石尊山(せきそんさん 標高:486b) から深高山 (しんこうざん 標高:506b) |
日程 2001年4月7日 晴れ
鳴神山から下って桐生市内へ、あちこちの学校の回りは桜で囲まれ満開です、地図を見ると深高山(しんこうさん)が 行道山の近くにある、時間的にも余裕があるので登って行くことにした。 桐生市と足利市の境に位置し、近くに行道山もある、足利市と桐生市を結ぶ県道67号が国道50号線と並行にしているから足利市方面から向かう時は早めに県道67号に移るのが良い。 JR両毛線小俣駅に向かう、小俣駅で線路を渡り反対側に出ると「猪子峠」への標識が出る、深高山登山の標識もある。
コース 石尊不動尊駐車場12:00―(0:15)→12:17女性禁制塔―(0:20)→12:38松の休憩ベンチ―(0:00)→12:38稜線―(0:12)→12:50見晴台―(0:03)→12:55石尊山山頂―(0:20)→13:28深高山山頂13:40―(0:20)→14:00石尊山山頂―(0:03)→14:05見晴台―(0:05)→14:30岩場の見晴台15:00―(0:30)→15:30石尊不動尊駐車場 |
駐車場の奥の山道を登り始める、杉林の中をしばらくなだらかに進む、右手奥に石尊山の尖った峰が見える、まもなく道は狭くなり登りが急になって、女性禁制の大きな塔が建っている。さらに登ると杉林は終わり、雑木林になってくる、4人の登山者が下ってくる、日が差し急に暑くなってくる。 石で作られた階段を登ると大きな松が5,6本、ベンチある休憩場に着く、群馬・栃木の県境の山々が大きく見える。ここからは、岩場の尾根で登るに従い、アカヤシオが咲いている、ピンクの可憐な花は何度見ても飽きない美しさ!! 右眼下には石切現場が見える、一つの山が完全に虫食いされている(土日くらい運休し静かにして!!)。アカヤシオの木を一本一本眺めながら登って行く、鎖の無い岩登り、道が分岐している、一本はまっすぐ山頂へ、右の道は石尊神社経由、右に向かう、石尊神社の前は切り開かれ展望がいい、一本の山桜が見事に満開、休憩のベンチもある。 見晴台を巻くようにして登ると、芝生の広い見晴台に立つ、足利・桐生・大田市街地を眼下に見下ろし天下を取った気分になる。 深高山までここから2.6`とある、少し下りすぐ登り2,3分で石尊山山頂、ここは狭く見晴らしは良くない。 さらに、尾根道を穏やかな上り下りを繰り返し深高山へ、途中あまりにも単調で飽きてくる、展望も良くない。ただ、新緑・紅葉の時期はきっと美しい雑木林の尾根歩きが楽しめるだろう。 深高山山頂、猪子峠側が開け東側の展望は良い、ベンチが置かれている。このまま先に進むと猪子トンネルで仙人ケ岳の登山口がある。 帰路はひたすら同じ道を引き返す。 石尊山・見晴台から数分下ると右側に突き出た大きな岩がある、平らな岩で昼寝にはいいところだ。体を横にして石のやや冷えた心地よい感触を得て少し眠る、アカヤシオの花の匂いが流れてきそうだ。 登る時には夢中で気が付きませんでしたが、ツツジとアカマツの生える配置が岩にマッチし、高級ホテルの庭園以上の美しい自然庭園である、この庭園も数週間後には緑にうまる。 アブラツツジ(ドウダンツツジの一種)は例年5月上旬に咲く、すでに大きなつぼみ、今年は早そう!! |
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