2018/3/17 偕楽園(水戸の梅まつり 期間:227日〜331
「好文亭」に立ち寄ろう

日程:2018317日(土)晴れ

201136日(日) 2011/3/11の前週
2015
34日(水)雨後晴れ

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好文亭から梅林を見下ろす

水戸の梅まつり:期間:227日〜331日を含む、JR東日本のときわ路パス23日〜56日の土休日 大人:2,150円、子供:540 でサービスされている、牛久・偕楽園間は大人:1,140円(往復:2,280円)で大きな差は無いが、茨城県のJR線+関東鉄道(下妻や竜ケ崎を含む)+鹿島臨海鉄道+ひたちなか海浜鉄道が1日フリー、袋田の滝を見て水戸の梅まつりを見ても良い、今日は水戸の梅まつりを見て、水戸をウロウロしても、この切符は生きている。

牛久駅8:56に乗ると、直通で偕楽園駅10:00着、1時間4分で着く。但し、下りだけ停まるので、帰りは水戸駅まで乗って帰る事になります、水戸駅行きの最終時刻は15:25です。普通電車(特急も停まる)でも1時間2本あって便利です。

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左:偕楽園駅     右:偕楽園駅から偕楽園入口

偕楽園駅を出ると、水戸駅行きの関東鉄バス停、公衆トイレ、広い駐車場、偕楽園の案内所等がある。

水戸の偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつ、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が1842(天保13)年に創設。偕楽園の事は、ボランティア活動の案内人に聞いてみたいものです。

偕楽園&水戸周辺ガイドによると:春はウメ、夏はツツジ、秋はハギ、冬は雪化粧。桜まつりは41日〜15日、つつじまつりは421日〜13日、偕楽園梅の実販売は6月上旬とのこと。

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出店

鳥居を経て、階段を登り切ると、長い石段の道は出店が並んでいる、どのお店も腕を競い、美味しそう、出店の奥に進むと右に盆栽を綺麗に並べるお店、その奥に常盤神社が建ち大勢の人が並んでいる。

引き返すと社務所が有って、戻ると急に人が多くなってくる。

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左:偕楽園東門                    右:輪違い この枝が毎年同じ色の花を付けるか解らない!

偕楽園東門を入ると、見晴亭市民観光ボランティア「歴史アドバイザー水戸の案内人」が待っているが、今日は土曜で案内不足、でも「水戸にお越しの際は、是非声をかけてください。私たちが観光スポットにご案内いたします。水戸は四季を通じて、美しい花々に囲まれた香り漂う歴史の街です。どうぞ新発見の旅を満喫してください。主催企画ツアー等の旅行会社様も含めすべてのお客様を無料でご案内させていただきます。」とのことで、申込書に記入し、参加者を待つ、私を含め4人、吉田さんが案内人をご担当。

1本の木が、枝に寄って花の色を変え、この枝の花は毎年変わるそうです、輪違い。

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左:花びらの無い梅            右:左近の桜

「花が終わって・・・・」と言うと「これって、花びらのない梅」とのこと、「歴史アドバイザー水戸の案内人」の吉田さんの案内が無いと、花が終わった花である。

続いて好文亭が見える、見晴広場に出る。約13ヘクタールの広さを持つこの公園(13ヘクタールは130,000平方b 東京ドーム2.8個分)。

左近の桜(さこんのさくら)は、烈公夫人登美の宮が降嫁の時、仁孝天皇から下賜(かし)されたのが、枯死。この桜は、京都紫宸殿の左近桜の根分けのもので、昭和383月宮内庁より頒布されたものを植えたもので、左近の桜は山桜の一種で、開花に先立ち葉が出現、開花は47日頃。

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左:仙奕台(せんえきだい)    右:古木 ねじれた梅

仙奕台から千波湖を望む、緊急時はこれらの石を砲台として利用できるように考えられていると言う、確かに江戸街道が眼下にあり、敵を迎え撃つには絶好の場所に見えます。当時斉昭公が造らせた大砲「太極」は、偕楽園東門近くの「義烈館」で見ることができます。

