雨引山(標高409b)&雨引観音(茨城県) 雨巻山(標高533b)(栃木県)
 <展望>富士山、浅間山、日光連山、筑波連山(筑波山、加波山) モミジが綺麗な紅葉!   

日程:20141210日 (水)晴れ後曇     雨巻山の紅葉

午前中は晴れ、雨巻山登山口に行く頃、曇空に!

 
左:雨引山山頂から筑波山            右:雨巻山縦走路は自然林に囲まれる

コース

雨引山雨引観音の下の駐車所8:50―(0:06)−>巨木スタジイ(シイ)8:56―(0:07)−>雨引観音横の登山口9:03―(0:08)−>登山道合流9:11―(0:13)−>筑波連山縦走路出合9:24―(0:11)−>9:35雨引山山頂9:46―(0:08)−>筑波連山縦走路出合9:54―()−>9:57雨引観音10:34―(0:06)−>10:40雨引観音の下の駐車所=(R41)=>岩瀬(国道51号)=(R41)=>長堤交差点=(県道)=>11:20雨巻山登山口(大川戸駐車場) 徒歩:約7,700

雨巻山雨巻山登山口(大川戸駐車場)11:21―(0:04)−>三登谷山・雨巻山(林道)分岐11:25―(0:17)−>小さな一個目のピーク11:42―(0:15)−>巨岩を登る11:58―(0:09)−>12:07三登谷山山頂(標高433b)12:10―(0:03)−>展望コース分岐12:13―(0:30 途中昼食)−>OとM間の展望所12:43―(0:10)−>L雨巻山尾根コース合流12:53―(0:11)−>綱場分岐(岩の道・階段の道)・ジャンダルム(標高521b)13:04―(0:06)−>雨巻山山頂(標高533b)13:10―(0:02)−>H雨巻山沢コース分岐13:12―(0:11)−>標高460bピーク13:23―(0:03)−>標高453bピーク13:26―(0:00)−>13:26獅転げ坂13:32―(0:12)−>G峠(林道・足尾山分岐)13:44―(0:09)−>登山道入口の階段13:53―(0:02)−>林道出合(雨巻山・大戸川分岐)13:55―(0:13)−>14:08雨巻山登山口(大川戸駐車場)
徒歩:約11,100

『雨引山(あまびきやま)』

つくば市から国道408号で筑波山を目指し、国道125号・R14からR41に入り、右に筑波山、加波山が並び、加波山登山道を過ぎ、雨引観音の道標を見て右折、R152を登り切ると雨引観音の下の駐車所、右にお土産店を見て、上の駐車場に入ることもできる。

 
左:紅葉が残っている              右:左右アジサイに囲まれた階段を上がる

雨引観音は、正式名称は「雨引山楽法寺」と呼ばれ、板東第24番札所となっている、アジサイの美しい寺で梅雨の時期何度か家族と訪問、見事なものである。

今日は雨引山が目指す峰、筑波連山縦走で何度も通過したことはある。

 
左:雨引観音仁王門             右:スダジイ ブナ科 別名:シイノキ

階段を登る、準備運動にはなるが、アジサイの咲かない今は辛い、登り切れば仁王門、巨木のスダジイ、散歩のおばさん3人に登山口を訪ねる「上のお墓の右、、、巨木はシイノキ」と教えてくれる。スダジイは筑波山神社、薬王院などに巨木が見られる、暖地の海岸沿いの山地に多い。5月頃満開の雌花が冬を越し、来年10月頃熟して、紅葉の時期足元に転がっている、葉の裏が灰褐色であればスダジイと思っている。

 
左:美しいモミジ         右:道案内

境内に入ると、清掃中の方々、「左右どちらからでも!」と教えてくれるが、さらに親切に「雨引山の登山道は駐車場より下に道標があり、そこからだが、右奥にお墓(見える)があって、その右に入り、すぐ交差点、そこを右に入り、、」に教えられる。

 
左:道標               右:変則な交差点 右に入る

境内の美しいモミジを眺め、教えられた先代のお墓を見て、お墓の右に上り、しばらく広い道を登ると、道標、変則な交差点、水道施設が正面、左は登り道(下山時通る)と下り道、右の細い道が雨引山への登山道、薄暗い道、一度下って直ぐ左折、大丈夫?と思う。

 
左:落葉の急登                     右:燕山、加波山、筑波山が林の向こうに見えてくる

急登、登山道が合流するまで続く、左からの登山道が合流、筑波山が見えてくる、残ったモミジが美しい、雨引観音1.4`。雨引山0.8/加波山6.3`の関東ふれあいの道の道標、とても気持ちの良い道。

  
左:筑波連山縦走路の道標         右:雨引山へ

筑波連山縦走の道に出合う、雨引山0.5`/御嶽山2.8`・加波山6.0`の道標。右が杉林、左は雑木林、ここも急坂、筑波山が見え、ややゆるくなる。

 
左:雨引山の東屋                       右:左は燕山・加波山、右が筑波山 女体山・男体山

筑波連山縦走路はJR水戸線岩瀬駅から御嶽山を経て、晴れていれば、富士山・浅間山・日光連山が一日中眺めながら筑波山を目指します、ここ雨引山辺りの展望は一番です。*筑波山の左奥に宝篋山が見える

