燕巣山と並び日光・尾瀬の展望の山
四郎岳(標高:2156b)燕巣山(標高:2222b)
奥日光丸沼から四郎沢を四郎峠まで、四郎峠から四郎岳(シロウダケ)。燕巣山(ツバクロスヤマ)は眺める山!

 

 

 

 

 

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四郎沢に有った二つ目の道標

 

 

 

 

 

四郎岳は燕巣山と並ぶ、四郎峠から手元の地図には四郎岳の方のみにルートが記されている。

四郎峠に着くと冷たい風が吹きつける、雨雲が日光白根山の方に立ち述べてくる、金精道路を走っている時は男体山が見事でしたのに!午後遅く雨の予報だったが。標高は21562222bで66b、今日は四郎岳に決め、登りだす、直ぐに燧ヶ岳は木々の間に見え、急登が続く、やっとの思いで着いた四郎岳山頂からの白根山の姿は深い雲の中、同じ尾根道を下る・・・・四郎沢のヤブ道と四郎沢の美しい姿を味わい下山、次回は快晴に登ろう・・・燕巣山は物見山につながり、オロオソロシの滝を下って、湯沢峠を経て丸沢に戻てこれる。

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シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)バラ科

2018年5月29(火)曇り 四郎沢か美しいが、堤防を越える辺りヤブ道です! 四郎岳のみ、次回燕巣山に登ろう

コース

つくば市6:00=(国道408号)⇒宇都宮市 鐺山交差点=(国道123号)⇒石井交差点=(国道4号)⇒平出工業団地=(国道119号 宇都宮環状線)⇒宮環上戸祭町交差点=(国道119号)⇒JR日光駅・東武日光駅・神鏡=(国道120号)⇒いろは坂=(国道120号)⇒戦場ヶ原=(国道120号)⇒金精峠=(国道120号)⇒丸沼入口=(林道)⇒10:00丸山温泉駐車場 無料10:03―(沢を渡る 0:04)→登山口10:07―(0:10)→1個目堤防10:17―(0:25)→滑沢出合10:42―(0:03)→綱場10:45―(0:03)→丸沼/四郎峠道標1個目10:48―(0:11)→丸沼/四郎峠道標2個目10:59―(0:30)→燕巣山・日光の山々が見える11:29―(0:07)→四郎峠11:36―(0:03)→燧ケ岳が見える11:39―(0:56)→12:35四郎岳山頂12:38―(0:39)→四郎峠13:17―(0:47)→5番目堤防14:04―(0:13)→4番目堤防14:17―(0:03)→3番目堤防14:20―(0:03)→2番目堤防14:23―(0:05)→1番目堤防14:28―(0:02)→登山口14:30―(007)→14:37丸山温泉駐車場 無料1440⇒帰宅

徒歩:15,521

 

 金精峠から、菅沼日光白根山登山口を過ぎ、菅沼を右に見て、車で走ると長い道をクネクネと下る、丸沼高原スキー場手前に、丸沼池の入口がある、丸沼を左に眺め、丸沼温泉の一番奥の無用駐車場に停める、準備をして湯沢と四郎沢の手前の沢を渡渉する、石が並び問題は無い。

 

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左:丸沼地区の治山事業       右:この沢を渡る。

 沢を渡ると登山道が良く踏まれ、沢に沿って進む。

 

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左:四郎沢     右:最初の堤防

 広場を進む、足元に花の白いイチゴが沢山咲いている、最初の堤防に着く、これから合計5個の堤防を通過する。

 

 堤防を越えると、笹のヤブ道に入る、次の堤防が見えてくる、また登山道が明るく快適。

 

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左:四郎沢を渡渉      右:ムシカリ(虫狩)スイカズラ科

 沢を渡渉、今度は沢が有れ、倒れ木が多くなる。ムシカリの花を見て進む。

 

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左:深い笹ヤブ        右:滑沢から離れる綱場

 

