ヤマツツジとミツバツツジが共演するヤブ道 イワウチワは来年の季節を待ちわびる

 青麻山(標高:395b)常陸大宮市

 

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青麻山で前のピーク 伐採され展望が広がる
伐採作業が進行中でした

 常陸大宮の青麻山「あおそさん」(標高:394.9b)が聳え、山頂に青麻三光神社(あおそさんこうじんじゃ)が登山口の下桧沢(しもひざわ)には一矢神社(いちのやじんじゃ)が祭られている。

 つくば市から国道408号、西大通りから県道53号、県道199号に入り、朝日トンネルを抜け、フルートラインに移り、フラワーパークを左に見て、道祖神峠を越え、北吉原でフルーツライン「筑西方向へ」は県道42号と別れ、国道50号に合流、仏国寺や井殿山へは県道39ですが今日は次の県道61に入り城里町の石塚で国道123号(道が新しくなっている)に入り、御前山へ、那珂川大橋を渡って直進すると県道12号、諸川で県道163号に移り、長沢峠下で県道29号に入り、山下橋で県道321号に入り、一矢神社の先の上田代橋「熊久保川」の少し先にあるゴミ置き場の空き地に車を停める。

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美しいヤマツツジ

 

2018423日(月)曇り 下桧沢集会所から入り、ヤブ道を上がり青麻山、下山は田代橋に下る

 

コース

つくば市城山4時頃=(国道408号 フルーツライン)⇒道祖神峠4:33=(フルートライン)⇒笠間 国道50号合流=(国道50号)⇒才木交差点=(県道62号)⇒石塚5:10=(国道123号)⇒那珂川大橋5:12=(県道12号烏山御殿場線)⇒諸川5:35=(県道163号)⇒長沢峠下=(県道29号)⇒山下橋5:40=(県道321号)⇒下桧沢 下桧沢集会所下見=(県道321号)⇒6:10ゴミ置き場の空き地に車停める6:12―(上田代橋・熊久保橋等渡る 地元の人に出逢う)→伐採作業中の看板6:33―(0:12)→一矢神社6:45―(0:10)→下桧沢集会所 林道沢口沢線入口6:54―(0:10)→登山口「立派な橋 先に立派なお墓」7:04―(0:50)→最初のピーク7:54―(0:02)→巨岩横通過7:56―(0:05)→作業中の伐採地に着く8:01―(0:23)→8:24伐採地ピーク地点8:26―(0:07)→8:33青麻山山頂 青麻三光神社(標高:395b)8:37―(0:14)→8:51二番目の伐採地「草木が伸びている」9:01―(0:16)→9:17運搬現場「トラックに丸太の杉を積み運搬」 林道合流点9:28―(0:12)→伐採作業中の看板9:40―(0:04)→9:44ゴミ置き場の空き地に着く9:50=(1:05)⇒10:55道の駅「かつら」昼食11:50=(同じ道)⇒帰宅

徒歩:14,116

 

コシアブラとは何か?ここで説明

 

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左:駐車場の熊久保の風景         右:並ばれた、石碑

 

 下桧沢の久万保辺りに、ゴミ箱が等間隔で置かれ、通勤の人が車を停め捨てて行く、駐車する前に県道321号の終点「広場で左に未舗装の林道、右に民家に向かう道に分かれている」に下見に、戻って一本の木があるゴミ箱の近くに停め歩き出す。

 一人におじさんが愛犬を連れ散歩、挨拶をしお話をする、「家を裏に、コシアブラを植え、葉が大きく成長、奥の広場から林道を入ると、コシアブラの群落が有ると・・」とのこと、指さす方向を見ると、成長したコシアブラが葉を明るい光を見せている、お別れし、幾つもの橋を渡る。

 

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左:矢神社          右:下桧沢集会所

 

まもなく「一矢神社」と「ノ」が赤い文字で示される、「いちやじんじゃ」が右に現れる、鳥居の上に矢が一本、階段の上に祭られている。山下橋の手前に、竹之内へ入る広い三差路、左折して、右に乳牛の農家、多くが餌を食べている、美しい田んぼの風景を見ながら、最後の会社を過ぎると、下桧沢集会所に着く。

 

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林道沢口沢線入口とコゴミが現れる

 

 林道沢口沢線入口は集会所の右で、青麻山山頂の青麻三光神社に車で入れるそうです、林道の両側は美しいスギ林に囲まれ、沢沿いにコゴミが沢山生えて、大きく成長している、ニリンソウの群落が綺麗です。

 

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左:登山口の立派な橋                            右:ウシハコベ(牛繁縷) ナデシコ科?