 
左:日光連山 日光白根山・男体山・女峰山                     右:浅間山

筑波連山縦走路を御嶽山方向にちょっと下ると、日光連山と浅間山が見えている、雨引山に戻って、展望を楽しむ、富士山は肉眼で薄く見えるが、デジカメでは無理、やがて肉眼でも見えなくなってしまう。

 
美しいモミジ

雨引観音へ、同じ登山道を引返す、下山時宇都宮から年数回雨引山に足を運ぶ年配者に出合う、変則交差点から、雨引観音の上の公園に上がる。

 
左:筑波山          右:秋も終わり

 
境内の秋終盤 

最上の公園から駐車場まで終盤の秋を探して下る、アジサイの頃再訪したいものです。

『雨巻山(あままきさん)』

ここまで来たなら、北上し益子の雨巻山R41+国道50号+R41と走る、益子の手前で長提交差点、高館山道標を左折、峠を越え、大川戸登山口へ。

 
左:大戸川登山口駐車場          右:三登谷山登り口

駐車場に着く、11時を回る、多くの車が停まっておりビックリ、雲に広がってきた、青空は、、、と思いつつ歩き出す。足尾山・御嶽山方面を見送り、三登谷山へ、㉔三登谷山・雨巻山分岐を右に、薄暗い杉林、三登谷山登り口に着き、右が杉林、左は雑木林の細い直進な道を緩やかに進む、丸太のジグザグ道を超えると最初のピーク、「トレラン益子」の看板が右に向かっている。

トレラン益子 2014/12/13(土)雨巻山の縦走路+α、落葉あって滑る!細い岩の尾根道、登山者優先と案内に明記9:00から12:00の雨巻山の縦走路には注意したいですね!
「デイダラボッチの山日記」でも応援しており、安全には問題ないと思うが!

尾根道になって、再びジグザグ、ピークを大きく下って、またジグザグ。

 
左:巨岩を越える           右:三登谷山山頂 日光連山

急坂になって大きな岩を越える、尾根道はやや険しくなって、急なジグザグ道を登るとピークで三登谷山山頂はちょっと下って、登れば直ぐです。晴れていれば富士山もみえる。

 
左:芳賀富士  芳賀富士山:ここ                     右:岩場を越える 紐が張って有りました!

芳賀富士は山本から栗生間の道路からも見え美しい富士ですが、ここは見下ろしてしまう。次ぎのS展望コース分岐間は細い尾根道、雨巻山が木々の間から見える。

 
左:展望コース分岐から筑波山           右:大川戸への分岐

展望コースは栗生へ下っている、ここからの筑波山は見事、幾つもピークを越えてゆく、5,6人の登山者、3人の娘さん、山を初めて一個目という「大川戸から林道を歩き、雨巻山、、」と言うので「雨巻山は縦走(足尾山・御嶽山・雨巻山・三登谷山)が一番、、」と、次回は縦走するらしい。

 
左:OとL間の展望所             右:岩と階段の分岐 岩の道を選択

展望も良い尾根に出る、栗生からのM分岐、ジグザグ道、L大川戸分岐は3人の娘さんが林道から登った道。続いて巨岩、次が岩と階段も分岐。ジャンダルミに登れば傾斜は緩み、ブナの美しい広い尾根道になる。

 
雨巻山山頂辺り

標高533b、雨巻山山頂に着く、若者が天ぷら・焼きと等の宴会中、大川戸駐車場の車の多さを納得、この先に展望塔やカタクリ群落地があるが、ここから獅転げ坂へ向かう。何時雨が降ってきても可笑しくない雲、直ぐにH沢コース、下って見たいが先を急ぐ、美しい雑木林の縦走路、二つのピークを超えると、いよいよ、獅転げ坂です、何度か通過しているが!

  
獅転げ坂

獅転げ坂13:26-13:327分ほど、ジグザグに丸太が置かれているが、足元を確認しないと危ない、ここイラストマップにはノコギリ葉が描かれている。

 
左:残ったモミジ    右:ミヤマシキミ

獅転げ坂下ってピークを二つ越える、この辺りになってミヤマシキミが現れる、赤い実と花が同時に見える時期です。

  
峰コース

御嶽山、足尾山に足を伸ばしたいが、天気?峰から峰コースを下る。薄暗いコースで、小さな石が多く歩き難い、どうやら縦走路から最短で林道に下れるようです。林道に出て、15分ほどでモミジの美しい家の前に着くが一ヶ月前が見頃で、落ちた葉も枯れている。

三登谷山入口を見て、大川戸駐車場は直ぐ、途中気になった雨も降らず、無事到着。

帰りは同じ道、R41に出ると、筑波山が見事! 夕日が美しい。

HP:わたしの天気予報