【筑波山】筑波山神社の初詣でまだまだ大混雑、筑波山梅林・女体山・立身岩からの雄大な富士山
白雲橋コースを登って、女体山、立身岩に立ち寄って、筑波山ケーブルカーで急降下

日程:2016110 () 快晴  今年は暖かい


大仏岩
ビクともしない筑波山の奇妙な岩、弁慶茶屋跡から女体山直下まで続きます。

昨夜、東京の孫二人が母親(友人の結婚式に参加)とやってきて、明日(10日)は子守です、母親から、おじいさんなら山に行くよと、伝えられているらしく、二人に聞くと3年生の姉は「筑波山に登りたい、、」と言う、今年1年生になる弟は知識がないのか特に要求なし!二人に様子から宝篋山が手頃かと思っていたが、筑波山に登ることを決め、明日のおにぎり(シラス入のおにぎり)を作り、二人は荷物無し!

コース

筑波山梅林(梅林上の無料駐車場)8:50―(0:05)→筑波山梅林 東屋8:55―(0:14)→市営第3駐車場9:09―(0:10)→筑波山神社 御神橋9:19―(0:08)→白雲橋コース登山口 大きい鳥居9:27―(0:10)→白雲橋・迎場コース分岐9:37―(0:53)→最初の平坦地10:30―(0:20)→10:50弁慶茶屋跡11:02―(0:06)→母の胎内くぐり11:08―(0:03)→国割り石11:11―(0:29)→大仏岩11:30―(0:15)→女体山山頂11:45―(0:23)→12:08立身石12:18―(0:22)→12:40筑波ケーブルカー12:50―(0:25)→筑波山神社13:05―(0:34)→13:39筑波山梅林

自宅を8時(子供たちは7時頃起き用意)に出る、車で約40分、筑波山梅林に845分着、ちょっと心配したが、正月気分ですが筑波山梅林まで問題なく上がれました、梅林の駐車場は有料、これを横目に無視して、梅林を登って東屋を過ぎると無料の駐車場がある、数箇所で10台ほどだから決まって停められない、駄目な時は筑波山口(関東鉄道つくば北営業所)まで戻ってここの大きな無料駐車場を借りることになる、満杯なのであきらめて戻ろう!

ところが運良く、一台の車が空きを作ってくれる「万歳!」と心で叫ぶと同時に、弟は大喜びで「希望通りだ、、、」!

 
筑波山梅林に上部 車を駐車場に入れ、梅林の入口に引き返す
左:無料駐車場近く                                   右:孫の後ろ奥が遠望の宝篋山

筑波山梅林の最高地点に東屋、この東屋を経て、市営第3駐車場へ抜かう登山道ある、まずは梅林に入ろう。

 
紅梅が満開、見頃です

筑波山梅林に入ると、紅梅が満開で美しい、孫らと関東平野を眺め、美しい富士山を探します。

 
左:遠望の富士山                                      右:東屋

孫らが住む東京の奥に見える、富士山は美しい、、、、。筑波山梅林での富士山の見所は、東屋手前の木道、東屋、東屋の南側辺りです。

筑波山で富士山が見える人気の場所は筑波山梅林女体山山頂、男体山山頂、立身岩、展望台(自然研究路)で、今日は筑波山梅林、女体山山頂、立身岩を訪れることになる。

 
左:市営第3駐車場                     右:筑波山神社から女体山を望む

 梅林から徒歩約10分、市営第3駐車場(有料)から梅林を訪れる人も多い、この方法が一番楽である!歩き易い登山道を行くと、市営第3駐車場、すでに、空き待の車が数台並んでいる、下山の頃(13時半頃)では、下のバス通りに続き、ギッシリ並んでいました。

市営第3駐車場には公衆トイレ、これを借りる。

ホテルの多い参道に下だる、孫らは登山道に入らず「何で?」と不思議がる(昔は農家の庭先を通過したものです)!

