雪入ふれあいの里公園  梅が開き出す  急坂の道は面白い。  
雪入山標高:391b)・剣ヶ峰標高:360b) 

日程:2016124 () 快晴


雪入ふれあいの里公園手前の池

コース

雪入ふれあいの里公園駐車場8:53―(0:03)→この登山口?8:56―(0:04)→ネイチャーセンターから展望広場への道合流9:00―(0:17)→9:17砕石跡展望広場(鳥の池、花の池、 風の池)9:22―(0:03)→剣ヶ峰広場への登山口9:25―(0:04)→途中の展望台9:29―(0:02)→巨岩9:31―(0:05)→迷路標識9:36―(0:08)→先頭がかけた岩(掘削機が削ったか)9:44―(0:02登山道(眺望コース・直登コース分・剣ヶ峰直登コース)合流9:46―(0:02)→9:48剣ヶ峰9:53―(0:07)→雪入山 標高348bの標識 10:00―(0:05)→10:05展望台 弓弦集落分岐10:16―(0:04)→ あきば峠10:19―(0:11)→銀命桜10:30―(0:01)→雪入ふれあいの里公園分岐10:31―(0:15)→雪入ふれあいの里公園と三ツ石森林公園分岐10:46―(0:08)→10:55雪入ふれあいの里公園駐車場

剣ヶ峰直登コースここ

 
左:雪入ふれあいの里公園 ネイチャーセンター                      右:中央青年の家へ分岐で

  雪入ふれあいの里公園の駐車場に車を停め、一番奥からネイチャーセンターに向かう、ここは展望が良い、登り切った所に中央青年の家に向かう、登山道が有って、下っている。

 
左:ネイチャーセンター方向                                                 右:この登山口?

今日は中央青年の家に行く予定は無く、ネイチャーセンターに向かうが、気になる不意義な登山口、月の池を経て砕石跡の展望広場に行けるらしい。

 
左:月の池                                    右:ネイチャーセンターから展望広場への道合流

この登山口に入ると、道はヤブ道、多くの人が通る道ではない!

まもなく、月の池の淵に立つ、なにも見えぬ、水がない沼、だたし、池のように湿っている、ここ見過ごし、上の道を進むと、ネイチャーセンターから展望広場への道に合流する、上に砕石跡の展望広場がある、さいせき(砕石)とは、大きい岩石をくだいて適当な大きさにすること、従って足元や、道の斜面に残骸が多く転がっている。

 
ジョウビタキ(メス)

  この砕石跡の三個の湖に飛来する冬鳥を見るためと、砕石跡から剣ヶ峰への急坂を歩きにやって来た!

  と、その時、目の前に一匹の可愛い小鳥、ジョウビタキが現われる、ジョウビタキは、チベットや中国から晩秋の頃にわたってくる、日本では冬鳥として全国に渡来する渡り鳥です。ここのような山にいることが多いが、雪が降り出すと平地へ降りてくるので、都心では冬の公園や草原、川原など植物の多い地で見られます。スズメよりわずかに小さい身体をしています。オスとメスとでは見た目に違いがあります。オスは頭上が白く目の周りが黒い、全体的に濃い色をしているのに対し、メスは頭が淡褐色でオスより薄い、そして、胸から腹、尾にかけては、どちらも橙色です。この後砕石跡まで、別のジョウビタキを見たが動作が早く!チャッターが押せない内に逃げてしまう。

