精進口登山道から奥庭を経て吉田口登山道
富士山五合目を歩こう

日程:2013713-14日(土-日)晴れ

 

日程:1998年7月19-20日(日-月)雨と時々晴れ 表富士宮口五合目から、友人と家内同行
日程:2008年7月12-13日(土-)晴れ 登りは吉田口登山道、下りはバス
日程:2013年5月3-6日(金-晴れ 富士五湖 東海自然歩道&富士山が綺麗に見える山登り

 

コース

一日目

JR常磐線牛久駅5:34=JR常磐線)6:23日暮里駅6:26=(JR山手線)6:47新宿駅7:00=(JR中央線 特急あずさ1号)7:55大月駅8:21=(富士急)10:00富士山駅9:20=(富士急バス)10:00赤池バス停(精進湖)10:02―(0:04)→精進口登山口10:06―(0:06)→1012東海自然歩道出合10:12―(0:30)→二分10:42―(0:38)→R71富士宮鳴沢線出合11:20【―(0:25)→11:45本栖風穴―(0:29)→【間違えた分岐に引返す】12:14―(0:06)→富士風穴12:20―(0:50)→軽水林道出合13:10―(0:19)→鳴沢林道出合・一合13:29―(0:39)→富士林道出合・二合14:08―(0:11)→精進口登山道二合目のブナ林14:19―(0:30)→富士スバルライン出合「三合目バス停の道標」14:49―(0:08)→三合分岐15:07―(0:16)→奥庭・三合目道標(一番目)15:23―(0:08)→「富士山お中道ハイキングコース 三合目バス停に至る」の道標15:31―(0:59)→16:30奥庭・奥庭山荘

 

 精進口登山道(道標があり心配は無い):赤池バス停(精進湖)から富士山原生林及び青木ケ原樹海経由し富士風穴(本栖風穴や大室風穴、大室山方向に行かない)を見て、長尾山は迂回、鳴沢林道出合・一合、富士林道出合・二合、富士スバルライン出合「三合目バス停道標」、三合分岐、奥庭・三合目道標(一番目)、奥庭・奥庭山荘

 

徒歩:35,408

 

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ジンヨウイチヤクソウ 腎葉一薬草 イチヤクソウ科

 

二日目 

奥庭・奥庭山荘7:28―(0:04)→富士スバルライン出合・奥庭自然公園駐車場7:32―(0:25)→お中道出合7:57―(1:12)→河口湖口9:09―(0:34)→六合・佐藤小屋分岐9:43―(0:23)→六合10:06―(0:26)→10:32佐藤小屋10:41―(0:47)→四合目大黒小屋11:28―(0:18)→三合目11:46―(0:26)→二合目12:03―(0:21)→一合目12:24―(0:06)→富士山吉田口登山道禊所12:30―(0:03)→馬返12:33―(0:04)→馬返バス停「冨士駅へは9:20,10:30,11,30,13:45,14:45 4/86/309/210/30は土休日、7/19/1毎日と記されている」12:37―(0:23)→大石茶屋13:00―(0:40)→中ノ茶屋13:40―(0:57)→諏訪森植物群落保護林14:37―(0:10)→T字路・冨士浅間神社道標14:47―(0:08)→富士浅間神社・富士山大鳥居(富士山側)14:55―(0:11)→富士浅間神社・富士山大鳥居15:06―(0:19)→金鳥居15:23―(0:05)→15:28富士山駅15:29=(富士急バス)2時間遅れて19:23新宿高速バスターミナル・新宿駅19:30=(JR中央線神田経由山手線)20:05上野駅20:20=(JR常磐線)21:17牛久駅 

 

 吉田口登山道(道標があり心配は無い):河口湖口五合目から、富士登山道(吉田口)へ向かう六合目から佐藤小屋に下る、六角堂、里見平、星観荘、佐藤小屋(標高2,230b 通年営業)に着く。ここが吉田口登山道の下山口、五合目不動小屋、五合目たばこ小屋、五合目早川小屋、五合目中

宮と続き四合五勺御座石の前に着く。この辺り昔は冬山登山の拠点(今は佐藤小屋です)。四合目は大黒小屋(標高2,010b)、三合目は中食堂(ちゅうじきどう)、三合目は見晴茶屋、ここで救助隊の車が止まっていた二合目で御室浅間神社・御釜、一合五勺でレッキス小屋(カルピスに似る)。ようやく一合目(標高1,520b)の鈴原社です、次いで馬返(石の鳥居)、標高1,450bで吉田口登山道の中間地点。

