筑波山この冬一回目の大雪 御幸ヶ原コース→おたつ石コース→迎場コース |
日程:2015年2月2日 (月)快晴
屏風岩から女体山を振り返る
コース 自宅5:30=(国道408号)⇒田中交差点=(国道125号)⇒筑波山入口=(R42)⇒6:15筑波山梅林下駐車場6:20―(0:09)→筑波山梅林入口6:29―(0:21)→筑波山梅林出口(市営第3駐車場へ)6:50―(0:06)→市営第3駐車場6:56―(0:03)→鳥居(右に見る)6:59―(0:01)→筑波山大御堂西参道入口7:00―(0:05)→筑波山神社・宮脇駅分岐7:05―(0:01)→御幸ヶ原コースの入口鳥居7:06―(0:02)→ケーブルカー乗り場・登山道筑波山へ90分7:08―(0:21)→筑波山の植物案内版7:29―(0:09)→筑波山の野鳥案内版7:37―(0:04)→一本のモミジ&2個のベンチ(御幸ヶ原コースの中間点)7:41―(0:04)→ケーブルの中間点7:45―(0:12)→ケーブルトンネル・大木のアカガシ(小ピーク)7:57―(0:07)→男女川休憩所・水場8:04―(0:31)→御幸ヶ原8:35―(0:06)→8:41立身石8:43―(0:04)→自然研究路崩壊地(男体山直下)8:47―(0:06)→8:53男体山山頂8:55―(0:05)→薬王院コース出合9:00―(0:03)→9:03御幸ヶ原(ケーブル大工事中)9:06―(0:10)→ガン石9:16―(0:07)→9:23女体山山頂9:25―(0:14)→9:39大仏岩・屏風岩9:41―(0:07)→北斗岩9:48―(0:06)→9:54出船入船・国割り石9:56―(0:03)→陰陽石9:59―(0:01)→母の胎内くぐり10:00―(0:01)→高天原10:01―(0:03)→弁慶七戻り10:04―(0:02)→10:06弁慶茶屋跡10:20―(0:28)→つつじヶ丘駐車場10:48―(0:32)→白雲橋コース出合11:20―(0:08)→白雲橋コース入口鳥居11:28―(0:04)→筑波山神社11:32―(0:18)→11:50筑波山梅林下駐車場⇒自宅 数日前(1/30)に降った雪、降った翌日はポカポカ陽気、そして、昨日(2/1)と今日は強い冬型気圧配置で筑波山は晴れ、富士山の周辺も晴れが続くと言うので、筑波山の富士山が美しく見えるポイントを回って見た。 筑波山梅林まで徒歩10分ほどの駐車場に停める、ガードレールの無いR42を5,6分歩く事になるが、ホテルの入口辺りからガードレール付きの歩道があり嬉しい。 R42を大きく右に曲がると筑波山梅林入口の道標、筑波山梅まつりの期間は2015年2月21日(土)〜3月29日(日)です、有料駐車場(市営第1駐車場)を過ぎ、中央の林道を登る、休憩所と公衆トイレがある、丸太の階段が梅林の中央を登って最上部の東屋へ、紅梅が何本か咲いて、とても綺麗です、紅梅は咲き始めが綺麗です! 背中方向に富士山が見えます、富士山と紅梅の開花のワンショットを狙いましたが、上の写真、、、東屋には先行のカメラマン、ここでは紅梅の開花は入りません、遠望だが紅富士(雪化粧の富士山が日の出・日の入り時にピンクに染まる。赤富士は砂礫の赤味が、日の出・日の入り時に染まる)が見えたから満足! 筑波山梅林の東屋から徒歩約10分、ほぼ平坦な道で有料駐車場(市営第3駐車場)に通じている、お年寄り(足腰の弱い人)は梅林の市営第1駐車場に車を停めて登るより市営第3駐車場に停め、梅林の東屋に来られた方が楽です。 市営第3駐車場に着くと、双耳の筑波山(ここから双耳には見えませんネ)、左:男体山・右:女体山が望め、休日なら駐車場は空きがないほど、21日以降は停められないかも!駐車場を横切って、公衆トイレの前を右に折れ、神社方面/大御堂近道の道標。 薄暗い所を下ると、参道に出合、右に大鳥居が見え、正面が、つくばグランドホテル、左折し車に気を付け参道を行くと、筑波山大御堂西参道入口があって、ここに入ります。筑波山神社に立ち寄る人(初めての人も!)は参道をそのまま進み、筑波山江戸屋を右に見て、神橋の参道を進み、表から参拝してください。 筑波山大御堂西参道入口に入ると、急坂、ビックリする巨木スダジイ(ブナ科 別名:シイノキ(椎の木))が現れます、筑波山大御堂は巨木の奥でし、入らず、急坂を登り切ると筑波山が良く見える三差路、真っ直ぐ登る人はケーブルに乗る人、私達は筑波山神社方向に進みます、上の写真右の道が見えたら、右に下る筑波山神社道は見送り、真っ直ぐ写真の道を進み、写真奥のお土産店の右側を進むと、筑波山神社からケーブル・御幸ヶ原コースへ登る階段の道が合流する。 