五十沢キャンプ場から天竺(てんじく)の里を経て、遊歩道終点 取水口まで!
裏巻機の紅葉狩り 見頃は直ぐだ!
 五十沢川の渓谷は素晴らしい、雲洞庵に立ち寄り

日程:20101016日(土)晴れ

裏巻機渓谷から巻機山: 2007/11/9-4
金城山紅葉狩り:2006/10/28
坂戸山:2007/4/14

遊歩道終点 取水口 牛ヶ岳はここから登る

 

コース

 

関越自動車六日町IC=(国道253号)⇒美佐島=(国道17号)⇒床之又=(上越線 魚野川 県道233)⇒五十沢温泉 五十沢中学校前=(県道233)⇒五十沢キャンプ場入口=(県道554)⇒永松発電所=(林道)⇒五十沢キャンプ場受付=(園内)⇒天竺(てんじく)の里「みやて小屋」7:55―(0:35)→不治心得の岩8:30―(0:50)→大ヒド沢9:20―(0:10)→小滝9:30―(0:35)→10:05遊歩道終点 取水口10:20―(1;20)→11:40天竺の里「みやて小屋」⇒さくり温泉健康館(天然掛け流し温泉)⇒雲洞庵⇒帰宅

 

関越自動車六日町ICを下り、一旦国道17に出て、キャンプ場の案内を追って、魚野川を渡り、国道291を横切ると、右に坂戸山の案内(坂戸山:2007/4/14)が出て、金城山(金城山紅葉狩り:2006/10/28)が見えると、五十沢(いかざわ)温泉、その先に五十沢キャンプ場入口がある、直進すると三国川沿い進み十字峡、ここは右折する。

 

民家が終わり、五十沢川沿いに進むと直ぐに永松発電所、右の石垣に鉄パイプの梯子、牛ヶ岳登山道はここからスタートです。

 

五十沢キャンプ場受付で、入園料(環境保全協力費)一人300円を支払う、重いゲートを押し開け、天竺の里へと急坂を登る、徒歩だと40分、今日は車、10分!

 

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遊歩道から五十沢川を見下ろす

 

天竺の里、最上段のいこいの森の駐車場まで上がる、永松発電所からの登山道(裏巻機渓谷から巻機山: 2007/11/9-4はこの道を歩いた)が上がってくる、今日は家内が同行、こんな美しい眺めが簡単に得られ満足!

 

受付でもらった、「裏巻機渓谷」を見ると、「みやて小屋」が裏巻機渓谷入口、一段戻ることになる、登山道は下ることなく、いこいの森をつっきって行けば良い。

 

みやて小屋(標高630b)には綺麗なトイレ、車は10台ほど停められる、永松発電所取水口(標高650b、、1946年完成)まで小さな上下は有るが、ほとんど水平に遊歩道が整備されている、さっそく歩き出す。

 

美林のブナが迎えてくれる、登山道が右上から下ってくる。

 

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美林のブナ、どんぐりを求め熊さんは出没?そんな心配はないよ!

 

右手に調整池が現れ、続いて割石沢、いきなりの凄さに家内は驚く、巨岩の積みあがった滝、裏巻機に初めて入った時は、この後どんな渓谷になるのか不安になった記憶がある。今日は家内をゆっくり案内できる素晴らしい渓谷散歩です。

 

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割石沢、なんと人は小さいことか

 

割石沢を見学し、登山道に戻り、ダイモンジソウが咲く道を行く、左は五十沢川への絶壁。

 

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ダイモンジソウが水平道を飾る

 

右上が岸壁、登山道にはビニールで覆った鉄線が張ってあり、これを安全綱にして進む、逆コ字の岩場を通過、冒険心の少ない人はこの辺りで引き返す方が良い。

 

ここを過ぎると、道は安定し、苔の生えた古道を象徴する階段が現れる、このような階段はこの後も時々現れ、登山道を上下する。

 

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立派な階段が要所に設けられ安心!

 

壊れかけた手製の道標、不治心得の岩、登ってみる、巨岩の岩の下が広場になっており、私達は朝食、ぼやが集められており、保安をする人も休憩に使っているのかも知れない。

 

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不治心得の岩、雨も防いでくれる!

 

登山道に戻り、綱は不要だが、安定した道になる、景色の良い、続いて坪池沢

 

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坪池沢、小さな階段を登ると坪がある

 

ここも寄り道になる、右にさらに登る細い道、登って見ると、坪池沢があり、真夏に訪れここに入れば気分最高の池?

登山道に戻る、ここは鉄の橋を下る、滑るので要注意!

 

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気持ちよく歩ける遊歩道は水平道が長い!

 

坪池沢からしばらく、ルンルン気分の水平道が続く、やや長い石段を登ると、見晴の岩があり、寄って見ると、これから進むコースと五十沢川が良く見える。

 

 

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五十沢川対岸の絶壁

 

 綱を利用し、急な階段を下って、大ヒド沢、この辺りからは本格的登山道になる、登山者の領域になる、そして次々と現れる光景に感動!

