蚕影神社 つくば市神郡
つくばね号の館バス停から往復 蚕影神社

 

日程:2024911日(水)草に覆われた石段を登る

日程:2014年3月18 (火)参拝客が多かった頃

 

屋外, 建物, 木製, 椅子 が含まれている画像

自動的に生成された説明
蚕影神社(こかげじんじゃ)  全国にある蚕影神社の総本社

 

コース

 

自宅855―(915)→910高崎中央バス停920=(南部シャトル)⇒1005つくばセンター(つくば駅)1010=(北部シャトル)⇒1048筑波交流センター1048=(北部シャトル)⇒1105筑波山口バス停1148=(つくばね号)⇒1201館バス停1202―(008)→1210蚕影神社入口1212―(参道 石段 009)→1221蚕影神社 拝殿1234―(016)→蚕影神社入口1241ー(007)→1247館バス停1338=(つくばね号)⇒1355筑波交流センター1421=(北部シャトル)⇒1505つくばセンター ショッピング等1635=(南部シャトル)⇒1707高崎中央バス停→自宅

 

 

 つくばセンター1010発、通勤時間(満員)は過ぎ、10人程で乗客は少ない、高エネルギー加速器研究機構バス停を過ぎると乗客は3人、筑波交流センターでおばさんが乗る、途中で可愛いわんわん連れの女性が降りると、北部シャトルの終点の筑波山口バス停までは3人。

 つくばね号で筑波山神社方面は1110発で1人が乗り継いで行く、私は1148発の筑波交流センター方面行きに乗る、飯名神社、臼井、立野西・東(蔵王神社 筑波ふれあいの里)六所の次の館バス停で降りる、館はつくばね号の中間地点(筑波中央病院と筑波ふれあいの里を結び 筑波交流センター・北条大池・館・六所・筑波山口・筑波山神社入口などを経由する)。

 

 今日は暑い、つくばね号の運転手も筑波山がこんなに暑くなるとはとなげく、館バス停は日陰も無い、2014年3月18 に来てから10年目、バスの直進方向に蚕影神社が見えたが、今は屋根が木々の間に見えるのみ。

 右手に自動販売機、多くな池を見て、真直ぐ進むと医療法人社団桜水会介護老人保健施設豊浦の前に着く、この先が蚕影神社の入口になる、この辺りは涼しいかと思うが、うだる夏本番の暑さ、10分程歩いたが体じゅう汗が流れている。

 

左:医療法人社団桜水会介護老人保健施設豊浦の正門     右:蚕影山自然湧水

 

 介護老人保健施設豊浦の入口を軽く登る石段が見える、左右に池があり、蚕影山自然湧水と看板、10年前と変わらないが、湧水で有るが手持ちのボトルに入れ替える勇気はない。でも両方の池の水量は変わらない!つくば湧水マップには右が「蚕影山自然湧水」、左が「蚕影山湧水の滝」で蚕影神社の雑木林を水源としているとのことです。

 

 

左:藪に囲まれている          右:説明版も草の中

 

 湧水に回りには駐車場は有りません(前回は神社階段手前の民家の1200円の有料駐車場に停めた)、館バス停の空き地に停める?鳥居は石段を登った所に立っている。前回の時には不安は無く登れたが、この先に進んで大丈夫かなと不安になる程の草道、説明版もあり、記憶は薄いが300段ほどの石段・・・拝殿に行けそう、実際には205段だそうです。夢中で登ったので300段ほど有った気分です(笑)。

 蚕影神社、なにもかも草の中だが、、、歩く石段や参道には問題がなく登って行けるだろう、長い石段を経て拝殿を目標に登り始める。

 

 

石段と大木の木々

 

 初めの石段は10段程度・・・・鳥居が見えるが2番目の石段から一歩一歩が続かない・・・・ただ、石段が歴史の道でビクともしない、グラグラ動かず安全です、これなら帰りはスムーズであると思いながら苦しみぬく。

 

 

二の鳥居
大きな鳥居に向こうに蚕影神社の拝殿は見えて来る

 

 数回鳥居が現れ、また、先に鳥居が・・・・拝殿が見えてきた、参道の草も伸びて来る、鳥居にもクモが網を張っている・・・・でも拝殿が見えると疲れた足も、復活する。

 拝殿の屋根に「蚕」の文字が一個でなく二個も重なっている、流石、思わず見とれてしまう。

 

