女夫淵温泉から鬼怒沼湿原と鬼怒沼山を遊歩
鬼怒沼湿原 鬼怒沼山(標高2141b)  奥鬼怒温泉郷は川俣温泉から奥の奥にある。

日程1998530日(土)曇り雨時々晴れ

コース

自宅=(車)⇒宇都宮⇒今市市⇒鬼怒川温泉⇒川治温泉⇒川治ダム⇒川俣ダム⇒川俣温泉⇒女夫淵温泉−(歩)→絹姫橋→八丁ノ湯→加仁湯→日光沢温泉→ノシ滝→オロオソロシの滝見晴らし台→鬼怒沼鬼怒沼山避難小屋鬼怒沼→八丁ノ湯→女夫淵温泉=(車)⇒川俣ダム⇒川治ダム⇒宇都宮⇒自宅

七月に富士山に登るので、トレーニングを兼ねて、鬼怒沼の高山植物に会いに行く。

300に家を出て、ライトを消したのが宇都宮を過ぎ日光杉並木、鬼怒川の頃:4:30、川治温泉5:00川俣温泉5:30女夫淵温泉6:00


女夫淵温泉には大きな駐車場が有る、左側には加仁温泉を通り大清水まで通じている車道があるが、この道は一般車では通れない。通行止めを越えて、歩き出す事5分、絹姫橋にぶつかり記念写真、すぐに急な登坂山道に入り、温泉に来ただけの人は大変だ、道の左下には鬼怒川が見える、新緑が深緑である、やがて車も通れるほどの広い道に出る、この様な風景は上高地を思い出す、やがて八丁ノ湯、広い休憩所があり朝食を取る、泊まり客の一が散歩をしている。

山, 屋外, 木, 草 が含まれている画像

非常に高い精度で生成された説明加仁温泉は工事中、沢の水が奇麗だ、日光沢温泉に来て、これから本格的に山道と言うときになって雨が降り出す。

ノシ滝からオロオソロシの滝展望台休憩所迄はキツイ登り、そこから30分程で第二休憩所もキツイ、初めての人はこの辺で断念?

全く展望が無い道をひたすら登ってゆく、途中、ツツジやドウダンツツジが咲きほっとする、笹が多くなり、白樺が多くなって来ると後0.9`の看板。

歯を食いしばる所だ、突然目の前に広い湿原が現れる「鬼怒沼湿原」だ、思わず、感嘆の声が大きく叫び声になる。

木道が続き、足元には名も知らない草花が花を付け歓迎してくれる。真夏の大型の花はなく、可憐な小さい花が多い、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ等数え切れない。

避難小屋から山道に入ると、シカの足跡(?)が見つかる、鬼怒沼山を目指す、地図にツキノワグマに注意、山頂より高い地点(2141b)で引き返す。

再び鬼怒沼に戻る、沼では蛙が合奏中、若い女夫が2組昼食中、登ってきた余韻が消え幸せの一瞬だ、女夫には辛い登り道の思いは消えている、「これが山登りの楽しみ、実感だ」。

何だか急に冷えてきた。下る事にする、雨はすっかり止み、歩き易い。帰りは多くの登山者に会う。八丁ノ湯を過ぎると、温泉のみの人も混ざり、100名程の人と挨拶を交わすほど混んできた。明日の鬼怒沼では女夫がのんびりと昼食は取れないだろう!!

 

わたしの登山話