 

 右に立派な橋、ここを入ると良く踏まれ道でビックリ!

 

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左:立派な登山道が始まる                       右:タカノツメ

 

 こんな美しい登山道が続く?直ぐに立派なお墓が置かれ、直ぐに尾根道の登りになって、足元にタカノツメが現れ、ヤブ道に入ると、芽の摘まれたコシアブラを現れる。

 

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オトコヨウゾメ(男ようぞめ)スイカズラ科

 

オトコヨウゾメが真っ白い花を頭上に咲かせている、ガマズミと同じ仲間なので、秋には赤い実をつけるそうです、ガマズミのことをヨウゾメと呼ぶ地方があるが、美しいので広げることはあるが、「用済み」ではないとのこと(笑)。御前山の井殿山にも有りましたよ:ここ

 

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ツツジの多いヤブ道 ミツバツツジですネ

 

 山菜をと山に入る時、コシアブラとヤマウルシは同じ場所に多く、ヤマウルシの若芽がコシアブラに似ているので間違って触ってしまい、皮膚がかぶれてしまうケースがとても多いですから出かける時は注意を!

 またタラの芽をつけるタラノキやハリギリは味の美味しい山菜で、これらは刺が多く、ハリキリはタラノキ以上にトゲが鋭く長いのが特徴です、ヤブの中に有ると危ないですネ。ただ、ここの登山道はツツジの多い道で、刺の怖さはないようです、まるで、ツツジのヤブ道の中を押し分けて進んで行く感じです。

 

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左:ツクバネウツギ(衝羽根空木)スイカズラ科             右:ツクバネ(衝羽根)ビャクダン科

名称にツクバネのツクバネウツギとツクバネが目に付く、先日御前山の井殿山にも多いツクバネ、このツクバネは葉は自分で光合成をしているが、根は他の木に寄生し、栄養分を吸収しているので、半寄生植物と呼ばれます、ここにも井殿山も大きな群落があって驚きです。

 

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ヤマツツジ

 

 ヤブ道のやや傾斜の多い尾根道、ヤブ道だが、ヤマツツジの美しさで、足が止まり、鑑賞になる、今、この辺の山の主役はヤマツツジとミツバツツジで、ここの撮影ポイントは尾根道のピークにそって続き、尾根を外さない事、尾根は日がよく当たり花が多く咲く、両側のスギ林には見付からない。

 

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左:イワウチワ             右:ドウダンツツジ

 

 イワウチワの時期は青麻山に多くの愛好家がやって来ると、今朝出逢ったおじさんが言うには3月下旬辺りが多いそうです。ここ青麻山周辺を探索するようですが、ハイキングコースで無く道標も無く、ヤブ道で足元は倒木などが多く歩きづらいです。ツツジのシーズンになると、イワウチワは写真の様に主役から外れている、でも一番イワウチワらしい輝きの葉っぱを見せている、一度花を見たら病みつきになるほど可愛い花で、ヤブ道でも探し求めるものである。

 

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左:アブラツツジ(油躑躅)ツツジ科               右:最初のピーク

 

 鳴神山・石尊山を歩いた時に見つけた、アブラツツジを発見、葉は枝先に集まって輪生状になる。中部地方以北の山地に分布するドウダンツツジの仲間で新緑、花、紅葉と美しく、葉の裏が油っぽくピカピカしているのが名前の由来だそうです。この葉の裏を指で触れれば油が手に残るが、不快なほどではない。56月に咲く花は釣鐘型でドウダンツツジに似るが、画像のとおり花茎が長く垂れ下がるのが特徴です。まだ見たことは無いが、秋にできる実は花と同じように垂れ下がり、紅葉はひときわ美しく、山中でもよく目立つそうです、規則的な枝は、庭掃除用のホウキを作るのに適しているから、別名をホウキヤシオというのだそうです。

 このアブラツツジを楽しみ、登り切れば、マークの置かれる、小さなピークです。

 

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左:尾根道が明瞭         右:岩がゴロリ

 

 このピークを抜けると、一段と尾根らしく、両側が切れ、同時に岩場が多くなり、ヤブ道が一寸楽になる、この最初のピークからマークが付き、人の歩いた跡が明瞭になる。

 

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左:ピークらしい雰囲気           右:大きなコシアブラ

 

 人の歩いた跡が明瞭になったのは、ここが伐採地の始まりだからで、目の前に広大な伐採地が広がり、重機が置かれ、作業員も到着したようで、この峰を目指し登ってくる。

 大木のコシアブラは葉の大きさがホウノキの様に大きくなっており、食べる時期は過ぎている、またコシアブラの樹皮は、滑々していて灰白色なのが特徴ですね、現物を見ないと判らないぞ!