 馬返から富士山駅行きのバスが運行、中ノ茶屋お目指し歩き出す。大石茶屋を過ぎると遊歩道は植物が多くなりとても歩き易い、舗装と未舗装が平行し、どちらも歩けます、中ノ茶屋(富士浅間神社4.5`60分 五合目8`3時間40分)で馬返初のバスが停まる、諏訪の森自然公園を過ぎると吉田口登山道の最後の道標立派な富士浅間神社、二日間のお礼、富士山駅は世界文化遺産の玄関口

 

2008/7/12/13 富士山の登山は:登りに吉田口登山道を使い富士吉田駅930から歩き、1540佐藤小屋で仮眠し、翌朝400からスタートし1015富士山山頂付近1100発で下山し1350河口湖口着、ここから1415発の富士急山梨バス1505富士吉田駅1543発のホリデイー快速1840新宿駅へ。

 

徒歩:38,287

 

一日目(精進口登山道)  二日目(吉田口登山道)

 

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六号から山中湖

 

では、精進口登山道+奥庭+吉田口登山道を歩いて見ましょう

一日目

一日目は赤池バス停(精進湖)から精進口登山道を遊歩して奥庭まで:

 

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精進湖 真夏の青空 富士山は背中方向になる

 

新宿から7:00発の特急スパーあずさ1に乗る、前回高速バスは遅れたが電車は正確なスタート、JR常磐線牛久駅から富士急冨士駅まで時刻表通り。

 

そして前回のバスは富士芝桜まつりで大渋滞の国道139号、今回は「次は赤池・・・」1分の狂いもなく到着。

 

国道139を横切り、右折すると消防署、手前の道を左折、ノリウツギの花に集まる昆虫を採集する男性に出合う。精進口登山道入口の案内を見て薄暗い登山道(舗装)に入る、樹海の神秘に触れる。

 

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最初の分岐

 

やや登りの林道、左:鳴沢氷穴、右:精進湖入口バス停の四差路、ここで3人の男性、彼らは富士風穴を往復するとのこと。右の樹海の縁に小さな祠が祀られる。続いて石のかたまり、一本の石塔に文字、アセビが目立つ、溶岩の上に根を張って森林を作り出す。

 

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神秘的、世界文化遺産の富士山の技である

 

歩きだし30分ほどで登山道は未舗装に変わる、登山口から変化の少ない樹海はまだまだ続く。

 

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?花の咲いた後

 

未舗装になって足元にヒメキンミズヒキが沢山見ることができる。

 

精進口登山道の道標、二分、地図の精進御穴への道?ここは道標通りに従う。

 

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フタリシズカ 二人静 センリョウ科

 

 やや登り、フタリシズカの大群生、 アセビが無くなって松林に変わってくる、ちょっと明るいところ。

 

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美林の松林

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バライチゴ 薔薇苺 バラ科

 

 日当りが良く、道端にバライチゴがちらほら咲いている。モミジイチゴは数個の実を付けている、周囲にはウツギが多いが既に花期を過ぎている。

 

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ヨツバムグラ 四葉葎 アカネ科

 

 やがて、車の音が聞こえ、富士宮鳴沢線に出合う、ここに富士風穴への駐車場があって、登山口で出会った3人を待つ人々に合う。ここは精進口登山道の道標に従い、道路を横切るが、直ぐにゲートの四差路。

 

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ハッキリ!富士山五合目と!

 

 ここは写真の看板のゲートを直進すれば良かったが、富士山へ数十回登りの男性と私は右折の林道を進んでしまった。お蔭で本栖風穴を見ることができた。ロスタイムは40分ほど。

 

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本栖風穴

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恐々覗く 本栖風穴

 

本栖風穴までは歩き易い登山道でしたが地図を忘れ、大室山方面の林道に間違えて入る、帰宅後に地図を広げると明記されている、この辺り幾つもの風穴が有り、ここを巡る散策路が有るらしい、本栖風穴から怪しい道が2本ほどある、、、ここは間違えたゲートに引返す。

 

 精進口登山道は富士山五合目に向かって直進、直ぐに富士風穴本栖風穴も天然記念物である。

 

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ゲート

 

 迷わないように、ここは精進口登山道の道標がある、続いて軽水林道出合

 

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精進口登山道は古道

 

 歩き易い感じの良い登山道になってくる、登山道には大きな上下の傾斜は無い!

