筑波山神社からつつじヶ丘を回り、奇妙な岩を見て女体山、御幸ヶ原を通り、立身岩、男体山と周り、筑波山神社に戻ります |
筑波山を登ったら立身岩を訪れたい |
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筑波山梅林付近くに停め、筑波山神社をへて、白雲橋・迎場コース分岐で迎場コースに入り、つつじヶ丘。ここからおたつ石コースで弁慶茶屋跡へ。ここで白雲橋コースに入り、奇妙な岩を楽しみ、女体山山頂。御幸ヶ原に下って、立身岩に寄って男体山山頂。再び御幸ヶ原に下って、御幸ヶ原コースで男女川源流の湧水、鞍部から一寸登って、岩ゴロゴロの登山道を下って、筑波山神社の裏で筑波山ケーブル宮脇駅の前を通過し、市営第3駐車場を横切って筑波山梅林。観梅しながら梅林を下って、道路に出ると車を停めた場所は近い。 |
筑波山神社、酒迎場、つつじヶ丘、弁慶茶屋跡、女体山、御幸ヶ原、立身岩、男体山、御幸ヶ原、男女川源流の湧水、筑波山ケーブ宮脇駅、筑波山神社
筑波山(女体山、男体山)
コース 筑波山梅林付近の駐車場6:50―(0:10 筑波山神社へ)→つくば松実高7:00―(0:02)→筑波山大御堂西参道の交差点7:02―(0:01)→筑波山大御堂工事中7:03―(0:03)→筑波山神社(御神橋 県指定文化財)7:06―(0:02)→白雲橋7:09―(0:02)→筑波山登山口 鳥居7:11―(0:11)→酒迎場(白雲橋・迎場コース分岐)7:22―(0:25)→沢を横切る7:47―(0:05)→2個目東屋7:52―(0:16)→つつじヶ丘8:08―(0:16)→つつじヶ丘高原8:24―(0:25)→8:49弁慶茶屋跡8:57―(0:01)→弁慶七戻り8:58―(0:16)→北斗岩9:14―(0:13)→大仏岩9:27―(0:13)→9:40女体山山頂9:50―(0:09)→ガマ石9:59―(0:02)→セキレイ石10:01―(0:04)→10:05御幸ヶ原―(0:10)→10:15立身岩10:20ー(0:04)→崩れ現場10:24―(0:05)→10:29男体山山頂10:34―(0:10)→10:43御幸ヶ原10:53―(0:20)→11:13男女川源流の湧水11:16―(0:26)→筑波山野鳥図鑑11:42―(0:19)→筑波山ケーブ宮脇駅12:01―(0:11)→市営第3駐車場12:12―(0:12)→12:24筑波山梅林12:55―(0:06 道路を下る)→13:01筑波山梅林付近の駐車場 |
今日は好天に恵まれると言うので、6時頃家を出る、国道408号に入り、つくば市を北上、田中交差点で直進し国道125号、池田南でR14・214に入り、桜川を渡り、直進しR42に入る、筑波山梅林入口の手前にR139入口が有り、ここを入ると2台の駐車場がある。
左:茶屋跡 右:筑波山大御堂工事中
筑波山梅林に行く場合はR42に出て、梅林に向かえばよいが下山時に寄ることし、筑波山神社への道標を追う、茶屋跡らしき古民家を見て、東豊学園つくば松実高等学校に着く、ここから富士山が良く見えるが、今日は雲の今から山頂部分が見える、手持ちのデジカメでは写らなかった。