深い笹のヤブに入ります。ヤブを抜けると堰堤が現れる、越えると荒れた広場で登山道は沢状の道、沢を渡り続ける、綺麗な沢になる。大木が倒れ、美しい滑沢の縁に出ます。この滑沢に沿って進み、いきなり道が消える、見まわすと左に綱が垂れ、ここを上がる。

 

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左:美しい滑沢        右:丸池/四郎峠の道標

 綱場を通過して上に出ると、滑沢がとても美しい。

 

 登山口から初めての道標、丸池/四郎峠の道標が枯れ木に掛けられ、初めて「四郎」の名札を見る。

 

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左:ムラサキシオツツジ(紫八塩躑躅)ツツジ科 右:ミヤマカタバミ(深山片喰、深山傍食)カタバミ科

 目の前にムラサキシオツツジが現れ、足元に白い花をみせる、この美しい山の花はミヤマカタバミ。

 

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左:二つ目の道標   右:カエデ科 名前は判らない?

 二つ目の道標が倒れた木に置かれている。

 

続いてガレ場の斜面を登る、名前は判らないが美しいカエデ、道が沢から離れて来る。

 

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左:道は安定する    右:燕巣山が見てくる

 ガレ場を過ぎると、道は安定。どんどん登り続けると、木々の間に大きな山、燕巣山(標高:22220b)が見えてくる、山頂はなだまだ遠く高い。

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左:日光の山々      右:四郎峠

 そろそろ四郎峠だろう、振り返ると燕巣山の右奥に日光の山々、根名草山か温泉ヶ岳方向だろうか?

 

 上の木々の間が明るくなってくる、思わす急ぎ足、きっと尾瀬の燧ヶ岳が見えるだろう。。。

 

 峠に飛び出る、四郎峠である、道標は「至丸沼 ここは四郎峠」と記され木に付けられている。

 

 標高:2156bが四郎岳、標高:2222bが燕巣山。雨雲が日光連山に襲いかかりだす、ただ、雨は落ちていない。両座とも展望の山である、今の判断はここから登り50分・下り30分の間に雨は降らない!そんな頭上空である。【湯ノ湖辺りで道路に雨の後、道の駅「日光」に着いた時は着替えている人々が大勢】

 

四郎岳に登って、再びここに下って燕巣山に行くか決めようと判断、ちょっと急ぎ足でスタートする。

 

登山道はここまでの道と違ってヤブは無い、快適な尾根道です、電力会社のマーク入りの道標が短い距離で置かれている、この登山道はこの会社が維持してきたのだろうか?

 

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左:燧ヶ岳が木々の間に見える     右:ヤブの無い、綺麗な急坂を登る

 

 最初が細い尾根道、だんだんと広くなって、傾斜も増す。雪化粧の燧ヶ岳が大きく木々の間から見える、至仏山は見えない。

 

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左:ダケカンバ(岳樺)カバノキ科             右:日光の山々 雲に隠される

 ダケカンバが現れ、この向こうに日光の山々が見えているが、近い日光白根山が全く確認できません、ひたすら登る、登っても・登っても山頂は遠い。傾斜はキツクなる。

 

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左:ただ上を目指す              右:イワナシ(岩梨)ツツジ科

 直登の尾根道が、岩の多い稜線にでる、ここから、やや、平坦になるか、そんな稜線になるかと期待するが、直ぐに傾斜が復活、また、急登です。大きな株のイワナシが登山道の脇に咲く、腰を下ろし観賞、花期は56月、各地に多く分布するが、今日のコースではここだけでした。

 

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左:平坦になる       右:山頂の広いのどかな道

 ようやく日光の山々が見えてきた、燕巣山はまだよく見えるが、その奥の山々、日光白根山周辺は厚い雲に覆われる、登山道は平坦でやっとノンビリ歩けます。

 

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四郎岳山頂

 針葉樹林に囲まれた四郎岳山頂(標高:2156b)、日光白根山の方向が開け、晴れていれば眺望のよい山頂であろう、尾瀬の燧ヶ岳と日光の白根山の間に位置し、期待する展望は素晴らしいであろう。

 

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左:日光白根山方向                            右:バイカオウレン(梅花黄連)キンポウゲ科