 

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帰りに撮影:出遭った人は:単独男性
この写真の人々はピークの岩場から取水口へ向かう
ルートを見下ろす、黒部川下ノ廊下に負けない美しさ

 

迫力の大ヒド周辺の光景、頭上の峰は紅葉見頃、歩く周囲は一週間後なら見頃になりそうです。

 

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小滝

 

小滝、頑丈な橋、足元を清流が流れ落ちる、この先に、割引岳への登山道入口がある、牛ヶ岳はこの入口ではない、不動滝左、右夫婦滝の分岐、ここは夫婦滝へ。

 

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牛ヶ岳道標は以前のまま、ひっそり案内役を務めている

 

足元に、牛ヶ岳道標が現れ、割引岳の入口の道標同様、200611月に重いリックを背負った時と全く変わらない道標、唯一の登山者への安心標識です。

 

ここはちょっと悪路、右に大きく曲がって、直ぐに左に曲がり、再び水平道になる、右は完璧、左は渓谷と注意が必要、さきほどから飛行機の音?と思った音の発信原因が左眼下に現れる、不動滝だろうか?

 

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ごうごうと音を立てる滝を見下ろす

 

右の岸壁に手を付きながら進むと、美しい夫婦滝が飛び込んでくる。

 

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夫婦滝

 

夫婦滝を見下ろす登山道は狭く危険、しっかり足を止め、じっくりと見下ろすことです。

 

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夫婦滝を見下ろす岩場

 

続いて岩のトンネル、大きなリックサックを背負っていると通過不可、家内が通過すると穴がふさがるほど、ここも2006年と変わらない、どんな人がどんな思いで通過したのだろうか?

 

屋外, 岩, 山, 自然 が含まれている画像

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登山道にトンネル、このトンネルが残しているところが心憎い

 

トンネルから対岸の長い 長い滝、風鼻滝を見る、美しい。

 

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風鼻滝

 

眼下に、ポットホールが見える、不思議な光景、見飽きない光景です。

 

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ポットホール 紅茶がつがれている

 

周囲は白い壁、どんどん深くなるのだろうか?

 

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取水口

 

そして、水平道が終わって、取水口、ここだは以前と変り、取水口へ降りる階段が立派に作られている、新品で最近作られたのだろう。建物の屋根?で休憩、家内も大満足!

 

裏巻機渓谷から巻機山: 2007/11/9-4

 

取水口を見下ろすと、アルミ製の橋、これは以前と変わらない、牛ヶ岳はこの橋を渡って対岸から、道なき岩場を鎖・綱を使って登り、展望の良い三合目、再び五十沢川の上流に急降下して、渡渉点、ここが四合目、ヤセ尾根を登る、ここから牛ヶ岳まで8時間は見ておきたいですよ!帰路は清水へ下る、清水の民宿に泊まり、翌朝バスで六日町に出るとよい、民宿での魚沼産コシヒカリの夕飯は忘れられない。

 

 ここから今日は引き返す:

 

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不動滝は次回のお楽しみ

 

登りは見所を十分観察したので2時間、帰りはたんたんと下り、1時間半ほど、素晴らしい裏巻機渓谷に大満足!出遭った人は二組、静かな紅葉狩り散策でした。

 

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割石沢に戻れば、天竺の里すぐだ!

 

秋の花、ダイモンジソウが見頃、オヤマノリンドウも可憐でした。

 

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オヤマノリンドウ

 

イワウチワの群落が次々と現れ、次回は花期に訪れたい、パンフレットによると、イワウチワ、タムシバ、キクザキイチゲ、カタクリ、シラネアオイ、ヒメシャガ、シモツケソウ、コゴメグサ、タツナミソウ、オノエラン、、そして今日の主役ダイモンジソウが山野草として紹介されている。

 

天竺の里の上段の駐車場近くの広場で昼食、温かいインスタントラーメン、午後から快晴の予報は一変厚い雲に覆われる、、、、。

 

五十沢キャンプ場から、三国(さぐり)川ダムへの車道まで出て、さくり温泉健康館025-774-2802)に立ち寄る、大人370円、天然掛け流し温泉、良い湯だね!

 

その後、国道291号にでて、八海山ロープウェイまで、山頂に雲がかかり、今回は、ロープウェイ乗りはパス、紅葉の見頃は来週かな?大勢の観光客で賑わっていましたが、八海山スキー場15:25発六日町行バスを待つ登山者の姿は有りませんでした。

 

雲洞庵に立ち寄り:

 

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雲洞庵境内

 

 国道17号から六日町IC曲がる交差点で雲洞庵の道標「越後で一番の寺」、寄って見ることにする、行き方は六日町に入り、国道291号を素直に走り、清水へ向かうのが良い、私達は国道17号を走って雲洞庵の道標を探したから失敗、結局ガソリンスタンドで訪ねやっとたどり着いたが。

 

国道291号、清水で行き止まりの国道、雲洞庵入口、金城山の登山口も有り、登山帰りの人も訪れている、また、坂戸城跡は六日町駅から近いがハイキングになる。

 

雲洞庵の土踏んだか」と言われる登山道の杉並木、本堂の内庭、と見所は多く、越後一番のお寺に納得

 

HP:わたしの天気予報