2017/3/22 今週のベスト3! クリスマスローズ/ハクモクレン ミスミソウ/オオミスミソウ/トサミズキ/イヌコリヤナギ ミケリア・プラティペタラ/カメリア/マホニア

筑波実験植物園

 

 

サンシュユ(山茱萸) ミズキ科

 

 

  筑波実験植物園は植物多様性を知る・守る・伝える。

ここを訪れる人は見る・感動する・記憶する。。。と訪れる人は様々なようです。

 

 

 

国立科学博物館筑波実験植物園

305-0005 茨城県つくば市天久保

4丁目1−1

(代表)029-851-5159

2017年3月22(水)晴れ 春はどんどん進んでいる 筑波実験植物園

 

 
左:パンジー(パンジー) スミレ科                右:ツルニチニチソウ(蔓日々草) キョウチクトウ科

 園内に入ると、メタセコイアとセコイヤが並ぶ、その奥にパンジーの色豊かな植え込みが見られます、クリスマスローズの手前に、ツルニチニチソウが可愛い花をポツポツ咲かせている。

 

 
左:リキュウバイ(利休梅) バラ科  別名: マルバヤナギザクラ
右:ハクモクレン(白木蓮) モクレン科  

 

 ベスト1のクリスマスローズが咲き、上を見上げるとハクモクレンが青空に突き出るように咲き誇る。

 まだ、蕾だが。リキュウバイがハクレモンに今は負けるが、直ぐに純白の花を広げてくれる。

 

 
左:シナマンサク(支那満作) マンサク科  
右:シロガネヨシ(白金葦) イネ科 別名: パンパスグラス、おばけススキ

 

 シナマンサク、髭の様な花弁が、ちょっと固そうな感じに変わってきている。

 更に園内に入ると、ススキのお化けの、パンパスグラスが大きな見せ場を作っている、散歩道のススキより大型である。

 

 
左:アンズ(杏) バラ科           右:ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科

 大きな木に立派な花、アンズです、満開見頃。

 林に入ると、ヒメウズが可愛い花を付けている、簡単に写せそうだが、上を向いて咲かないようで、撮影には時間がかかる、微風でも動いてしまう。

 

 
左:ミツガシワ(三つ槲) ミツガシワ科 右:イヌコリヤナギ(犬行李柳) ヤナギ科

 

 池、一面に勢力を伸ばす、ミツガシワ、背の低い姿で咲き、水と花が相まって綺麗です。

 やなぎごうり(柳行李)の材料となるコリヤナギ。園内でネコヤナギを探したけど?

 

 
左:シデコブシ(梓辛夷、四手拳) モクレン科     右:トサミズキ(土佐水木) マンサク科

 

 コブシはブナやイヌブナの園内で一番奥に場所に咲いています。シデコブシは池の中に5輪ほど開花しています。

 この池の縁で生えるトサミズキは池に枝を伸ばし多くの花を見せています。トサミズキとヒュウガミズキの違いは大きさにて直ぐに解ります。

 

 

 
左:ユキワリイチゲ(雪割一華) キンポウゲ科       右:オオミスミソウ(大三角草) キンポウゲ科

 

 ユキワリイチゲやオオミスミソウはここで育てるのは可哀そうだが「知る・守る・伝える」には有効な手段です!

 

 
左:ウグイスカグラ (鶯神楽) スイカズラ科              右:ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽) スイカズラ科

 

ミヤマウグイスカグラの花はウグイスカグラとは違い、上の方を向いていますネ。

 

 
左:コブシ(辛夷) モクレン科             右:ヤブサンザシ(藪山査子) ユキノシタ科  

 

コブシが美しく咲き、ハクモクレンはベスト3!に選ばれているが。この二つ、開花時期に違いがあります。ハクモクレンは3月中旬から咲き始め、花の大きさが810センチで、上向きに咲く。コブシはちょっと遅く、10日〜1週間後に咲き、花の大きさがハクモクレンの半分ほど斜め上や横向きに咲くのがコブシです。

 ヤブサンザシは本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木。雌雄異株であり、45月に短枝から束状に数個〜9個の緑色の花を咲かせる。花は直径68_ほどであるが、5つの花弁に見えるものは萼である。萼は反り返る。花弁は萼の間にある小さなへら状のもので、長さ0.7_。雌花にも5つの不稔の雄しべがある。果実は秋に赤く熟し、直径78_。茎には棘がなく、花は花軸がなくて束状であること、花柄の中間に関節があることなどにより類似の種から区別される。

 

 
左:ダンコウバイ(壇香梅) クスノキ科             右:ヤブデマリ(藪手毬) スイカズラ科

 

ダンコウバイは3月の終わり頃〜4月にかけ、葉の展開に先立って黄色い花を咲かせる。雌雄異株であり、雄花は1つの花序に67の花が群れ咲く。花被片は6、雄しべは9本であり、雌しべは退化している。雌花は雄花の数ほどは付かないので、雌株は雄株ほど鮮やかな花とはならない。

ヤブデマリに花芽が膨らみ、早く短枝の先に散房花序をつける姿を見たいものです。

 

 
左:エドヒガン(江戸彼岸) バラ科     右:スガヤヤナギ(菅谷柳) ヤナギ科

 

 エドヒガンの和名の由来は江戸で彼岸のころに咲くことからきている。別名をアズマヒガン、ウバヒガンともいう。「老婆」は、葉のないうちに咲くところからきている。

 イヌコリヤナギとコマイワヤナギの交雑種。雌雄異株、雄しべが先端から赤くなり、徐々に黄色く変っていく姿が面白い。名前は植物学者の菅谷貞男氏。

 

 

左:オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)カバノキ科                 右:ミツマタ(三又、三椏) ジンチョウゲ科    

 

オオバヤシャブシは筑波実験植物園には二か所に生え、何れも大木。

ミツマタは34月ごろにかけて、三つ叉に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。皮は和紙の原料として用いられる。西がある。

 

 

 

コチャルメルソウ(小哨吶草)ユキノシタ科

 

コチャルメルソウはで観察している、とても面白い。

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