柱のような氷柱を作ることが名前になっている。高尾山に富士山を眺めシモバシラに出逢える為何度も出かけています、マニアの女性らがシモバシラを見つけシャターを押す姿は美しい!

 
左:ジュズダマ(数珠玉)イネ科             右:ノダケ(野竹)セリ科

ジュズダマは熟して黒くなった果実が,数珠に似ていることから,ジュズダマと呼ばれる。以前は荒れ地や道端でよく見かけたが,最近は少なく,筑波実験植物園で会えるとは?

 ノダテを見つけたがまだ花が咲かず、この後開いて花が見られるはず!

 
左:イタドリ(虎杖)タデ科          右:ウツボグサ(靫草)シソ科

イタドリはタデ科、タケノコそっくりの若い芽は酸味で食べられる、茎は太く中空、雌雄異株。筑波実験植物園では大きな株を見せてくれる。

ウツボグサはシソ科、夏、花が枯れても立っており夏枯草。この間登った岩菅山の登山道も生えていた。葉は対生、紫色の花が綺麗です。

 

 
左:ナナカマド(七竈)バラ科                右:ウメモドキ(梅擬き)モチノキ科

ナナカマドはバラ科、9月初旬では岩菅山では既に実が赤く、10月の紅葉シーズンまでもつかどうか?

ウメモドキは我が家の庭の木は雄株で花は沢山咲くけど実が付きません、したがって真っ赤な実を見ると嬉しくなるが、筑波実験植物園の木はご覧の少なさ!

 
ホウノキ(朴の木)モクレン科を見上げるトカゲ

ニッポンハナダカバチの住んでいた場所、まだ飛んでいるか探したが、、、一匹のトカゲが花に近づく虫を探してピクピクこまめに活動。

 
蜜を求めて飛来するチョウチョ


池にカモ

 
左:センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科             右:キウイフルーツ マタタビ科

ボタンヅルのセンニンソウに似ているが葉がボタンの葉に似ていると言う、近くの散歩道に生えるのはセンニンソウです、仙人のヒゲに似ている、葉は対生、しかし、花の数は凄い。

キウイフルーツは、マタタビ科の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実である、サルナシ(猿梨)は筑波山でも生えている。

HP:わたしの天気予報