女夫淵から鬼怒沼湿原と鬼怒沼山を遊歩
鬼怒沼湿原 鬼怒沼山(標高2141b)  女夫淵から遊歩道・林道で日光沢温泉、鬼怒川源流の鬼怒沼湿原の紅葉狩り

日程 20181078日 晴れ 鬼怒沼湿原は曇り時々晴れ間

日程1998530土)曇り雨時々晴れ
日程 2013817-18 (土−日)晴れ

 

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鬼怒沼湿原
鬼怒沼山を逆に写す

 

コース

 

一日目

 

自宅3:50=(国道408号)⇒田中交差点4:20=(国道125号)⇒高木川西交差点4:25=(国道294号)⇒長田交差点5:55=(国道408号)⇒鐺山交差点=(国道123号)⇒石井交差点=(石橋宇都宮線バイパス)⇒宇都宮IC入口6:30=(国道119号)⇒春日町交差点7:20=(国道121号)⇒三ツ石トンネル7:40=(県道23)⇒8:35女夫淵8:44―(0:36)→手白沢橋10:10―(0:30)→遊歩道経由女夫淵温泉/林道経由女夫淵温泉(手白沢温泉入口)10:40―(0:13)→加仁湯10:53―(0:17)→11:10日光沢温泉11:13―(0:00)→根名草山分岐11:13―(0:21)→ヒナタオソロシの滝展望台/奥鬼怒沼温泉/鬼怒沼分岐11:34―(0:19)→11:53ヒナタオソロシの滝展望台(日向恐ノ滝)12:05―(0:15)→ヒナタオソロシの滝展望台/奥鬼怒沼温泉/鬼怒沼分岐12:20―(0:15)→12:35日光沢温泉

日光沢温泉 Tel 0288-96-0316 

 

二日目

 

日光沢温泉7:18―(0:03)→負ケ橋7:21―(0:09)→ノシ滝7:30―(0:04)→ヒナタオソロシの滝展望台/奥鬼怒沼温泉/鬼怒沼分岐7:34―(0:11)→木の階段7:45―(0:18)→8:03観瀑台(オロオソロシノ滝) 鬼怒沼2.4`/奥鬼怒温泉8:06―(0:43)→鬼怒沼1.5`/奥鬼怒温泉2.2`8:49―(0:19)→鬼怒沼0.9`/奥鬼怒温泉2.8`9:08―(0:23)→9:31鬼怒沼湿原10:32―(0:48)→ベンチの休憩11:20―(0:14)→観瀑台(オロオソロシノ滝)11:34―(0:50)→12:24日光沢温泉12:42―(0:12)→加仁湯12:54―(0:09)→八丁ノ湯13:03―(0:05)→巨岩落石13:08―(0:03)→鬼怒川接近13:11―(0:03)→奥鬼怒温泉郷/女夫淵道標13:14―(0:06)→大木倒れ林道塞ぐ13:20―(0:10)→鬼怒川湖畔 ウスクボ平(対岸)13:30―(0:02)→コザ池沢の橋13:38―(0:03)→堤防13:41―(0:03)→奥鬼怒温泉郷/女夫淵道標13:44―(0:01)→長い橋を渡る13:45―(0:02)→岸壁の縁を通過13:47―(0:05)→細い美しい滝13:52―(0:03)→奥鬼怒第3床固完成平成71月天端標高1168.10b 建設省 株式会社浜屋組の碑13:55―(0:04)→鬼怒川の縁塀を通過13:59―(0:04)→奥鬼怒遊歩道案内バツ印14:03―(0:10)→奥鬼怒温泉郷3.0`道標を右折14:13―(0:02)→鬼怒川の吊橋14:15―(0:05)→ピーク 工程表14:25―(0:04)→長い階段 中間に踊り場14:29―(0:01)→14:30女夫淵14:33⇒第24回奥鬼怒・川俣温泉 秋のそば祭「キノコそば」108日 川俣温泉運動公園⇒帰宅

 

 徒歩 一日目 17,733

    二日目 28,765

 

【一日目】

 

 国道121号を北上すると、栗原交差点で二分する、東武鬼怒川線もここで大きく右に曲がって、新高徳駅に停まる、同様に私もここで右折し、有料の鬼怒バオパスを避け、会津西街道に入る。東武ワールドスクウェアを右に見て、鬼怒川温泉駅を左に見て東武鬼怒川線と並行する。