 

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切り開かれた尾根道

 

 遠くが良く見え、伐採の効果は私たち登山者にも有るが、岩場の尾根道に生えるイワウチワが消えてしまいそうで、逆効果が現れそうです。

 

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伐採地を登り続ける

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小さなコシアブラが無数に生えている

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左:青麻山直下のピーク                  右:青麻山の手前のツツジ群生地

 

 伐採地からは正確な登山道を緩やかに雑木林の道をも登ると、三差路で、ツツジの群生地、このツツイの上が青麻山山頂青麻三光神社が祭られている。

 

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青麻山山頂&青麻三光神社

 

 下桧沢も綺麗な集落でしたが、ここ青麻三光神社の境内はゴミが無い、綺麗な庭!

 

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左:青麻山からの展望        右:これから縦走路へ

 

 青麻山(あおそさん 標高:395b)から芳賀富士や筑波山も見えるそうだが、遠望の展望は期待できないが周囲の山々が一望でき、車で山頂まで来てはいけない、青麻三光神社と青麻山の角点を踏み、神社の裏に入り、美しい登山道を歩く!車で来ると同じ道を引き返すだけである。

 

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ヤブ道を過ぎると、また、伐採地

 

 どんどんヤブ道を下ると、明るい伐採地の上に着く、401bピークまで約30分だが、間違えたらしく、ここから下る事に、伐採地用の山道を下る。

 

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美しい尾根道だが、目的の長崎沢は次回に!

 

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左:ツルリンドウ(蔓竜胆)リンドウ科       右:丸太の運搬作業

 

 この伐採地、ツルリンドウを見付け、ヤブ道を下り、やや古い林道と右からの林道の合流地点で作業中の運搬車、通行不能で、二つの林道の沢に降り通過、この時コゴミを見付け、採取、新しいコゴミが次から次へ出ている所だが、大きくなって、適当なコゴミだけ袋に詰める。

 

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左:ここにもニリンソウ       右:丸太を積んだトラック

 

 二本の合流地点を過ぎると、暖かい日差し、この境目にニリンソウの群生、作業中の運搬トラックが細い林道を下って行く、福島bフ車でした。

 

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伐採作業中  田代橋の近くです

 

 車を停めた場所から約500b手前、次のバス停小屋が綺麗で、ここで一休み、ここも近所の人達が掃除をしてくれる!

 楽しい思いを残し、御前山の道の駅「かつら」へ、那珂川大橋はちょっと古いが観光地である、ただ、今日の様に強い風が吹くと川岸でお弁当を広げると砂が飛び込んでくる、それでも、大勢の人が集まって来る。魅力ある観光地。

 

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那珂川大橋

 

 昨日まで暑く、今日は曇り10℃も下がりヤブ道を歩くには涼しい1日だった、笠間・御前山・常陸大宮辺りはまた来たい所です。。。。!

 

ここで説明:コシアブラ

春の山菜のコシアブラは天ぷらにして食べると美味しい。タラの芽を「山菜の王様」と呼ぶのに対して、コシアブラは「山菜の女王」として親しまれるほど知名度の高い山菜です。コシアブラとは、ウコギ科の落葉樹です。背丈は最大1520bほどと大きく生長。そして、8月になるとクリーム色の控えめな花が茎の先にたくさんつき、その後黒い実がなり。このとき、茎が赤く色づく紅葉の姿が美しく、四季折々の姿を楽しませてくれます。

尾瀬:沼田街道の紅葉狩り:コシアブラの紅葉(ツルリンドウも有ります!)

山野に自生しており、日本各地で見かけることができます。芽が独特の苦味を持つ山菜として親しまれ、家の近くに植えたいものです、葉っぱが枯れ落ちる11月から、葉っぱが芽吹く前の3月の間に地面に植えるタイミング。コシアブラは落葉樹で、大きく生長する高木です。春になると収穫できる芽はおいしく、山菜の中でもトップクラスの人気。もし栽培できたときには芽を天ぷら・おひたしなどにして味わえる楽しみがありますが、出逢ったおじさんの裏の畑でスクスク育っています。今から植えると、登山ができなくなる前に、食べられるかも知れません(笑)

 

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