後は道案内が多く迷わず、御幸ヶ原コース入口の鳥居を潜る。 「筑波山へ 90分へ」を見て直進、尚「ケーブルカー:2015年1月15日(木)〜3月20日(金)一年定期検査及び、自動運転化工事の為、運休」とのこと。 右から筑波山神社からの道を合わせ、薄暗い道を進む、丸太の階段が現れ、切れると木の根やゴロゴロ石が転がる登山道なる。 登り切ると筑波山の植物案内版、ここ過ぎても歩きにくい登山道が続く。 筑波山の野鳥案内版の前にでる、サシバ、オオルリ、キビタキ、ノリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、カヤクグリ等が説明されている、キビタキは夏鳥、ルリビタキは冬鳥、メジロは留鳥だって、夏鳥を今探しても見つからない!コユリは夏鳥で標高700bより上のササのある林にすむらしい。 野鳥の案内版を見て、また、ゴロゴロ石と丸太の階段が続く。 よやく御幸ヶ原コースの中間点、まだ筑波鉄道(つくばりんりんロードが無かった頃)土浦駅から乗って現在の筑波山口で降り、初めて登った筑波山登山記憶で、このモミジだけは覚えている。 モミジの休憩所を後にすると、御幸ヶ原1.1`/男体山頂1.4`・筑波山口1.0`の道標、短い平坦な道、再び急登、今度はケーブカーの中間点で休憩広場、ケーブルカーがすれ違う場面だが7:45は営業時間外、今日はしかも運休期間。 ケーブルカーの中間点を過ぎると登山道は一変、幅が狭くなって、沢に下る枝道を見送る。 ケーブルカーの長峰トンネルが登山道の下を通過で時々崩れ、東日本大震災の時も大きく崩れて補強されている、ここは一気に通過したい所です、登り切ると立派なアカガシが登山道に立って、御幸ヶ原コースの最初で最後のピークです。 ピークを下る、太い杉が立ち美しい巨木林を見せてくれる、男女川休憩場との鞍部から登り返すとベンチの有る男女川休憩所に着く、二箇所から湧水が流れ出す。この辺りから雪が目立つようになってくる。 男女川を過ぎてもしばらくスギの巨木林が続く、ピッチの短い丸太の階段が現れ、周囲はスギからシラカシなどの美林のブナ林に変わる。 足元が滑る、軽アイゼンを着ける、急斜面の階段と石段、二人の青年が下山中「御幸ヶ原と女体山間はアイゼンが必要。。。。」とのこと、登り切ると御幸ヶ原、重機が動き、大工事が進んでいる。 御幸ヶ原に入らず、左折し自然研究路へ入って立身石へ、自然研究路は日当りが良く、積雪は所々。倒れた生きた木を潜り、ブナ林を通過すると、大きな岩。 この巨岩が立身石、自然研究路から下って、傾いた石段を登れば、大展望! 筑波山梅林では紅富士だったが関東平野を通し優雅な姿です、自然研究路に見晴岩という展望台からも富士山が良く見えるが、自然研究路の先が崩れで通行不可(御幸ヶ原反対に回るか、男体山から下れば問題なく行けるが!)で簡単にこの見晴岩に行かれない! 立身石から自然研究路に戻って、立身石の下部に下る道を見送り、急斜面の石段を上がると、崩壊地に出合、ここは細い傾斜を上がって御幸ヶ原から男体山に登る登山道と合流、岩場の急登になるが、日当りが良く積雪は無い、ベンチの休憩場、最後の登りで男体山に到着。 男体山山頂の階段周辺は凍結して危ない、展望を確認し、登ってきた岩場の急降下は避け、裏道コースを下る、NHKの鉄塔の手前三差路で自然研究路/展望方向に下る道を見送り、右に下る、降った雪が融けず急斜面だがアイゼンが効き大丈夫。 NHKの鉄塔周辺は美林のブナ、転げ落ちないように横向きで下る、途中、ダルマのような巨岩、積雪が多くなって、自然研究路&薬王院コースに出合、薬王院方向から登山者の足跡が多い。右に曲がれば、御幸ヶ原、ケーブルカー工事現場、リコプターで運び上げた資材が広がっている。 日光連山方向、筑波連山縦走路の加波山方向が良く見える、そして、男体山が青空にクッキリ、右の斜面にアオジが飛来、9時そろそろケーブルカーの運行開始時刻だが3月下旬まで運休、春爛漫2014/3/25を迎える直前に工事完了! 冷たい風吹き、日陰の多い御幸ヶ原と女体山間は雪が融けず、メイン道路で良く踏まれ、凍結しテカテカで滑る、特にカタクリ園からセキレイ石間が大変、アイゼンを着けていると夏道より歩き易いのだが。