 龍王峡を通過し、日塩もみじラインで左折、三ツ岩トンネルを経て川治温泉駅の手前で県道23号に入る。県道はクネクネ、川治ダムを見て、田茂沢トンネル、八汐大橋、愛宕山トンネル、野門トンネル、萱峠トンネル、瀬戸合トンネルと走り、続いて狭い橋で川俣湖「川俣大橋」を渡り、川俣温泉川治線をクネクネと曲がって、川俣温泉を通過、ここは鬼怒川の源流が流れ、これ以上は一般車通行止めの女夫淵(標高:1120b)である。

 女夫淵発:7:45,9:50,12:45,15:25 鬼怒川温泉発:7:35,10:15,13:25,15:50 約1時間40
 北千住駅812発の特急きぬ107号に乗ると鬼怒川温泉9:59に着き、10:15発のバスに乗れ、お昼にはここ女夫淵に着く。

 女夫淵 8時半、駐車場は満杯、これか進む橋の手間の砂地に軽車一台分の空き、ここに停める。

女夫淵の遊歩道入口

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左:女夫渕駐車場・バス停           右:女夫淵の遊歩道入口  

 

 一般車通行止めを抜け、大きな橋を渡ると、右に歩道入口の険しい階段がある、入口に危険「通行止」のゲート。見送り、奥鬼怒林道を進む。

 

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左:この辺りは来週頃紅葉見頃             右:植物観察の道では無い

 

 女夫淵から加仁湯・八丁ノ湯間を走るバスが何度も往復し、通過がうるさい他はとても静かです。早くの数組が下って来る。

 

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左:ヤマブドウが多いが高くて取れない      右:ウツボグサ(靫草)シソ科

 

 子供連れも家族、ヤマブドウを見付け「おおいーーー」と呼ぶと、駆け寄ってくる、徒歩に飽きた子供さんやお母さんも大喜びで!一番は楽しさを見付けたおとうさんだったことでしょう。久しぶりに見付けた秋の味覚、口に入れて食べた子供たちは期待の美味さはとは遠く「苦い―――」と、笑い顔、私にとっては最高の味である。

 

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左:遊歩道を見下ろす       右:三枚葉のツタウルシ(蔦漆)ウルシ

 

 鬼怒川を見下ろす所、遊歩道は眼下に見える川岸を歩くので、きっと楽で楽しそうに見えるのだが!林道は淡々と車道を歩くだけ、こんなに穏やかな道路だろうから一般車も入ればと思うが、この大自然を残す最後の手段と思うと「歩く」事の大切さを改めて知る!

 先ほどの家族、子供たちが大きくなって、あのスッパイ味を「美味い---」と言ってくれる日が来る、きっとそうなるだろう!

 

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左:白沢橋             右:紅葉は、来週辺り見頃

 

 白沢橋、この辺りが林道の最高地点だろうか?この川はウスクボ平辺りに流れ下る、眺めると鬼怒川の向こうの山一面が広葉樹林で綺麗です。見える林道が奥鬼怒スーパー林道で全線は栃木県栗山村八丁ノ湯〜群馬県片品村大清水の間を走る、栃木県日光市光徳〜栗山村女夫淵に昭和351960)年着工した林道を昭和401965)年の特定森林開発林道計画ご推薦、昭和461971)年の奥鬼怒スーパー林道計画から昭和561981)年奥鬼怒トンネル完成。昭和581983)年10月頃路線変更着工などあって平成31991)年6月開通、ども今も一般車両通行止めのままである。2013年8月17-18にこの奥鬼怒トンネルの上を通過。一般車が大清水と女夫淵、奥鬼怒温泉郷が林道でつながると便利で金精峠や戸倉を走らなくなるね、でも自然保護はもっと大切ですね!

林道も反対の山は手白山(標高:1849b)で、この手白沢の上に位置するそうです。手白沢温泉から手白峠・手白山・噴泉塔(国の天然記念物)へのコースがあるとの事。

 まもなく林道は大きに右に回り、下って、再び登り、ここで加仁湯の泊まったご夫婦に出合う、バスの時間が合わず歩いて来たらしい。彼らの話ですと左に大きく曲がると下りになって直ぐに白手沢温泉入口だそうです

 

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左:美しい林                右:あそこを曲がると日光沢温泉です

 

 右に曲がって少し下ると広場でゴミを入れる小屋が立っている、続いて遊歩道経由女夫淵温泉/林道経由女夫淵温泉(手白沢温泉入口)と続き、鬼怒スーパー林道への大きな吊橋を見送り。空き地に加仁湯のバスが停まっているので、日光沢温泉の場所を聞こうと思うが、運転席を覗くが誰もいない。噴泉塔(国の天然記念物)へのコースは無理のゲートもある。