参道に降りると多くの登山者らと参拝者らに出会うことになる、この参道に歩くと、つくばグランドホテル、筑波山ホテル青木家と続き、神社入口からの道は終わり、この奥に筑波山江戸屋が有るが、手前が筑波山神社の入口になる、御神橋、この橋の手前から女体山が良く見える。

孫に「筑波山神社が下ってから通るよ!」と言いながら、神社を左に見送り、白雲橋方向へ登る、直ぐに白雲橋で千手沢を渡る、白雲橋コースに入る。橋を渡って、左に急登、更に左に進む。

 
左:白雲橋コース登山口 大きい鳥居                              右:白蛇弁天まで続く登山道

背伸びをすると女体山が見える、石の鳥居で大きい、ここから本格的な登山道始まる、あの高い山頂を見上げ、いきなり急な登山道を見て、孫らはちょっと抵抗を感じたようです、ちょっと笑顔が消えてきみたい、こんな時は知らん顔!

最初の別れ道は酒迎場分岐で迎場・白雲橋コースの分かれ目、私たちは左の白雲橋コースを登る、迎場コースは比較的上下の少ない登山道で酒迎場分岐からつつじヶ丘を結んでいる、帰りに女体山山頂からつつじヶ丘へ下って筑波山神社に下ることができ、白雲橋コースには無いこのコースには東屋が有って急な雨宿りに嬉しい、まだ常緑針葉樹のモミやスギ、ヒノキが多い太い、終点のつつじヶ丘からロープウェイで一気に女体山頂を目指すのも良い。

分岐から間もなく白蛇弁天、ここに白蛇が住むと言われ「白蛇を見たものは財を成す」と言われており、孫たちに説明するがキョトン顔で理解していない?

「白蛇弁天(はくじゃべんてん)」と立て看板、これを弟が得意になって読みだすが、横で読み上げる大人がいる? 今日筑波山に登る目的は「必死に力を出して登るではなく、また登りたい筑波山!」と思えることです、主役は孫で私ではない!

孫より若いお子さん、同じくらいのお子さんらが、数人、そして、私より年配のご婦人と幅が広がる、都心から子連れの御夫婦、、、山を慣れた子はピョン・ピョンと軽やかである、お姉さんは今日筑波山と同じような山は初めて、私もそうだが登りは思うように足が上にゆきません、彼女は「もー帰りたい。。。」と言う、よくよく彼女の顔を見るよ確かに疲れているがまだまだ行ける、「一日5,6時間は歩くよ、、、」と話すと「え!!」と帰ってくる、そして何度も繰り返す言葉は「後、どのくらいで?」と。。。

 
左:辛い岩場が続く                                   右:旧茶店のヤブツバキ

白蛇弁天を過ぎると、一段と岩場が多くなって歩き難い、ただ、弟は見えなく程先に登ってしまう、私たちを次々に追い越して行く人たち、ここは展望も無く、ただただ足元を見て登るだけ、お姉さんにとって気晴らはなにも無い!

まもなく、大きな石垣の広場に着く、昔この辺りに茶店はあったようですが、今はここで休む人もいない、お姉さんと休憩、見上げると大木のヤブツバキは花を咲かせている、彼女の疲れはこの当たりが一番、ヤブツバキの花を見上げて喜ぶ余裕は無いようです?

 
左:ほぼ中間点の平坦地              右:ここはちょっと平坦になる

さらに傾斜が続き、本コースの中間あたり、大木の木がある、平坦地に着く、弟の姿はない!

こからしばらく平坦地は続き、右の谷に大きな木が並ぶ、ここをしばらくのんびり歩くが、長くはない、急な坂を登り切ると、細い道になって岩を幾つも越えてゆく、まもなく大きな岩で水が多い時期には流れの細い沢が現れ、小さなお花畑になるが今はその面影もない!

