秋分の日の筑波山、まるで子供の日! in2014 秋分の日(9/23頃)残暑らしい日が無く秋に! |
日程:2014年9月23日 (火)晴 秋分の日 サラシナショウマが咲きだした
サラシナショウマ(晒菜升麻) キンポウゲ科
筑波山では大型の花、秋の人気者、ただし、表筑波山には少ないようです
コース つくば市城山=(国道408、R14,R41)⇒コンビニ(セイコーマート真壁羽鳥店)=(林道)⇒男の川登山口8:40―(0:54)−>延命水9:34―(0:15)→9:49自然研究路・薬王院コース合流点/大石重ね/東屋9:50―(0:13)→10:03見晴石10:11―(0:13)→男体山山頂10:24―(0:04)→崩壊地10:28―(0:07)→立身石10:35―(0:08)→御幸ヶ原10:43―(0:12)→10:55女体山山頂11:11―(0:20)→出船入船11:31―(0:44)→つつじヶ丘駐車場12:15―(0:15)→国民宿舎つくばね・つつじヶ丘標識12:30―(0:20)→国民宿舎つくばね・つつじヶ丘標識12:50―(0:10)→国民宿舎つくばね・真壁方面分岐13:00―(0:15)→筑波高原キャンプ場13:15―(0:06)→女の川13:21―(0:06)→筑波高原キャンプ場・筑波山山頂分岐12:27―(0:04)→12:31男の川登山口12:31⇒つくば市城山へ
サラシナショウマより、数週間まえから咲き、とても綺麗です 男の川を遡れば、薄暗い林に、綺麗に咲いている
男の川を遡る、薄暗い沢に入ると、真っ赤な実を付け、ルビーのようです。
自然研究路に入ると、大石重ね、良くなさすとツクバトリカブトは咲き乱れる。
オトコヨウゾメは核果で10月ころに赤く熟す。5〜6月に枝先から散房花序を出し、5〜10個ほどの白い花を垂らす。ガマズミの仲間で花序を上向きに付けるが、オトコヨウゾメは垂れるのが特徴。花冠は5裂、雄しべは5本。葉は対生し、葉身は卵形、鋭尖頭、基部は広いくさび形、縁には粗い鋭鋸歯がある。ガマズミの仲間で紅葉は美しい。
ダイモンジソウは秋、ホシザキユキノシタ(星咲雪の下)は同じユキノシタ科で春に咲き、従って、筑波山では似たようなユキノシタ科が春と秋に見られます、面白いですね。
筑波山の自然研究路には展望の良い、岩場が二つある、残念ながら男体山の近くで崩落があり、周遊はできないが、見晴岩と立身岩、どちらも植物観察にも大切な岩場です場所です、クサギとコナラは見晴岩、2014/8/20の時はミズナラ(水楢)が可愛いドングリを付けていたが今日は無い、隣のコナラが可愛いですね!
左:キハギ(木萩) マメ科 右:メヤブマオ(雌藪苧麻)イラクサ科 キハギは自然研究路の岩場に多く生えるが、とても地味な花で、植物観察を心がけないと素通りしてしまう。メヤブマオはNHK鉄塔の脇に沢山生えている。
オオナルコユリ、キンミズヒキはNHKの鉄塔の近くに生え、崩落で自然研究路が周遊できないため、ここを通過する機会が増えている。
アキノキリンソウは蔵王縦走に普通に生え、山歩きをしていると目にする花です、意外と筑波山には少なく、男体山に小さな群落をみせている程度です。
立身岩の近くで、ヒメキンミズヒキ、キンミズヒキの両方見つけました!葉が丸みを帯びているのがヒメキンミズヒキ、姫ですね!
ここは自然研究路らしい! 筑波山のブナ林は心を癒してくれる。
左:タイアザミ(大薊) キク科
右:ガンクビソウ(雁首草) キク科 御幸ヶ原からブナ林をみて、女体山へ
アオハダと言えば、筑波山では出船入船の前、上を見上げる人は、私だけ!真冬でも赤い実をつけている、美味しくないのか残っている。
シラヤマギクは目立つので切られず残っている、つつじヶ丘は近い、ここの笹薮を刈ると雰囲気がまったく変わってくる。
つつじヶ丘から国民宿舎「つくばね」に向かう、花の林道になる、この林道は初めてという男性(48歳独身)、花を見ながら歩く女性を求めます!
左:ノコンギク 野紺菊 キク科 右:メナモミ(雌ナモミ)
キク科
ヤブマメは筑波山にも生え、ツルマメがダイズの原種、どちらも紫色の花を付けるが、ツルマメはシンプルな花です。 メドハギはハギの仲間では有りません、葉は3出複葉で互い違いに生える。小葉の形は細長い楕円形である、頂小葉が他の2枚の小葉よりも大きい。ミチヤナギ(道柳 タデ科)の葉は互生し、線状披針形、托葉鞘は白色の膜質で、2深裂し、さらに細かく裂ける。花は緑色で葉腋に1〜5個ずつ束生する。花期は5〜10月。
筑波山、宝篋山、加波山と普通に見られますが、良く刈払いする、つつじヶ丘や筑波山神社からのコースには極まれ、女体山からつつじヶ丘の登山道脇は綺麗に刈払され、秋の植物観察は無理、これでは、ジオパーク(地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園。地球科学的に見て重要な特徴を複数有するだけでなく、その他の自然遺産や文化遺産を有する地域が、それらの様々な遺産を有機的に結びつけて保全や教育、ツーリズムに利用しながら地域の持続的な経済発展を目指す仕組み。日本語では「地質公園」と訳されることがあるが、誤訳である。日本ジオパーク委員会では「大地の公園」という言葉を使っている)は遠のくばかりだ!と思うのは私だけか!ツルニンジンが今日はこのコースで一本も見つけられませんでした!残念です。来春はハルトラノオの群落を見たいものです。
アキノウナギツカミは茎に下向きの短い刺、うなぎをつかまえるに便利だが、手に入れるのも大変。葉に基部は矢じり形で茎を抱く。ママコノシリヌグイは同じくチゲがある、葉は三角形で先端がとがる、茎を抱かない!この二つとも近くに並んで生えていました。 |