 加仁湯が前方に見えて、手前に「奥鬼怒温泉郷の案内」が立っている。この林道を直進するか加仁湯の方に下るかだが、加仁湯の方に下ると、バスの発車場で大勢の人が待っている。これから根名草山方面に向かう学生さんが出発の準備中。

 加仁湯から左に細い道を登ると、先ほどの林道に出合い、再び鬼怒川岸に出て、大きく荒れた川を見ながら上流を目指す。

 

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左:滝の様に流れ落ちる         右:日光沢温泉

 

 左斜面から急流が滝の様に落ち、荒れた鬼怒川の流れは右に回り込み、その上に日光沢温泉が立っている。目の前に日光沢ノ滝も見える。

 

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左:賢そうな柴犬
2018
4月頃はサンボ、チャング、わらびの三匹、今日はチャング
右:日光沢温泉 中央が鬼怒沼への道

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玄関と本館                 露天風呂(上)       露天風呂(下)

 大きな建物と本館を結ぶ廊下の下が鬼怒沼への道、手前に美味しい水が流れ出る、その水場の上が日光沢温泉の庭先で、元気な柴犬が!そして一人の男性従業員さん。

 その従業員は玄関掃除中、チェックイン時刻を訪ねると「早すぎ、回りを散歩してください・・・」と言う「どこを・・・」と訪ねると「明日行けないヒナタオソロシノ滝を・・・を見に」と説明してくれる。「鬼怒沼に登りたい・・」と言えば「お客さんはどのくらい歩けるか解らないが往復5時間ほど・・・・」と返答される。この会話で彼は、日光沢温泉のご主人であると確信。

 ヒナタオソロシノ滝の道を聞き荷物も置かず(荷物は預けた方が良かった(笑))、滝の展望台へ向かう。

 

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左:日光沢温泉の裏 根名草山登山口は左、右が鬼怒沼へ       右:観瀑台 ヒナタオソロシノ滝

 

 温泉の裏、石段を登ると、鬼怒沼からの登山者が3人、仲間と湯元から根名草山を抜け、仲間を奥鬼怒温泉郷に残し、3人だけが鬼怒沼を往復して来たと言う、台風24号で根名草山からのコースは崩壊しメタメタとのこと、鬼怒沼への登山道は無事だそうです。

 ヒナタオソロシノ滝の観瀑台は15分程先の丸沼分岐を左折する。

 

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左:丸沼へ渡る橋                  右:この右奥に観瀑台 ヒナタオソロシノ滝

 

 分岐を左折、目の前が長い木製の橋、手前に二つのリックサック、観瀑台の往復で会いませんでしたが、オロオソロシノ滝まで行ったのかも!これから行く観瀑台はヒナタオソロシノ滝で、明日立ち寄る観瀑台はオロオソロシノ滝を見るところです。

 橋を渡ると、広場で川沿いに沿って行きたくなるが、上に向かって登山道が続き、急登を登る、登り切ると美しい小沢が流れ、ヒナタオソロシノ滝の案内版は倒れている、林の先が観瀑台です。

 

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二つの滝が流れ落ちる

 

 観瀑台は5,6人が乗れる広さ、紅葉に囲まれ、鬼怒沼側の滝を見る事になる、ご主人が説明する通り、明日がここに登る元気は無い、大満足である。湯沢峠を経て丸池の燕巣山(標高:2222b)に登りたい、四郎山(標高:2156b)は登ったばかりです。

 

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左:ヒナタオソロシノ滝日向恐ノ滝                      右:3本の巨木

 

 日向恐ノ滝とヒナタオソロシノ滝を書き、オロオソロシノ滝は日陰恐ノ滝で対になっている。オソロシの由来は、大雨の際に、滝の水が荒れ狂い、大木を押し流したことにあると言う。

 観瀑台の広場から離れると、巨木が3本同じ株から、こちらも恐ろしい姿です。ここから湯沢峠まで2:20、峠から1:00ほどで丸池。丸沼から燕巣山と物見山、鬼怒沼を経て、一周する人もいるらしい、途中の渡渉が二ヶ所。

 

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日光沢温泉

 