ここを過ぎると薄暗くなって、思い切り坂道、ここでようやく先行の弟に追いつく、この坂を三人で登りきる。

ここが弁慶茶屋跡、笑顔の美しいおばあちゃんがこの茶店を運営、今はベンチが並べられ、つつじヶ丘からの、おたつ石コースが合流する、孫らが慣れてくれば、筑波山神社から迎場コースでつつじヶ丘まで登って、つつじヶ丘からこの、おたつ石コースを歩きたい、特につつじヶ丘がツツジに囲まれる季節が良いだろう。ベンチは埋まり満席、空くのを待って移動、つつじヶ丘からの登山者の方が多いようです。

今までお腹が空いたと言わない二人、お姉さんが「おにぎりを食べたい、、」と言う、弟も同じだ、ベンチの端を開けてくれた人たち「どんな?おにぎり??」と聞く。。。。楽しい雰囲気が広がる。二人は美味そうに口に運ぶ、勿論、私も同じです。

声を掛けた人々は「お先に!」と先行する。お姉さんも弟も充分休み、お腹を膨らませ、弁慶茶屋跡をスタート。

 
左:弁慶茶屋跡の先へ                                          右:弁慶七戻り

ここから女体山山頂まで、子供にとって面白い奇妙な岩が続く、最初に見るのが台風で倒された大木の杉の根(年輪が見もの)、続いて弁慶七戻りです、孫らに説明するが上の写真のように凄いので驚いている!

弁慶七戻り後は広い平坦地、直ぐに岩登り、孫らの顔から疲れが消えた感じ、目の前に迫る奇妙な岩に心を奪われ、戻りたいと弱音を言う、お姉さんの姿は消えている!

続いて高天原、岩のピークに天照大神を祀る稲村神社があり、筑波山の生まれた原因が判るところだが孫らは高さと登山道戻る急な階段に心を奪われ、歴史どころでは無い。

 
左:急坂が始まる                          右:母の胎内くぐり

高天原から下ると、石段と階段が現れ、二人は別々に上がる、登ったところが母の胎内くぐり、二人はどう感じたか?中を探索する。

次が陰陽石、陰と陽、相反する二つの巨大な岩が寄り添うようにそびえ立っている、二人には「おおきなお尻」と説明。

 
左:国割り石                   右:筑波山 静かな道

国割り石を登る、登りきりと大岩で大人たちが国割り会談中?その先が出船入船と続く、筑波山で一番美しい尾根道を通過!

尾根道からちょっと登ると裏面大黒(りめんだいこく)で大黒様が大きな袋を背負っている姿を後ろから見ているように見える岩です。

続いて登山道の中央に北斗石が大きく構え、二人はこの穴を通過、急登になってロープウェイが頭上に見え、これに乗れば一気に山頂である、坂の途中で道が別れ、左のルートに入り休憩(大勢は直進)、眼下が見え出す、この朝で子供たちに見せたい景色です。

本線に合流すると屏風岩の休憩場、奥がロープウェイの直ぐ下で屏風岩が見られ、見上げると女体山山頂が巨大な岩の上である、あそこまで登る!


通過の度に撮影する大仏岩

 屏風岩から登山道に出ると左上に大仏岩、二人は初めて見る、なぜ?こんな物が有るのか???私は何時ものように撮影する、今日も何時もの通り微動だです、私たちが止まって見上げていると大勢の人も気付きシャッターを押す。ここから女体山山頂まで混み、足元ばかり見てしまい筑波山の面白い部分を忘れてしまう

 ここから女体山山頂までは渋滞、上から来る人を待って、登って行く、眼下に広がる風景を孫たちは見る、一つの岩を超える毎に街が広がり、霞ヶ浦がどんどん大きくなる。ただ、足元だけを見て登る人が多く、混んでいるから仕方がない、子供もその親も最高の疲れを感じる所です。

山頂には最後短い二本の鎖、ここが狭く、上下の人が譲り合う!一度右に下って、左に曲がり階段を上がる、昼時一番人の多い時刻、山頂は隙間もない。

 
左:女体山(標高877b)                                      右:男体山(標高871b)