女体山山頂、筑波山の最高峰、9時半、関東平野を超えた遠望の富士山をデジカメが何とか捕える、この時間帯は地元の人が下った後、まだ一般登山者が登ってくる時間前で独占の山頂、冷たい風が日光連山側から吹き上げる、360°のパノラマを楽しみ、早々に下る。 下山は、弁慶茶屋跡経由でつつじヶ丘へ下る「おたつ石コース」、つつじヶ丘からは「迎場コース」で筑波山神社。 女体山から下山する取付き口は狭く、鎖が置かれるが危険、登りの人がおれば登り切るまで待ちたい、ここから大仏岩・屏風岩まで険しい岩場、展望も良い、日が照りだし凍結が解け出している、油断は禁物。山頂に比べ暖かい! 東日本大震災の大きな揺れにもビクともしない、大仏岩を通過する度に見上げる、数歩で屏風岩入口の休憩ベンチ、屏風岩に入り女体山山頂と駅を見上げる、ロープウェイが発車、昔は屏風岩から直接女体山山頂に登るコースが有ったらしい! 屏風岩から登山道を下ると、つつじヶ丘駅から登るロープウェイが上がってくる。 下り切ると北斗岩、この先が美しいブナに両側を囲まれた尾根道が続く、新緑・紅葉時期はお勧め、振向くと女体山は高い、小さいピークに小さな祠が置かれ、裏面大黒、再び平坦地、気分の良いところ。 出船入船が右に、左に巨木のアオハダ、その先ベンチが置かれる国割り石で休憩に良い! 国割り石から鎖場を下ると巨岩が続く、最初の巨岩は陰陽石。 巨岩に囲まれて母の胎内くぐりは、このコース唯一の雨宿り場所、この後、高天原と岩場を下る、下り切ると平坦、高天原方向を振返ると下った岩場と周囲の岩肌を見ることが出来る。 続いて人気の弁慶七戻り、これで本コースの奇岩・怪石は終わるが、筑波の裏側にも多く無数に存在する、、、。弁慶七戻りを抜けると巨木のスギ株、このスギは台風で倒された跡、御幸ヶ原コースの男女川休憩所周辺のスギの大木でしたネ。 弁慶茶屋跡が跡になって日が浅い、現在は、おたつ石・白雲橋コースの合流点の休憩所、ベンチが沢山置かれるが、シーズンの土・休日は腰を下ろせないほどの込みとなる、ここで昼食。白雲橋コースを登って来る人は「ここまでアイゼン無しで、、、」、おたつ石コースからの人は「以外と多い積雪、、、」と言う、弁慶茶屋跡先から女体山/御幸ヶ原までを聞かれ「アイゼンが必要、、、」と伝える、女体山から下る途中で会った人の多くは「アイゼンを持っているが面倒で着けない、、、」と言う人がほとんど!
着けて「いる・いない」では大きな差がある事に気付いて欲しい。 弁慶茶屋跡からアイゼン不要かと思うが、つつじヶ丘から登った人の忠告に従う、効果は弁慶茶屋跡直下で直ぐに発揮、足場の悪い急坂で積雪が多い、油断禁物である、鞍部はニリンソウ群生地で知られジメジメしている、ここから登り返し、最後の小さなピーク、ブナやアカガシの天然林から抜け、つつじヶ丘高原の上部に出る、舗装が壊れた登山道で日当たりもよく、雪は融けアイゼンを外す。 つつじヶ丘高原には東屋が有って、文字通り時期になるとツツジが見事です、周囲の木々が伸び展望は年々悪くなって、昔と違って富士山の姿はつつじヶ丘駐車場へ下る斜面で見えるだけ、10時半、富士山は肉眼では確認できるが、デジカメは反応しません! おたつ石コースを下って、つつじヶ丘駐車場に着くと道標があり、筑波山神社へ下る登山道が迎場コースです、頭上にロープウェイを見て、約数十b下ると、雪は消えてしまう。 写真迎場コース(1)と(2)の様に迎場コースは樹林帯の中を大きな上りは無く、ほぼ下りの石段に道、一人の登山者に出合ったきりの約1.6`のコースで、途中、御幸ヶ原やおたつ石コースにない東屋が二つも有るゆるやかなコースです、ただ、石段歩きは誰しも苦手ですネ。 迎場コースは白雲橋コースに吸収される、ここで、迎場コース歩いてロープウェイ乗場へ向かう団体さんに出逢う、彼らはケーブルカーの運休を知らないで観光に来られたのかも知れない!(^^♪。 白雲橋コースは鳥居で登山道終わって、民家に入る、白雲橋を渡ると筑波山神社境内への階段。 境内には,日枝神社,春日神社,厳島神社など、見て回ると面白い、「みざる・きかざる、いわざる」の彫刻は東照宮より古いらしい。 マルバクスノキの大木は筑波山神社拝殿と並んでいる、樹齢約800年の大杉は筑波山神社拝殿から一段下った所に生えている。 つくば市指定文化財になっている随神門を下れば、参道の中央に架かる神橋も横を通過、振向くと筑波山が良く見えます。 筑波山大御堂西参道入口まで戻り、今度は反対側の道を下る、旧筑波第一小学校をへて、春めいた、山麓の南を下って、、、 |