 12:35に日光沢温泉に戻り、チェックインは13:30だから、庭先のベンチで休憩、鬼怒沼から下って帰路に着く人が多い。チェックインは一番目、ご主人が明日の荷物置き場、食堂、風呂場、トイレを説明し、相部屋に案内。一部屋二人で間のふすまを開けると四人部屋になる(ふすまは開けてある)。

 早速、風呂に入る、急な階段を降りると、左は女性専用、右が男性専用、ドアを開けると露天風呂があって、石段を上ると上の露天風呂。日帰り温泉の利用客は庭先から直接入る、着替え小屋がある、この上下の露天風呂を利用できる。加仁湯に宿泊の人も利用している。

 上の露天風呂は透明、紅葉を見ながら一人でのんびり、下の露天風呂に移動、若き乙女が入ったばかり、明日鬼怒沼に登ると言う、案内の男性も入ってくる、彼はアチコチ登山中で85,6個の山を登っていると言う。

 18:00から夕食と言うので、布団を引き仮眠。相部屋は一方が埋まってふすまを閉め、こちらには今朝から男体山を登った北島さんが入ってくる。

 夕食は17:30から、相部屋の4人は同じコーナーに集まり、話が弾む。カメラマン、サイクリング、登山者(男体山を登って来た)と私の四人。皆さん豊富な経験者である。登山者の北島さん、まだまだ50代、60にはまだ2年先の人、帰りの女夫淵まで同行になる。

 

【二日目】

 

 北野さん、朝風呂、5時過ぎ、隣のカメラマンが野鳥撮影に出かけ、こちらの話を聞き、ふすまを開け会話に参加。釣りのお話、今日の予定。。。

 6:30より朝食、話は尽きないが・・・8時前には出発したい。ご主人との会計を終え、身支度を整え、小荷物は預けスタートする。

 先行にご夫婦、後ろに老夫婦が続く。

 

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左:まず鬼怒川を渡る 負ケ橋(おさおとばし)           右:最初の木道

 

 奥鬼怒温泉郷を離れる最初の鬼怒川に架かる橋を渡る、荒れた地に立派な木道。足場の悪い登山道、右に斜面は崩れ落ち、今も危ない、休まず通過。

 

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左:ノシ滝             右:丸沼分岐

 

 登山道奥に細いノシ滝を見て、昨日の丸沼分岐を過ぎ、鬼怒沼へ登る。モミジの紅葉が美しいところ。

 

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オロオソロシノ滝

 

 大きな木の階段を登り、なかなか着かないと思う頃、オロオソロシノ滝を見る観瀑台に着く、東京の登山クラブの7人も到着。細長く落ちる滝と高い根名草山を見上げる、昨日のヒナタオソロシノ滝の方は日向と言い、こちらの日陰よりチョット美しい感じがする。ここは鬼怒沼2.4`地点。

 しばらく、急登、北島さんが追い付く、「この先、トラバースの道、注意・・・」と言い残し先に進む、後ろから早い東京の登山グループの早足女性に軽く追い抜かれる。

 太い綱が続くトラバースコースをで、登山グループに抜かれる、なもなく、登山グループを休憩ベンチに着く、早足の女性は特に早く他を寄せ付けないらしい。

 

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ベンチから鬼怒沼までほぼ平
コメツガ、アスナロ、ウラジロモミ、ハリノキ、シラビソ、トウヒ、ダケカンバ

 

 7人がスタート、ここから鬼怒沼までは、今までと違い大きな登りは無いらしい、彼らの後を追いかける、その足の速い人は見えなくなる。

 

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シラベ トウヒ

 

 登山道は涸れ沢でシラベやトウヒの多い樹林帯、足元は大きな石、石が無い所はジメジメ、でも時々へ平坦で歩き良い所も有る、時々高度を上げる木の階段があり、これがパワーを奪う。樹林の間にナナカマドが赤い実を沢山つけている、木によって全く実のつかない木も多い。

 

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道が平らで、長い木道

 

 登山道が平らになり、木道が長く、もー鬼怒沼湿原である。標高:2020から2030b。

 

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鬼怒沼湿原
地塘が大小散らばっている

 

 森林を抜けると湿原が大きく広がり、木道が二分する、この木道は間もなく合流。

 

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左:登山クラブの人々      右:鬼怒沼湿原の中央
彼らと撮影交換

 

 ガスが次々と覆い、視界は期待できず。先行の北島さんと木道ベンチで再開。2013年8月17-18に訪れたベンチ、草紅葉が綺麗で、日が射せば大小の地塘が輝き、燧ヶ岳や日光白根山など眺めが素晴らしい。しばらく、待つが期待通りにならない。

