今年も残雪in2015    栃島・栃木県境:会津高原尾瀬口駅 
荒海山(あらかいさん 標高:1580b)(八総鉱山から残雪の林道悪路)
立ち寄り:もみじ谷大吊橋・関谷林道

日程:201552日 (土) 晴れ

2014/5/3山頂手前で断念
2014/6/255月リベンジで山頂まで
 

 


姿を現す荒海山 (太郎岳)
残雪の峰 昨年は2014/5/3山頂手前で断念 今回はもっと下まで!

コース 

 
左:国道352121号が別れ、最初に見える雪山が荒海山                 右:荒海山(太郎岳)登山道案内図・荒海山入口

つくば市城山2:55=(国道294408号)=>さくら市宝積寺4:26=(国道4号)=>那須塩原市西三島5:09=(国道400号)=>国道121400合流点=(国道352121400号)=>道の駅「たじま」・国道121352号分岐点6:00=(国道352号)=>荒海山(太郎岳)登山道案内図・荒海山入口(銅竜橋)6:06=(林道 未舗装)=>6:21八紘鉱山跡6:22―(0:25)−>登山ポスト6:47―(0:01)−>ダムの渡渉点6:48―(0:04)−>豪快なダム6:52―(0:21)−>八総鉱山7:13―(0:14)−>7:27沢分岐7:40―(0:18)−>河原・渡渉点7:58―(0:19)−>ダムの渡渉点8:17―(0:00)−>登山ポスト8:17―(0:15)−>8:32八紘鉱山跡8:35=(国道352号)=>国道121352号分岐点・道の駅「たじま」=(国道352121400号)=>国道121400合流点=(国道400号)=>関谷北=(R30)=>もみじ谷大吊橋・関谷林道

 
左:恋人の聖地            右:もみじ谷大吊橋
国道400号塩原側から入るのが正解、R30で矢板に向かうと「もみじ谷大吊橋」への道標がある

=(R30)=>矢板=(国道4号)=>さくら市宝積寺=(国道408294号)=>つくば市へ

 家を3時頃出て、国道294408号、国道4号で矢板をへて、那須塩原市西三島から国道400121号、山王トンネルを抜け、道の駅「たじま」、早坂で国道121号と別れ国道352号になって、会津高原尾瀬口駅(東武鉄道・野岩鉄道)入口を過ぎ、阿賀野川(荒海川)の銅竜橋の手前で「荒海山(太郎岳)登山道案内図・荒海山入口」、入って見ると直ぐに舗装道、まもなく荒海川に沿った砂利道になる、荒れた道路でワゴンRは慎重に走る、慌てる必要はない。人気のない八紘鉱山跡に着く、6時半、家から約3時間半である。

 
八紘鉱山跡駐車場辺り

荒海山から流れだす荒海川、七ヶ岳からの桧沢川等を集め阿賀野川へ、一方日光側は鬼怒川へと流れ、日本海・太平洋を分ける山の荒海山は位置している、車から降りると阿賀野川源流が美しい渓谷を見せてくれる。

 
残雪の道

八紘鉱山跡が続きます、残雪の解けた後、フキノトウが沢山、ビニール袋が直ぐ満杯になる程です。

 
左:ここを通過                              右:クサソテツ(草蘇鉄)メシダ科  別名: コゴミ、ガンソク(雁足)

これでは車は無理、慎重に進みます。

 
左:エンレイソウ(延齢草)ユリ科         右:イワウチワ(岩団扇)イワウメ科

荒海川に乗って、林道が続く、あれ!こんな所にイワウチワがと近づくと、右上の岩は自生地です、そこから残雪と共に落ちてきたようです。 

 
左:荒海山登山口(登山ポスト)                 右:荒海山登山口の渡渉点(ダムの渡渉点

荒海山登山口で登山ポスト、記入用紙は今回も有りません、続いてダムの渡渉点、丸太が置かれていましたが、無視し石を選び飛び石。

 
美しい渓谷

渓谷が一段と激しく、そして美しい、まだまだ残雪は続く。

 
左:ショウジョウバカマ(猩猩袴)ユリ科                                 右:蟻の門渡り

右:荒海川・左:残雪の「蟻の門渡り」を渡って撮影、残雪の上を通過するとドボン!

 
豪快なダム

自然の力に流された豪快なダム、八総鉱山跡、難工事だった所だろう!

残雪に覆われた林道が平坦な道になって、数本の沢が流れ込む河原になる。

 
左:イワウチワの群生地           右:河原の渡渉点

荒海山へは河原の渡渉点を飛び越える、2014/5/3山頂手前で断念の時は、この渡渉点から山頂直下まで残雪がなく春山登山でした、ここまでの残雪の量を見て、山頂付近は同じと判断し、急斜面が始まる沢分岐まで行こうと決める。

 
本格的登山道始まる、美しい滑沢

荒れた沢底を登ります、大きな葉のスミレが見られます、「このきなんのき掲示板」によるとスミレサイシン(菫細辛 スミレ科)だそうです、


 
谷底、木々が上、上と競争して伸びている

山道だが、ほとんど踏み跡はない、石がゴロゴロ、安定した動かない石を拾って登る。

  
左:チャルメルソウ(哨吶草) ユキノシタ科                                 右:立派な新芽

チャルメルソウは沢や渓流沿いの湿った所に生育する、変わった名前は、果実がラッパ状に開き、屋台のラーメン屋でおなじみのチャルメラに似ることからという、岩にコケが生え、好んで生える環境のようです。また、雪解け後の新芽が左右に目立ちなかなか奇麗なものです。

 
左:沢底の道が続く                               右:荒海山急登手前 沢分岐 今回はここで引き返す

  二つに沢が合流、ここから急坂が始まる(約40分続き尾根に飛び出る)。今日はここで引き返す。

 
左:沢分岐辺り                      右:荒海山は見える

沢底を慎重に引き返す。

 
左:カンスゲ(寒菅)カヤツリグサ科             右:ツルネコノメ(蔓猫の目) ユキノシタ科

 
連休明けには残雪は解けそう

 
荒海山登山口の渡渉点(ダムの渡渉点)

帰りは登山靴のまま、沢を渡る、これが一番安全!

 
のんびり歩きたい アズマイチゲ(東一華) キンポウゲ科

 
ヤシャブシ(夜叉五倍子) カバノキ科

八紘鉱山跡の車に無事もどり、復路は、国道352号、道の駅「たじま」、国道121400合流点から国道400号に入り塩原温泉を抜け、関谷北で矢板へR30で「もみじ谷大吊橋」の案内を見てもみじ谷大吊橋へ、近いと思ったら大きな間違え!

以下、もみじ谷大吊橋・関谷林道散策です。

 
左:ハルガヤ(春茅)イネ科           右:スミレ(菫) スミレ科 

 
もみじ谷大吊橋

 
もみじ谷大吊橋

 
関谷林道

 
左:マムシグサ(蝮草)サトイモ科                                右:ニガイチゴ

 
左:キジムシロ(雉筵)バラ科           右:ウツギ(空木)ユキノシタ科

 
もみじ谷大吊橋から見える橋

 
左:チドリノキ(千鳥の木) カエデ科                             右:林道の様子

 
左:クワガタソウ(鍬形草)ゴマノハグサ科                           右:ジシバリ(地縛り) キク科

 
ヤマツツジ

次回、もみじ谷大吊橋から関谷林道を奥まで散策してみたい。八方ヶ原方面に続いている???

HP:わたしの天気予報