更に急斜面を登って階段を登れば筑波山梅林や大鳥居からつつじヶ丘に向かうR42に出て、横切って階段を上がると「筑波山大御堂西参道」の標識に出る、大鳥居と筑波山神社を結ぶ参道で、ここを右折。筑波山大御堂の広く大きな階段を工事している、2017/2/4に比べ今日はこの階段を見ることができる、完成後は筑波山大御堂に寄って筑波山神社に入り、登山口に向かうようになるかも知れません。
そのまま参道を進むとロータリーが有り、筑波山神社に登る階段が有って、見送ると、また階段、先に鳥居、この階段を上がって鳥居を抜けると御神橋、この橋の右奥に「筑波山神社」の大きな碑が立っている。
境内に入らず、お店屋と神社の塀に囲まれた道を進むと、白雲橋に着く、ここを渡って、民家に間の急坂を登れば、登山口の鳥居に着く。この鳥居から女体山が見える。
左:1個目の東屋 右:振り向くと つつじヶ丘
鳥居を抜け、薄暗いスギやモミの林を登って行くと、酒迎場(白雲橋・迎場コース分岐)、2017/2/4には白雲橋コースで弁慶茶屋跡を目指したが、今日は向場コースで、つつじヶ丘を目指します。
歩きやすい、上下の少ない登り道、時々傾斜の大きな石段も有るが気にならない、スギ・モミの林が続く。筑波山の植物の説明版、1つ目の東屋、石の上に大洗神社、水の少ない川を横切り、筑波山神社1.4`/つつじヶ丘0.7`の道標、大木のモミ、そして2つ目の東屋が立っている、この東屋のベンチを覗くと綺麗に掃除され座る事ができる、おそらく1つ目も同じだろう。次は蛇口から水が流れ、大木のヒノキを見ると、深いスギ・ヒノキ・モミの林が切れ、筑波山ロープウェイが頭上に見え、つつじヶ丘に着く。積まれた残雪、一昨日(3/15)に降った雪で、標高約450b以上が雪になった辺りです、ちょうどこの辺りが限界のようです、つくば市は雨でした。
ここで向場コースが終わるが、つつじヶ丘から登って御幸ヶ原コースを下る周遊コースを歩くにはとても便利です。つくばセンター(TXつくば駅)からバスで筑波山に入る場合は、筑波山神社入口で降り、御幸ヶ原コースを使い筑波山を楽しみ、おたつ石コースでつつじヶ丘へ下り、つつじヶ丘(始発だから座れる)からバスでお帰りください。
つつじヶ丘から女体山山頂を目指します、急な斜面を登ります、晴れていれば左関東平野の奥に富士山が見えるのですが、つくば松実高等学校では山頂部が見えていたが全く見えません。
振向くと、つつじヶ丘、その向こうに土浦市と霞ケ浦が見えています。
左:つつじヶ丘高原 右:枯れた松 ここから本格的な登山道
禿げかけたコンクリートの坂道は足場を選んで登り切ると、つつじヶ丘高原です、休日の混む時間帯には大勢の人達が休憩中、ツツジの季節には大勢の観光客も上がってきます。
高原で背の高い松を見て、再び急な登り、ここが壊れた石段が多く歩き憎いが明るく気持ちの良い所です。急な坂が終わると、眼下に見える展望は大きく広がってきます。
つつじヶ丘高原から3本目の松、残念ながら枯れて何時倒れても仕方のない木です、多くの登山者がそんな思いで通り過ぎる所です。
左:残雪 右:弁慶茶屋跡から霞ケ浦を望む
枯れた松を過ぎると、再びスギ林、根元にアオキが群生、薄暗い所です。女体山山頂1.2`地点、スギ林が終わり、自然林の美しい登山道で、小さなピークを越え、一度鞍部に下る、この辺りニリンソウの群生地です、この後、弁慶茶屋跡まで荒れた道を登ります、この坂に大木のオオモミジが有って紅葉が見事です。