 

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歩き易い登山道

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自然の技!


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精進口登山道には花が少ない、、、シソ科

 

 続いて、一合目鳴沢林道出合

 

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鳴沢林道出合

 

林道の出合にあるゲート、軽水林道出合の手前にも同じようなゲートが有りました。

 

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フジイバラ
ヤマテリハノイバラ 山照葉野茨 バラ科

 

 美林のブナが続く、ここは二合目のブナ林の看板が置かれている。

 

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美林のブナ林


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登山道は狭くなるが、とっても美しい林が続く

 

 そして登山道は、富士スバルラインの出合となる。

 

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富士スバルライン 三合目バス停直下

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ウツギとシモツケ

 

 富士スバルライン、この時期(夏は24時間の営業)、一時間に一本のバスが富士山五合目を往復する。ここから三合(標高1,786b)まで坂道を約25分急登になる。

 

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林道奥庭線

 

 三合は富士山五合目・奥庭・河口湖(船津口登山道)の分岐、広く迷い安い、ここは以前も通過しており奥庭への道は直ぐ発見!写真の林道奥庭線を歩いてはダメで、この入口の左側の林の中に奥庭への道標がある。

 

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奥庭―三合目の道標

 

 登山道は大木が倒れ、歩き難い所があるが、必ず迂回路がある、良く見ると踏み跡が明確で迷う事は無い!

 

 下る場合も、富士山五合目から奥庭を散策して富士スバルライン三合目バス停まではこのルートが一番、精進口登山道を引返すのみ!

 

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富士山お中道ハイキングコース

 

 どんどん、登ると小雨が、ここからハクサンシャクナゲイチヤクソウが咲き、観賞に時間がかかるので雨具をしっかり身に着ける

 

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ジンヨウイチヤクソウ 腎葉一薬草 イチヤクソウ科

針葉樹林帯、やや暗いところに生える、葉に白い斑が入り、腎臓形、とても可愛い!


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コケモモ 苔桃 ツツジ科

奥庭荘ではコケモモのジュース、ジャムが売れ好評!美味しい!


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ハクサンシャクナゲ 白山石楠花 ツツジ科


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ハクサンシャクナゲ 白山石楠花 ツツジ科

 

 雨が強くなって、奥庭に飛び出るハクサンシャクナゲ、コケモモ、カラマツの美しい庭園。登り切った所は奥庭の裏、奥庭荘の人々に笑顔で出迎えられる。

 

 ページの容量制限で全部見せられないが、奥庭は富士山五合目で一番美しい場所、立ち寄りたい所です。

 

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オンタデ 御蓼 タデ科

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ベニバナイチヤクソウ 紅花一薬草 イチヤクソウ科

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ミヤマハンショウヅル 深山半鐘蔓 キンポウゲ科

 

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奥庭展望台 明日は日ノ出が見たい!

 

 奥庭荘 Tel 0555-82-2910 は五合目河口湖口から車で約1時間、今日は空いているが、ただ20日過ぎは混むようです。

 

 

二日目

二日目の奥庭から、佐藤小屋経由、吉田口登山道で富士山駅へ

 昨日は富士山駅から富士急バスで赤池バス停、精進口登山道で奥庭まで、うっそうと茂る原生林、二合を過ぎ、美林のブナ林から三合目バス停の富士スバルライン間は美しい樹林でとても気分の良い所でした。

 

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奥庭 日ノ出 4:40


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奥庭展望台から本栖湖、
後方は甲斐駒ケ岳、仙丈岳、北岳、塩見岳、、、、光岳へと南アルプスの峰々!

 

 奥庭はハクサンシャクナゲ、コケモモ、、の咲く楽園、朝方の大雨は日ノ出の時刻には止み、富士山山頂も良く見える、気分は高まる。

 

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山頂は、ここ以上の展望であろう!