水戸の六銘木:優れた6品種、烈公梅「れっこうばい」、虎の尾「とらのお」、白難波「しろなにわ」、月影「つきかげ」、江南所無「こうなんしょむ」、柳川枝垂「やながわしだれ」

この内、柳川枝垂を見る、この六銘木はそれぞれ、六角形の柵が施されており、探すのに便利です。

吉田さんが続いて「古木のねじれ」をご説明、ねじれが老木の多い偕楽園、なぜ梅の木はねじれるのかと聞かれるそうです、偕楽園の大きな魅力ですネ。よく見るとだんだんと右巻きにねじれてくるようです、園内に多く写真に収める人が多いが、それ以上にねじれた木が多いですね(笑)。

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左:枯れない梅    右:江南所無

奥の大木は桜(二季咲桜)で一季も花が咲き、二季はまだ蕾、この桜の前に根元がほとんど枯れているが、伸びる枝はまだまだ元気!

吉田さんは好文亭表門を目指す、途中で江南所無の前で足を止める吉田さん、枝が伸びている「これって、剪定の方が、見る人の為を思い、枝を残してくらた・・・」と言う、開花が3月中旬〜4月上旬ですが、八重の立派な花を付けている。

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左:好文亭表門             右:一の木戸

偕楽園の門、東門が偕楽園駅から一番近く、来客も一番多い。南門は南に置かれる駐車場に近く梅桜橋を使う人が入る門でここも多くの人が出入りする。好文亭表門御成門とともに、北側の門で、好文亭への表門として使われたようです。

続いて、一の木戸、一枚板を重ねた屋根、吉田さんが言うには高価な作りの門だそうです。

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左:孟宗竹林       右:クマザサ

好文亭表門から一の木戸を抜け、孟宗竹林大杉森クマザサが茂る幽遠閑寂な「陰の世界」が広がります。タケノコが気になる、孟宗竹林、タケノコも大きく伸ばし、一斉に間引きをして、綺麗に保存している様です。

吉田さんは忙しい土日です、吐玉泉(とぎょくせん)に降りず、大杉森から吐玉泉を見下ろして説明「たゆまなく湧き出る清水で、水の流れ出るところが浸食されているのが分かります」とここと。吐玉泉の後ろの大木は太郎杉

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左:中門    右:寒緋桜(かんひざくら)3月下旬〜4月上旬に咲く

寒緋桜の近くに、太い烈公梅がツツジの間に咲いている。

続いて好文亭、ここで吉田さんとお別れ、70歳以上は無料の好文亭料金所、大人:200円、小中学生:100円。

偕楽園好文亭「大人免除

偕楽園は、水戸藩第九代藩主徳川斉昭(烈公)が「民と偕(とも)の楽しむ」という趣旨に基づき自ら構想を練り創設したものです、天保124月に建設に着手し、翌13年(1842年)7月に竣工開園しました。

好文亭は斉昭がその位置や意匠について定めたといわれ、偕楽園の創設と同時に建てられました。好文亭の名は梅の別名「好文木」に由来し、二層三階建ての好文亭本体と平屋建ての奥御殿を総称して好文亭と呼んでいます。各所に創意工夫と洒脱さを感じさせ、斉昭はここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安の会を催しました。

 特に、三階楽寿桜からの千波湖田鶴鳴梅林などの眺めは素晴らしいものがあります。

偕楽園 所在地:水戸市常磐町1-3-3
入園料:無料 休園日:なし
指 定:大正11年(1922年)「史跡名勝」
開園時間:午前6時〜午後7時(2/209/30
     午前7時〜午後6時(10/12/19

好文亭 観覧時間:午前9時〜午後5時(2/209/30
     午前9時〜午後430分(10/12/19
休 亭 日:年末3日(12/2912/31
好文亭(料金所)TEL 029-221-6570

310-0912 水戸市見川1-1251 茨城県水戸土木事務所偕楽園公園課 TEL 029-244-5454

*三階楽寿桜:好文亭3階の楽寿桜
*田鶴鳴梅林:JR常磐線と千波湖の間に広がる梅林を田鶴鳴梅林(たづなきばいりん)と呼ぶ

 

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左:サンシュユ  右:好文亭 1

靴をビニール袋に入れ、手に持つになる、外人さんも手際よい!