 

蚕影神社の拝殿 拝殿右手が額堂

 

 境内も草が伸び、訪れる時期ではないらしい、日本の養蚕は中国から伝わったとされていますが、茨城県内には「養蚕はうちではじまった」と主張する神社があるそうです。この前につくば市役所で上郷周辺の観察会が行われ、ここでも養蚕が盛んな時代が有ったようです。私の実家は信州、高校を卒業する頃まで農家の主な生産物は養蚕でした。

 

神社のまで感謝を述べる

 

 最後の石段を登り切ると、すがすがしい気分、山頂に登った気分です、大木の間から覗く景色は山々ですが、館バス停の厳しい暑さは有りません、体に流れた汗も気になりません。勿論、この境内は単独の世界、物音ひとつ聞こえません。これは静かな蚕影神社、それにしても立派な神社で訪れたい所です。

 蚕影山湧水を見て、この石段を見たら、この拝殿に登って欲しい所です。

 

 

拝殿の階段に腰をおろす

 

 「参拝の作法」二拝・二拍子・一拝・・・・を階段に腰をおろし、静かに読む・・・・・・。

 

 

左:境内散策          右:拝殿右手の額堂

 

 お庭は意外と狭い、拝殿右手の額堂で中にも外にも各地の養蚕関係者から寄せられた絵馬がかけられている。

 

 

左:右に「信州松本在横田」 左に「木下房一郎」の名前
右:蚕影神社の拝殿

蚕影神社

 歴史は飛んで、横浜開港から。横浜から近い、土地は余っている、渡来人入植地で養蚕、機織りの歴史の積み上げがあった、と、条件が揃い、爆発的な養蚕となりました。その養蚕の無事を祈る信仰は色々とありました、その中心が、蚕影神社です。その蚕影神社の本社がここの蚕影神社です。

 現在は参拝客は少なく静かな山麓ですが、日本全国で養蚕が盛んだった明治・大正時代には多くの参拝客で賑わっていたそうです。

 場所は皆さん良くご存じの「つくば道」の中間点の「つくば市神郡」にある神社です、この神社の奉納は拝殿右手の額堂に収められ、「信州松本在横田 木下房一郎」の額縁が良く見える所に飾ってありました。

 長野県松本市内には蚕影神社9ヶ所、蚕玉神社13ヶ所有るそうです。

 つくば市が運行管理の北部シャトルとつくばね号を利用すれば、とても便利です。

 

 

蚕影神社周辺

 

 

そろそろ 引返す

 

 まだ、荒れた205段を下る。登りに比べ、スイスイ・・・・・。

 

 

左:石碑は倒れない為にロープが!    右:鳥居の上は見事な大木

 

 次回ここに来るなら紅葉狩り、筑波山周辺では穴場的に存在です。

 

 

鳥居と石段 どちらも歴史の風格

 鳥居と石段はまだまだ壊れないが・・・・・我が骨は、もー今回が最後の参拝かも知れない?

 

 

蚕影神社入口・登山口

 

 石段を離れると日陰は無い・・・・・35℃はある。

 

 

左:医療法人社団桜水会介護老人保健施設豊浦の正門   右:筑波山は快晴 標高:877b

 

 蚕影神社から館バス停へ、筑波山の姿が美しい双耳峰。近くに筑波国際カントリークラブつくばねカントリークラブがある、二つとも蚕影神社から近い、コースに寄って筑波山が美しい姿を見せてくれる。

 

 

左:飛び込みたい池      右:館バス停から筑波山は素晴らしい ロープウエイが見える

 1247に館バス停に着く、筑波交流センター行きは1338、筑波山口行きは1309、筑波山口始発の北部シャトルは筑波交流センターを経由、どちらが早いか?

 そんなことは心配せず、筑波交流センター行きは1338を待つ、運賃も同じ。神郡・つくば田井郵便局・市民研修センター・北条大池・北条・カスミ筑波店などを経由する、皆さんの知っている観光地を通過。

 筑波交流センターはつくば市の支店、トイレや休憩場、図書室もあり、近くにはラーメン屋や野菜売り場もある。

 トイレに行きほっとしていると、筑波山口発の北部シャトルがやって来る・・・・・終点がつくばセンターです。

 

HP:わたしの天気予報