 

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左:大清水6.0` 奥鬼怒温泉3.7`                 右:避難小屋
6
8月がお花が綺麗

 

 ここへ、昨日露天風呂で出会った3人が到着、「先に行くのですか?」と彼女、「車が女夫淵なので・・」と答えると「同じですね・・・」と、皆さん奥鬼怒温泉から鬼怒沼の展望を期待し登ってきた。

 木道を先に進むと二分、右に折れて林に入ると避難小屋が建っている、不時の露営に利用、中を覗くと綺麗に整理されている。この奥が鬼怒沼山と物見山の分岐がある。鬼怒沼山の先に奥鬼怒トンネルが抜け、奥鬼怒スーパー林道が奥鬼怒温泉郷に向かっている。日光沢は奥鬼怒山から流れ、同じく奥鬼怒温泉郷に流れている。

 

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大きな地塘が、周辺の山々を写している

 

 しばらく、皆さんで大きな地塘の変化を楽しむが、晴れて来ない、腰を上げ、奥鬼怒温泉郷へ下山開始である。

 

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鬼怒沼湿原を後にする

 

 鬼怒沼国有林/おるまい とるまい 高山植物/自然を大切にしましょう 今市営林署を見て、森林へと入り込む。

 

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ナナカマドの実と足元の大石

 

 涸れた沢をひたすら歩き、時々良き登山道もあるが、下っていくと休憩ベンチ。

 老夫婦がここで引き返すらしい、奥鬼怒温泉郷から観瀑台、途中のトラバース道を経て、このベンチ、ここから涸れ沢のやや平坦な道が鬼怒沼湿原に続く、時間的には半分である、諦めるにはちょっとツライが後の工程のあり、仕方がないらしい、お父さんは75歳以上?

 

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休憩ベンチ付近  右:トラバースコースの始まり

 

 次も観瀑台まで、厳しい下り坂、太い綱のトラバース、注意 注意!

 

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観瀑台周辺

 

 真岡から来られたお父さんと下る、女夫淵(ここで一泊)から子供から借りた自転車との事、砂利道で徒歩の人と変わらないとの事。日光沢温泉で露天風呂に飛び込んで帰るという。都心の登山クラブの人も合流してくる、足の速い女性もニコニコ。彼らは林道をひたすら歩いて帰るそうです。

 預けた小荷物を受け取り、朝もらって担ぎ上げたおにぎりをここで頂く、おにぎり二個、一個は鮭、残りは梅、小エビとノリの佃煮で、ご飯がとても美味しい。

 

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左:昼寝のワンちゃん   右:日光沢温泉の直ぐ下

 

 日光沢温泉で「秋のそばまつり」のビラ1015時だから、女夫渕に15時前に着かないと行かないと、女将さんに念をおされる。ここでキノコソバがサービスされるらしい、会計の時宿泊した確認証を頂いている。場所は女夫淵から車で数分の川俣温泉運動広場だそうです。

 出風呂に入り、昼飯を食べ終わった北島さんとここで再会、北島さんはここにくるのも遊歩道、帰りも歩道を歩くと言うので、案内をお願いし、スタートすると同時に、ご主人のトラックが着く、ご挨拶をし、ワンちゃんにも挨拶して、山で出会った皆さんともこれでお別れです。

 加仁湯は直ぐ、庭先を通過する。

 

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左:山の相撲部屋        右:奥鬼怒スーパー林道の吊橋

 

 加仁湯の続きに奥鬼怒温泉郷の相撲部屋、確認すると鬼怒川岸に土俵の跡があり、その手前が整理されている。頭上に一般車が走らない吊橋、案内人の話ですと「加仁湯はライトアップしてトンネルを歩くツアーが開かれる・・・・」とのことです。

 

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八丁ノ湯 ログハウス

 

 1998年5月30に歩いた風景を思い出す、庭先を鬼怒川が流れる温泉宿のイメージだ、日光沢温泉は覚えが無いが、ここの鬼怒川は脳裏に記憶されている。

 

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左:八丁ノ湯の案内地図           右:台風24号が押し出した巨岩

 

 八丁ノ湯の案内地図を見て、歩道に入る、今日の案内人はここを何度も通過しており良く知っている。台風24号流し出した巨岩、回りの木々が倒され通行を邪魔している。足元は足を痛めるほどの荒れた道、登山道のような靴でないと足をクジイテしまう。

 

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左:鬼怒川岸 台風に流された          右:奥鬼怒温泉郷/女夫淵に道標