筑波山は日本の関東地方東部、西が富士山、富士山が美しい、ここ女体山が標高877bで最高峰、西側の男体山は標高871bで、登山口から見上げた二つのピーク、美しい双耳を見せてくれる、遠くから眺めても二峰の山、筑波山と判る。

山頂は人が多く、お姉さんは富士山を見て、山頂の岩は避けるが、弟は危ない足取りだが自力で立つ、関東平野の奥に堂々と立つ富士山に見とれる。二人が富士山を見てくれ、ここまで登った元気さに感謝、二人は帰りにはロープウェイかケーブル、ケーブルは下ってから便利でケーブルに乗ることを決める、おじいさんとしては登りも下りも徒歩が基本です、次回ここを訪れる時は往復徒歩でと約束!

 
左:ガマ岩                                   右:御幸ケ原から加波山

 人気の山頂は人も多く、ここでのんびり座っていられない、階段を下り、左にロープウェイ駅へ道、右に筑波高原キャップ場への道を見送り、御幸ヶ原へ進む。

 ガマ岩の前を通過し、セキレイ岩(昨年3月、孫達全員でバス+ケーブルとロープウェイを使って登った筑波山時、茶店でお昼)の前で「ここで、昼飯たべたね!」と弟が思い出す、ガマ岩では二人とも無関心でしたが!

 御幸ヶ原に下って、スイスイ横切って、今日は中止した男体山方向への階段を登る、「お姉さんに登ってもらいたい立身岩へ。。。」と言うと、二人とも反対せずついてくる、お土産店の前を登って、男体山への取口点から左の自然研究路に入る、横たわった大木の下を潜ると、急な階段、二人は元気に登って行く、私より先に!

  
立身岩から関東平野、富士山、東京スカイツリーを楽しむ!

ピークに分岐点、この先が男体山山頂である、ここを左に下って、小さい鞍部、足元を確認して登りきれば立身岩である。カップルと地元に愛好家の三人、女体山山頂に比べとても静かです!

弟は危険の知らず、愛好家の座っている岩場の先頭に行ってしまう、引き戻し、のんびり。冒険好きの弟は愛好家の座っている先端箇所が気にった用です。東京スカイツリーが見えると言うと、子供たちも、カップルも大喜び!ただ目の悪いと言う愛好家だけが確認できないようです、彼女は私より筑波山を多く登っているようです。

お姉さんは新宿を探し、実家の方向を眺める、筑波山梅林・女体山山頂・立身岩と富士山によく見える所に案内できて満足です。

 
左:御神橋                                           右:筑波山神社入口  女体山が良く見える

 立身岩から御幸ヶ原へ、公衆トイレを借り、筑波ケーブルカー(毎時発 0,20,40分 大人 580円 小児 290円)、スタート時間になると車両は満杯、ロープウェイの方が弟は嬉しかったようだが仕方がない、徒歩で下る人に手を振る、次回はこの道を歩くのだよ!

 
市営第3駐車場と筑波山梅林辺り

筑波ケーブルカーは御幸ヶ原が:さんちょう、筑波山神社が:みやわき駅である、孫らが「おみくじ」をひきたいと言うので、筑波山神社へ、参拝の人が続く、おみくじを求め、神社から参道を下る、まだまだ参拝者がやって来る、歩いたせいかアイスクリームがとても美味しい、三人とも味が違う、、。

有料駐車場に入る車が筑波山梅林より下まで渋滞、練馬等都心の車も多くやって来る、岩手からの車も!(8割以上がつくばNo.である)。この時間では筑波山口辺りに車を停めないと表筑波コースは歩けない、初めて筑波山を登る人はやっぱり表筑波コース(白雲橋・御幸ヶ原・おたつなどのコース)を歩いて欲しい。

市営第3駐車場を経て、筑波山梅林へ、朝とは以上に観梅の人が多く、今日も暖かい。

二人の孫、辛さを味わって登れば、、、、きっと嬉しい経験になった!

HP:わたしの天気予報