 

 奥庭荘の朝食は7時、昨夜は奥さん方の給仕だが、今朝は旦那様お一人です、泊まり客は10人程度、昨夜夕食を共にした男性2、女性1の若者は夜富士山山頂を目指したようです。

 

 昨日同部屋の川崎の男性は食事後即スタート、私は728分挨拶後出発、富士スバルラインの奥庭駐車場まで、急勾配で朝の運動にはキツイ、広い駐車場一台の車も無い、既にバスは運行、奥庭荘や他の宿泊宿の送迎バスが登って行く、ここから五合目(富士山登山口)まで車なら数分、徒歩は約1時間。

 奥庭荘から樹林を抜けると、本栖湖、精進湖、西湖が眼下に、南アルプス、八ヶ岳、金峰山方面が目に飛び込む。

 

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カラマツ 唐松、落葉松 マツ科

 

 お中道に出合い、右折が大沢崩れ、左に進む。ハクサンシャクナゲが見事、カラマツコメツガが生え、その脇の綺麗に咲いている。

 

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コメツガ 米栂 マツ科

 

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ハクサンシャクナゲは富士山に良く似合う

 

 お中道の富士山側の斜面にはオンダテが沢山生え、シャクナゲコメツガ等の床にはコケモモがビッシリ生えれいる。

 

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オンタデ 御蓼 タデ科

 

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コケモモ

 

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お中道 砂場だが石が並べられ安定!

 

 お中道でまだ誰にも合っていません、眼下に冨士スバルラインが見え、駐車場の大型バスが多数停められている。

 

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イワオウギ 岩黄耆 マメ科

イワオウギはお中道に生え、タイツリオウギ(鯛釣黄耆)も同じような場所に生えるらしい。

 

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ハナヒリノキ 嚏の木 ツツジ科

ハナヒリとはクシャミの意味で、葉の臭いがクシャミを誘うことから。

 

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富士山の荒々しい姿

 

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ベニバナイチヤクソウ 紅花一薬草 イチヤクソウ科

お中道の左下に多く、富士山山頂側の斜面は少ないようです。

 

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シロバナノヘビイチゴ 白花の蛇苺 バラ科

ヘビイチゴは黄色、こちらは白色、群生している、コケモモのように多くは無い!

 

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マイズルソウ 舞鶴草 ユリ科

 

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フジハタザオ 富士旗竿 アブラナ科

固有種で富士山のお中道に多い花、冬でも葉を枯らさない珍しい高山植物

 

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河口湖口5合目 人々、99.999%富士山山頂への人、。。。

 

 五合目(富士山登山口)に着く、昨日から登って山頂から下山の人、これでも平年の多い日に比べ少ない人だそうです。

 

経ヶ岳の六合目に向かう、一歩通行のように、下山の人ばかりで、これから富士山へ登る人はいない、、、、

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サンショウ バラ 山椒薔薇 バラ科

奥庭では見ませんでした!

 

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佐藤小屋と六合分岐

 

 佐藤小屋と六合の分岐で富士登山道(吉田口)を左に見て、六合目に向かう。ここは滑りやすい傾斜、植物観察をする人はいない、山頂へ登った満足な様子、八合目辺りで高山病にかかって残念な人、、、カメラを向けて景色や植物を撮影する人はゼロ、私など眼に入らないようです

 

 二人の若い女性が登山道縁で休憩中、横に座ると笑顔で答えてくれる、富士登山ツアーに二人で参加【ツアーは五合目までバスで乗り入れ、八合目辺りの山小屋まで搭乗員が同行、その後フリーで山頂へ登り、五合目で昼食、この後はバスで下山・・・・】とのこと、二人のお話ですと「ノンビリ富士山登山が楽しめた」そうです。

 

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トリアシショウマ 鳥足升麻 ユキノシタ科

このトリアシショウマも精進口登山口から奥庭で見れません

 

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ミヤマハンショウヅル 深山半鐘蔓 キンポウゲ科

 

 眼下に五号五勺の六角堂が見え、山頂から下って河口湖口へ向かう人達で賑わう、二人の小学生を連れた家族、ゆっくり登って山小屋に泊まり、山頂へ向かうとのこと。出会う人々は皆さん山頂が目当て・・・・。

 

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六角堂

 

 六合は三差路、ここから山頂へ登るのかと言う子供達だが親の方が緊張気味の様子です。

 

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コオニユリ 小鬼百合) ユリ科

 

 ここは山頂へ登りたい気持ちを抑えて、ぽつぽつと佐藤小屋へ向かう

 

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六合目から山頂 見ると直ぐ登れそう、「弾丸登山」は禁止!