酒仰場で別れた白雲橋コースが合流する弁慶茶屋跡に飛び出る。つつじヶ丘1`・女体山山頂0.8`地点。
この茶屋跡は見晴らしがよく、霞ケ浦が大きく見え、白雲橋コース方向には晴れていると富士山が見え、更に振向いて木々の間からこれから向かう女体山山頂がクッキリ見えています。ベンチに腰を下ろし休憩。
左:弁慶七戻り 右:母の胎内くぐり
弁慶茶屋跡から女体山まで奇妙な岩が連続します。
まず台風によって倒されたスギの大株を過ぎると、弁慶七戻りです、不安になればなるほど後ずさりしたい怖い岩です。過ぎるとちっとした広場。続いて高天原の寄り道で初めて通過する人は登って見たい所です。母の胎内くぐりです、子供たちは勇気を出してみんな潜り込む。女体山からつつじヶ丘間で雨を防ぐ処はここだけです。
左:小さなくぐり石 右:陰陽石
母の胎内くぐりの先に小さなくぐり石、これは子供でも簡単ではない、今度は大きな一枚岩に太い鎖が置かれ、陰陽岩です、二つの巨岩が重なり合って迫力満点ですね。
左:国割り石 右:出船入船
ゴロゴロ岩を登る、中間に鎖がついている、登って見ると展望が開ける、国割り石です、岩に登ると女体山が見え、右の加波山等が見えてくる。ここから北斗岩までブナ類が多い綺麗な尾根道が続きます。
国割り石の次が出船入船で見れば見るほど面白い型の石がここに転がったものです。反対に大木のアオハダが見事。
左:裏面大黒(りめんだいこく) 右:北斗岩
平らな道を進むと裏面大黒が現れる、大黒様が大きな袋を背負っている姿を後ろから見ているように見える岩です。小さなピークに登ると巨岩の前に石の上に渡神社が祭られている。
このピークを降り、筑波山で一番綺麗な尾根道、大きなブナ林が両面を飾る。ちっと登りになって北斗岩が行く手を拒む、ここも子供たちは潜り抜ける、見事な巨岩である。
左:屏風岩から 右:大仏岩
ここからキツイ登りが始まる、最初の登りで、筑波山ロープウェイがつつじヶ丘に向かって下る、必死に登って屏風岩の休憩所、屏風岩に入って見ると、女体山駅に向かって上る車両がやって来る、女体山直下の駅に滑り込む。
登山道に戻って見上げると大仏岩、自然の動きに動かない、でもここを通過する時は決まって撮影、若き頃も今もカッコよい姿と思います、自然とは凄い物を作り上げる。
ここから、最高の岩場登り、でも小学生、いや、幼稚園でも賢く怪我なく登ってします、日陰に残雪が残っているが登山には問題なし。
左:最後の登り 右:女体山山頂から
大仏岩を見送り、大きな岩を登る、振向くと展望は増々大きくなり、土浦市から大きな霞ケ浦が広角に広がって素晴らし、カーブで邪魔にならないようズレルと、展望が楽しめる、登りに夢中になると展望を見ず登ってしまう。
最後は短い鎖、ここは狭く混むときは渋滞する、登り切ると加波山方面が良く見える。ここ順番は一度右に曲がり表参道から登るが、初めても人は楽な左折になるようです、流石に先行する登山者2人は参道に下る、続いて下り、左に広い参道の石段、登れば女体山御本尊が祭られ、女体山山頂に着く。観光客が富士山と東京スカイツリーが見えると言うが、同時に登った登山者も私も見えないのだが、確かに富士山方向には大きな雲が出ているが?