 

 川岸を通過する遊歩道、激しい流れに食い荒らされ歩けない、脇の高台の林を迂回する。奥鬼怒温泉郷/女夫淵に道標がポツンと置かれている。

 

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左:根こそぎ倒れた木々       右:美しい鬼怒川

 

 続いて木々が立ち並ぶ広い森林、ここに台風の強風が吹き込み、根こそぎ倒し、遊歩道の通行を止めている。我々は何故このように根こそぎ倒されたか不思議だが。木々の根元を見ると砂地で柔らかく、根こそぎ倒されたと思う!ここは、倒れた根元を迂回し山際を通過する。ただ、通行には倒れた木々を取り除くと容易だろう。

 

 この辺り、美しい林間で、歩行者を楽しませるが、台風24号が襲い、荒れているが、復活は早いと思います。

 

 この後、女夫淵まで台風24号の被害は認識できませんでした。ただ、鬼怒川の美しさと、ここに入り込んだ人の力に驚き、奥鬼怒温泉郷の今後の歴史を期待する。

 目の前の鬼怒川の流れは細いが、台風通過の時は激しい濁流だったことだろう、実際目視していないので現実は解らない。今は美しい川岸である。

 

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左:ウスクボ平                 右:静かな流れ 川遊びが楽しそう

 

 鬼怒川の対岸がウスクボ平と地図に記されているが、女夫渕を含めウスクボ平と呼ぶのだろうか、紅葉の美しい所です。昨日歩いた林道(奥鬼怒林道)からも見えた所だ。台風の勢いは無くおだやかな清流がとても印象的。案内人も感極まる所ろらしい。

 

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左:遊歩道の魅力!      右:コザ池沢の橋

 

 鬼怒川からやや離れた遊歩道、古いコザ池沢の橋を渡ると左奥にゴザ池ノ滝から流れる滝が見える、源流は鬼怒沼山、橋の上から見る水量は多く、美しい。奥鬼怒スーパー林道から源流が見えるかも知れない!

 *カッタテノ滝は確認できません、この辺りとの事。

 

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遊歩道をもくもくと遊歩する

 

 黒沢など流れ込み、遊歩道はこれらを避けるように、大きな規模・力・資金で作られたようです。案内される身でただただ建築物に驚きを隠せない、遊歩道を歩いて良かった!

 途中、ヤマブドウが沢山、でも高いフサに手が届かず、二人は極わずかしか食べられない(笑)。

 

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新しい遊歩道   対岸は大きな壁 右は鬼怒川が流れる

 

 新設の架け橋、ここまで来ると台風に人が勝っているようだが、奥鬼怒温泉郷に比べると、人里から近い所です。

 

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左:黒沢に架かる橋           右:流れに負けない工夫が!

 

 鬼怒川に黒沢が流れ込む、どうやら、遊歩道の入口で一番苦心した箇所であり、これからも大切な要所だろう。

 

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左:名も無い美滝            右:工事歴史を記録

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左:川底の仕掛け                        右:旧遊歩道は✖ 新遊歩道が引かれた

 

 鬼怒川の川底、奥鬼怒温泉郷まで、魚が迎える堰堤。

 旧遊歩道は✖となり、新遊歩道が引かれ、遊歩道が奥鬼怒温泉郷まで続いている、台風24号の被害およびこれからの奥鬼怒温泉郷を守るためにも、湯歩道を安全で豊かな道になると嬉しいですね。

 

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左:分岐点          右:鬼怒川を渡る吊橋

 

 奥に見えるのは鬼怒沼山から黒岩山の峰だろうが、吊橋から見える山はその前衛だろう。

 吊橋を渡り切ると、ピークまで、急登。この登りが遊歩道の一番ツライ道、ここさえ通過すると女夫淵と奥鬼怒温泉郷が楽しい遊歩道である

遊歩道入口

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最後の階段 遊歩道入口

 

 ピークに着くと車道(林道))と歩道(遊歩道)の差が表示されている。日光澤を比較すると歩道が有利だが、歩くエネルギーは同じくらいだが、「散策」を考えると歩道の方が断然!遊歩道を歩いて欲しい。

 

 この階段を降りると女夫淵は目も前。案内人の北島さん、とても良き想い出ができました。

 

 ここまま帰宅だが、川俣温泉の「秋のそばまつり」に立ち寄る。サービスのキノコそば、北島さん!美味しかったですね!

今回のメインは遊歩道でした。

わたしの登山話