 

 六角堂を経て、里見平・星観荘の前を下ると佐藤小屋、小屋に入りコーヒータイム、暖かいコーヒーにお菓子がついてくる

 

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ヤマオダマキ 山苧環 キンポウゲ科

 

 佐藤小屋から急降下、一度林道に降り、再び登山道へ、五合目不動小屋五合目たばこ小屋五合目早川館五合目中宮そして、四合五勺御座石の前に出る。

 

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御座石

 

 続いて四合目大黒小屋、次は水なしの沢を「ほそいのばし」で渡る、続いて三合目広場に着く。

 

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吉田口には昔のお話が刻まれている!

 

 三合目見晴茶屋を過ぎ、富士山山頂8.5`・吉田口10.1`の道標を見る。登って来た人が倒れ、救援隊が登って来る。

 

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 富士山山頂8.7`・吉田口9.9`の道標で、3合目より下で倒れた患者を救出する車が停まっており、上空にはヘリコプターが飛来!

 

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フジサンシキウツギ富士三色空木スイカズラ科

 

 別名:フジベニウツギサンシキウツギ、富士山麓に多いらしい、山梨県と静岡県に分布と言う。

 

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花のトンネルを下る

 

 続いて「おみろせんげんばし」を渡ると、御室浅間神社の二合目に着く。

 

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二合目

 

 この吉田口登山道は66回富士登山競走が726日(金)に富士吉田市役所前をスタートし

  山頂コース・・・・富士吉田市役所から吉田口登山道を経て山頂に至る21`(標高差約3,000b)

  五合目コース・・・富士吉田市役所から吉田口登山道を経て五合目に至る15`(標高差1,480b)

が実施予定、今日は参加の最後の練習日だそうです。

 

 佐藤小屋からここまで大勢の参加者が練習に励んでいました、また、このコースは精進口登山道に比べ圧倒的な人気だそうです

 

●今日は五合目まで●明日は山頂●明日はお中道巡り●同じ道を下山●五合目からバスで下山と皆さん楽しんでいるとのことです。

 

ここで出会った方は:昨日の精進口登山道では奥庭へ登った2人、三合目から下って来た7,8人のパーティー、同じく山頂からの男性1人でした!

 

 続いて、一合五勺レッキス(カルピスのような飲み物を販売していたらしい)。

 

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ノリウツギ 糊空木 ユキノシタ科

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シモツケ 下野 バラ科


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吉田口登山道は良く整備

 

 登りはキツイけど、小学校低学年も両親と登っていました、登りは徒歩、五合目からバスにて下山とのこと、彼も近い内に冨士山山頂への第一歩ですね!

 

 ようやく一合目に着く!大勢の人々が休憩、富士登山競走参加予定に人々が大勢、彼らの足腰の筋肉は私とは比べ物にならないほど立派なものです。

 

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一合目(標高1,520b)

 

 直ぐに富士山吉田口登山道禊所の前降り立つ、ここが馬返、直ぐに馬返バス停。「馬返バス」が季節限定で運行中。

 

 富士山駅と馬返結び「富士山駅―北口本宮冨士浅間神社―中ノ茶屋―馬返」を走る。

2013/4/1310/30の土・日・祝日運行ただし、2013/7/19/1の間は毎日運行

 

 

馬返バス停発は9:20,10:30,11,30,13:45,14:45」で便数は少ないが、富士山駅朝一番は8:50、馬返最終は14:455往復だが、登山者は一便に乗るだけ、しっかり予定を立てたい。

 

 私は:吉田口7.8`、富士山山頂10.8`の道標を見て、中ノ茶屋を目指す

 

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バライチゴ 薔薇苺 バラ科

 

 背は低く、きっと刈入れそせいか?道端にポツンポツンと咲いている。バライチゴです。

 

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ミヤマタニソバ 深山谷蕎麦 タデ科

 

 まず、大石茶屋、ここは国指定天然記念物のレンゲツツジフジザクラ群落があるらしい、レンゲツツジは花期を過ぎてしまったようです、フジザクラは早春に来ないと!

 

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ササが現れる、快適な登山道が続く


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アサノハカエデ 麻の葉楓 カエデ科

 

 時々名札が付き、植物観察が行われているようです。アサノハカエデは葉にしわがあり、これが麻の葉に似ているとのこと。


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ホタルブクロ 火垂袋 キキョウ科

 

 ホタルブクロは多く生えてはいないが、良く目立つ!