1回をグルリ回って、45度の23階経由の階段をあがり、偕楽園の遠望を楽しむ!

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1階の雰囲気 梅の間 萩の間を思い出す!

好文亭平面図を見て欲しい、2011(平成23)年311日に発生した東日本大震災において、被災し閉館、災害復旧工事が行われ、翌年2月に開館したそうです。

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3階の雰囲気 楽寿桜からの梅林風景

偕楽園の見晴広場、千波湖、田鶴鳴梅林等が一望できる。

ただ、好文亭の人気というか、入口から狭い通路を進み見学、周囲の見晴らしは良く、2,3階に上がる階段待ちが100人程、45度を登る、この階段は上下同じ通路で込み合う、でも3階からの展望は素晴らしい。途中配膳室もあって一度は上がって見たいものです。

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左:好文亭の待合                 右:月影

好文亭の出口(入口と同じ)で靴を履き、裏の待合を見て、終わる。好文亭の外形や周囲の木々の楽しみ、さらに月影がとても綺麗です。

芝前門を見て、ガイドの吉田さんがパスした、御成門方向に進む、ここは偕楽園梅林の中心地で、人人の列が凄い。梅の剪定も見る人を楽しませる、一本一本の剪定が技と言う。

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一番の人気 カメラが競う

人が集まって、カメラを構える、確かに花の大きさが周りに勝っている、一枚撮影しないとここを通過しにくい所です(笑)。

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六銘木が続く

御成門から好文亭表門間は六銘木が並ぶ、月影、白難波、虎の尾、江南所無と次々と姿を見せる、一本一本にシャッターを押す人の、ため息を付く人・・・

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楽しみたい梅林と快晴の青空

梅・梅の林を抜け、見晴亭、ガイドの吉田さんから忙しそう。

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見晴広場

昼時、ポカポカだが風は冷たい、好文亭と梅林の景色を楽しみ、南門へと下ってみる

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左:JR常磐線偕楽園方向                右:南門

仙奕台を見て手前を下る、JR常磐線が眼下を通過、千波湖がその向こうに広がる、右に櫟門から下る道、南門からの人はここを登って行く。

下り切ると南門です、大勢の人が入ってくる、JR常磐線と一番接する所。

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観梅碑

南門を過ぎると、大きな看板、観梅碑が立ち、記念撮影の人気ポイント。

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左:綺麗な池               右:JR常磐線が急接近

山桜、萩、八重冬至、藤棚等が池の周囲を取り巻き、見晴広場とはちょっと違っている。

ここは梅桜橋を使って、156台・70台・271台等の駐車場から入って来る観光客が多い、でも、車いすの人が見晴広場に行くらしいが、偕楽園駅からだとゆるやかな道が有って登れるが、南門経由は車いすがスイスイ行けないようです。

私も帰りに、南門を通過し、JR常磐線沿いに進み、櫟門への登りを見送り、次の見晴広場に登る道も見過ごし、偕楽園駅から来る道が見えてシメシメと思ったが、ここのゲートがピッタと閉まり急な階段の前で先行した車いす人が立ち往生、同行者が重い車いすを背負い登る様です。

この坂を登る途中で「この下から偕楽園駅へ行けますかと・・・」と下って来る人「下のゲートが閉まって・・」と答えるしかない!

結局、東門まで上がって、偕楽園駅から来た大鳥居の階段を降りるか、手前右の広い舗装の道を偕楽橋まで下るかである、今日は偕楽橋まで下って、偕楽橋の手前に立つ警備員の指示で、橋の下を迂回し、偕楽園駅へ。

偕楽橋を渡って千波湖を一周したいものです。対岸に茨城県近代美術館が見える。好文茶屋は橋を渡った所に有り、前回観梅に来た時は対岸の無料駐車場に車を停めたが、今も無料だろうか?

偕楽園駅から12:46の特急を見送り12:57の水戸行き、12:58水戸着。水戸駅13:30発⇒14:13土浦駅14:1514:27牛久駅

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