2011/3/6 偕楽園 水戸の梅まつり【東日本大震災直前の梅まつり】 開園期間:2月5日〜3月27日 |
東日本大震災直前の梅まつり
2011年3月6日(日) 2011/3/11の前週
2015年3月4日(水)雨後晴れ
2018年3月17日(土)晴れ
ちょっとメインから離れると静かです
水戸駅に到着する9時以降のから16時頃までの電車は特急・普通で車も偕楽園臨時駅に止まってくれる、但し、上野方面(上りは)の電車は止まらない。牛久駅9:19に乗る、ガラガラだが、水戸の梅まつりに向かう人がほとんどです、つまり梅まつりが無いとガラガラガラと言える(笑)。
乗った電車は10:26に偕楽園に着く、駅前には広い駐車場、トイレ、バス停、市内漫遊バス(無料)など配置されている、案内に従って左折し、梅を見にぞろぞろと常盤神社の鳥居へむかう。
ガラガラと言ってもほとんど偕楽園で下車するのでこの混みよう
梅まつりは2月5日から3月27日まで、野点茶会、大撮影会と写真コンテスト、観梅民謡まつり等が主な行事で今日は一番混んでいるようです。
常盤神社の長い階段 左に迂回路も有る
偕楽園臨時駅は偕楽園の玄関、常盤神社の階段を登れば、数分でメインの入口東門に着いてしまう、歴史アドバイザーさんはこの辺りから案内を始めている。「一人で車いす来られる人」のコースは無い、迂回路は偕楽園駅からだと常盤神社を過ぎ、茨城百景の碑(南門方向)に向かい、階段の少ない道を登ることになる、車を押す人、電動車となる。
まず歴史アドバイザーさんを頼らず園内をグルリ回って見た、御成門方向に進み、観梅するが撮影場所を探し、電車から見えた、常磐線沿線に降りてみた、ここは傾斜や川が有って撮影ポイントが多い、勿論古木の梅の撮影は御成門と表門の間に多いから、園内を順に見て回ることが大事。
普通電車が偕楽園駅に到着
10:56着 この後特急11:04着
常磐線から離れ、梅桜橋方向に歩くと、沢のほとりに出る。
細い木だが、美景ですね!
歴史アドバイザーさんに案内してもらわないと、単なる散歩となると悩むころ、運よく、ガイド中の歴史アドバイザーさんの列に合流させてもらう。後はおじさんの後に続けばよい、吐玉泉を見学、茶の湯に使い、石は常陸太田の大理石とのこと。
吐玉泉
続いて太郎杉、隣の次郎杉は枯れてしまっている。
心を静める森林
中門を潜り好文亭、偕楽園の目玉、人気の建屋である、従って入園者全員が集まり長蛇の列が生まれる、今日は梅を中心にと切り替え好文亭は後日とする!
「思いのまま」と呼ばれる梅の木:白、ピンクと色の違う花を付ける、話すによると年によって何方の色が多く咲くか違うそうです、偕楽園には不思議な梅が多い?
今度は東門近くで「水戸の六名木」を案内するおじさんと出合い、柏市からのお客様と同行させて頂く。
その六名木をコース順にあげると:@白難波(しろなにわ)A虎の尾B江南所無(こうなんしょむ)C月影(つきかげ)D烈公梅(れっこうばい)E柳川しだれ
となる、特にDは徳川斉昭公の烈公から名付けたとのこと、別扱いで六名木は六角形の柵に囲まれている。園内の全品種を調査・研究し、中から特に優れた6品種を選び、昭和9年に「水戸の六名木」が誕生したそうです。何故6個になったかは聞かずにしてしまった?
月影の子供、職人の技で沢山花を付けている、次世代の梅林
早目の紅梅もまだまだ咲いています。聞くと紅梅だから早く咲きだすとは決まっていないらしい、その上、紅梅は実を付けないが、そんな事は無く沢山付けると言う、我が家の紅梅も多く実を付ける。
紅梅 紅梅でも色の濃いもの、桃色のもの、、
そして、古木は幹にうねりが現れる、すべてが同じ方向にうねり曲がる性質だそうです、貴方の庭先の梅はこのうねりは如何ですか?
古い木ほど幹がうねりが大きくんなって、味が出る、花もいっそう綺麗に咲かせているように見える。古木を案内し歴史アドバイザーの柳沼さん、熱が入ってくる!
古木 沢山の花を咲かせている 「歴史アドバイザー水戸」の柳沼さん!
梅の形の花を咲かせない梅も有る。桜のフサザクラも変な花を咲かせますけど。
山で見かける マンサクかアブラッチャンみたい!
着物を着て歩いたら、誰でも美人になるという、ハギで作った塀の古道!
着物姿が良く似合う、、
ここで、案内して頂いたときに写した印象深い私の選んだ名木をランダムに紹介しましょう。
古木ですね!次の写真はこの木を見上げたとこ、見事な花を咲かせています!
ビックリですね!
下の写真は、白梅の八重!青空にさわやか!
一枝一枝剪定職人の技
無駄のない枝ぶりに感銘
下の写真は月影、とてもオシャレです。
月影
下の写真は、これって梅、もも見たいですね!
ももの様な、ピンクの可憐さは美しい!
下の写真は徳川斉昭公の烈公から名付けた水戸の梅です、他の梅とはだいぶ異なった力強い花ですね!
D烈公梅(れっこうばい)
次は早咲きのしだれ梅、六角の柵をご覧ください。
見頃の過ぎたE柳川しだれ
水戸の梅まつりは、早咲き、遅咲きの期間が長く、今年は2月20日から3月31日まで行われる、柳川しだれは花を散らしていました。
柳川しだれ 柳沼さん、質問攻めの私達に、親切にお答えする、、、お疲れ様
このおじさんには、以後お会いしておりません!
柳沼さんとは柳川でお別れです、約3,000本100種の梅、早咲き(深梅)、中咲き(賞梅)、遅咲き(送梅)とその開花期は年末から彼岸過ぎまで長い期間に渡って観梅できるのがここ水戸の梅林です。
柳沼さんの名刺入れ
姫路城!
この後、再度梅林を一周、約30分から40分、アドバイザーさんの案内を聞くと聞かないでは大違いです。
牡丹のような一輪
表門に咲く、梅の次を引き継ぐ桜が咲きだす
東門から出て、再び常盤神社の階段を下って、偕楽園臨時駅へ、土浦・上野方面行は止まらないから、13:43の特急は一駅でも特急料金が必要で次の13:56勝田行に乗り、水戸駅へ、ホームは大勢の様ですが観梅の客は圧倒的にマイカーが多い、常磐線に架かる梅桜橋は人の列が途切れない、ホームの客は電車が発するとガラガラである。
水戸駅から上野行きは想像以上に空いてガラガラでした、まだ時間が早かったから?
ときわ路パス 一日乗り降り自由 大人2000円での観梅は満足、昨日は袋田ノ滝から男体山縦走もこの切符、、3月末には海浜公園もこの切符を使って、、と予定している。
が、今も水戸の梅まつりは今日も無料だろうか?
偕楽園駅から12:46の特急を見送り12:57の水戸行き、12:58水戸着。水戸駅13:30発⇒14:13土浦駅14:15⇒14:27牛久駅。
筑波山梅林はここ(2022/3/16)
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