  
左:フユイチゴ                                                 右:マンリョウ(万両)ヤブコウジ科

  ここ道は砕石跡に続いており、大きくクネクネと曲がって上に続いている、日がよく辺り、フユイチゴやマンリョウなで草花も多く生えている。

 
左:クサイチゴ(草苺)バラ科                                      右:ウメ(梅)バラ科

道端にクサイチゴ、斜面にウメが咲きだし、暖冬の予想なのに、日本中に寒気が南下、西日本を中心に大雪だが、ここは一早く春を迎えている、身も心もポカポカです。

2016/1/26の朝刊朝日「天声人語」:・・北国の厳しさがにじみ出る▼そんな雪国だけでなく、一般の寒波に列島はふるえた。鹿児島市も5年ぶりに白く染まった。奄美大島では115年ぶり、沖縄本土では観測史上初の雪を記録したというから、歴史的な寒波である▼歴史的といえば、1902(明治35)年の寒波もよく知られている。北海道の旭川で国内最低温度の零下41度を観測したのは、その年の125日。すなわちきのう。青森・八甲田山での陸軍歩兵連隊の悲劇的な遭難も、この寒波で起きた・・・・冬がきわまる季節に1輪、2輪と開く紅白には、どこか人を励ます潔さと温かみがある・・・寒さをくぐるごとに春は近づくと、教えてくれる

1/27には、天気予報によれば気温13度に上がると言う!気象庁によると、日本付近はエルニーニョ現象で2〜4月は例年より気温は高く、春の訪れは早くなる見通しだという。

 
左:砕石跡展望広場の道から                                  右:風の池を見下ろす

  少し、登ると中央青年の家から続く尾根の斜面が広がる。続いて人の声が聞こえる、バードウォッチングを楽しむ人のようです。

砕石跡に広がる池風の池、花の池、鳥の池と続く、風の池が他の2個に比べ大きく、冬鳥はここに集中する、バードウォッチングの人数に比べ、水面に浮かぶ鳥の方が少ない!花の池は木道と橋が作られ、水面に降りられるようになっていたが、壊れてしまい、冒険好きの私でも歩くのは無理です!水面に降りるのを止め、足を進めると、最後の鳥の池、バードウォッチングの仕掛けが立派だが、同じように壊れ、、、しかも、覗き窓から観ても冬鳥は見つからない?

ここ3個の池は、雪入山から砕石を掘った後の凸凹に水がたまった池、風、鳥、花の順に大きく、筑波山周辺で標高の高い湖はここ、美しい湖で時々登ってきたいところです。

池を離れ、展望のよい方向に標高219bの道標の建つ砕石跡展望広場、この広場から石岡市、霞ヶ浦、その先に太平洋が広がる!

<<ここから急坂道>>

砕石跡から剣ヶ峰への道を探す、、、、砕石跡展望広場は鳥の池の左側の桜並木の奥に、その道標は建っている。

 
左:剣ヶ峰への道                                        右:いきなり綱場

この道は雪入翁桜(ゆきいりおきなざくら)まで続く急坂道です、この古木の雪入翁桜は、剣ヶ峰から、いやしの湯・中央青年の家へ下る眺望コース&直登コースと中央青年の家と雪入ふれあいの里公園の間に下る剣ヶ峰直登コースが通過する分岐点に生え、雪入山桜ウォークに通過する桜で、雪入山桜命名木と選ばれたものです。

この急坂に取りつく、いきなり綱場、写真で見ると傾斜が緩く見えますが、綱を使って登らないと無理!


途中の展望台

ヤブの多い道を登り続けると、登山道から脇に入る道、ここを入ると、浅間山が見え、眼下に砕石跡に広がる池は風の池、花の池、鳥の池。バードウォッチングを続ける人々が見える、新緑・紅葉時期に期待してまた来たいものです。

 
岩場と尾根道

   登山道に戻って再び登ると、岩場、、、短いが尾根道、、、、。

さらに登れば、迷い岩が有る、続いて二つも、大丈夫です、岩の上にピンクのマークが行き先を示す。この先、ストップの大岩が有って、右に登る。

  
アオキ(青木)アオキ科

  この道にはアオキが多い、雌雄異株で実を付ける木、付けない木がほぼ同数に並ぶ、筑波山周辺の山麓に多く峰にはない、我が家の庭には雄株で、雌株は道を渡った反対側に生え、多くの実を付けている、花は雄株の方が一段と綺麗です!


掘削機が削ったか?