 

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クルマムグラ 車葎 アカネ科

 

 道端にムグラ類が多い、図鑑を調べてみると、クルマムグラ(車葎、アカネ科)に似るが葉の数が写真は5枚ですネ。

 

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ダイコンソウ 大根草 バラ科

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要所に置かれる道標、そろそろ中ノ茶屋

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シモツケ 下野 バラ科

 

 馬返から林道を歩いて下るけど、大石茶屋の直ぐ先で、舗装道路と未舗装道路が並行する、未舗装道路は雨の日は大変らしい、今日は未舗装を歩く、色々な植物が見とても楽しい所です。

 

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カラマツ林

 

 そして、中ノ茶屋に到着、沢山車が停まっている、富士浅間神社まで4.5`60分、五合目まで8`3時間40分と記され、草原の日陰で休憩。

 

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中ノ茶屋

 

 中ノ茶屋は馬返バスが停まる、今13:4013:55発富士山駅のバスが有る、レンゲツツジ&フジザクラ群生地の辺で若者が急いで追い越し通過したのはこのバスの為だったようです、バス停にその若者を見付ける。ここで乗る方法もあるが、冨士駅まで歩く予定を変える必要な無い!

 

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オククルマムグラ 奥車葎 アカネ科

 

 これもムグラ、オククルマムグラでしょうか!葉が6枚ですね!

 

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小さな青い花?

 

背の高いタケニグサの横に小さな青い花を付ける、こちらも背が高い!

 

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ハナムグラ 花葎 アカネ科

 

 これもムグラ、茎は4稜形で稜上に逆刺があります葉は5〜6個が輪生して、長楕円形で先端はあまりとがりません花は茎の上部に側枝をのばして不規則な2〜4回2出集散花序をつけ咲かせます、小さな花!

 

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ほとんど平、美林が続く

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ハエドクソウ 蝿毒草 ハエドクソウ科

 

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サワギク 沢菊 キク科

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ガカイモ 蘿藦、鏡芋、芄蘭 ガガイモ科

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フタリシズカ 二人静 センリョウ科


わたしの天気予報「筑波山の麓から植物観察」
ハタザオ 旗竿 アブラナ科


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シラカバ林

 

 この道で、シラカバに逢える!

 

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諏訪の森自然公園

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諏訪森植物群落のアカマツ

 

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ヒメヤブラン 姫藪蘭 ユリ科

 

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最後の吉田口遊歩道の案内

 

 富士浅間神社は近い、、、富士山駅は近いが炎天下です。

 

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下山、思い出多い吉田口登山道

 

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富士浅間神社

 

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富士浅間神社

 

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富士浅間神社

 

 富士山駅は、写真の鳥居から左折、遠くに見える信号を右折、金鳥居まで炎天下が体を痛める、後一息!

 

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地図に左方向が富士山

 

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世界文化遺産の玄関口、富士山駅

 

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昨日、2013/7/13 富士山駅から!

 

 15:28富士山駅、15:29初の高速バスは発車寸前、キック売り場に駆け寄り、予約変更!高速バスは待ってくれる、河口湖駅で大勢乗って満席!2時間遅れて19:23新宿高速バスターミナルに着く。

 

予約変更前は富士山駅18:5920:55に新宿高速バスターミナル着の予定でした、予定より早く着き待ってくれた関係者にお礼します

 

<追記>

富士山文化遺産、平年より15日早い梅雨明け!

 

201371日、世界文化遺産登録の最初の山開き、連日大勢の登山者が登っている、富士山の森林限界が標高:2400b、今回の登山は6合目まで、626日にコースを決め交通機関&奥庭荘の予約を完了した、心配は天気予報、偶然にも6日に平年より15日、昨年より19早い梅雨明けとなる、梅雨明け一週間である。

 

標高:2400bが富士山の森林限界、富士山に登るには富士宮口、御殿場口、須走口、富士吉田口、船津口、精進口があり、河口湖口・冨士宮口・御殿場口・須走口・の五合目から冨士山に登るコースが紹介される。船津口は河口湖口と呼ばれ、河口湖の船津から船津口登山道があり、富士スバルラインに沿っている、今回歩く、精進口登山道と三合で合流する。

 

世界文化遺産登録の富士山は色々な規制を受け、比較的規制の少ない:須山口、御殿場口、吉田口、船津口の登山道として精進口登山道を下から歩き、2日間で富士山を登る登山者が増えるものと思われる。さて次は須山口登山道&御殿場口登山道を歩いて見たい。

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