霞ケ浦、涸沼、難台山と吾国山、加波山や雨引山方向が見える、特に、つつじヶ丘から土浦市・霞ケ浦に続く展望は素晴らしい。
左:ガマ石 右:セキレイ石
これ以上女体山山頂いても富士山は見えず、ガマ石、セキレイ石と下る、カタクリ園の有るブナ林はとても静か、雪解けでグニャグニャの下り道をへて御幸ヶ原、ここはお店屋さんが多いし、日当たりが良いので、雪解けの心配は有りません。
観光客が加わって、御幸ヶ原は大勢の人で賑わっている。
左:立身岩 右:筑波大学計算科学研究センター共同気象観測所
男体山に向かって左の自然研究路に入り、道を防いで倒れた木を潜り、長い石段を登って、左に下り、立身岩の階段を上がる、素晴らしい展望、石の上に立つ。ここでも富士山と東京スカイツリーはともに見えません。筑波山で代表する展望所なのに静かな立身岩でした。
登山道(自然研究路)に戻って、石段をちょっと下って、男体山の長い石段を途中で曲がりながら登り、自然研究路をストップさせた崩れ現場を見て、御幸ヶ原からのコースに合流し、男体山手前の岩場の急登を登る、登り切ればベンチの広場、手すりの石段を登り、男体山御本山が祭られる男体山山頂である。御本尊の裏に回ると、筑波大学計算科学研究センター共同気象観測所の立派な建物。建物の前に説明版があって:日本初の山岳測候所、1902年旧皇族の山階宮菊麿王が自己資金で「山階宮筑波山観測所」を建設 日本初の山岳観測所として通年観測を開始・・・・1976年完全無人化・・・2012年筑波大学計算科学研究所センターに引き継がれる。
左:御幸ヶ原 右が男体山への道 右:御幸ヶ原コースに入る
男体山山頂から今度は御幸ヶ原に向かって真っすぐ降りる、10時半を過ぎるとケーブルで上がって来る人、御幸ヶ原コースを使った人も多く登ってきて御幸ヶ原は混んでくる。
筑波山ケーブル山頂駅の裏で、女体山や霞ケ浦の展望を見ながら昼食。
つくば市は暖かいが、ここは山頂で日当たりといっても長く座っていると寒い、御幸ヶ原コースに取りつく、まず丸太の階段、登って来る人は最後の頑張り、なおも下るとピッチが短い階段、雪融けの影響で滑る所も多い、この急な階段が終わると、美しい樹林に囲まれる、慣れない人はそれを見ず足元だけ、岩場の多いので注意して下る。
まもなく、男女川源流の湧水、「筑波嶺の峰より落つる男女川 恋ぞつもりて淵となりぬる」の立て看板を読みながらベンチで休憩。
ここからスギの大木が続き鞍部へ下る、鞍部から今日最後の登り、御幸ヶ原0.7`/男体山山頂1.0`・筑波山神社1.4`の道標を見て進む。
左:御幸ヶ原は石がゴロゴロ 右:大御堂のスダジイの大木
直ぐに急降下の道、ケーブルのトンネル(長峰トンネル)が通過している坂、ここは時々崩れ、よく整備もされて安全だが、一歩一歩気を付け下りたい、登る人は最初の難関になる。
「関東ふれあいの道」山頂1.0`・北条大池9.5`の道標、北条大池?と思う人「筑波山神社から旧筑波山郵便局から、つくば道を歩き、つくば田井郵便局をへて、北条大池まで」、尚、ここから土浦駅行きのバスがある、時々この道を歩く人を見かけます。
どんどん下ると筑波山野鳥図鑑、春・夏、秋・冬、一年通して・・と特集された説明版。筑波山の植物の説明版もある。
一本のモミジが生えるベンチの休憩所、二人の女性、11:30が山頂予定とか、今11:30を回っている、ここから山頂までまだまだ!下山ではここまで下ると、石も少なくなって、道も安定してくる。
筑波山神社の裏で、筑波山ケーブルカー宮脇駅への道に入り、宮脇駅の前を通過し、急な下り道、大御堂の裏のスタジを見て、朝通過した筑波山大御堂西参道の交差点に出る、右折して左につくばグランドホテルを見て、市営第3駐車所へ右折、この駐車所から、ノンビリと筑波山梅林へ向かう。
筑波山梅林
今日は17日、20日(春分の日)まで梅まつり、2017/2/4に観梅に来た時は開催中心配でしたが、とても綺麗でした。東京スカイツリーは東屋から見えたけど、富士山は筑波山山頂同様見えません!
HP:わたしの天気予報