石尊山(せきそんさん 標高:486b) から深高山 (しんこうざん 標高:506b)

 

日程 200147日 晴れ

 

鳴神山から下って桐生市内へ、あちこちの学校の回りは桜で囲まれ満開です、地図を見ると深高山(しんこうさん)が 行道山の近くにある、時間的にも余裕があるので登って行くことにした。

桐生市と足利市の境に位置し、近くに行道山もある、足利市と桐生市を結ぶ県道67号が国道50号線と並行にしているから足利市方面から向かう時は早めに県道67号に移るのが良い。

 

JR両毛線小俣駅に向かう、小俣駅で線路を渡り反対側に出ると「猪子峠」への標識が出る、深高山登山の標識もある。


そのまま道路を北に走る、しばらく行くと田んぼが広がり道なりに行く、道の右端に広い休憩ようの駐車場がありそこから50メートルほど行くと「石尊(せきそん)山登山口」の標識が立っている、石尊下バス停、細い道を2030b入り、左右の分岐を石尊不動尊の石の門に入る、幅の広い車は入れない、56台のスペース、水場、トイレがある。

 

コース

石尊不動尊駐車場1200―(015)→1217女性禁制塔―(020)→1238松の休憩ベンチ―(0:00)→1238稜線―(012)→1250見晴台―(003)→1255石尊山山頂―(020)→1328深高山山頂1340―(020)→1400石尊山山頂―(003)→1405見晴台―(005)→1430岩場の見晴台1500―(030)→1530石尊不動尊駐車場

 

 

駐車場の奥の山道を登り始める、杉林の中をしばらくなだらかに進む、右手奥に石尊山の尖った峰が見える、まもなく道は狭くなり登りが急になって、女性禁制の大きな塔が建っている。さらに登ると杉林は終わり、雑木林になってくる、4人の登山者が下ってくる、日が差し急に暑くなってくる。

 

石で作られた階段を登ると大きな松が5,6本、ベンチある休憩場に着く、群馬・栃木の県境の山々が大きく見える。ここからは、岩場の尾根で登るに従い、アカヤシオが咲いているピンクの可憐な花は何度見ても飽きない美しさ!!

 

右眼下には石切現場が見える、一つの山が完全に虫食いされている(土日くらい運休し静かにして!!)。アカヤシオの木を一本一本眺めながら登って行く、鎖の無い岩登り、道が分岐している、一本はまっすぐ山頂へ、右の道は石尊神社経由、右に向かう、石尊神社の前は切り開かれ展望がいい、一本の山桜が見事に満開、休憩のベンチもある。

 

見晴台を巻くようにして登ると、芝生の広い見晴台に立つ、足利・桐生・大田市街地を眼下に見下ろし天下を取った気分になる

 

深高山までここから2.6`とある、少し下りすぐ登り23分で石尊山山頂、ここは狭く見晴らしは良くない。

 

さらに、尾根道を穏やかな上り下りを繰り返し深高山へ、途中あまりにも単調で飽きてくる、展望も良くない。ただ、新緑・紅葉の時期はきっと美しい雑木林の尾根歩きが楽しめるだろう。

深高山山頂、猪子峠側が開け東側の展望は良い、ベンチが置かれている。このまま先に進むと猪子トンネルで仙人ケ岳の登山口がある。

 

帰路はひたすら同じ道を引き返す。

石尊山・見晴台から数分下ると右側に突き出た大きな岩がある、平らな岩で昼寝にはいいところだ。体を横にして石のやや冷えた心地よい感触を得て少し眠る、アカヤシオの花の匂いが流れてきそうだ。

 

登る時には夢中で気が付きませんでしたが、ツツジとアカマツの生える配置が岩にマッチし、高級ホテルの庭園以上の美しい自然庭園である、この庭園も数週間後には緑にうまる。

 

アブラツツジ(ドウダンツツジの一種)は例年5月上旬に咲く、すでに大きなつぼみ、今年は早そう!!

 

HP:わたしの天気予報