 雨の降る予感、山頂を離れることに、下山は急斜面だが、木々の根が良く張って、歩きやすい、一部両手足で下る所も有るが木にならないで四郎峠に到着。

 

 

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四郎峠の細い尾根道

 四郎峠に降り、燕巣山は見るが、日光の山々は雲に覆われ、燕巣山は次回に計画し丸沼に向かって急降下を開始。降りる方がここは楽く、一部笹が斜めになり歩きにくいが沢の音がする、ガレ場を二度ほど通過。

 

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左:右横から沢が流れ落ちる             右:道が不明な場所(登り方向から振り返る)

 最初の堰堤は左側を下り、大木が倒れ、注意が必要、2番目の堰堤は右へ、3番目も右へ、4番目はヤブ道を抜け、4,5番と続きます。

 

 登り方向左に倒れた大木・右に行けそうな岩があったここで右に入り道でなく苦労したが、今振り返ると、左の倒れた大木の上にピンクのリボンが付けられている、こちらの倒れた木の上を越えれば、その先に登山道があった、不明な時はチョット待て、グルリ見まわしでしたネ、ここ以外登りに苦労する所は有りません。登りより下りの方が楽な四郎峠と丸沼間でした。

 

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左:倒れた木々に注意      右:雨が降ると水量は増す

 登山は簡単、手に軍手を付け・半袖(笹藪で根につまずいて転んでも傷は無い)は止めて四郎岳を目指してください、なお、雨の後は水量が多いので渡渉に注意、でも、雨に無かった今日は特に問題はありません。

 

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笹のヤブ、抜ければ綺麗な沢

 登山を開始後、笹のヤブを越える所が一ヶ所あります、栄養が良いのか太く成長しビックリして、え!こんなヤブが四郎峠まで続くのと思わないでください、ここ以外の栃木百名山には時々現れる荒れ道、ここを通過するのが登山の面白み、でも、過信は禁物!

 

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左:シロバナノヘビイチゴ                    右:ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)アブラナ科

 全部で5個の堤防が続いている、この登山道はこの堤防を通過してしまえば、普通の登山道でヤブはないし、沢の荒れもない、だが、この堤防が登山道を保護しており、有難い存在です。

 最初の堤防付近から登山口の丸沼間の明るい道端や沢沿いにシロバナノヘビイチゴとハルザキヤマガラシが沢山咲いている、

 

 シロバナノヘビイチゴの葉は根生し、3小葉。小葉は長さ25p、側脈がくぼみ、よく目立つ。花茎は直立し、先端に白色の花を数個つける。花弁は5個。果実は幅約1a、赤く熟し、食用栽培種のオランダイチゴのように美味。類似のノウゴウイチゴは本州の日本海側や北海道、サハリンに分布し、花が直径1.52.5p、花弁が78個。葉の側脈がくぼまない。花期57月で、今ごり奥日光の山の登山口辺りに良く咲いている。

 

 ハルザキヤマガラシはヨーロッパ原産。4枚の花弁でアブラナ科と分かります、茎は直立、地際で数株に分かれ、上部でも分岐が多い。ロゼットは有柄、羽状複葉となる。茎の上部の葉は互生、無柄、基部は耳形になって茎を抱く。葉面は濃緑色、やや厚くて光沢がある。花は鮮黄色の十字形花。果実の嘴は長さ1.83mmで幅より大。種子と根茎により繁殖する。花期は46月。別名セイヨウヤマガラシは、ここもそうだが沢や川沿いなどに群生している。在来の ヤマガラシとよく似ており、区別は難しい。

 

 疲れた体も、小花を見るとホット一息、だが、空模様は一段と悪化、金精峠を越えると、道は雨の後、中禅寺湖からいろは坂、いろは坂の手前で観光バスが避けてくれる、お陰でいろは坂はスムーズに下れる。

 道の駅「日光」で休憩、雨上がりで着替える人が多い、登った四郎岳では一滴も無し、奥日光・金精峠を境に天気が変わったようです。以後、つくば市まで雨は無い!

 

HP:わたしの天気予報