アオキの赤い実を楽しむと、掘削機が削ったか?!先頭がかけた岩に登り着く、この後、楽々になる。

  
雪入翁桜(ゆきいりおきなざくら)の分岐

ここが、登山道(眺望コース・直登コース分・剣ヶ峰直登コース)合流点である、剣ヶ峰は直ぐである。

<<ここで急坂道終了>>

天空桜(てんくうざくら)、眺望大桜(ちょうぼうおおざくら)、美肌桜(びはだざくら)、銀命桜(ぎんめいざくら)、雪入翁桜(ゆきいりおきなざくら)、弁天桜(べんてんざくら)が雪入山桜の名称になっている。

雪入ふれあいの里公園の記事「雪入山の中腹をぬうように作られた林道にはソメイヨシノの並木があり、周囲の山々のヤマザクラより一足早い春を告げる。雪入林道の開通は昭和30年頃のこと、木材や材の運搬、かや場の管理に大いに活用された。砕石場の当時は路として、狭い山道をダンプがひしめく光景があった。桜は林道の開通当時に地元の人 たちによって植栽されたもので、樹齢約50年になろうという大木ぞろいである。しかし、近年クズの害や、天狗巣(てんぐす)病により痛みが目立っている。 そもそもソメイヨシノは60年ほどで樹勢が衰える性質があり、シダレザクラ(エドヒガンの品種)やヤマザクラにみるような巨木になりにくい。」

  
剣ヶ峰

  おや、雪、筑波山の北側は雪が降った、ここ雪入ふれあいの里公園の最高峰も雪、と言っても粉雪である、誰もいないが、今日のロードバイクの跡、三ツ石森林公園の駐車場から霞ヶ浦なでを見渡し、眺望コースになっている。

 
楽しい尾根道    左:ルンルン尾根道                                     右:この先急坂

  剣ヶ峰から急降下まで短い尾根道が続く、雪は見えません。

  この急坂は短いが急です、小さな鞍部を登り返して行く!

 
左:ヤブツバキ(藪椿) ツバキ科                                             右:雪入山の道標

坂を登り切るとヤブツバキが咲き、花が少ないけど、とても綺麗で素敵です。

剣ヶ峰よりちょっと高いのか?雪入山の標識が建っている、誰が置いたのか?

 
左:筑波山                     右:旧離陸場が見える

  左の木々の間に筑波山が見えるが、木々が多く展望は良くない。展望台 弓弦集落分岐が旧離陸場です、丸太の椅子とベンチが置かれ、気持ちがよい、一休みです。ここから霞ヶ浦方向がよく見えます。

 
あきば峠    筑波山が綺麗

  旧離陸場から少しだけ下ると、石岡(八郷)からの車道に飛び出る、ここがあきば峠です。車道を横切って直進すると浅間山(浅間神社)へ、車道に入り雪入ふれあいの里公園へ下る、明るい林道で、銀命桜に着き、この先に再び浅間山(浅間神社)の非常に急な坂道がある、雪入山桜ウォークに通過して不人気の道である(銀命桜を見る貴重な道である!)。

 
左:銀命桜                                    右:雪入ふれあいの里公園の最短コース?

銀命桜には銀命水と呼ばれる湧水、ここに古木の桜が立っている、金命水はもっと下った位置にあるが古木の桜な無いけど、湧水は金命水の方が有名です。

金命水の着くより手前に、雪入ふれあいの里公園への急登道が有るがガードレールで規制(ガードレールの向こう側)?次の雪入ふれあいの里公園の最短コース?(上の写真)を選択し、綱を頼りに急降下する。

 
珍しいキノコ?

 
沢に着く

「金命水」への道を下った事になる。

 
雪入ふれあいの里公園 手前の池

飛び出ると、雪入ふれあいの里公園と三ツ石森林公園分岐で、七曲り分岐は直ぐ、のどかな林道歩き、、、、雪入ふれあいの里公園は近い。

HP:わたしの天気予報